日本におけるヘブル文化の再興をめざす
最終更新:2011-05-05 22:00:00
554文字
会話率:25%
怪盗―それは、フィクションの世界でしか存在しないものだった・・・
義賊―それは、架空の存在。
2002年― 首都・東京
奴は、現れた!
「警視!第1班より連絡。本館正面玄関に奴が出現!」
「同第2班より連絡。右側に出現した奴はおとりと判
明!!」
攪乱される警察
「怪盗、義賊だと!?そんな存在が明確な法体系下の近代社会で存在できるのか?それは疑問だよ。」
「怪盗だろうが、義賊だろうが如何に善行をつもうが、明確に法に触れた段階で犯罪者だよ。法を変えない限りね。そして、それは法の下の平等という近代法学を犯すことになる。」
「待て!怪盗!!」
学者のような探偵?
「次の目標はここですわ。」
「如何に善行を表面上行っても、いずれは化けの皮ははがれるものね。」
怪盗とその仲間たち。
「では諸君。つぎはここが目標ということでよろしいですかな?」
「結構でしょうな。」
暗躍する秘密結社。
「怪盗だと?」
「いくら怪盗といえども、このからくりには判るまい。奴は義賊であっても正義の味方ではないのだからな。」
たくらまれる陰謀。
複雑に思惑が入り乱れる、現代のバビロン東京、首都圏を舞台に今、怪盗と警察、そしてそれ以上の「戦争」が幕を開ける。
「災いなるかなバビロン、そのもろもろの神の像は砕けて地に伏したり」
(旧約聖書イザヤ書第21章・バビロンの滅亡「機動警察パトレイバー劇場版1」より)
怪盗ラファエルを捕まえろ!!
始まります
(2010/11/25・全面改定)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-12-06 19:46:26
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