主人公の中島 颯真(なかじまはゆま)は、高校2年生
学校では男女問わず、人気者でムードメーカーでもある。
いじめるやつにも優しい態度で接する。
それは表の顔で明るく楽しい性格だったが、ひとたび家に帰るとゴミだらけの部屋にどこから現れたのか
一羽のコウモリの姿があった。
そんな彼の秘密は、裏の顔がある。
母親が精神疾患を患っていて、さらに魔の手が襲い掛かる。
それを食い止めようとコウモリに指示されたミッションをこなそうとする。
そのミッションとは……
ドキドキのミステリーサスペンス物語にする予定です
※フィクションです
実在する人物と社名や団体とは一切関係ありません
1週間に1回更新予定 (月曜日)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 09:46:58
23262文字
会話率:61%
ーこの世界は平和である。40年前に世界戦争が終わり、この戦争によって世界の人口の半数以上の人間が死んでしまった。日本でも人口の7割が死んでしまったという。そして今、長い戦いのあとの復興も1段落し、世界連邦が発足して安定と秩序を取り戻したこ
とで急速に人口が増加していく時代となっている。この世界は平和である。この世界の表の顔としては。これは、僕たちのクラスが本当の今の世界を知り、裏の世界で生き残ろうと奮闘する物語。そしてこの裏の世界の本当のことを知っている人たちからは僕らのような人のことをこう呼ぶらしい。「determined person」 定められし者、と。これは僕達の少し、いや、だいぶおかしな、そして苦楽をともにした仲間たちとの物語である。ー
毎週金曜日更新‼たまに火曜日も更新かも⁉折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 22:15:09
234105文字
会話率:77%
クラリス・エヴァレットは、美しく完璧な公爵令嬢──だけど、それは“表の顔”。
本当のクラリスは、この世界が乙女ゲームだと知る転生者だった。
本来なら、ヒロインが攻略キャラと恋に落ちて、世界を救うはず。
だけど、この世界のヒロインは
──ポンコツすぎた。
勉強はからっきし、魔術もさっぱり。運動は得意でも剣術は滅茶苦茶。
このままでは、世界は滅び、自分も死ぬ!!
「なんとしてでもヒロインを幸せに導いてみせる!」
クラリスは、ヒロイン支援に全力を尽くす。
だが、彼女が動くたびに──
「クラリス様、今日もよろしくお願いします!」
「君はなぜ、そこまで彼女に肩入れする?」
「ただ……どうしても感謝をお伝えしたくて」
「もしかして私を誘っているのかな?」
「……ほんと、無自覚にもほどがある」
ヒロインだけでなく、攻略キャラたちの視線が、なぜかクラリスに集中してしまう!?
世界を救うのはヒロインと攻略キャラの絆のはずなのに、悪役令嬢のクラリスがなぜか一番モテる!?
