上野友也と秋葉原陽夏は幼馴染だった。
友也は今までの恋愛経験が少なく、一方の陽夏は友也と真逆に恋多き乙女であった。
ある日、友也がクラスメイトの女の子に教室で告白されている所を陽夏は見掛けしまい、友也への想いに気付き始める。
今まで友也を
失いたくない存在だと思って、好きになれなかった。なりたくなかった。
何故ならば、唯一の居場所である彼を手放してしまう可能性が怖かったから。彼との関係性が壊れるのが怖かったから。
そんな恐怖に勇気をもって自分の気持ちに向き合っていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-09 22:33:54
5023文字
会話率:42%
本当は魔王になんて、なりたくなかったさ…
最終更新:2023-08-15 13:21:09
457文字
会話率:0%
王都の騎士は私の父を殺した。戦場で囮に使い、火を放った。許さない。絶対に許さない。
(好きになんてなりたくなかった……)
私は彼の胸に頭を預けた。涙が溢れて、堪えられなくてポタリと落ちる。私は彼の両手を取って握りしめた。
☆★
俺はこんな気持ちは知らない。
「出稼ぎ酒場娘だろう? デレデレした客が多かったから選び放題。金持ち探しかね。なんかこうお前にもグイグイしてたし」
「金? 金があれば俺は彼女と結婚出来るのか?」
「はあ?」
「別に演技だって、身ぐるみ剥がされたって良いだろ」
「はあ?」
「何かされたって、今この時間や気持ちが消えるわけじゃない」
俺は全力で走り出した。疲れないと、全く眠れなそうで。
☆★
手が震え、私はボーガンを手放した。床に落下したボーガンを無視して、階段に向かう。早く逃げないとならない。
(何百回も練習したのに、外した……)
おそらくわざとだ。体が拒否したんだ。殺人なんて、やはり恐ろしい。
(いいえ。私はあの子を罪から守ったのよ。そうよ……)
奥歯を噛み、震える足を動かす。腰を抜かしそう。
ある日、妹は家から消えた。探さないで下さい、という手紙を残して。だから妹を追いかけて私も上京した。
☆★
自宅アパートの布団に潜り、俺は延々と考えている。
(恋愛? 恋愛って何だ? 恋? 何が? 何か喋ったか? 多少話した。俺は嫌われて怯えられてる。手は拭いてくれたな)
頭を抱えて呻く。
(横恋慕。終了)
よし、寝るかと頭から手を離す。
(恋? 恋愛ってどういうことだ? 恐れられて嫌われている。ろくに喋ってない。人柄は何となく知っている。何で?)
また頭を抱える。突然嵐のような感情が誕生してしまった。
☆★
これは、復讐乙女と黒羽騎士の恋のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-30 08:28:05
188851文字
会話率:50%
「冥の皇子」続編。ローラント皇子とジークリンデのその後と、ローラントの妹グレーテの恋物語。
皇女グレーテは結婚式当日、花婿が妖魔に殺された・・・しかもそれは二度目の婚礼も同じく起こった。それ以来皇女は喪服を着て部屋に閉じこもるようになった
。妖魔の花嫁と噂されるのが嫌だから外出しなかった。社交場の噂話の主人公にはなりたくなかったのだ。でもジークとの関りで少し前向きになりかけた矢先、自分のことを嘲笑する者たちの声を耳にしてしまい、グレーテは再び引きこもってしまった。
そんな皇女を心配したジークが解決策を模索していた時、耳にしたのがグレーテの宝物の話だった。それは幻の天才画家ロータルの絵画で密かに蒐集していると言うのだ。
彗星の如く画壇に現れた年齢も性別も分からない謎の画家ロータル。しかしそれはジークの一番上の兄クラウスだった。皇女が興味を持っている画家に会わせて気鬱を晴らしてあげたいと願ったジークは兄にあることを懇願した。皇女の肖像画を描いて欲しいと・・・興味が沸かないものの妹の初めての願いを無視することも出来なかったクラウスは正体を隠すという条件で、その話を受けることになったのだが・・・・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-03 11:28:01
29766文字
会話率:59%
「お前の望みを叶えてやろう」
夢の中で退屈な日々に刺激が欲しいと答えた主人公、増田悠は目が覚めると異世界に転移している。勇者として魔王討伐のため、冒険の旅に出る主人公。その行く末を見届ける。
※グロ、流血表現あり。苦手な方はご注意ください。
最終更新:2022-12-30 02:00:00
17692文字
会話率:44%
人間として生きてきた少女、ミリアムは15歳の誕生日に母親から魔王の子孫だと告げられる。
生まれつき魔法が使えない体のミリアムだが、流されるままに魔王へ至る道をゆくうちに、なりたくなかった魔王になる……?
