魔獣の群れ、後ろには守るべき人たちが、前には支援すべき友らがいる。私は今この背水の戦場で、最も後ろにいるたった一人のサポーターだ。最後の、サポーターだ。
最終更新:2025-03-15 00:37:55
4413文字
会話率:60%
「アンタは1人じゃ何もできない」
事あるごとにそう言い放ってくるパートナー、成瀬美亜にうんざりしつつも葉村志吹は彼女をサポートし続けた。
過去にモンスターに右腕を喰われ隻腕となり、さらに何も特殊な能力を持たない自分を雇ってくれるのは美亜だ
け……そう志吹は思い込み、どれだけパワハラされようが耐えてきた。
しかし、現実は違った。
確かに志吹は隻腕で、特殊能力を持たない。だがそのサポート能力は最高レベルであり、美亜のダンジョン配信を見ている視聴者達の目当ても美亜ではなく志吹の完璧なまでのサポート能力だった。そんな高い能力を持つ志吹が放置されるわけがなく、彼は美亜より遥か格上のS級シーカー・唯我阿弥数にギルドへの勧誘を受ける。
「今日はギルドへの勧誘に来たんだ」
「そういう話なら美亜を交えて改めて場を設けるよ。今日はグラビアの撮影で忙しいから、後日都合の良い日に……」
「え? 成瀬美亜ちゃん? 彼女はいらないよ別に」
「ん? 美亜の勧誘じゃないのか?」
「君がどうしてもと言うなら入れてあげてもいいけど、特に魅力は感じないな。僕が欲しいのは君だけだよ」
自分に敬意を示し、真摯に接してくれる唯我と自分を見下し、雑に扱う美亜……比べるまでもなく志吹は唯我を選び、美亜とのパートナー契約を打ち切る。
新たなギルドで正当な評価を受け始める志吹。
一方で志吹を失い、動画の再生数が落ち込んでいく美亜。
やがて美亜は自分の失墜を志吹のせいにし、自分が所属するギルドにありもしないことを吹き込んで志吹を悪者に仕立て上げ、ギルドを率いて志吹への復讐を企てる……。
無能と罵られ続けた実は有能な男が、環境を変えたことをきっかけに正当な評価を受け始める迷宮成り上がりファンタジー、ここに開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-01 18:31:14
157941文字
会話率:48%
ヒロインもヒーローも絶賛闇堕ち中。
【主要登場人物】
◯ウェルミナ=ゴルレフ子爵令嬢
前世では王家の暴虐を止めようとした王女。
信じた家臣に裏切られ、拷問の末に全ての罪を着せられ、火炙りとなって死ぬ。
今世はザルハッシュ王太子の婚約者。
前
世の死に際、完全にプチッときた記憶を持つせいで、今世は簡単に人を殺そうとする。
◯ザルハッシュ王太子
前世では王女だったウェルミナを裏切った護衛騎士。
実は殺される運命だった主を救おうとして、それが裏目に出た。
今世でウェルミナが前世の主だったと気づき、常にウェルミナの殺人衝動を防いでいる。
ウェルミナを愛し、妃にする為、ウェルミナの殺意衝動を正道へと捻じ曲げ、評判アップに日夜尽力する。
↑という2人の主要人物の、攻防戦的なお話。
※一万文字弱の完結補償作品ですが、色々と落ち着いたら深堀りして長編にしようと考えている作品です。
※カクヨムに投稿していたのを転載しております。
※サポーター限定記事にて投稿した作品を加筆修正しております。
※今回は1話1,000文字ちょいの全8話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-24 20:20:00
9194文字
会話率:41%
ポーカープロを諦め、自分で個別指導教室を立ち上げたサトシ。ポーカーの経験を活かして、いろいろな人の問題を、ゆる~く解決していくサトシは、いつしか『ポーカー先生』と呼ばれることに。ただし、仕事を辞めてポーカーを始めたぐらいなので、そんなに真面
目なやつじゃありません。ポーカーに挫折した彼が、どのように成長していくか、見守って頂ければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-16 14:22:10
5927文字
会話率:24%
