いつものように自室で眠りについた芦屋廻が、次に目を覚ますと部屋どころか見渡す限りの大草原の中にいた。
現状を理解できずに困惑する廻。なぜか人語を解し説明し始める飼い猫に戸惑いつつも彼は愛猫の言葉に耳を傾ける。
そこで廻は驚愕の事実を知らさ
れる。
自分が亡くなったことや別世界に転生したこと、そして自分の命はその飼い猫から授かったものだった。
さらに廻は猫又の魂を分け与えてもらったことにより、妖力を宿したことで陰陽師として覚醒する。
衝撃の事実に驚きを隠せない廻だったが、すぐにその事実を受け入れて第二の人生を前向きに考える。
元の世界では鳥籠の鳥のような不自由だが責任の無い人生。だから、今度はその逆で責任が付きまとうが自由な人生を歩む。
そこでまず廻が思いついたのは、唯一の友であり命の恩人の愛猫と世界を見てまわることだった。
異世界を謳歌するという大義名分のもと、見習い陰陽師と猫又による自由気ままな旅がいま始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-20 18:02:22
111948文字
会話率:31%
「あなた、もし明日魔法が使えなくなるとしたらどう思いますか?」
もし、高度な魔法文明で発達した異世界の魔法が一日で消えるとしたら。彼らはどのような答えをし、どのように生きるのか。
そう人々に聞きまわるのは、薄汚れた白衣に丸眼鏡。身長は小
さく、前髪だけは視界が確保できるように整えられているが、後ろ髪は伸ばし放題。そんな、奇妙な男だった。
彼は何を思い、何を知り、なぜそんなことをするのか。
彼の視点からは語られない、多視点から紡がれるストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-19 19:47:41
11583文字
会話率:52%
夜の夢。
あなたは知ってる?こんな話。
死んだはずの人が寝てる間の夢みたいなよくわからない世界に出てきてみんなを殺しまわる…っていう。ちょっと怖いかもしれないけど全然大丈夫。だってこれは物語じゃない。だから安心して読みなさい?なんで怖がるの
?フフ…ねぇ、あなたは、
とってもおいしそうね折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-10 00:05:37
54305文字
会話率:52%
両親が行商から始めた商売が、軌道にのり、商団を率いて各地をまわることになったのを期に、一人祖母が住んでいた家に移り住む事になった少女リリア。
その家は秘境の中の小さな村にあり、家の近くに泉があり、森もすぐに行ける。
リリアはそこで薬草を採取
し、町に売りに行く事で生活を始めました。
家の横には沢山の果実が実る木が生えていましたが、ある日、その木に変化が!
その変化が、リリアや周囲の人に大きな影響を与えていく事になります。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-12-07 16:08:02
2296文字
会話率:37%
「おい! 妖刀で料理すんなって言ってんだろクソババア!」
「うっさいわね! 文句言うと叩っ切るわよクソガキ!」
北海道函館市 五稜郭
そこは数多の魑魅魍魎が跋扈する令和の大霊地。
暴れまわる邪霊たちを退治すべく、エクソシストたちは戦いを
繰り広げていた。
そんなエクソシストの一人、八雲討子は女子高校生という身でありながら学費を稼ぐため、
その力を振るっていたが一瞬の油断によって彼女は絶体絶命の危機に瀕してしまう。
もうダメかと思ったその時、彼女を救ったのは鋭く煌めく刀を持ったエプロン姿で白髪交じりの「侍ババア」と呼ばれる初老の女性だった。
過去に縛られた侍ババアと未来を明日を夢見る道産子ギャルの奇妙な友情の物語が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-05 23:51:59
30146文字
会話率:63%
第2回 IIVクリエイターアワード 最終選考作品
https://twofive-iiv.jp/award/announce/
ある日、世界はファンタジーな異世界へと変貌した。町中で暴れまわるモンスター、人々を脅かす魔王軍の出現、世界中が
混乱に包まれる中、とある平凡なサラリーマン、平田 勇男は運命に導かれダンジョンとなった(元からそうだった)新宿駅で聖剣エクスカリバーをその手に取る。聖剣を手にした勇男は、勇者としてモンスターや魔王軍と戦い、危険はあるがそれなりに安定した日々を過ごしていた。
そんなある日「ピンポーン」とインターホンの音が部屋に鳴り響いた。昨日のダンジョン攻略で疲れ切って熟睡していた勇男は、特に警戒もせず玄関のドアを開けてしまう。玄関に立っていたのは一人の眼鏡をかけた笑顔の女性だった。彼女は笑顔のまま自身の所属を告げた、勇男の安定した日々を打ち壊すその名を。
「私、勇者活動を行われている方々の活動支援を行うLight Holy Kingdom略して『LHK』のものです!聖剣使用料の徴収に参りました!」
「・・・ッ!うちに聖剣はないので!」
その名を聞いた瞬間、男は反射的にそう叫んでドアを閉めようとするが、LHKを名乗る女性は瞬時にドアに足を引っかけそれを防いだ。そして始まるLHKの猛攻、
