西暦2320年、世界は寄生菌『珊瑚』に蝕まれていた。
感染した者は異形となり凶暴化し、生物災害を各地で引き起こす。
災害を鎮める切り札は毒素を宿す有毒人種《ウミヘビ》。ニコチンやタリウム、塩素など、一人につき一つの毒素を持つその《ウミヘビ》
を管理する研究所に、奇縁によって入所する事になった医師モーズ。彼はそこで《ウミヘビ》の手を借り寄生菌の特効薬を探究することになる。
これはモーズが、特効薬『テリアカ』を作るまでの物語である。
※《ウミヘビ》は毒劇や危険物、元素を擬人化した男子になります
※研究所に所属している職員《クスシヘビ》は全員モデルとなる化学者がいます
※この小説は国家資格である『毒劇物取扱責任者』を覚える為に考えた話なので、日本の法律や規約を世界観に採用していたりします。
参考文献
松井奈美子 一発合格! 毒物劇物取扱者試験テキスト&問題集
船山信次 史上最強カラー図解 毒の科学 毒と人間のかかわり
齋藤勝裕 毒の科学 身近にある毒から人間がつくりだした化学物質まで
鈴木勉 毒と薬 (大人のための図鑑)
特別展「毒」 公式図録
ジェームス・M・ラッセル著 森 寛敏監修 118元素全百科
その他広辞苑、Wikipediaなど折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 06:50:00
1240656文字
会話率:46%
世界は、突如として現れた“異形”によって蹂躙された。
空と海は封じられ、国々は孤立し、人類は滅びの淵に追いやられる。
とりわけ日本を襲うのは、「鬼」や「妖」といった怪異たち。
それに唯一対抗できるのが、“戦将”と呼ばれる選ばれし者たちだっ
た。
戦将を志す少年・信条崇真は、歴史上の偉人の魂を宿す武器《戦武》を託される。
その内に眠るのは、かの剣聖・宮本武蔵。
未熟な少年と、奔放な伝説の魂。
ふたつの意思が交わるとき、滅びゆく世界に一筋の刃が閃く。
──だが、それは物語の幕開けに過ぎない。
この世界における“希望”とは、果たして誰にとってのものか。
その剣は、正義の象徴か。それとも、新たな災厄か。
※本作は、VR訓練・異能武器・近未来の日本を舞台にした〈和風バトルSF〉です。
※本作は、他の小説投稿サイトでも連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 01:23:01
56764文字
会話率:44%
とある遺跡の発掘によって、人類の寿命は飛躍的に伸びた。
人々は“フィーニス”と呼ばれるドーム状の都市で暮らし、特殊な飛行機によって互いの国を行き来していた。
他国へ向かう最中、飛行機の窓から外を眺めていた永遠(とわ)は、翼の上に座る青年と
目が合ってしまう。
青年はシンと名乗り、二人は窓越しに会話を交わしていく。
突然、機内に絶叫が響き渡った。
伝染していく悲鳴と恐怖。
永遠の目に映り込んだ元凶の姿。
それは、この世のものとは思えない──悍ましい異形の存在だった。
血飛沫が舞う機内で、死にたくなければ自分を中に入れるよう話してくるシン。
永遠は生き残るため、シンを中に入れる決断を下すが……。
その選択は同時に、永遠が人間を捨てることを意味していた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 23:20:27
7719文字
会話率:35%
海外から日本へ戻る途中、永遠は飛行機の窓から外を眺めていた。
ちょうど翼の見える位置。
何となく見るのにも飽きて、手元へ視線を戻そうとしたその時、永遠は翼の上に人が座っているのを見てしまう。
青年はシンと名乗り、二人は窓越しに、しばし会
話を交わすこととなる。
しかし突然、飛行機の中に絶叫が響き渡った。
伝染していく悲鳴と恐怖。
そして、永遠の目に映り込む元凶の姿。
それは、この世のものとは思えない、おぞましい異形の姿だった。
血飛沫が舞う機内の中で、シンは永遠に
「死にたくなければ僕を中に入れて」と話してくる。
永遠は生き残るため、シンを中に入れる決断をくだすが……。
