恋人に浮気された露崎律(つゆさきりつ)は、男性というだけで女性からモテる貞操逆転世界に迷い込み、妖しげな洋館に住む四姉妹の使用人として、メイド姿で奉仕することになった。
しかし四姉妹は一筋縄ではいかない人ばかり。
「律くん、私のコンタク
トケース知らないかしら?」
「純礼さま、それよりスカートのファスナーが上がりきってませんよ!」
「こ、これは今日は暑いからわざとよ……?」
長女の純礼(すみれ)は、色香満載で大人な雰囲気なのに秒単位で天然ボケをかますがその自覚がなく。
「露崎律! あたしはあんたを認めないから!」
「る、瑠海奈さま!? どうして突然お着替えを!?」
「あんたを人間扱いしてないからよ! 着替えだって余裕でできるわ! ふふふ、そうね。あんたなんか意識してないし、お風呂に入れてもらおうかしら?」
次女の瑠海奈(るみな)は、とある理由から律に誰よりも強く当たる。
「あたしは軟弱者は嫌いなんだよ。スパーリングに付き合え、鍛えてやる!」
(あれ? 久華さまから胴締めスリーパーホールドを食らってるのに、痛くない…?)
「すんすん…」
「久華さま、なんか首筋の匂い嗅いでませんか!?」
「き、気のせいだろ! 細けぇこと気にしてんじゃねぇ!」
三女の久華(ひさか)は、スポーツ万能の武闘派女子ながら何かと理由をつけて律の体に触れて来ようとする。
「実紅さま、今日こそ部屋の片付けしましょうよ」
「どこに何があるかはわかっているから平気だ。目を瞑っても探せるぞ。ふむ。これだ、見ろ。リボンタイ」
「そ、それパンツですよ!」
「……ちょうど君にプレゼントしようと思っていたんだ」
四女の実紅(みく)は、頭脳明晰なゲーマーながらドを超えたなまけもので、主人公のサポートなしでは何もしようとしない。
彼女たち風祭(かざまつり)四姉妹は、律を正式に使用人として雇うかどうか査定する、という建前であれこれ言いつけるのだが、希少種の男性で特別な魅力を持っている律の体を虎視眈々と狙っていて――
家族も恋人も倫理ある世界も全てを失った主人公が、クセ強四姉妹との交流を通して、追い求め続けていた幸福を手にしていく再生ラブコメ――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 12:10:00
108693文字
会話率:48%
魂管理庁・魂案内課。
そこでは、現世を離れた魂たちが、静かに次の行き先を待っている。
そこで補佐官を務めるのは、涙もろくて優しい案内鬼──蔓茘枝(つるれいし)。通称:ライチ。
穏やかな口調とちょっと天然な言動で、今日も魂たちに寄り添いなが
ら業務をこなしている。
一緒に働くのは、変わり者ぞろいの同僚たち。笑いあり、騒動あり、時々しんみり。
だが、彼の笑顔の奥には、まだ昇華しきれない「闇」と「記憶」があった。
やがて、“記録にない魂”が迷い込み、常世全体を揺るがす小さな波紋が広がっていく。
魂を導くということ。
生きた意味に触れるということ。
これは、ひとりの鬼が、魂と寄り添いながら“日常”を送る物語。
愉快で、どこか切なくて、優しい常世スピリチュアルファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 10:30:00
126945文字
会話率:28%
少年が自分の原点を探しに旅に出る。
母親と二人暮らしのトシキは1枚の写真を手掛かりに、旅に出ることを決意する。
ほんの数日のつもりが、わけの分からない世界へ迷い込み怪しげな二人のもとで居候生活することに・・・・。
最終更新:2025-07-27 08:12:06
122066文字
会話率:28%
高校一年生の少年、荒城イサトは街中で突然巨大な怪物に襲われる。逃げ惑う彼の前に現れたのは、とんがり帽子に黒マント、箒に跨りステッキを振るう――あからさまな見た目の“魔法少女”だった。
あっという間に怪物を倒す少女、ウイカ・ドリン・ヴァリア
ンテ。
彼女は“獣魔”と呼ばれるモンスターと戦う特殊部隊「アザラク・ガードナー」に所属する戦闘員。
イサトは獣魔が現れる狭間の世界「スペルフィールド」へ知らない間に迷い込み、今回の事件に巻き込まれたのだという。
翌日、イサトのクラスにウイカが転校生としてやってきた。
一般人には入ることのできないスペルフィールドに侵入したイサトの秘密を探ることと、組織の秘密を口外しないよう監視する目的があるというウイカ。
一方で、転校初日から仲良く(?)会話する二人の様子を見た担任から、ウイカのお世話係を任命されるイサト。
奇妙な二人の学園生活が始まった。
代わり映えしない現実に何処か自分とのズレを感じていたイサトと、戦いしか経験せずに生きてきたため日常を知らないウイカ。
そんな二人が互いに監視し合い、やがてそれぞれの生き方に影響を与えるようになっていく――。
※この作品は「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 18:00:00
118713文字
会話率:37%
いつの間にか異世界へと足を踏み入れていた男子高校生、銅堂金剛(どうどう こんごう)。
いきなり森の中へと迷い込み、街道へ出たと思いきや山賊に捕まり、洞窟奥の牢屋へとぶち込まれる!