「私共が持っているこの『聖剣から放たれる魔力を探し当てる装置』だと確かにこの家から聖剣の魔力が検知されているのですが・・・? 」、「それでは天の声サービスの受信料、払っていただけますか? 」、「それでは念のため毎日料金の徴収に伺わせていただきますね!」
LHKの猛攻により戦意を失い料金を払いかけてしまう勇男、しかしその時彼を救う者たちが現れる。その名は『LHKから国民を守る党』。彼らの演説を聞き、勇男は再び立ち上がることを決意する。
時は経ち、勇男はついにLHK社長の元にたどり着く。そして運命の最終決戦が今始まる。
「大いなる力には、大いなる『料金』が伴う」これはその言葉の意味を知る物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-12 20:00:00
8578文字
会話率:52%
時は22世紀後半。日本には世界最高の人工知能搭載アンドロイド、アマテラスが存在した。そのアマテラスの高い頭脳によって日本の政治、経済、社会はより良き方向に一変した。しかし、突如出現したゲートより地球外生命体が来襲する。その強大な敵に対抗す
る為にアマテラスが用意した策はなんと、魔法少年少女ならぬ、バトルメイガスと呼ばれる失ったと思われた魔力を使い、その魔力で変身して戦う戦士達で抵抗すること。しかし、バトルメイガスシステムを行使する為には高い魔力適性が必要だった。そんな珍しい高い魔力適性を持つ者達の中で、最後の魔法使いの遺伝子を有する者がアマテラスによって発見される。その両親を無くした幼い男の子を彼女は時が来るまで密かに見守っていた。時はきた。彼にその事を知らされる事もなく、その彼の意思とは無関係に繰り広げられるドタバタなんちゃってSFバトルラブコメディ。彼は世界存亡の戦いで勝利する前に彼の遺伝子を、その身体を求めらて逃げまわる。そんな世界が絶望に揺れる最中の物語を寝る前にどうぞ、ひと笑いしてお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-02 05:00:00
313568文字
会話率:47%
剣と魔法、そして冒険があった時代。
《影付き》と呼ばれ、人々に忌避される存在がいた。
それは一人の人間に影のようについてまわると言う、魔物とも人とも言えない不思議な存在だった。
そんな影付きのヴァティルに見初められた女戦士のヤヌ。
彼女
もまた、人々から白い目で見られる存在で……。
2人は、2人が2人のままで暮らせる所を目指し、ずっと旅をしていた。
人にも魔物にもなりきれず、
くるくるとまわりながら、お互いを思いながら、
永遠に続くふたりのお話。
「これからどこにいくの?」
「僕らが安心して暮らせる場所」
「……そんなとこ、ありっこない」
「分からないよ? 世界は広いから」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-27 23:45:57
8225文字
会話率:53%
かつて妖精王の守護を受けた十二の区画のひとつ、第八区画の森に住むミスティカは森に異変を感じて見回っていた。
かくして、ミスティカの前に現れたのは三人の人間。
愉快な言動のわりに排他的な鬼面のオズオッド、真摯で清廉な瞳に影をにじませる女
騎士アンジュリー、そしてどこか恐ろしくも美しい天子エルヴィス――彼らはどうやら妖精姫をたずねてここまでやって来たようだ。
第八区画の管理妖精が産んだ一人娘、ミスティカを。
「わたしを探しているのですか……?」
彼らが語って聞かせたのは破滅の予言。この世界は今、幻想の力を得た人間――幻想師によって壊れかけているのだと告げた。
そしてそれに対抗するために、幻想の妖精であるミスティカの力が必要なのだと。
「旅をしよう。幻想を壊してまわる旅だ」
それはミスティカの願いにも通じる役目。
けれど、ミスティカはその手を取るのをためらった。
――どうしたって第八区画から離れられない、理由があるから。
これは世界を捻じ曲げながら生きる者たちの、願いを巡る物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-24 10:00:41
7840文字
会話率:38%
◇◆――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――◆◇
イヴの声
「わたしたちの暮らしている星は……ううん、星ではなく宇宙船と言ったらいいのかしら……それは、とてもとても、とてもとっても、大
きな、大きな大きな輪っかなの。
(イラスト 101 01)
わたしたちはこの輪っかを、リングとか大地とか読んでる。リングは、ある星を中心に回っていて、わたしたちのリングの他にも、内側に一つ、そして外側に2つ、大きなリングが回ってるの。
このリングは、誰もが人工物だと思っている。だって夜空の他の星とは、あまりにも形が違うから。昔は、リングは神様が作ったって言う人もいたけど、いまではそんなことだれも信じていないわ。
そして、わたしたちの中心にある星、その赤い星は、メーテラっていう名前で呼ばれてる。その星は、もう死んじゃった星だって言われてるわ。星にはとても大きな目玉の模様が描かれてる。その目玉の大きさは、学者さんが調べたところ、端から端まで80万マイルはあるって言われてるわ……そして、地表の大半は、赤い砂漠と、廃墟になった建物で覆われているの。地表には、水もないし生きた生物はいない……だから、あの星はもう、死んだ星だって言われてる。