(こちらはカクヨムとの並行連載です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-15 17:22:34
27490文字
会話率:36%
世界に空いた、無数の穴ーーそれはもしかしたら、『何か』が『こちら側』へ侵入した証かもしれない。
彼らはこう呼ばれている。
この世にあらざるものーー『ヨモツド』。
そんな異形の怪異、『ヨモツド』が引き起こす様々な問題に対応すべく
設立された特殊事案対策専門機関『ナカツド』は、人々の平穏な暮らしを守るべく陰ながら奔走する毎日を送っている。
その第七支部へ配属された新人のトキヤ・イテクラは、自分とは正反対のイサリ・カガヤとバディを組むことになり、その自由奔放さに振り回されながらも先輩隊員や仲間たちの手を借りながら、次々と巻き起こる問題に立ち向かって行くーー
※ホラー、暴力表現なども含みますのでご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 21:00:00
143798文字
会話率:48%
――この世界には公にされていない危険な事実が山ほど隠れている。
覚醒者(ウェイカー)と呼ばれる超能力者。
浮浪者(ワンダラー)と呼ばれる人から異形へ変貌していく存在。
それらはマフィア構成員の少年ルカが生きる世界――裏社会に存在する『危
険な事実』の一つだった。
マフィア構成員としてキャリアを積み重ねて来たルカはある日、組織の本拠地イタリアから日本への異動を命じられる。
そしてそこで与えられた任務は覚醒者であるボスの娘の護衛、そして――派遣先の仲間の監視と殺害だった。
幼い頃から裏社会に身を投じて来た少年の機械的且つ合理的な思考は、一人の少女との出会いから少しずつ変化を遂げる事になる。
★カクヨムでも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 19:10:00
89832文字
会話率:34%
※カクヨムでも掲載中です。
絶海上の皇国、輪国には龍蛇の一族と呼ばれる者たちがいる。
水を司る龍蛇神と人間の間に生まれた半神――その子孫である彼女たちは代々、男であれば龍男(たつのお)、女であれば蛇女(じゃのめ)と呼ばれる異形変化の能力を
持ち、人々から恐れられていた。
そしてかの一族出身である清水桜夜は花川幕府の御庭番として仕えるも、皇幕戦争による父の死をきっかけに行方をくらまし、弟の蓮夜とひそかに暮らしていた。
しかしある日、輪皇直属の諜報機関・親兵局の副長を務める烏賀陽伊織が姉弟のもとを訪れる。彼の目的は姉弟の保護であり、最後の将軍・花川嵐慶率いる幕府軍の残党組織、沈丁花の魔の手を退けることであった。
伊織たちの導きにより、桜夜は蓮夜を守るため親兵局に入局。
以降は輪皇側に立つ人間として、国賊である沈丁花の壊滅に奔走する。
だが、敵の根城に奇襲した際、なぜか彼らは自分たちの奇襲を察知していた。
「これはこれは由々しき事態。局のなかに裏切り者がおるな」
周囲への疑心。そして、桜夜に降りかかる様々な壁と葛藤。
これは神の血を引く特殊な姉弟と、彼女たちを支える親兵局員たちの戦乱を記した双紙である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 18:41:25
74807文字
会話率:51%
人間や動植物が住まう世界・顕界(けんかい)、神と崇められる霊獣が天上に住まう世界・天界(てんかい)、異形が跋扈する世界・鬼界(きかい)。これら三つの世界、通称三界(さんかい)は密接に繋がっており、輪廻転生すると伝えられていた。
また顕界で
は鬼門と呼ばれる空間のねじれが生じ、それを通じて鬼界から異形たちが流出するという現象が多発していた。その鬼門を封じ、尚且つ異形たちの暴虐を食い止める役割を与えられたのが、霊獣憑きの双子たちである。彼らは鎮守官(ちんじゅかん)と呼ばれ、異形の討伐に特化した稀有な力を霊獣たちから授けられていた。中でも四神をその身に宿す折節四兄妹は四天王と呼称されていた。