最終更新:2022-12-21 21:00:00
97146文字
会話率:46%
大人になりたくなかった
最終更新:2022-12-08 22:03:09
215文字
会話率:0%
なりたくなかったつまらない大人になろうとしている
最終更新:2022-10-01 01:02:19
297文字
会話率:0%
◇こちらの小説はカクヨム様ですでに公開しているものです。 ◇毎日更新します。……予定です。
前世の記憶を持つ少女エヴァンジェリンは、ある時気づいてしまった。自分自身を待っている運命に。
「この子……最終的にギロチンで死ぬ悪役令嬢だ
……!」
悪役令嬢になどなりたくなかった少女は、前世で得た知識を駆使し、善行の限りを尽くしてゆく。
その結果、多くの命が救われた。
しかし……。
エヴァンジェリン嬢は主人公ではなくヒロイン枠か、あるいはモブです。
主人公以外からの視点が多めです。
主人公は可哀想な幼少期を過ごしたせいで倫理観が壊れてしまい、周りの人々を、良かれと思って無自覚に可哀想な目に遭わせていく哀しきモンスターです。
くれぐれも主人公の倫理観や行動原理を現実で参考にしないよう、お気をつけください。この作品は、犯罪行為や非人道的行為を推奨するものではございません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-29 18:00:00
127518文字
会話率:18%
ある男がどうしてもほしかった女と、どうしても女の物になりたくなかった男の話。
※ハッピーエンドではありません。ご注意ください。
最終更新:2022-05-06 00:00:00
5361文字
会話率:22%
世界の資源枯渇が進み国同士が資源土地を求め各国が戦争を始めた。
主人公が住むリットンでは他国との戦争を避け平和な生活を続けていたが
隣の国ケイリッシュからの戦線布告を受けリットンの平和は幕を閉じた。
最終更新:2022-04-11 05:49:13
2889文字
会話率:30%
乙女ゲーム『Alice tale~世界樹と祈りの|詩《うた》』のヒロイン、アリス。
――そんなヒロインな彼女と第一王子を奪い合うライバルキャラの『ユディト』に転生しました。
ゲームの展開によれば、アリスが第一王子を選ばなければ自動的にユデ
ィトが王太子妃になる。
だがユディトは、程よく金回りがよくてそれなりに地位の高い伯爵あたりの後妻に収まって自由気ままに生きたいのであって、王太子妃になどなりたくなかった。
そしてついでに、王子×アリスという推しカプを愛でてニヤニヤしたい。
そのために、自分は身を引いて、ヒロインと王子をくっつけたい。
――なのに、そのアリスが学校の授業についていけなくて落第しそうなんですが!?
