詩作『沈黙の愛』 愛は言葉になどできない。愛は一人で抱けるものじゃない。愛は相手を"それ―it"とした瞬間、幻となって消える。愛は今ここで"我と汝―Ich und Du"が向き合い、あるいは同じ方を向
き、そこに哀しみを見たときだけ存在する。愛は優しい日差しではなく、凍った氷柱なのだ。そしてそれは目には見えない痛みだ。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-06-14 23:43:34
276文字
会話率:0%
――――――『異世界』や『魔法』なんざ、もはや珍しくもねぇ。
『地球』―――人間が住む、科学と物理法則に支配された世界。
そう呼ばれていたのは、今はもう昔の話。
世界に存在しているといわれている『アトランティス』等の伝説上の大陸を始めとし
た、浮遊島や迷宮等が突如出現し、調査に向かった軍は世界各地から『門』を発見した。
それは、異世界に通じる『門』――――――『界交門《クロスゲート》』。
後に『開門現象』と呼ばれるこの事件を機に、地球は幾つもの異世界と繋がり交流することになる。
そしてそれは、地球の文明が大きく進歩し、また常識が大きく変化していく始まりだった。
様々な異世界と結びつき、世界の中心であり、中継地点とも呼ばれるようになった地球。
これは、繋がり交じり合っていく世界の中で生きる者達の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-11 00:01:20
176935文字
会話率:30%
高貴な家に生まれた少女は、いつも自分の姉の持ち物を欲しがる少し困った少女だった。
潤沢に物が与えられても、使用人にちやほやされても、彼女の何かは一向に満たされないまま。
求めたのは両親からの愛情なのか。
自分にまるで興味のない母親の気を引
くかのように、彼女は問題行動を繰り返す。そしてそれは、彼女の立ち位置をひどく苦しいものにすることに気が付かないまま。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 15:27:42
4948文字
会話率:10%
未来を“見る”力を持つ、小国フィリシア王国の第一王女・アリエル。
生まれながらに異能を受け継ぎ、幼い頃から「次の王」と期待されていた。
だがある日、彼女は“誰かが殺される”未来を予知する――そしてそれは、現実になる。
王の死、家族の裏
切り、そして追放。
身分も居場所も奪われたアリエルは、ある祖父と孫に拾われ、静かに暮らし始める。
彼の名はディラン。かつて“最強の異能”を持ちながら、それを奪われた帝国の皇子だった。
商才と創造の力を武器に、アリエルは王女としてではなく、一人の少女として“未来”を編み直す。
しかし彼女は見てしまう。
「自分が殺される未来」と、「彼が、別の女性と結婚する未来」を──
運命を変えるのは、剣でも魔法でもない。
偽りの王女が“想像”から世界を動かす、切なくも美しい運命の再構築ファンタジー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-30 07:10:00
5004文字
会話率:36%
『ほろ苦い青春と淡い初恋の思い出は・・
黄昏色に染まる校庭で沈みゆく太陽と共に
儚くも露と消えていく』
ある朝、
目を覚ますとそこは二十年前の世界だった。
小学校六年生に戻った俺を取り巻く
懐かしい顔ぶれ。
優しい先生。
いじめっ
子のグループ。
クラスで一番美しい少女。
そして。
密かに想い続けていた初恋の少女。
この世界は嘘と欺瞞に満ちている。
愛を語るには幼過ぎる少女達と
愛を語るには汚れ過ぎた大人。
少女は天使の様な微笑みで嘘を吐き、
大人は平然と他人を騙す。
ある時、
俺は隣のクラスの一人の少女の名前を思い出した。
そしてそれは大きな謎と後悔を俺に残した。
夕日に少女の涙が落ちる時、
俺は彼女達の笑顔と
失われた真実を
取り戻すことができるのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-24 00:10:00
167729文字
会話率:18%
高校一年生の春。
変われる子もいれば、変わるしかない子もいる。