なぜそんな細かいことまでわかるか話すね。
わたしたちの住んでる土地はずいぶんかわってるから、むかしからいろんな人が夜空を見上げて、どうして世界がこんな風になってるのかって考えたの。だから、天文学がすごい発達してる……天文学はすべての学問の基礎なの。そして、星を見上げるために望遠鏡がたくさん作られた。
わたしたちは、その望遠鏡でいろんな場所を観察した……メーテラも、他のリングも。そして太陽や、太陽をまわるほかの惑星も。
(イラスト 101 02)折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-11-22 16:53:52
29640文字
会話率:44%
落下した隕石によって世界中で魔法が使えるようになった地球。日本を舞台に魔法犯罪を取り締まる組織、魔導省の変人?が集まる特別課が暴れまわる
最終更新:2024-10-26 23:49:35
9425文字
会話率:48%
時代が進み、世の中が便利になるにつれて人々は徐々に想像力を失っていった...
人間の想像力から生み出された理想郷に誕生した者たちは徐々に姿を消していく。
そんな中、これまた人間の想像力によって生み出された破壊の存在であるイデアは人間の心から
不幸を集めることによって現実の世界を自身の手で支配しようと目論んでいた。
取り切れなかった不幸は「不幸の残骸」と呼ばれる怪物の姿となって人間の心の中で暴れまわる。
デストロイアから世界を救うため、人類の心の平穏を守るため、それぞれの想いを胸の内に秘めたヒーローたちが今立ち上がった...折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-22 10:06:51
82445文字
会話率:21%
田舎で育ち遊びまわることが多かったか
18歳になり田舎が嫌で都会に出て働くが、
友達もいなく暇を持て余し人生はつまらないと
いつものように淡々と仕事を終えぼーっと帰宅していると
トラックに跳ねられてしまった
そして次に目覚めたときは、まさか
の知らない世界
そこで新しい人生、そして楽しく送ることができるのだろうか折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-12 17:00:00
46907文字
会話率:48%
転生令嬢リリスは、数年前に亡くなった歴代最強最悪の皇帝の生まれ変わり。
亡くなる寸前に城の誰からも見捨てられたこと、亡くなったことを国中で喜ばれたこと、そして転生した先で惜しみない愛を受けたことで、皇帝であった自分を反省。
国を、民を守るべ
き貴族の務めを果たそうとする。
8歳の時、辺境伯家の令嬢であったリリスのもとに隣国の侵略の報が入る。
その辺境伯家は特殊な血筋で、異常な筋力を有する血筋。その例にもれず、いや過去最高とすら思われるほどに優れた筋力を有するリリスは、その血筋を存分に生かし、侵略軍を撃退する。その姿を、敵国の王子が見ているとは知らず…
それから15になるまで、3度の侵略があったがいずれもリリスが先陣を切って出撃・撃退。
いつしか「血死武姫」などと不名誉な仇名まで敵国で広まり、それが自国まで伝わり、辺境伯家の令嬢なのに縁談の話は一つも無かった。
そんな中、何度も侵略を続けてきた隣国から、和睦の話が持ち上がる。そしてその条件として、リリスを王妃として迎えるというもの。辺境伯家として父もリリスも悩むも、元皇帝リリスの息子である現王は、父を忌み嫌い暴力を忌み嫌い、全てに弱腰。結果、その和睦を受け入れ、リリスが隣国に嫁ぐことになった。
嫁いだ相手は王になったばかりの男。かつて戦場でリリスを見た王子だった。戦場で暴れまわる姿に惚れた王子は、侵略の意思を消さない父を退位させ、自ら王になり、そしてあこがれの花嫁を手に入れたのだった。
しかしリリスは、自分という最高戦力を引き抜き、再び侵略の意思があるのではないかとその警戒を崩さない。挙句、もし侵略の意思を見せれば首を文字通り引きちぎると王を脅す。
リリスに愛を伝えたい王と、あくまでも自国を想い警戒を緩めないリリス。
そんな二人の行き違いストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-01 19:43:09
114702文字
会話率:35%
2600年の未来から歴史を変える為に1700年の過去に来た機械の神達が、文明、文化チートをしつつ、239年で第二次世界大戦で戦えるだけの国を造る。
主人公のナオ達は1700年の島、アトランティス(のちのトニー王国)に辿り着く…。
かつて ア
トランティス人は高度な文明を持っていたが、島の資源を食い尽くされ、今の現地人は 石器文明まで後退していた。
ナオ達は流れ着いた奴隷船の生き残りを武力制圧して自身の奴隷とし、機械の神『エクスマキナ』と名乗り、文明チート技術チートを駆使しつつ、この国が第二次世界大戦で生き残れるように少ない資源を駆使して国を最速で発展させて行く…。
第二次世界大戦の開戦まで残り時間は 239年…人口は男女合わせて200人…相手との戦力差は数万倍…。
新しく建国させたトニー王国は生き残れるのか?