不本意な会社に就職してしまった女性が、なんとなく入った喫茶店のコーヒーによって、仕事のやりがいを知り、仕事を楽しめるようになる物語。
最終更新:2025-02-16 14:02:07
12744文字
会話率:48%
これは
「欠片も強くないダンジョンマスター」と「雑魚モンスター」と言うべき彼の配下たちによる、ギリギリでボロボロのダンジョン防衛、その奮闘記。
<あらすじ>
目を覚ました時には、記憶を失いダンジョンマスターとなった主人公。ど
うやら特殊な能力や技もないらしく、、、配下の魔物に頼ろうも、彼らも彼らで「雑魚モンスター」としか呼べない弱さ。
しかし、配下を死なせるのも嫌だが、自分が死ぬのも嫌な彼は、なんとか頭をこねくり回し、最後にはサポーター様に泣きつきつつ、それでもなんとかダンジョンを守ろうとする。
これは、そんな雑魚共によるギリギリの奮闘の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 01:41:38
31091文字
会話率:34%
時は地球人の宇宙進出が当たり前になった、今より遥か遠い未来。
舞台は第二の地球として人類が住みやすいように改良を加え、文明が発展した惑星『セカンドアース』。
しかし、二十数年前の最高権力者の暗殺をきっかけに、セカンドアースは地区間の争いが絶
えず治安は絶望的なものとなっていました。
さらに、外界からの謎の侵略生物『アンノウン』の襲撃も始まって、セカンドアースは現在未曽有の危機に。
そこで政府は、セカンドアース内のカースト制度を明確にする為に、さらにはアンノウンに対抗する為に、アンノウン討伐も兼ねた人型ロボット『ビッグバンダー』を用いた代理戦争『バトル・ロボイヤル』を提案。
各地区から一人選出された代表パイロット『ファイター』が、機体整備や医療、ファイターのメンタルケア、身の回りの世話などの仕事を担う『サポーター』とペアを組んで共に参戦。
ファイターはビッグバンダーに搭乗し、ビッグバンダー同士で戦い、最後に勝ち残ったビッグバンダーを擁する地区がセカンドアースの全ての権力を握る、と言ったルールの下、それぞれの地区は戦うことになりました。
主人公・バッカス=リュボフはスラム街の比率が多い荒れた第13地区の代表ファイターである29歳メタボ体型の陽気で大らかなドルオタ青年。
『宇宙中の人が好きなだけ美味しいごはんを食べられる世界を作ること』を夢見るバッカスは幼馴染のシーメールなサポーター・ピアス=トゥインクルと共に、ファイター・サポーターが集まる『カーバンクル寮』での生活を通し、様々なライバルとの出会いを経験しながら、美味しいごはんを沢山食べたり推してるアイドルに夢中になったりしつつ、戦いに身を投じていくのでした。
『熱血豪傑ビッグバンダー!』はファイターとサポーターの絆を描いたゆるふわ熱血ロボットSF(すこしふぁんたじー)アクション恋愛ドラマです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-22 22:52:55
36852文字
会話率:19%
ある日サポーターのカイセイは勇者パーティを追放される。
その理由は、物理攻撃力がなく、攻撃魔法も使えない。正真正銘のサポーターであり、まともに戦力にならない無能だからというものだった。
そもそもカイセイは、これまでサポートの腕を伸ばす
ことしか考えていなかった。
それでもいいとそんなカイセイをスカウトしたのは勇者たちだったのだ。
しかし、カイセイは勇者パーティの身勝手な理由で見捨てられてすぐ、魔王と出会い自分のスキルの本質を教えられる。それは、環境を自由に操れるというもの。
一方勇者パーティはカイセイのサポートを失ったことで没落していく。勇者パーティはカイセイのサポートがあったから敵と戦うことができていたのだ。
カイセイは魔王の元でスキルを使いやりたい放題やる中、勇者パーティはこれまで戦ってきた相手すらまともに勝てなくなっていく。
これは能力をひたすら抑えていた男が、能力を見抜かれ、その力で好き勝手やる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-27 10:14:34
