言葉遊びのために、哲学を引っ張り出してしまいました。ごめんなさい。
最終更新:2018-11-26 17:28:29
218文字
会話率:0%
主人公、照理(理工学部学助手)は、ホースラヴァー博士(総合人間学部教授)により、ロゴスレンズ(ロゴスを見るための器具――ロゴスとは言語)を移植されるシーンから物語は始まる。
ロゴスレンズを移植した照理は、恋人のソフィーと花屋を訪れる。照
理は、七つに分裂したソフィーの姿を見る。博士は照理がロゴス一端――理論上の確率的世界として示される七つの並行宇宙のソフィーの姿を視覚及び言語認識として知覚したのだとを告げる。
照理は次第に宇宙エミュレーション理論に関するインスピレーションを得る様になる。そのせいもあり学会での発表は好感触を得る。控室でロゴスレンズ超しにソフィーの姿を確認すると、七つの宇宙内一つの宇宙で自分とソフィーが黒服の男に刺殺される視覚を得る。照理は近接する世界で起きた危機は自らの世界でも起きうることを危惧し、学会会場からの脱出を試みる。その際に、既に死亡した一つの宇宙を除く六つの宇宙の自分同士が黒服の男からの脱出を賭けて、ロゴスレンズ上の視覚を媒介に騙し合い、結果主人公視点の世界の照理だけが生き残る。照理は、博士の研究室に駆け込み、何者かに命を狙われたことを訴える。博士は自身が神父を務める教会に照理を連れていくと、「監視者」という敵の存在を明かす。また、博士は話の中で、何年も前に何の罪もない妻がガンで死んだことは、この宇宙に正しいロゴスが機能していないことの証明であると述べる。キリスト教グノーシス主義に基づいた「この世界は真の宇宙の七光りに当たる、偽の宇宙(神がサイコロを振る世界)である」という見解を示す。また、この宇宙を確率という混沌の力学で分裂させている監視者とは、監視的プリズム様機構なる存在だと述べる。照理は博士の狂気的妄想に気が付き、逃げ出そうとするが気絶させられる。そして……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-14 18:16:33
27358文字
会話率:44%
少年、水上淳は葛原高等学校二年生の文芸部。趣味は本、特技は読書、生活の主体を全て本に費やす日々を送っている。高校に進学するあたって実家にもう本を置けないという理由から、家の所有するボロボロの下宿屋に住むこととなる。そんな彼の前に正体不明の少
女が出現する。目覚めた彼女に問うが曰く、「私かい?私はソプロニスコスとパイナレテの娘、ソクラテスという。アテナイ人だ、自由の人よ」自分の事を約2400年も前に実在した哲学者であると自称する。そして始まる正体不明の少女との同居生活は彼とその周りの人間に様々な影響を与える。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-21 01:44:37
2046文字
会話率:0%
アーバレスト第4部に当たる、アース.オブ.ザ.チルドレンvsジ.エンド.オブ.レインボウの地球規模の戦いが描かれた話です。あらすじっても、もう狂って戦っているだけの物語なので背景関係に関しては説明から想像でお願いします。自分もほとんど忘れて
いるので1話1話皆さんと観ながら思い出していきます。インフレーションがどのくらいだったか今懸念しています。
当時の自分はこの作品を最低の小説にするために書いてました。全員死亡です。でも今見返すと、本当に自分が望んでいたことはこういう事だったのか...と考えさせられます。それぞれのキャラクターのエゴを見てやって下さい。胸糞悪い奴らばっかりで最低の出来になっていると思います
どっかで誰かと繋がってる? 嘘つくんじゃねえよ。
星空文庫さんでも少し掲載しています。リアルーでした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-16 02:08:22
362736文字
会話率:2%
「論理的に言って、それが愛である」
単独で一軍と等価とされ、練兵の手本とされる教主級・ドクトリナルである魔術師ロイに、山賊の少女パティが一目惚れする。
感情のままに山賊も何もかも投げ出してロイへと付いていく彼女にロイは万物は論理的であると説
く。
「愛もまた然り。情理とは論理にして、人を愛する感情はまた論理的である」
論理的、が口癖のロイに対してパティの情動のままの熱情は届くのか。ロイの言うロジカルな愛とはいったいどういう事なのか、愛する人のためにパティには何が出来るか。
ロジカルで堅物な魔術師ロイと、思い込んだら一本気の本能で生きてるパティの正反対な二人のでこぼこな恋愛模様、それとその周りの人々の人間関係、懊悩、時々世界の危機。
だいたいそんな感じのロジカル熱血クール王道ラブコメ恋愛シリアス血反吐を吐いてでも君を愛し続けるファンタジーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-20 07:54:18
5566文字
会話率:18%
人間と魔物が住む大陸レグ。
戦乱の世の中人々は勇者を求めていた。
レグ大陸の「人間」には、四つの身分が有る。最も高い位置にいるバリヤ。次にログナー。そしてオラクル。最後に最下層の奴隷であるダラーである。また更に、「人間」よりももっと下
等で穢らわしいとされるフラニーと言う身分も有った。彼等は自らの作りだした制度に苦しみ、また更に身分制度を強めていった。
レグ大陸には幾つかの国が有る。大河ナイトレイアとニルに挟まれたマジャバ国。そのニル河を隔てた東側ジャテナーイ国。更に東に位置するバレス国。マジャバ国、ジャテナーイ国、そしてバレス国の一部からナイトレイア河を渡った南側の軍事大国スモールギル国。最後に、スモールギル国と長年ライバルである南東の大国ハルマニア国である。
このレグ大陸には魔物も住んでいる。魔物は人間を脅かして来たが、人間達はそれでも発展して行った。またレグ大陸は、周囲のピュシスを操る力を持つ者も存在しており、彼等はテイウーロゴスと呼ばれる魔法を唱える事が出来る。しかしそれは魔物も同じで、また魔物は人間がある程度素質が有る者しかテイウーロゴスを操れないのに対してどの魔物も使いこなす事が出来ると言う違いが有る。しかし人間は、ディアフィトレウスと呼ばれる武器で、自らの貧弱さを補っていた。
これはそんなレグ大陸に生まれた、一人の男の苦悩の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-24 16:46:20
63696文字
会話率:43%
時は14世紀後半。長い歴史を誇る帝国の皇族ヨハネス・パレオロゴスは、幼少期に父の失脚に巻き込まれて片目を失っていた。時が流れ帝位についたとき、彼は叔父の姿を見た者がいると聞く。叔父はかつて彼を苦境へと追いやり、そして見捨てた男だった。
とあ
る企画の原作候補作品です。完結していません。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2013-08-25 10:11:13
3210文字
会話率:35%
人+理(ロゴス)=独り
キーワード:
最終更新:2011-11-06 02:23:21
219文字
会話率:0%
そこは普通の人間より少し大きな力を持った人もいる世界。
世界を大きく広げることを可能にし、夢のような力を使う人もいるようです。
ただ、だからと言って人間としての抜本的な論理の表現方法は変わらないようです。
最終更新:2009-04-26 12:05:58
5140文字
会話率:46%