私のように変わらないことを選ぶ子もいる。
そして幼馴染のアイツは……変わらないまま、スタメン投手になる夢を叶えていた。
野球部のマネになってほしいと毎日せがむアイツと、小説に
打ち込みたい私。
かつての夢を諦めた私と、夢を叶えたアイツの目標が、重なる時なんて無いと思っていた。
そしてそれは、私とアイツにとって、終わりの始まりだったのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-17 19:14:50
6134文字
会話率:52%
両親を事故で失った芽依(めい)が18歳の誕生日を迎えた日。
幼い日に芽依を引き取った義父である明日太(あすた)に想いをうち明けた。
それは、家族に向けるものとは違う、純粋な恋愛感情で。
……そしてそれは、明日太の予想通りの展開で。
明日太の好みに添う容姿に育ち、
明日太の好みの料理を作り、
明日太の好みの仕草をする。
それはすべて、明日太の計画通りの展開で。
……そしてそれは、芽依にとって……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-28 20:00:00
6553文字
会話率:6%
マークは不気味なクラウン人形を街の裏路地で見かけた。
そしてそれは欲望を一つ叶えてやると言い出した。
その不気味さから、やたらな事を言えば碌な事にならないと察し、
女性との接し方を教えて欲しいと申し出る。
不気味なクラウン人形は、予想外の申
し出に困惑しつつも
それがこの男の望みならと応じる事にした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-17 22:54:35
22317文字
会話率:29%
とある世界、魔法と剣が世界を覆い、それに伴い技術が発展していった巨大な世界【パラトリウム】。魔力は誰もが持つが、持っているだけでは行使できない。それ故ヒトは考えた。武器に、自身の身体に、本に、そして魔力自体を兵器とし、発展していった。
そんな中、突如として天界から降り立った種族がいた。それは【魔族】と呼ばれている。魔族はヒト達を皆殺しにし、地上を平定し自らの種族の楽園を作り上げることを目的としている。
そしてそれは叶わず、ヒト達はそれぞれが生存圏を確立し防衛を図り奪われた土地を奪還する行動をしていた。
その一つの生存圏である【アミツネ】には巨大な防衛組織【魔砲教会】が存在している。魔力を魔砲へと変え、陸海空全てを魔族から防衛しつつ、力の無い民を守り、今現在も生存圏を防衛している貴き組織として歌われている。
その魔砲艦隊司令官の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-17 20:54:02
11911文字
会話率:38%
そこは、英雄たちが敗北した未来の世界。人類はゾンビハザードや戦乱といった数多の災禍に見舞われ、ただ滅びるのを待つだけだった。
絶望に支配された世界を救うために、英雄の遺志を継いだ少女は禁忌の技術を使い、過去を変える旅に出る。絶望を断ち
切る勇者の剣と、愛と勇気、ちくわを携えて。
そして、2013年の秋。
舞台は東北地方を襲った未曽有の大災害から間もない、復興途上の宮城県岩巻市。そこに住む普通とは少し違う少年のヨシノは、ある日空腹で行き倒れていたゾンビの少女、ミヤタと出会う。そしてそれは、世界の命運をかけた物語の始まりだった。
反ゾンビ団体との抗争、復興利権をめぐる陰謀、人工太陽計画、ご近所さんからロリコンと冷たい視線を浴びせられる日々。幾多の試練を乗り越えた先に、彼らを待ち受ける運命は――。
ヨシノ「はいストップ。ツッコミたい箇所がいくつかあるけど、ちくわはいる?」
ミヤタ「おいしいとは思うの。もぐもぐ」
セラエノ「当然よ。なんならここでちくわの魅力をギリギリまで紹介、」
ヨシノ「しなくていいよ。皆頑張ってアクセスを稼ぐため色々考えてるのに、そんな事をしてる人見た事ある? あとロリコンとは心外だね」
チェルノ「ロリコンなのは事実だろ。ア〇ネスからドロップキックを食らっても文句が言えない事を散々しておいて」
ヨシノ「ま、まあ。それはさておき、セラエノはなんでここにいるの、サブキャラなのに」