ヒロインが落第したらバッドエンド確定で世界が滅ぶ、そんなゲームの世界に転生した『私』のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-04 17:08:55
153502文字
会話率:41%
プリンになりたくなかった。
最終更新:2022-01-06 21:50:49
2243文字
会話率:45%
病弱だった佐々岡 正義は、小学生を病院で過ごしていた。
だが、両親が退屈しのぎになればと購入してきた異世界を舞台にした漫画に夢中になり、その中で出てくる魔力を鍛える事にした。
当然、実際に魔力など扱える訳は無いのだが、いつ間にか病気も
全快して通常の生活を送れる事になる。
二度と病院にお世話になるような事になりたくなかった正義は体を鍛えるが、そこから人々の妬みの感情と言う物に晒される。
と、同時期に、正義の両親も同じような妬みによる嫌がらせを受けていた。
気分転換に、ペットの”ハチ”と共に家族全員で海に行くが、そこで事故にあってしまい、全員帰らぬ人(犬)となる。
しかし、正義は神々が想定していたよりも不幸な生活をしており、救済措置が取られたのだ。
それは”異世界転生”。正義が憧れていた魔力のある世界だ。
ここに転生する事を決心した正義は、神の手違い?により魔力レベル∞として絶大な力を得る。
そんな力を得た正義が、不条理な奴隷を開放し、反撃してくる組織を蹴散らして行く物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-26 18:00:00
472112文字
会話率:25%
「ルチアーノ王太子殿下の婚約者は…………リーハ・ハイドリアに決定する!」
「えーーーーーー!」
王太子殿下の婚約者発表パーティー。12歳の時婚約者候補の1人に選ばれてからと言うもの、自分が選ばれないよう必死に頑張って来たリーハの叫び声が
響いた。
最初は他の婚約者候補達から悪女に仕立て上げられる事が嫌で婚約者になりたくなかった。
でも今は違う。リーハには好きな人が出来てしまっていた。
しかも、相手も満更ではないご様子。恋のお相手ルイスとの将来を夢見ていたリーハ。
なのに王太子の婚約者に選ばれてしまったリーハの運命はいかに……
※※
お読み頂きありがとうございます。更新は週2.3程度かもしれませんが前作のように間を開けすぎる事はないと思います。早く書けたら載せていきます。よろしくおねがいします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-28 06:52:22
65290文字
会話率:37%
酷いいじめを受け、最後はガス爆発に巻き込まれて死んだ少女、千条 夜菜。
彼女は死後、邪神イスズの力により、吸血鬼族の族長の娘、『リーン・ブラッドロード』に転生する。
そこでは、前世とは比較にならない、平和で穏やかな暮らしが待っていた。大好き
な両親に囲まれ、友達も出来て、順風満帆な人生を送っていた。
—————だが、その時間は、理不尽な理由で吸血鬼族を根絶やしにせんとした人間のせいで、突如として終わりを迎える。
「ああ、そうか。人間なんているから、私の人生は狂ったんだ」
一方、とある村で厄介者扱いされてきた、一人の少女。
彼女は『勇者』としての素質を持ち、凄まじい才能と未来への可能性を持ちながらも、人間によって心を壊され、洗脳され、生物兵器として利用されていた。
「本当は………人間なんて守りたくなかった。勇者になんて、なりたくなかった」
やがて出会った、人間に激しい憎しみを持つ二人。そして彼女達は、人間にとっての厄災となる。
これは、人間によって人生を狂わされ、一度は命以外の全てを失った二人の少女が、今度はあらゆる手段を用いて、人間を滅ぼし尽くし、復讐を果たすまでの物語。
【第一章『吸血姫編』】【第二章『勇者編』】【第三章『蹂躙編』】【第四章『復讐編』】魔王軍過去編【第五章『魔王誕生編』】【第六章『転生勇者編』】最終章【絶滅編】完結。
10/28本編完結致しました。ありがとうございました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-20 19:02:20
829352文字
会話率:48%
艮宮山には魔王がいる。その魔王は、今にもこの世を終わらせようとしていた……。
根暗デブでアイドルオタクの藤林千影。長年の引きこもり人生に幕を下ろそうと一念発起し高校デビューするも、ヤンキーの襲撃に遭い、登校初日にしてあっけなく出鼻を挫かれ
る。何もかも嫌になった千影は自殺しようとベルトに首を掛けたその時、突然、彼の目の前に忍者が現れたのだった。
その忍者は、忍者部に所属している同じ高校の先輩のようであった。千影は忍者に無理やり部室へ連れて行かれると、いきなり「忍者になれ」と言われる。しかし、千影は訳あって忍者がトラウマ級に大嫌いだった。どうしても忍者になりたくなかったが、忍者部の部室に大ファンのアイドルの超お宝写真集が置いてあるのを発見してしまった千影は、それが欲しいためだけに忍者部へ入部する。しかし、そこはただの部活ではなかった……。
忍者部に入ったデブの千影は、修行という名のダイエットから始まり、徐々に忍者ワールドへ引きずり込まれていく。
忍者の知られざる真実を知るにつれ、後戻りできなくなった千影は本物の忍びとなり、忍びの本業である潜入と諜報活動を開始。その潜入先とは、何と、千影の自殺するきっかけを作ったヤンキーグループであった。
忍びが目指すのは、魔王がいる艮宮山の山頂に向かい、魔王を倒すというもの。しかし、艮宮山へ入山するためには、麓に張られた堅固な魔障壁を突破しなければならない。魔障壁を突破するには一億人分の覇気が必要。忍びだけでは覇気が足りず突破することが難しい。そこで忍びたちが目を付けたのは、そこら中にのさばるヤンキーたちであった。常に勝気で喧嘩腰のヤンキーには人並み以上の強大な覇気がある。そんなヤンキーたちをかき集め、ヤンキーたちと共に艮宮山へ向かえば魔障壁を突破できるかもしれない。
プロの忍びとなった千影に与えられた忍務は、自らヤンキーに扮し、ヤンキーグループに潜入、ヤンキーの親玉を説得して、ヤンキー集団と共に艮宮山の魔王退治へ向かうというものであった。
果たして、千影は無事、ヤンキーの親玉を説得して艮宮山の魔王退治に行くことができるのか??