141962文字
会話率:51%
俺は気が付いたら異世界にいた
そしてそれまでの記憶があいまいになっていた
最終更新:2024-12-12 21:43:17
3199文字
会話率:52%
「声優になりたい!」と言う幼馴染で恋人の圭子を、透真は支え続けてきた。苦しいことも辛いことも、嬉しいことも楽しいことも分かち合った。
何も夢を持たなかった彼にとって、夢を追う彼女はまぶしい存在だった。その彼女を支えるために、彼女の分の生
活費から、彼女が通う声優養成所の受講料も、透真が一人で稼いだ。さらには、彼女が身にまとう服も、メイクに使うコスメも、ヘアサロンも、ネイルも。
でも、夢を追い疲れた彼女は別の男に走り、「赤ちゃんが出来たの」と告げてくる。
裏切られた透真は、だけど、すでに新しい夢追い人たちと出会っていた。
幼馴染と同じ声優の夢を見る彼女たちとの出会いは、透真と彼女たちを次の世界に導いていく。
*
全5話、3万5千字。
カクヨムとアルファポリスでも投稿しています。
カクヨムで先行して公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-17 18:10:00
34367文字
会話率:33%
自信満々で経済情勢を解説する美佳は、株の予想がことごとく外れる天才(?)投資家。配信中に絶叫し、泣き叫ぶ彼女の姿は「負け芸」として視聴者から大人気で、投げ銭が飛び交う日々。そんな美佳を支える親友・葵は、一見優しいサポーターだが、実は美佳の泣
き叫ぶ姿に異常な快感を覚えている。美佳の苦しみと、葵の裏に秘めた歪んだ感情が交錯し、二人の関係は徐々に狂気を帯びていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-08 18:46:20
51165文字
会話率:43%
死因不明。記憶の殆どを失った主人公は、自称神によって第二の生を与えられる。
2週目の命の代償はたった一つ。
——ダンジョンマスターとなって魔物を使役し、様々な世界を征服する事!?
あれ? もしかして邪神様でしたか? 拒否権は……
もう無いんですね?
多くの疑問と多くの不審と多くの不安を抱えつつ、一緒に派遣されたサポーター様と頑張って行こうとするも、召喚可能な魔物は摘んで潰せる様な雑魚のみ。
ゴミじゃねぇかッ!!
心の叫びは虚しく響き、しかし外敵は待った無し。最早自分が戦うしか生き残る方法は無い。
果たして、彼に安息の時は訪れるのだろうか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-23 19:10:00
326401文字
会話率:37%
ーーサポーターって何ですか?
サポーター。パーティーでは主に後方支援やドロップアイテムの回収、回復魔法などを担う職。
冒険者にとって、サポーターは欠かせない役割である。その役職は前線で戦わないため、比較的安全な仕事である。
しかし、ダンジ
ョンでは安全な役回りができたとしても、日常はそうとは限らない。
サポーターの苦労は、サポーターにしか分からない。
随分と的を得ている言葉だとサポーターは思う対照に、パーティーメンバーは気付かない。
サポーターの苦労も感情も、全てがパンドラの箱のように、開けてみなければ分からない。
これは、サポーターの彼女が主役の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-26 05:15:05
19522文字
会話率:38%
鈴谷愛花(すずたにまなか)は17歳のある日、マスコットサポーターの黒猫「クロイの」と出会い魔法少女に選ばれる。魔法少女「ミア」として少し慣れてきた頃、大きなミスを犯す。同じクラスの久瀬威(くせつよし)に正体がバレてしまったのだ。暗躍する組織
の存在。魔法少女に変身して戦う女の子たち。それらを見定める者の思惑……。彼らの見た結末とは。どこかが何かおかしい威にも振り回される愛花のちょっとHかもしれないラブファンタジー!