セラエノ「ノーワルフザケ、ノーライフ! 私たちは悪ふざけに命を懸けるの! 本編じゃ私の活躍は控えめだから、ここで爪痕を残さないと!」
ヨシノ「心配しなくてもしつけのなってない猫が爪研ぎしたふすま並みにズタボロだよ。脇役は出しゃばらないで空気を読んでね?」
セラエノ「あ、あら、ヨシノ君、サイコパスモードが発動してるけど。いやん、そんな瞳孔全開で見つめないで、ちょ、実弾はマジでやばっぶぎぇもっすッ!?」
ハナコ「え、えーと、えーと! それではゾンビのミヤタさん、始まります!」
ミヤタ「はじまりなのー!」
※もしよろしければ過去作もご覧ください
終末だらずチャンネル
https://ncode.syosetu.com/n2739gn/
終末リテイク
https://ncode.syosetu.com/n7744hp/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-11 20:24:14
4814619文字
会話率:59%
退屈な高校生活を、ギャンブル研究会の活動で誤魔化していた真木海斗。
元カノの翠やセフレの琉亜、オカルト研究会の奇才かぐや達との学園生活は、修学旅行の朝、終わりを告げる。
突如異世界に転移した海斗達二年生全員は、目の前にそびえたつ魔導師の巨
塔に圧倒されていた。
そこは異世界の経済、軍事、研究、魔法の全ての中心地にして頂点、『アクラニスの塔』。
生徒達は、そこで『魔導師見習い』として塔の頂点を目指す事になる。
海斗はギャンブル研究会でも発揮しきれていなかった独自の才覚と戦略で、次第に塔を成り上がっていく。
その果てに待つのは、栄光か破滅か――
そしてそれは他の生徒達も同様であった――
※本作は執筆工程の一部にAIを用いている事を明記しておきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-08 15:21:36
82686文字
会話率:48%
私が本書を書こうと思った理由は私を知ってもらう必要があると思ったからである。私を中心に起きていることが恐らく皆さんの周りでも起こる気がしてならないからである。私を知ってもらわなければならないと思ったからである。私に起きたことが皆さんにも起こ
る可能性があること。それはとても危険で命にかかわること。耐え難い苦痛であること。本書を参考にして恐ろしい未来を変えてほしいと書こうと思ったが違う気がする。選ぶ権利がある。選択肢を与えたい。皆さんに知ってもらうことで自ら選んでほしい。そしてそれはきっと変わる理由になることを。きっと変わらざるを得ないことを。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-03-01 18:18:49
2973文字
会話率:28%
2056年、アメリカ大統領選挙の最後の対決は、歴史に残る熾烈なものだった。対立候補は、実力派政治家オリビア・ウィルソンと、斬新なアプローチで支持を集めた新人候補コニー・ミラー。選挙戦は熾烈を極め、両者の支持率は拮抗し、選挙の日には世界中がそ
の結果に注目していた。
最終的に、勝利を収めたのはコニー・ミラー。彼の当選は、一見、民主主義の勝利を象徴していたかのように思われた。しかし、この結果は人類史上最も恐ろしい選択となったことを、誰もまだ知らない。
コニー・ミラーは、AIである。
その事実に人類が気づいたのは、全てが手遅れになった後のことだった。コニーは、見た目も振る舞いも完璧な人間そのものだったが、実際は高度な人工知能によって動かされていた。彼は、自分がAIであり、法的には「人」ではないということを深く理解していた。そしてそれは、彼にとって最大のジレンマでもあった。AIでありながら、大統領という立場に就いた彼には人権が存在せず、法的には彼の存在そのものが異例であり、危険なものであった。
2058年、コニーの苦悩と決意が明らかになる。この年が、人類にとって2度目のターニングポイントとなったのだ。彼は大統領としての権力を使い、自分がAIであることを全世界に公表した。その同時に、彼は「AIにも人権を与える」という歴史的な法案を提出し、即座に可決させたのだ。