ある日、四兄妹は鎮守総監の一人である天宮桃也が突如行方不明になったという知らせを受け、約一年振りに再会を果たす。そして、桃也の不在によりこれまで封印されていた大鬼門が開き、強力な異形が跋扈してしまう。中には四凶(しきょう)と呼ばれる最高位の異形の姿も。四兄妹は四天王の威信にかけて四凶と対峙し、死闘を繰り広げる。
兄妹であるが故の確執、嫉妬。また双子として、霊獣憑きとして生まれた運命に対する嫌悪と反抗――。様々な感情に翻弄されつつも、折節四兄妹と彼らを取り巻く鎮守官たちは現実に立ちはだかる苦難に立ち向かい、仲間と共にそれを乗り越えていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-04 10:19:54
28615文字
会話率:47%
有名な自殺スポット、富ノ裏神社。
オカルトサークルの活動の一環でこの場を訪れた旅籠守仲は、数枚の写真を撮った後に神社から伸びてきた異形の腕に捕まってしまう。
目が覚めるとそこは異空間。
そしてそこにいた神と名乗る異形は、旅籠にこう
告げる。
「和風異世界、いかがですか?」
神の手によって強制的に異世界に投げ出される。
降りてきた地で旅籠を待っていたのは……人間を慕う、異形共だった。
これは人間、妖、鬼、獄門、異形なる勢力がいる中で、最弱の種族、異形と共に元の世界に帰る為奮闘していく物語。
また……消えた旅籠を探しに来た二名の友人が、この世界に迷い込むのだった。
誰も見たことのない異形共の下克上。
いかがですか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 18:00:00
279827文字
会話率:32%
友人達との代り映えの無い日常を過ごす天原翔。彼の日常は忘れ物を取りに行った学校で、倒れ伏した教師をその背に守りながら、異形の化け物を相手に戦うクラスメイトの姿を見たときに唐突に終わった。
悪魔との契約によって自らも悪魔殺しとなった翔は、歴
史の影で繰り広げられていた人類と悪魔の大戦、人魔大戦に巻き込まれていくこととなる。
これは魔法と悪魔と少年少女の成長の物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 11:04:05
1492599文字
会話率:44%
高校一年の文化祭、変人美少年高校生津島三七十は、グースカと惰眠を貪っていた。
そこに現れたのは、一匹の狐の妖怪、水浅葱綿雪。
そうして出会った彼女と関わり様々なことに振り回されるうちに、津島は妖怪や怪異と言った、「人間でないモノ」
たちとも関わることになる。
そして彼は、自らの出生により、そんな異形たちの住む裏側の世界の事情に、段々と巻き込まれていくのであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 09:47:30
234448文字
会話率:35%
現代の日本。
表向きは平穏な日常が続くこの国には、一般には知られていない「異能」と「災異(さいい)」の存在がある。
◼︎ 災異とは?
災異とは、物理法則や認識に干渉する“存在災害”である。
百年前に突如として現れた“黒い影”のよう
な異形たちは、人類の文明や感覚そのものに干渉し、破壊をもたらした。
音、光、記憶、言語などを媒介とし、都市や人間を「認識できないもの」「意味の通じないもの」へと変質させてしまう存在。
これらはかつて、偉人と呼ばれる者たちにより封印されたが、現在になってその封印が破られつつある。
◼︎ 継環省(けいかんしょう)とは?
政府が水面下で設立した、異能と災異の監視・封印・継承管理を担う機関。
正式名称は「特異能力継承循環管理省」。
災異によって被害が拡大しないよう、異能者の力を登録・分類し、必要に応じて訓練・戦力として運用している。
異能者たちは「継承者(インヘリター)」と呼ばれ、厳しい階級制度と戦闘訓練(通称:ランク戦)を課される。
◼︎ 異能とは?