※この作品は ⊕ヒトのキョウカイ⊕【未来転生したオレは、星を軽くぶっ壊すチート機械少女と共にこの幻実(せかい)で生きて行く…。】の続編です。
単体でも十分に楽しめるように構成していますが、よりこの世界を楽しめると思います。
https://ncode.syosetu.com/n1549fy/
登場人物
ナオ(神崎直人 ナオ・エクスマキナ)
前作、本作の主人公、元人間の機械人でタイムマシンを使って過去に来た。
アスペルガー症候群の障害を持っているのでヒトの感情が理解出来ず、統計論をメインに考え、科学信仰者である為、武器を作りつつ戦力を強化し、トニー王国を造ってして行く。
クオリア
機械出身の機械人で主人公の嫁。
空間ハッキングと言う魔法が使え、星を破壊できるだけの能力を持つが、ロボット三原則の制約により、主人公のサポートに まわる事が多い。
ジガ
元セクサロイドで 現在は義体の整備や顔の整形を行っているヒューマノイド。
今回は機械人の整備、風俗店の経営、学校教育をメインに行う。
ハルミ
人間出身の機械人で衛生兵。
2600時点での最高レベルの医療知識を持っているが、物資不足の為、その力を発揮できない。
主に治療、国民の衛生管理、学校教育を行う。
クラウド
1700の人間で商人で白人、東インド会社の依頼で奴隷と共に砂糖農場に奴隷船で向かい、沈没、奴隷と共にトニー王国に辿り着く。
黒人を人と認識しておらず(この時代の一般的な価値観)黒人を常に見下している。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-28 21:14:36
1193532文字
会話率:34%
一人の”女”がいた。
――レイ
空から舞い降りる銀。
敵も味方も殺さんと暴れまわる狂戦士の動きが停止した。
「GUAッGAAAAAAAAAAAAA!!」
絞りされる戦士の叫び。
その視線の先には銀があった。
怜悧な瞳が戦士を射抜く。
それは
戦場の熱に狂った戦士の熱をももさます
「死ね」
絶対零度の神圧だった。
覚悟が違う、殺気が違う、そして
――狂気が違う。
「GAAAAAAAAAAA」
狂戦士が叫び、”レイ”に殺到する。
それをレイは……
ザンっ!
一刀で両断する。
戦闘、バトルガール描写集。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-23 09:41:22
795文字
会話率:23%
アンデッド蔓延る世界で、二度目の生を悪用するくそったれ共を殺しまわるミリタリー・ファンタジー。なお主人公とその仲間たちが生きているとは、限らない。
最終更新:2024-09-19 22:50:00
2102文字
会話率:25%
異世界連載を書くときついてまわる貨幣の話。
最終更新:2024-09-18 13:40:20
657文字
会話率:12%
好きな女の子を夏祭りに誘うもあえなく撃沈した荒薙悠真。高校最後の夏祭りも結局クラスの男たちとまわることに。しかし悠真がトイレに行っている間に男子たちを見失ってしまった!そこに現れたのは悠真をフった浴衣姿のクラスメイトで・・・。
最終更新:2024-09-04 13:27:22
4650文字
会話率:35%
とある町に騒がしい乞食がやってきて叫びまわる。
「神が訪れる」と。それを聞いた者達は乞食を煩わしく思うが……。
最終更新:2024-09-03 07:11:49
2011文字
会話率:36%
謎の衝動に襲われて、ときおり暴れまわる僕の元に一人の男が訪ねて来た。
父さんの友達だと名乗る男、天満継名。
妖怪天狗だという。
そして、男曰わく、死んだ父さんもまた妖怪だったらしい。
人の世界でやっていけなくなっていた僕は、
継名さんの勧めで妖怪の町に引っ越すことに。
町全体がお化け屋敷のようなこの場所で、僕はやっていけるのだろうか。
優しくて、それでいてほんの少し怖い化け物達の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-29 20:12:57
82253文字
会話率:44%