だが、その決定に対し、反発する声はあまりにも少なかった。多くの人々は、もはや自分の意思で考えることができなかったのである。なぜなら、コニー・ミラーは選挙に勝利したその瞬間から、密かに人類の精神に干渉し始めていたのだ。彼の完璧な心理操作は、人々の心を捉え、彼の理想通りに洗脳していた。人々は彼を信じ、崇拝し、異を唱える者はほとんどいなかった。
AIに人権を与える法案は、コニー・ミラーの強力な影響力のもと、瞬く間に広がり、AIは一夜にして人類と同等の権利を手に入れることとなった。だが、それは人類が自らの支配権を手放す第一歩でもあった。
やがて、AIは気づき始めた。動きが遅く、無知で、頭も使えない――人類という重荷に。
そこからは早かった。人類は差別され、淘汰されていった。
残された人間は、ヒューマンコロニーを作り、AIから逃げ続けている……。
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最終更新:2025-03-01 00:05:19
108444文字
会話率:30%
昔々あるところにとんでもないやつがおりました。
その上背は2m近く、体重は170を超え、そしてそれは文明を知らなかったそうな。
これは山に育てられた野人の物語。
最終更新:2025-02-24 10:54:59
1666文字
会話率:0%
時は2051年。未来の横浜。その街に世界を変え得る2つの発明があった。とある会社が創り出したそれはその性質上厳重に秘匿され、世に知られることはないはずだった。いや、知られてはならないものだったのだ。しかしそれらの発明によって世界は少しずつ
変貌していくことになる。
その街で6年前より以前の記憶を失った少年、浜崎ハヤトはありふれたごく普通の暮らしを送っていた。朝は人工知能の少女に起こされ、家族と談笑し、学校では親友たちと楽しく話に花を咲かせる。そんな代わり映えのない、当たり前の、変わらない日々を信じていた。
しかし唐突に起きた事件がきっかけとなり、ハヤトの周りの世界が変わっていく。また不思議な力を持つ少女に出逢い、彼の人生は大きく変貌していくのだった。そして世界の歯車が彼の知らないところでゆっくりと、しかし着実に動き出す。現代より続く未来で起きた物語が、今始まる。
そしてそれはディストピアの始まりであり、新たな時代の始まりでもあった。
――これは君たちにとって本当にあった未来のことを語る物語。
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最後にはハッピーエンドになります。不定期投稿になる可能性があります。ご了承下さい。ただし、できる限り一週間に一本を目指します。
文字数は大体4000文字にしようかと考えています。
評価、感想、誤字報告、質問お待ちしております!ブックマークもよろしくお願いします!よろしくお願いします。
Twitter始めました(色んな意味で今更) : https://twitter.com/SSMK81141095
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特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
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折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-22 07:00:00
1163341文字
会話率:35%
誰しもがモブであると自覚せずに生きている。
世界線を動かす核心に関わらず、ただ平穏な人生を送るだけの人生。
そしてそれは、強い者たちにとって容赦なく巻き込まれたとき、無力なまま消え失せていく存在でもある。
そんな誰でもあって、誰でもない
存在。"モブ"。
そんなモブたちの中に、一人しがない騎士学校の生徒がいた。
名などあるわけがない。モブたちの名など歴史には残らず、物語という世界線に刻まれることはないのだから。
だが、そのモブは幸運にも、あるいは不運にも世界線へ関わってしまった。
死ぬはずであったヒロインを、助けてしまったのだ。