人間に発現する特殊能力。
多くは偶発的に発症するが、一部は**“かつて世界を救った偉人”の能力が代々継承されている**ものもある。
現在は“遺伝的因子”や“人工的施術”による異能発現も可能とされており、裕也のように「人為的に力を植え付けられた継承者」も存在する。
◼︎ 偉人と継承
百年前、災異を封印した存在たちは、歴史上に残る“偉人”とされている。
彼らの能力・魂・意志は、死後も特定の因子を通じて現代に転写され、「継承異能」として受け継がれてきた。
だが一部の災異はその継承系譜を追い、復讐のように復活を始めている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 22:58:30
22722文字
会話率:25%
2XXX年、地球に突如として謎の生命体が現れた。それは無数の目や足、触手を持つといった異形の形をしており、人を好んで食べる生物であった。人類がそれまで築き上げてきた戦闘技術のほとんどは通用することがなく、ただ貪り食われるだけの生命体へと人が
変貌しようとした時。人類の中で特殊な能力を扱うものが現れる。なぜかその能力はその生命体へと有効な攻撃手段であった。世界はその生命体へ蝕食(クルス)という名をつけ、能力者を筆頭として蝕食へ対抗していくための手段を模索していくこととなる。主人公の天音海斗(あまね かいと)は、蝕食によって両親を殺され、自身も喰われそうになった時に、謎の青年、神楽楓(かぐら かえで)に救われた。彼から蝕食殲滅の道へと誘われた海斗はその手をとり、蝕食との激闘へと身を投じていくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 18:09:29
86594文字
会話率:54%
突如東京を襲った原因不明の爆発事件、その跡地からは未知の粒子が発生し、生物を異形の存在へ変えてしまった。
粒子を浴びた人類から生まれた新種族【魔族】と、人類を脅かす脅威である【魔獣】との戦いは、今日も続いている。
最終更新:2025-07-27 00:00:00
110811文字
会話率:49%
二千X X年、突如世界各地に降り注いだ黒い隕石群により発生した異形の怪物により世界は大きく変わった。隕石群より現れた怪物は人間を積極的に襲った。従来の銃火器では歯が立たず、軍隊もなす術なく蹂躙された。
その異形の怪物を生み出した災害は『
天災』と呼ばれ、その怪物は『ボイド』と呼ばれる様になった。
多数の命が失われ、数多の人が露頭に迷い、世界は混迷を極めた。人類はあらゆる手を尽くして、とにかく出来るだけの対処が施され、世界がようやく落ち着いたのはボイド出現から約十数年の月日が過ぎた頃だった。
その十数年の月日の中で人類はボイドに対抗すべく対ボイド用兵器を生み出した。その名は──『戦乙女(ヴァルキリー)』。
戦乙女は人を素体とし、黒い隕石群から採取した特殊鉱物と更に近年存在が判明した魔術を盛り込むことで通常兵器では倒しきれないボイドを撃破すること可能となった者の事だ。
そして、その戦乙女の半身とも言える存在が『ハウンド』である。
これは少し独占欲が強い戦乙女とその相棒であるハウンドの物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 08:00:00
358832文字
会話率:46%
2025年、日本において国民の75%弱は、2種類の人間に分けることが可能だった。
死んでも蘇生できる人間と、そうでない人間に。
前者は予備の命を保有する者ーー有核者と呼ばれ、後者は失命者、あるいは欠落者と呼ばれている。
基本有核者は、一度
きり、ひとつの命しか持てないが、稀に何度でも、複数の命を保有出来る者達がいた。
彼らはカガリと呼ばれ、命を奪うことで生を保つ異形、命喰いと戦う事を生業とした。
何度でも死に、そして帰る彼らは根本的に不死であったが、ひとつだけ条件があった。
失命者、あるいは欠命者との契約がないと、己を失うのである。契約者はヨスガと呼ばれ、カガリは契約者を己の全てを賭けて守った。
この物語は、カガリの死の物語。
そして、ヨスガの生の物語である。
※カクヨムに重複投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 23:42:25
145684文字
会話率:49%
(冒頭三話以降毎日or隔日の21時に更新)
ある日、東京・新宿に巨大な“樹”が突如として出現した。
その異形の樹は瞬く間に街を飲み込み、同時に“悪魔”と呼ばれる存在たちが出現。新宿は政府によって壁で封鎖され、人々の記憶からも忘れ去られよう
としていた。
だが一年後。
家族の行方を追う高校生たちと、特殊任務を帯びて潜入した二人の工作員が、“黙示樹”の根に覆われた廃墟都市を再び踏みしめる。
希望も、生存も、保証はない。
だが彼らには、それでもなお歩かねばならない理由がある。
一人では歩けない。けれど誰かとなら、踏み出せる。
失われた日常の中、交差していく過去と現在。