──これは、ポンコツヒロインを支える悪役令嬢が、世界を救うために奮闘する物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 19:00:00
244204文字
会話率:20%
帝国一の情報屋が、ただ一つ知らなかったこと
——それは、『自分の正体』だった
カゼルシア帝国の片隅、万屋クアドロで働く少女・ロクスタ。
表の顔は雑貨屋。
裏の顔は、帝国随一の情報網を誇る “情報屋”。
見聞きしたすべてを記憶し、
誰より
も多くの秘密を扱う彼女が知らなかった
——『自分』のこと。
生き別れた家族を探すため、皇宮に潜入した少女は“幽霊”の存在と、“第2皇子の命は長くない”という事実を知る。
家族を探すはずが、気づけば皇子の命を救うことになっていた。
情報屋はまだ知らない。
自分が、帝国と王国の運命を揺るがす《鍵》であることを。
“知ってしまえば、戻れない”
——これは、呪いと祝福の狭間で、ひとりの少女が“真実”にたどり着くまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 20:10:00
39514文字
会話率:35%
星環暦817年、人類(ヒューマ国)を中心とする正軸国と、主要五種族を中心とする連合国との間で激化した第六次世界大戦は、連合国側が提示した「オルドナ宣言」をヒューマ国が受諾したことで終結した。
オルドナ宣言には、好戦的で危険な種族と認定
された人類に対し、次のような処遇が定められた。
・人類は100年後を期限として人道的に絶滅(寿命による死や安楽死)することとし、これを拒む場合は100年の猶予を与えず直ちに武力による絶滅が執行される。
・人道的絶滅を選択した場合、人類は滅びゆく種として保護対象とされ、100年間の平穏と厚遇を約束される。
・人類は繁殖を禁止とし、男女ともに去勢手術を受ける義務を負う。
その"人類絶滅までの100年"を伴走する役割を託されたのが観測者ソランテだ。
ソランテは、人間に襲われて身籠った霊族の母から生まれたハーフであり、男女の性別がなく、霊族由来の長寿と透明化能力を持つ諜報活動向きの存在だった。
ソランテが連合国側から与えられた使命はふたつ。ひとつは、人間たちの中にすでに生まれ始めていると噂されるレジスタンスを見つけ出し、実力をもって粛清するか、連合国側に報告すること。もうひとつは、人間たちの安らかな絶滅をサポートすること(100年を待たず死にたい人間に安楽死を提供することや、人類が絶滅することによる世界的な意義を人間たちに説き、納得のうえで絶滅の日を迎えさせること)。
絶滅享受派の宣教師に成りすましてヒューマ国に移り住んだソランテは、表の顔として後者を行いつつ、裏の顔として前者のために"疑わしい人間たち"に接近していく。
約束の100年後、果たして人間は予定どおり絶滅するのか、あるいは反逆ののろしを上げるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 22:47:27
8959文字
会話率:40%
ミア・マクシオンは大予言者ミアの予言の日時に生まれた。この日時に生まれた子供は「運命の王」となるらしい。
ミアには前世の記憶があり前世では日本で暮らしていた。そして26歳で車に轢かれて他界。
転生先は異世界。この異世界の大陸には人間以外にも
いろんな種族が住んでいた。竜族、獣人族、魔族、翼人族、海龍族、妖族、人間族の七種族。
大商人の娘として育ったが子供の時に自分が「透明人間」になれる能力があることに気付く。
表の顔は父の後を継ぎ商人になり国々を回る日々。だが行く先々の国で陰謀に巻き込まれることに。ミアは「透明人間」のスキルを使って「女スパイ」として活躍する。
ミアはそれぞれの国で知り合った魅力的でありながら一癖も二癖もある七人の男性たちと恋に落ちる。
ミアと七人の男たちとの恋の行方は!?ミアは本当に「予言の子」なのか!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 10:01:45
160323文字
会話率:38%
表の顔は、微笑を絶やさぬ受付嬢。
裏の顔は、ギルド全体を影から統べる“黒の女帝”。
冒険者ギルド《オルディナ》──それは無数の冒険者が集い、任務をこなす都市最大の組織。
その受付で日々冒険者の相手をしている女性、クラリス・ノワールは、一見
ごく普通の職員だった。
だが誰も知らない。
彼女こそがギルドの裏組織《ノクターナル》を操る影の支配者であり、情報、資金、暗殺、魔導のすべてを手中に収める"闇の支配者"だということを──。
かつて「処刑人(エグゼキューター)」と恐れられた過去を持つクラリスは、ある日、ギルドに持ち込まれた“奇妙な依頼”から世界の深層へと再び足を踏み入れる。