※何事もなければ毎週日曜日更新予定です。
※当初考えていたタイトルを変更して投稿しました。
※4、5年くらい?前に見た夢をメモしていて、そのメモを元にあらすじを作っていました。大分放置していたけど忘れてしまわない内に書いてしまいたいです。
※大まかなあらすじはあるものの、まだどう転んでいくか細かに決まっていないので書きながら見付けていこうと思っています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-14 22:13:13
2389文字
会話率:30%
応援は気合いだ。
クロアチアサポーターがギリシャとの試合へと移動する。
最終更新:2024-05-20 22:00:00
1932文字
会話率:24%
世界各地に存在する地下迷宮『ダンジョン』。
そしてダンジョンの攻略に挑む冒険者たちの界隈において、とある風潮が広まっていた。
それは“アタッカー至上主義”。
ダンジョンに巣くう魔物と直接戦う冒険者こそ正義であり、アタッカー補助し直接魔物と
戦わないサポーターは怠惰で不要な存在だというものだ。
実際に冒険者パーティーから追放されるサポーターも続出する中、モノグという男もまた同じサポーターとして戦々恐々とした日々を送っていた。
彼が所属する“ストームブレイカー”という冒険者パーティーにおいて、他のメンバーは全員アタッカー。
それも全員が全員、他の冒険者たちからも注目を集める資質の持ち主だ。
そんな環境下で、モノグは支援術師として、そして細々とした仕事を一手にこなす雑用係として貢献しているものの、仲間たちの実力なら自分のようなサポーターは不要ではないかと、半ば諦めのような自覚を抱くようになる。
自分を蚊帳の外に、リーダーであるイケメン君のハーレムみたいな構図になっているし。
しかし、当のパーティーメンバー達は追放しようなどとは全く思ってはおらず、それどころか……?
これはダンジョンの最奥を目指し日々攻略に励む冒険者たちが、様々な思いを胸に立ちはだかる困難を乗り越えていく物語である。
※カクヨムにも投稿中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-02 19:12:35
234961文字
会話率:42%
俺たちのパーティーには優秀なサポーターの少女がいる。
彼女はダン・ジョン子さん。絶対偽名だけれど、俺たちにとって誰よりも頼りになる仲間だ。
戦闘はからっきし、けれどもそれ以外の全てで俺たちをサポートしてくれる、ちょっとどんくさくて小動物み
たいな女の子。
俺も彼女に負けないよう頑張んないとな!
そんな彼女が突然クビって……ええっ!?
一体どういうことだよオイ!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-10 12:05:08
10651文字
会話率:53%
そう遠くはない近未来のお話。第三次世界大戦が勃発し、サイバーテロ・ウィルス兵器によって人類は殲滅した。
しかし、コンピュータシェア世界的トップ企業の「ZooqD」社の開発したナノインプラントマシンにより、「ZooqD」社社員、その関係者、
子供は生き残った。生き残った人類で、完全なる管理社会を実現した。ナノテクノロジーにより、人類の脳にナノマシンが直接インプラントされ、脳内外から電気信号を自由に入出力することが可能になった。政府は、それらの技術を用いて、ある時点からの人類の記憶を抹消した。
この世界では、人々に不安や不満はなく、かつ人間一人ひとりに終わりが訪れない何もかもが完璧で平和な理想郷であった。
この世界では、大人はサポーターと呼ばれ、娯楽開発の義務があった。子供はプレイヤーと呼ばれ、サポーターの開発した娯楽を享受する義務があった。サポーターはプレイヤーが楽しむための娯楽を追求し、知的欲求を満たしていた。(相互尊敬の確立)
そんなある日、天才プレイヤー4人組アマナ・ヤマト・ゼロ・フヨに裏ネットワークの掲示板を通じて未来人と名乗る「??」から未来を予言するメッセージが送られる。
初めは馬鹿にしていた4人だが、現実の事象の的中により、次第に信じ始める。「??」はこの世界は誰かの手によってコントロールされていることを示唆する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-18 16:03:33
8079文字
会話率:1%
■VRMMORPG:ラ・シェルタ。
プレイヤーは二人。
一人だけではプレイが出来ず、一人はヒロイン(主人公)、もう一人はヒロインの補佐役(サポーター)として、仮想世界での冒険型恋愛シュミレーションファンタジーゲームを協力し、攻略するゲー
ム。
もちろん、ルートも幾つか用意されていて、補佐役に頼めば好きなルートまでのナビもしてくれる。ただし、最初からすべてを知ることは出来ないし、攻略対象に接触しなければルートの確保は不可能なので。
ヒロインプレイヤーは『攻略対象との接触及び好感度アップ。ジョブのレベル上げ。』を。
補佐役(サポーター)は『ヒロインに対する攻略対象たちの好感度を視覚化されたものを伝えアドバイス。ジョブのレベル上げ及び冒険』をメインに楽しむゲームだ。
一応、女性だけではなく男性も楽しめるように制作されたゲームなのだが攻略できるのが男ばかりという点で男性プレイヤーからは距離を置かれがち。たまに存在する男性プレイヤーは嫁や幼馴染、姉などの身近な存在にプレイさせられて、でも冒険が楽しかったので継続しているものが多い。ほとんどの補佐役が女性なのは、言うまでもない。
しかし、そんな虹聖女をプレイすることに期待で胸を躍らせる雪野と照美は「ログイン時に不可思議な感覚に負われてログアウト機能が消滅」してしまう。どうしようかと不安を抱えたまま、二人はひとまず行動してみることに………!!