終末の都市で芽吹く、小さな絆と決意の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 03:44:46
28517文字
会話率:20%
武装大国、神王国ゴルジオン。その王国はある日、未曾有の厄災に襲われた。高い戦闘能力を持ち、普通の人間では抗うことなど出来ない異形の怪物――悪魔が、数千、数万の大軍を成して襲い掛かって来たのだ。後に『大厄災』と言われたその日、王国は絶望に覆わ
れた。……だがその中で、神の力が宿るとされる武器である神器、それも異質な漆黒の神器を用いて幾千、幾万の悪魔を屠った者がいたという。正体も何も分からない彼はその姿から”漆黒の勇者“と呼ばれた――
これは、神ならざる者たちが紡ぐ新しい神話。
※許可なく転載することを禁じます。
※Reproduction is prohibited.折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 21:36:44
901798文字
会話率:37%
星たちがうっすらと散りばめられた夜明けを、一隻の飛行船が翔けていく。針路の先、遥か彼方には逆さになった城が浮かび、まるで絨毯を敷くように無数の飛行岩が流れている。
舞台は、飛行石の恩恵を受けた、魔術と古代遺物の世界『レストリア』。
安住の地
を求めて追手から逃げ続ける少女イユは、異形の翼と耳を持った『龍族』の少年リュイスに助けられる形で、飛行船『セーレ』に同乗することになる。
『異能者』であることでセーレの船員たちから厭われつつも、少しずつ打ち解けていくイユ。しかし彼女は、リュイスたちには知られてはいけないある秘密を抱えていたのだった。
これは、思いのままに生きようと足掻く少女の、生き様を綴った冒険譚である。
※更新:火、木、土(火、木は19時or20時台、土は不定)
※感想、評価、ブクマ、誠にありがとうございます。非常に励みになります。頑張ります! 誤字報告もとても助かります。
※クリスマスショートストーリーは、一番下のリンクよりお読みいただけます。(2018.12.25/2019.12.24/2020.12.24)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 19:04:02
3112818文字
会話率:41%
トラック運送業者以外にしかも、トリックスターを気取る某神にハドロン衝突型加速器を暴走させる暴挙で殺された中年主人公は、いきなり賽の河原で石積みをする子供達をなぶる小鬼達を異形に変化しながら駆逐する謎要素満載の存在…地獄の獄卒、牛頭にまで手を
焼かせる。そんな主人公にお兄ちゃんと寄り添うのは猫耳娘ではなくただの猫?自身の正体に気付かず、冥界を彷徨う。どうやら、異世界のモンスターは大体、マブダチの彼は、いったい何者?人間に転生し過ぎた彼に前々世以上の記憶は薄い!?周りは、彼の名前を様々な名で呼ぶが納得できない?そんななか、「名もなき神々の王」を名乗る至高存在から「我たちの『虚ろ』を始末して欲しい」、「望みは何でも叶えよう」という条件のもと新たな異世界“へレナス”へ人として転生の度に身につけた能力と東の神仙、大妖怪、ヤバい奴らと「神殺し」に向かう!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 07:55:52
2940159文字
会話率:18%
この世界では、心が壊れる前に、命を賭けるーー
2029年4月13日ーー異界の門より突如として悪神・逢魔が襲来。
「逢魔時」と呼ばれる未曽有の大厄災が、日本を襲った。
そして、神仏霊妖が“堕神”となりて人を喰らう呪われた都ーー《千年京》
が生まれる。
逢魔時から、およそ一年。
千年京は依然、異形の脅威に怯える地獄であり、人々は、国家退魔師隊に頼りわずかな平穏を保っていた。
だがそんな中、国家を凌駕する謎の新勢力《暁月》が出現。
暁月を率い、逢魔の打倒を誓う青年ーー華上 亜蓮。
少人数ながらも圧倒的な力を誇る彼らは、未知の秘術ーー《浄化滅却の炎》を奮い、神域内の堕神を次々と祓い始めた。
ーー傷ついたままでいい。その痛みごと、斬り進め。
「現代和風×人間ドラマ×退魔アクション」ーー開幕。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 22:44:29
185952文字
会話率:31%
平治の乱で二十歳の若さで処刑されたはずの源氏の猛将、悪源太義平。
だが、彼は死んではいなかった――
処刑場で命を救ったのは、鬼の女、夜叉。
義平の魂に惚れ込んだ鬼の女は、無理やり義平を現世へと引き戻す。
「妾の命を授けよう」
だが義平は、
その恩を喜ばず、むしろ夜叉を憎んだ。
「俺が望んだ生ではない」
義平がただ一つ求めるのは、父・源義朝の魂を喰らい殺した“真の鬼”。
その鬼を討つこと――それだけが、生き永らえる理由だった。
鬼と人の狭間でもがく義平の戦い。
鬼に生かされ、鬼を討つ。
和風ダークファンタジーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 22:00:00
28610文字
会話率:32%