しかし、その牢屋には不思議で可愛い、見たことのない生物が一緒
に閉じ込められており……
「……指? 指を、上げる?」『キュ!』
ヨモギと名付けた精霊と契約を結び、いざここに生まれしは新たなる魔法使い!銅堂金剛、ここに見参!
しかしこの世界、数十年前からどうにも魔法使いの立場が弱くなっているらしい。
憧れた魔法。その評価に物申す!
ならば異世界!魔法の凄さ、素晴らしさを!この俺とヨモギが、改めて魅せてやろう!
「俺が言いたいのはたった一つ! 魔法舐めんな! 異世界(ファンタジー)!!」
これは、彼が元の世界に帰るその前に。
異世界にて、魔法使いとして名を馳せる物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 18:00:00
92414文字
会話率:41%
【あの日、私は“推し”と本当に恋をした。二次元の世界で──でもそれは終わったはずだった】
高校1年生の田中結月は、アニメオタクで、作山慎二くん推し。
現実が辛かった中学時代、結月を救ってくれたのは──「推し」だった。
三次元の結月が、二次
元の慎二に本気で恋をしていた。
そんなある日、結月は“その世界”に迷い込み、慎二と出会い、様々な体験をした。
でも、目覚めたときには、現実に戻っていた。
夢だったのかもしれない。そう思いながらも、私は普通の高校生活を始めた。
友達もできて、笑顔も増えて、ようやく「日常」を手に入れた──
……なのに、突然の転校。
新しい教室で、結月は“彼”と再会する。
現実の世界にいるはずのない、慎二と。
これは、“推し”ともう一度関わることになった、オタク女子の青春ラブストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 15:30:00
9464文字
会話率:46%
ごく平凡な中学一年生の男子、鈴鬼小四郎。
彼は、ひょんなことから妙な空間に迷い込み、その中で地球を侵略せんとする悪の軍団と戦う、黄色いお姫様のような格好の少女と出会う。
※当作品は少年視点で描いたプ●キュアの二次創作みたいなラブコメで
す折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 09:09:21
507816文字
会話率:47%
気が付くと異世界の不気味な家にいた怖がりな大学生、可知井景(かちいけい)が「心を奪われたら死ぬ」という噂がある幽霊屋敷のお化け達から逃げ出そうとするお話。
果たして景は生き延びることができるのか・・・
最終更新:2025-07-25 18:13:58
2234文字
会話率:22%
異界駅。
異世界に通じる、普段ではいけない駅。
そんな駅に迷い込みながら、素通りして戻ってきた人々を主人公に、迷い込んでしまった人たちを描写します。
最終更新:2025-07-25 12:00:00
4641文字
会話率:2%
とある春の夜、帰路へと足を急がせていた“私”は突然、猿面の男に腕を取られ夜の暗がりの世界「幽(イウ)」へと連れてこられた。そこでは桜の大樹の下で人ならざる者共の宴が行われていた。「せっかくの宴だ」と酒をすすめる猿面を止めたのは狐面の男であ
る。彼曰く、幽で飲み食いすることは“夜に溶けること”だとのこと。“夜に溶ける”とは、生まれてきてからこれまでの全ての記録も記憶も失って消えて無くなることだと言う。心のどこかでそれを望んできた“私”ではあるが、狐によって元の世界「日(ハレ)」へと戻されてしまう。
それから一ヶ月後、今度は猫面によって再び幽へと迷い込み“私”がなぜ夜に惹かれるのかを、狐面たちに話して聞かせた。
それでも狐面の心は変わらずまた日へと戻され、さらに一ヶ月。“夜に溶ける”思いは日に日に強くなり、ついに狐が迎えにやって来る。連れて行かれた先は月見草が咲き蛍が漂う湖畔の畔。そこで狐と酒を飲み交わし“私”は夜へ溶けて消える。
死にたいと願った心の昇華の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 21:01:03