それは、神々の名を騙る謎の宗教団体《アステリア会》と、古の災厄を封じた禁断の遺物《断罪の石版》に繋がっていた。
──「これは受付嬢の仕事の範囲外です」
そう言いながらも、今日も彼女は静かに立ち上がる。
世界を、影から守るために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-19 11:42:10
866文字
会話率:36%
僕の弟は【絶世の美男子】だ。
それだけを聞くと「だから何だよ」と思うかもしれない。
でもその事実は、ただの賛辞に留まらないほどに凄かった。
女性は皆こぞって魅了され、男性は皆こぞって憧れる。
──強く、優しく、美しい、王国一の好青年。
……これが、僕の弟の「表の顔」。
平凡な侯爵家に生まれた突然変異。
弟の存在は、ただの侯爵家次男という枠を超えて、最後には二つの王国をも巻き込んだ。
…………皆、弟の「裏の顔」を知らないまま。
◇◇◇◇◇◇
凡庸な容姿に産まれた兄が見てきた、弟の人生と本性の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 17:21:29
28744文字
会話率:14%
覇気のない青年・ルギスは、小さな屋台を営む料理人。だがその正体は、国家も恐れる裏の英雄「ネクス」。帝国、連邦、共和国同盟――三大勢力の狭間で揺れる中立国〈オステリア〉を舞台に、彼は裏の顔で国家の陰謀や軍事衝突を未然に防ぎ、表の顔でささやかな
夢を追い続ける。
戦争、汚職、亡命者。誰にも知られず、誰にも称えられず、世界を救う影の存在――それが彼だ。
平穏な日常を守るため、今日も仮面をかぶり、戦場へと舞い戻る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-14 20:00:00
39118文字
会話率:27%
表の顔は占い領主。
裏の顔は対霊ハンターの北山光希。
そんな北山の元に、同じく対霊組織、内閣府特務委員会の海藤光咲から、支援要請を受ける。
その要請内容とは、地図から消えた島、神白島から生まれた神の討伐だった。
最終更新:2025-06-29 23:37:03
9397文字
会話率:40%
俺、レン。辺境で修理屋やってる、ごく普通の調律師。……というのは表の顔で、実は壊れたモノなら神様の心臓(コア)すら直せる【再創造】なんていう、ちょっとヤバめの力を持ってる。
静かに暮らしたいのに、ある日来た依頼人は「助けて」って涙目で訴
えてくる絶世の美少女。正体を【鑑定】してみたら、なんと伝説の神獣様で、しかも体内の超パワーが暴走寸前!?
仕方なくサクッと直してあげたら、今度は魔公爵とかいう見るからにヤバいのが乗り込んできて……。
もう俺の平穏なスローライフはどこ行っちゃったの!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-14 18:41:06
6107文字
会話率:37%
「復讐は正義か、悪か。それを決めるのは、法か、人か。」
法も秩序も機能しない現代の闇社会――
そこに現れるは、黒猫の仮面をかぶった自警団《黒猫の晩餐》。
彼らは依頼を受け、“法で裁けぬ悪”に制裁を加える秘密組織である。
表の顔は高級クラ
ブのオーナー“シェフ”。
その下に集うのは、元情報員、元軍人、そして復讐者――
それぞれに過去とトラウマを抱えた者たち。
一方、巨大マフィア《青龍会》は日本の裏社会を牛耳り、
政治・経済・警察を裏から操る絶対的支配者として君臨する。
ある夜、一人の少女が黒猫の扉を叩く。
「私の家族を壊したあの人たちを、裁いてください」と――
正義とは何か。復讐とは誰のものか。
偽りと真実が交錯するネオ・ノワールサスペンス、開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-23 19:58:57
16978文字
会話率:23%
世界各地の遺跡や遺構に、ダンジョンが出現するようになって15年。
宵原陽人は、ダンジョンから取れる素材を採取する生活を送る底辺探索者だ。
しかし、それは表の顔。実はダンジョン跡地にできる裏ダンジョンを15年間、単独で攻略し続けていた。
あ
る日いつものように裏ダンジョンに侵入すると、人気探索者の舞木玲美が巻き込まれた挙げ句、誤って全世界に配信してしまう。
隠れた実力者として、一躍注目の的となる陽人。
探索者協会からの接触を受け、成り行きで各国のトップ探索者と共に裏ダンジョン攻略へ赴くことに。
だがその戦いの裏では、陰謀を掲げる国際テロ組織もまた、陽人に目をつけ動き始めていた――。
影を纏う最強の探索者が、ダンジョンの闇と世界の陰謀に挑む!