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-02 21:10:39
269745文字
会話率:26%
僕は平和(ひらかず) 一(はじめ)、高校2年生。中学生の頃は生徒会長を務め、学生として一生懸命に生きた方だと思っていた。けれど、それは勘違いだ。調子に乗った挙げ句、初恋の相手にこっぴどくふられた。それからは人間不信に近い。だから、もう二度
と誰も好きになりたくなかった。
ある朝、僕に声をかけてきたのはクラスの委員長、桜(さくら) 咲夜(さくや)。誰にでも優しい、今の僕にとっては天敵のような女の子。関わりたくない人だと思っていた。頼むから、優しくしないで欲しい。僕は何も望んでなどいないのだ。
そんな中、僕は偶然にも彼女の特殊な事情を知ってしまう。それでもやっぱり僕には何も出来ない。相変わらず、黙って日々が過ぎるのを待ち続けるだけ。そして僕は結局、この想いを最悪のタイミングで告げた。欲しかったのは報いじゃない。ただ罪を償うような潔さだ。
だけど信じられないことに、何もないはずの僕が彼女の事情を粗方片づけてしまった。そのせいで自らを犠牲にしてまで僕の傍に居ようとする桜さん。
僕はそんな桜さんを拒絶した。どんなに心が痛んでも、その時の彼女を許容できなかった。馬鹿みたいな行為だけど、僕は自身に良くやったと言ってやりたい。僕が出来るのはここまでだ。
後日、彼女から手紙が届く。そして彼女の気持ちを知った。僕はもう一度、彼女に逢いに行く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-01 20:00:54
81415文字
会話率:39%
クズになりたくなかった男のドキュメンタリー
最終更新:2021-06-21 01:14:53
307文字
会話率:25%
伯爵令嬢として生を受けた私は、実力と才能を隠しつつ趣味の『錬金術』に没頭していたところ
急に実家に呼び戻され、伯爵家を継ぐ羽目に……?
出家したお姉様に振り回されながら、うまく乗せられた私は『錬金術』を使って適当に領主の仕事をする事に。
目
標はお姉様を説得し還俗させて伯爵家を継いでもらう事ですがはてさて……!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-04 14:25:56
108535文字
会話率:35%
「もう終わりだ。」
俺は自分の作った曲で人を幸せにしたかっただけだった。
俺はみんなで楽しく演奏をしたかった。
俺は天才なんてなりたくなかった。
俺は、、
「さよなら。俺の人生。」
そう言って月島透はあるビルの屋上から飛び降
りた。
月島透は死んだ。
死んだはずだった。
だが彼は再び目を開けることが出来た。
目の前には見覚えのある天井。
そして、聞き覚えのある声。
死んだはずの母親の姿があった。
そして、彼の頭に浮かんだことがある。
この先彼は沢山の大変な目にあう。高校でのいじめ。大学では冤罪での退学処分。
そしてバンド仲間に裏切られ、死まで追いやられたこと。
だが、既にわかっていればどうにかなるんじゃないか?
きっとやり直せるはずだ。
今度は絶対失敗しない。
そして、月島透の人生が再びはじまる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-02 19:36:48
1399文字
会話率:30%