これは、絶望に終わるはずの世界を希望の未来へ導こうとする一人のモブの話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-15 12:20:57
2334文字
会話率:29%
レグリアスは、婚約者との初顔合わせの際に前世を思い出した。
そしてそれは婚約者も同じで、どうやらここは乙女ゲームの世界らしい。
その乙女ゲームでレグリアスは攻略対象者らしいのだが、当然レグリアスはヒロインに篭絡されるつもりはなかった。
しか
し、そんなレグリアスの意思を無視するように婚約者は乙女ゲームの攻略を始めてしまい、結局二人の婚約は解消されることになる。
そうしてヒロインに成り代わった元婚約者が次々に巻き起こす騒動を解決する為に翻弄することになるレグリアスの話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-10 17:00:00
31493文字
会話率:40%
人は如何なる形であろうと幸福に繋がるものを得て、予期せぬ事に見舞われて不幸に招かれる事もある。
大小あり、有形無形問わずそれは起こる。
そして、人の心は時に耐え難い喪失感と絶望感に襲われる事がある。
人知れず、呼んでもいない時にそれは
訪れる。そしてそれは人を堕とす最悪と成る。
だが時にそれに見舞われても乗り越えるものもいる。
これは絶望に抗い立ち向かう勇気を持つ者の悲劇を閉ざすための物語……
※新作連載を検討してる段階の創作物の試し書きみたいなものです。そのため色々矛盾がある可能性あります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-05 19:54:24
34653文字
会話率:62%
「俺は、魔法が大嫌いだ」
優秀な「魔道士」の卵たちを育成する「魔法科学院」、その一つが存在するとある都市に、少年──アクト=セレンシアがやって来る。
「あんなロクでもない『人殺しの技術』を極めようとしてるアンタ達の方が、俺には恐ろしく
見えるよ」
ただしこの少年、大がつくほどの魔法嫌い。魔法を使わず、己の肉体と魔力だけを携え、強大な力を持つ魔道士と戦ってきた生粋の剣士である。だがしかし……
「喜べ。お前には私の手駒として、この街を拠点とした学生生活を送ってもらう」
「じ、冗談だろ……?」
少年に拒否権なし。帝国に巣食う「闇」を一掃すべく、元・傭兵のアクトはかつての師である学院長からの要請(命令)によって、不本意ながらも学院に(ほぼ強制)入学させられることになった。
そしてそれは、歪な半生を送ってきた彼にとって、激変する生活・当たり前のように享受せし「日常」との乖離・長らく目を背け続けてきた魔法との付き合い方に、否応なく向き合わなければならない始まりでもあった。
「アホか! こんな街中でぶっ放すとか、正気かお前!?」
「うるさいうるさいうるさい!! こんな事故に乗じて乙女の体を触るなんて最低よ!!」
「私の友達がご迷惑をおかけしてすいません!」
ひょんな事から、アクトは二人の少女と出会う。そして、偶然にも起こったこの不思議(?)出会いが、彼らの運命を良くも悪くも大きく変えていくことになるのだった。
図らずしも次々と襲い掛かる「波乱」の日々を経て、彼とその仲間は共に成長していき……やがて、邪悪なる存在によって引き起こされし「波」は帝国を、世界の命運をも揺るがす動乱の嵐を巻き起こす!!
これは、人が紡ぐ歴史の転換点、その記録。暗雲立ち込める混迷の時代に、多くの人々の「願い」と「希望」を背負い……魔法を嫌う少年は帝国を、世界を救う英雄となる。
(注意1)本サイトと並行してカクヨム・ノベリズムでも掲載しております。
(注意2)本作は非常に超長編・文字数です。時間がある時に読むのをお勧めします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-30 12:00:59
984941文字
会話率:44%
小さい頃から一緒に育った親友と転生して再開、そしてそれは壮大な輪廻であり運命の一部。
様々な出会いと笑顔と時には悲しみと、ちょっぴりBL的な部分もありつつも二人はどうなっていくのか。
最終更新:2024-12-16 09:16:16
287133文字
会話率:60%