24362文字
会話率:40%
小さい頃から乗り物好きだった中乗運(ナカジョウハコブ)は、大人になり、相変わらず乗り物が趣味で、職業もバスの運転手を選び、15年が経とうとしていた。
ある日、ハコブは、バスの中で休んでいると、いつの間にか、異世界に迷い込み、行きがかり上、ゴ
ブリンに襲われていた馬車を助けることに。
そこから、ハコブの異世界生活が始まった。
乗り物と一緒に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 23:32:07
372875文字
会話率:27%
初恋の相手と今の彼女。過去に戻ってやり直せるとしたら、どちらを選ぶ?
24歳の社会人・籏野草司は、ふとしたことから七年前の世界に迷い込み、二度目の高校生活を体験することになる。
そこには、当時好きだった女の子と、これから好きになるはずの女
の子がいた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 21:20:49
16317文字
会話率:27%
神隠しの山と畏れられる志ノ沙山。ある日の黄昏時に深手を負った狐が迷い込み、全身に負った傷からの出血に耐えきれず意識を手放した。狐が次に意識を取り戻し、目を覚ました場所は、金木犀が咲き乱れる古い屋敷だった。
その屋敷にいたのは、三重という初老
の女性。そして三重を尊重するアズトという存在。
狐の命を助けてくれたらしい、アズト。狐は自らの命を救ったアズトに対して恐怖と深い親愛の情を抱くようになっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-06 12:18:37
77115文字
会話率:48%
【あらすじ】
彼はどのようにして、ここに迷い込みそして何を見つけたのか
これはその記録の一部である
The backroomsという4chanのスレッドに投稿したクリーピーパスタに由来するインターネット都市伝説をもとにした作品です
限り
なく無限に近い数字の単位で広がる無機質な部屋
増大していく不安感や孤独感、恐怖感をテーマに忘れないように頑張ります
できるだけ原作(Wikidot版、famdom版)の設定を参照します折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 08:35:25
9323文字
会話率:18%
夢が叶わない少女たちが迷路の中に迷い込み魔女に襲われそうになったとき不思議な動物と契約して魔法少女に変身した。不思議な動物は魔女が持っている宝石を集めたら夢が叶うと言った。
迷路では魔女がうじゃうじゃいるから気を付けてね? 魔女に捕まれば喰
われるけどね? まるで迷路の中で魔女と鬼ごっこみたいだね? といい笑う。果たして魔法少女たちは魔女から宝石を奪い夢を叶えられるか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 22:59:25
209文字
会話率:0%
二〇二四年大阪市。サラリーマンの長山明はいつものように大阪の地下街を抜けて家路についていた。そんな時、不思議な通路を目にした明はそこへ迷い込む。そうして、通り抜けた先はエデンと呼ばれる異世界の都だった。明は思い切った。右も左も分からない明は
勢いと決断で「何でも屋」を開店することにしたのだ。何でも屋はどのように発展していくのか。かくして、明の異世界での物語が始まるのだった。(いくつか魔物と戦うことになる戦闘シナリオがあります。マイルドな暴力表現があります)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-22 13:08:40
387591文字
会話率:28%
世界最強はこの世に迷い込み、全てを助ける英雄にーーー
「なるわけないだろ」
そしてその彼が選んだのは、主人公達のーーー保護???