これは、そんな補佐役がコロッとうっかり攻略してしまったり、それを見たヒロインが呆れながらも補佐役を愛でたりするVRMMO世界? いいえ、異世界での物語です。
※趣味でちょこちょこ更新してますが亀並みです。
※一応、NLになるのかBLになるのか判断がつきません!!!
※主人公がゼノ(雪野)なので、ヒロイン役であるサクラ(照美)ストーリーはほぼ描写しません。気が向けばちょっとは書くかも。
※ちょっと下品な描写も入れてしまうかも。
※いじめについてちょっと描写がありますが、推奨しているわけではありません。反対です。いじめ、だめ、ぜったい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-29 00:00:00
151427文字
会話率:29%
今日はここから――SNSでサッカーのサポーターによくある風景写真つきのこの投稿は、日常から非日常への切り替えスイッチなんだと思う。スタグルを食べたり、ゲーフラを掲げたり、僕にはいくつかのスイッチがある。出会った人たちとのふれあいも大切なその
ひとつだ――スタジアムに集う人たちからの刺激を受けて、自分と向き合おうとするヘタレなおっさんの願望記。今さら変わることはできるのか。今からまだ間に合うのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-16 12:00:00
60637文字
会話率:34%
探偵助手のケイトは、貴族の娘なのに、兄の探偵事務所を手伝っていた。
しかし、兄の不在時に訪れた依頼主の事件を解決しようとして、兄ともども瀕死の重傷を負う。
しかし、エドリック博士に救われ、人形の身体を持ったリリアという少女に生まれ変わった
。
リリアは、自分と兄を殺した犯人に復讐することを決意する。
彼女をサポートするために博士から与えられたのは、執事のアンドリューと、黒犬のイヌクロ。どちらも特殊な能力を持っている。
加えて、リリアに与えられた人形の身体の力。それは世界を構成するエレメンツのすべてに介入することができる、強大な力だった。
ふたりのサポーターと、自らの力を用い、幼き少女による、貴族社会への復讐が始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-24 09:34:00
60391文字
会話率:55%
「ケンシン、てめえは今日限りでクビだ! このパーティーから出て行け!」
ある日、サポーターのケンシンは勇者のキースにそう言われて勇者パーティーをクビになってしまう。
そんなケンシンをクビにした理由は魔力が0の魔抜けだったことと、パー
ティーに何の恩恵も与えない意味不明なスキル持ちだったこと。
そしてケンシンが戦闘をしない空手家で無能だったからという理由だった。
ケンシンは理不尽だと思いながらも、勇者パーティーになってから人格が変わってしまったメンバーのことを哀れに思い、余計な言い訳をせずに大人しく追放された。
しかし、勇者であるキースたちは知らなかった。
自分たちがSランクの冒険者となり、国王から勇者パーティーとして認定された裏には、人知れずメンバーたちのために尽力していたケンシンの努力があったことに。
それだけではなく、実は縁の下の力持ち的存在だったケンシンを強引に追放したことで、キースたち勇者パーティーはこれまで味わったことのない屈辱と挫折、そして没落を経験していくこととなる。
一方のケンシンは勇者パーティーから追放されたことで自由の身になり、国の歴史を変えるほどの戦いで真の実力を発揮することにより英雄として成り上がっていく。
その途中においてケンシンは自分しか使えない継承スキル【神の武道場】を使い、王女、漢女、聖女を自分の弟子として鍛え上げることで、一人の空手家としても大きく成長することとなる。
これは後世において【大拳聖】と呼ばれた空手家と、その空手家を最後まで支えた【三拳姫】と呼ばれた三人の女性の若き日の物語――。
※勇者サイドの話は基本的に没落の前ふりか没落シーンになっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-14 18:50:47
257281文字
会話率:25%