ダンジョン配信×異能力バトルファンタジー、ここに開幕!
*――*――*――*――*――*
●投稿間隔
5/3~5/6:13:20~1hおきに10話投稿
38話+幕間2話の計40話で完結。
●併載情報
カクヨム様にも投稿しております。
なろう版はネトコン13を見据え、カクヨム側の反応を見て改稿したものになります。
【カクヨム版をお読みの方へ】
途中の経過が異なりますが、登場人物や結末に変更はありません。
なろう版と両方お読みいただけた方は、感想を頂けると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 22:20:00
151713文字
会話率:39%
男子高校生のチトセは教室で同級生のチアキを時折ただ見つめている。 自分から声を掛けたりしない。彼女に触れないように気を付けている。それが自分自身に課した掟だ。
いつの世もチアキは18歳の誕生日を迎えることはない。遥か昔、彼女は彼の幼馴
染みで恋仲だった。
彼は人間ではない。現在、そんな彼は彼女の死を見届けるしか出来ないボウカンシャ(傍観者)だ。
彼には高校生としての表の顔とは別に裏の顔がある。ホバクシャ(捕縛者)として、彼は与えられし使命を粛々とこなす。
彼の過去を知るモノがいる。彼らはチトセの高校の同級生として過ごしている。
チトセの存在が彼らの未来を大きく歪ませた。
彼はチアキとの関係で殻を破るのか、それとも自分自身にケリを付けるのだろうか。
いつの世も彼女の最期を見届けたボウカンシャのチトセ。今世こそ! 彼は彼女に18歳の瞬間を届けたい!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-28 13:10:00
157244文字
会話率:79%
あるローブを着た少女アルは、いろんな村によって遊んでいる。というのは、表の顔で、裏は闇を暴きこの世にいらないと判断したら始末してその罪の花言葉の花束を亡くなった場所に置いている
最終更新:2025-04-03 20:07:56
403文字
会話率:0%
俺の名前は佐倉迅。ただの高校生……ってわけでもない。俺には"チョイ能力"がある。具体的に言うと、目が合った相手の心が読める。でも、それは一瞬だけ。だから、大したことはできないし、むしろ厄介なだけだ。
この能力のせいで、
俺は人間不信になった。クラスメイトが俺に向ける表の顔と裏の本音のギャップを知りすぎたせいで、誰とも深く関わりたくなくなった。だから基本、ボッチで根暗な日々を送ってる。
そんな俺の前に、やたらと明るくて距離感のバグったクラスメイト、橘ひかりが現れた。こいつは俺の態度が冷たくても全然気にしないどころか、グイグイ話しかけてくる。そして、何を考えてるのか分からないくらい、いつも飄々としてる。普通ならうっとうしいだけのはずなのに、こいつの前では妙に気が楽になることがある。
……まあ、それだけならまだよかった。
なぜか、適応者特別監視班とかいう組織に目をつけられたり、女児向けアニメ「ブリギュア」オタク、ロリコン教師、元悪役令嬢などクセの強い能力者が次々と絡んできたりして、俺の平穏な日常は完全に終わった。おまけに、クラスには「暗黒大魔王」を自称する厨二病の転校生までやってきた。
俺はただ静かに暮らしたいだけなのに、どうしてこうなるんだ……。
だけど、いろんな事件に巻き込まれていくうちに、俺は少しずつ気づき始める。
この能力が"チョイ"だろうと、それでも俺にできることがあるかもしれないって。
"目が合った瞬間だけ"なんて中途半端な力だけど、それをどう使うかは俺次第だ。
……はぁ、面倒ごとには関わりたくないんだけどな。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-21 17:43:09
23749文字
会話率:46%
戦国末期、織田信長の配下に「頭狩り」と呼ばれる男がいた。その男・骸は、茶の湯の作法と刀術の双方に通じた不可思議な存在として恐れられていた。しかし、その冷徹な表の顔の裏には、生涯消えることのない復讐の炎が燃えている。