最終更新:2025-06-14 21:42:15
108930文字
会話率:44%
人生に迷っていた主人公は異世界に迷い込み、そこで地図スキルを手に入れた。
そんな彼が公爵家の姫さまと知り合ったとき、冒険の扉は開かれる。
最終更新:2025-06-07 19:11:19
109319文字
会話率:37%
# ダンジョンが出来て100年 あらすじ
## 物語の世界観
2050年、日本。100年前の1950年に世界初のダンジョンが誕生して以来、人類は「迷宮法」のもとでダンジョンを管理・運営してきた。政府機関「国家迷宮監査局」が全てのダンジョ
ンを監視し、探険者には正式なライセンスが必要な時代。
## 第1章のあらすじ
### 運命の始まり
横浜市如月区青葉に住む中学3年生の**紅蓮誠**は、卒業式の朝、勉強机に一滴の緑色の液体が落下するのを目撃する。その瞬間、机の引き出しは異空間へと変化し、奥行き無限大の緑色洞窟となった。好奇心旺盛な誠は恐る恐る足を踏み入れ、人生初のダンジョン探索を開始する。
### 最初の仲間たち
幼なじみでIQ160の天才少女**橘玲**に相談した誠。玲が持参した特殊薬品「キセス液」がスライムに奇跡を起こし、貴重なアイテム「オープナー」を入手する。さらに妹の**莉子**が偶然ダンジョンに迷い込み、隠れていた回復魔法の才能を開花させてチームに加入。「紅蓮探険隊」の基盤が形成される。
### 初めての試練
体長2メートルの第1層ボス「ゲルスネーク」を玲の戦術と誠の勇気で撃破。ドロップした「転送ルーター」により、ダンジョンの出入口を複数設定可能になる。迷子のロボット「DOG-α」を救う初依頼を通じて、誠は「困っている人を助ける」使命感を抱く。
### 法の壁と家族の絆
地下鉄廃駅で国家迷宮監査官**アメジスト**と遭遇。無許可ダンジョン運営は「迷宮法違反」だと警告を受ける。その後、凶暴な「黒い粘獣グラファイト」の襲撃で家全体が危機に陥り、両親にもダンジョンの存在が発覚。
元自衛隊整備士の父・大悟と化学研究員の母・真弓も加わり、家族総出で探険隊を結成することを決意。
### 新たなスタートライン
正式な探険者ライセンスを取得するため、関東最大の迷宮都市シグナへ向かう誠たち。そこで技術系ライバル**九条蒼馬**と出会い、筆記・実技試験で火花を散らす。
玲の天才的知識、誠のリーダーシップ、莉子の回復能力、そして両親の専門技術。「紅蓮探険隊」は本格的なダンジョン探索者への第一歩を踏み出そうとしていた。
---
**キーワード:** 家族の絆、成長、冒険、友情、責任
**ジャンル:** 現代ファンタジー、ダンジョン探索、青春群像劇
---
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-05 14:00:00
37345文字
会話率:54%
ジャンル:ファンタジー|後宮|修仙|美女剣仙|龍族の師姉|妖艶な狐娘|必死な愛犬系男子(?)
飛空仙舟、美しすぎる女剣仙――そしてあの事件。
師匠の寝室にうっかり迷い込み、なぜか「ストッキング泥棒」の濡れ衣を着せられた俺。
……いや、濡
れ衣じゃない、あれは釣りだった!罠だ!釣り堀師尊だ!!
俺は元々、修仙小説を書いてた作者だ。
やっと完結して原稿料もらったと思ったら、まさかの過労死。
しかも目覚めたら、自分の小説の世界に――
モブ!
いや、モブどころか丹薬にされかけた仙草だったんだが!?
命が惜しい俺は、生き延びるために選んだ。
あの女剣仙の大腿(フトモモ)にしがみつくしかない!
冷たくて、プライド高くて、なのにめちゃくちゃ「釣り」好きな、あの絶世の美女――。
でも、俺には切り札がある。
《神魂融合》――!
修行をサポートしてブレイクスルーさせるのはもちろん、
ついでに肩を揉んだり、背中を叩いたり、風呂に一緒に入ったり……って、え、これ何のスキル?
修仙するって言ったのに、
毎日が修羅場(バトルフィールド)なんですけど!?
ま、いいか。
舐める(ペロる)しかないなら、全力で舐め抜くまでだ――!
俺は絶対、ペロって仙道を切り開いてやる!
ペロって新世界を掴んでやるからな!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-05 00:18:21
134415文字
会話率:30%