かつて骸は無心流の道場で
剣を学び、道場主の娘・花世と深い絆を育んでいた。しかし、織田信長による寺社焼き討ちの嵐は、その道場をも飲み込んでいく。愛する者を失った骸は、復讐を誓って信長の配下となる。「頭狩り」の異名を持つ暗殺者として頭角を現し、冷酷無比な殺戮者としての評価を確立していった。
時代の転換点に生きた一人の男の魂の軌跡を描き出す、歴史小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-10 19:40:00
15767文字
会話率:38%
貴族のみが通う学園の中でも特に地位の高い少女、『茨姫』と呼ばれる次期王妃と名高い公爵令嬢には秘密がある。それは特待生として特例の入学を果たした庶民の少女スフィー、それから金で地位を買った成金男爵のヨミと三人でティーサークルを設営したことだっ
た。表向き高慢な令嬢として名を馳せる彼女だが、同じサークルに所属する二人は知っている。
「──ああ、スフィー。今日も美しいな、私の愛しい女神さま」
「だ、だから、女神じゃないですってぇ! なにか言ってくださいヨミさんも」
「セレス嬢にとってはその通りなんでしょ。言うだけ無駄だって」
気高き令嬢は表の顔。その実情は────特待生を女神と呼び信奉する大変男前なレディであった! これは素性を隠した三人が出会い、素性を知ってもなお信じて愛する物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-02 16:45:07
40767文字
会話率:58%
国の発展を大きく改革した召喚者は、その国の王太子に見初められ、後に王妃となった。仲睦まじい二人の間には、父王に似た見目美しい姫と母妃にそっくりな王子が恵まれた。
王妃は月日がたってもあどけない少女のような姿で人々を魅了する。
吟遊詩人はそ
の国を詠い紡ぐ。
しかしそれは綿密に作られた王国の表の顔。
これは国が総力を上げて闇に葬りたい王室の日常記録の1部である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-03 19:17:45
4156文字
会話率:25%
前世は訳ありな家の跡取として生まれた。
表は武術道場を営みつつ、裏では暗殺稼業もこなす一族。
十五歳で婚約者を亡くし、子供であることを止めた。
大昔から付き合いのある名家の護衛や暗殺の依頼を引き受けてきたから、お金はザクザク入ってくる
…嬉しくない。
表と裏で仕事をしつつ、暇を見つけては本能のままに書き散らかしていた私小説を冗談半分で投稿したら、うっかりプロデビューする羽目に。
オマケに裏稼業で知り合った男どもが自分を慕って集まること集まること…。無駄に国際色豊かで、外人部隊みたいなの出来た。
ただでさえウチ男所帯でむさくるしいのに、何で集まってくるかな?
ジェネラルと呼ぶな、親分も止めろ。
オイこら政府!
てめぇ国が動けないからって俺らに厄介な仕事押し付けるんじゃねー!
表の顔は武術師範で小説家、裏の顔は暗殺屋であり国際色豊かな傭兵部隊を率いるという四足の草鞋を履いた男勝りな彼女。
…そして彼女は三十二歳で亡くなった。
転生なんて信じていなかったし、死んだら地獄に落ちるものと思っていた。
それなのに……
生まれ変わっていることにある日唐突に気が付いた。
前世とはまるっきり違う環境。
一寸と言うには十分過ぎるほど豊かな家で、バレエなんて習い事してる。
待て待て。自分が生まれ変わってるなら、前世の婚約者も生まれ変わってるかも…。
……可能性は…あるよな。
実際自分がここにいるんだし、無いとは言わせねぇぞ神様よぉ。
よっしゃ、希望が湧いてきたーっ!
そんなぶっ飛んだ主人公(一応女:一人称「俺」)が、前世の婚約者の生まれ変わりを捜しつつ、新しい人生を楽しむ物語…になる筈。
大昔に書いたオリジナル小説のスピンアウト…ある意味続編?です。
気まぐれ投稿おゆるしを。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-23 01:50:28
4515文字
会話率:40%