※残酷 グロテスク 暴力表現が多数あります
苦手な方はお控えください
意識を取り戻した
気がつくと、体は骨になっている
何も思い出せない・・・
ここはどこだ
戦場か
横たわる鎧姿や、剣や槍などが散乱し、血を流し倒れ伏している者が
大勢いる
みすぼらしい男たちが死体から何かをはぎ取っている・・・
奴らは生きている
その瞬間、俺の見る景色は怒りに燃えるように真っ赤に染まった
湧き上がる怒り
体を震わせる衝撃
生きている者が許せない・・・
急速に意識が遠のいていく・・・
暗転していく世界の中で、周囲の音は消え、視界が靄に包まれていく
かろうじて見えたのは、湧き上がる衝動に突き動かされ、男たちに襲い掛かる骨の体だった
意識が戻ると、俺は倒れつくす者たちの前で、真っ赤な液体に染まった骨の手のひらを眺めていた
滴り落ちる血が地面に到達した時、俺は僅かに思い出した
日本という国のことを・・・
・・・
※再度注意ですが、この物語では「生者を憎むアンデット視点」です。
残酷残忍グロテスク暴力殺人など、頻繁に出てきます。
読後、気分が悪くなったら一旦読むことをやめて深呼吸。
落ち着いて生きている事を実感してください。
私からの注意はここまでです。
読むかどうかはあなた次第。
アンデッドの目から見える世界の片鱗が見えるかもしれません・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 00:00:00
184985文字
会話率:20%
迷宮ーー。それはある時突然この世界に現れ、それ以降様々な場所に生まれてその数を増やしてきたと言われている。迷宮内は平原や森林、海、空など多種多様な環境にあふれており、その規模も千差万別である。
当初迷宮がこの世に現れた時、現れた国の対応
はそれぞれ異なっていた。出現により村が一つ消えたことから周囲一帯を封鎖し立ち入りを禁止したり、不審なものとして入り口を封鎖したりとさまざまであった。なかには静観した結果迷宮から魔物が溢れ、周囲の村や街を飲み込んだ結果制圧できた頃には地図から県が消えたと言われている。
一方で、果敢にも内部へ調査隊を派遣した国もあった。その国も初めのうちは少数精鋭で調査隊を送り込んだものの、一カ月が経過しようとも誰一人として帰ってこなかった。しかし、ある時調査隊の一部が帰還に成功したことで内部の様子が判明した。その結果、迷宮内には大きな危険が存在するが、それ以上に資源や未知のモノに溢れていることが判明した。
それ以降、各国はこぞって迷宮探索に乗り出し、時には多大な犠牲を払いながら、時には危険を持ち帰りながらも探索を進めて行った。
その結果、得られた資源や迷宮内の魔術理論の解析などから急速に武器や魔術が発展し、安全性が向上するに連れさらに大きな成果を持ち帰るようになった。
現在においては迷宮内の探索を専門に行う職業である探索者は当たり前のものとなっている。
しかし、今回記して行くのは現在の迷宮探索の様子ではなく迷宮が出現した初期、いわゆる黎明期と言われる時代のことである。
様々な冒険譚や探索にまつわる手記などを読まれた各人に取っては当時の人々の行動や決心は愚かしく感じる部分も多々あると思われる。しかし、これは紛れもなく当時未知の領域に文字通り生命を賭けて挑んだ人々の物語である。その何かが読者諸氏に響くものが有ればこの話を纏めた甲斐があると思う。
ーー序文より抜粋折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 23:13:06
355336文字
会話率:41%
そう遠くもない近未来。AI産業の急速な発達により現代よりもAIや機械産業が今よりも更に普及した世界。
街中でも最新テクノロジーやアンドロイドを見かけるようになった。AI及び機械産業の発達に伴い、職業差別を受けたり、危険な仕事や倫理的に良くな
いとされてきた職業は人間の代わりに機械が行うようになった。
そんな中、機械の中でもアンドロイド(人型機械)の存在は異質で、アンドロイドは人間の欲求を満たす為の物として扱われていた。
そんな世界で、思春期特有の不安を抱え込んだまま塞ぎ込んでしまった少年は、ある日、ひょんな事から同級生の少女の更衣中の裸を見てしまう。少女の肩の皮膚は抉れていて、その傷口は銀色に幾何学的に光っていた。
実は少女は人間ではなくアンドロイドだった。
そこから色々とあり、二人は仲良くなり、幸せな日々を謳歌するのだが…
人間の少年と機械の少女の出逢いがきっかけで様々な困難を抱えた愛憎劇と歪んだ純愛が今、動き出す!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 20:40:16
22592文字
会話率:4%
世界に残されたバグを魔法のように使う手法、グリッチ。人工的に強力なグリッチを扱えるように生み出されたホムンクルス「アジェーナ」は、自身の性能テストを兼ねた飛行試験中に撃墜され、ルオトラ王国リントゥアルエ辺境伯領に墜落する。リントゥアルエ家の
嫡男アルマスに助けられたアジェーナは、恩返しとして辺境伯領の近代化コンサルタンシーを請け負う。急速に発展する辺境伯領だが、アジェーナの体と頭脳を狙う隣国チュン帝国の魔の手が忍び寄り……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 19:01:42
45653文字
会話率:55%
逆行転生者「鷹司耀子」により、日本が主にプラスチック材料の力で史実を大きく超える国力を得た世界線。チベットはイギリスと日本の支援によって辛亥革命中の清から独立し、史実より大きな領土を手に入れる。その中には現代で「宝の盆地」と呼ばれ、石油を
はじめとする様々な資源が算出するツァイダム盆地が含まれていた。
ツァイダム盆地の資源を元手に、日英の支援も引き出しつつ急速に近代化を進めていくチベット。中国とインドの水源を握る重要な立地も手伝って、史実を遥かに凌ぐ国力を身に着けていくが、人口が不足していて生産力に見合った軍事力が持てないでいた。困った政府は一部の兵科で女性を士官に任官することを認める。
カヤバ・ミカ・サカダワも、そんなチベットで戦車兵を目指す士官候補生である。学校で教官として活躍する日本人の父の背中を追いながら、やがて立派な戦車兵になることを夢見ていた。
しかし、1928年7月7日、突如としてウイグルの軍閥である新疆軍がチベットに侵攻、首都ラサが陥落の危機にさらされ、まだ士官候補生である彼女も突然戦場に引っ張り出される。
これは、歴史が歪みに歪んだ世界で奮戦し、やがて一流の戦車兵へと昇り詰める女戦車兵の物語。
この作品は「鷹は瑞穂の空を飛ぶ(N1453GS)」のスピンオフです。そちらをお読みいただくと、より深く作品の内容を理解できるかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-11 18:00:00
82324文字
会話率:54%
公爵令嬢に転生したエミリアは、才能がなく“悪役令嬢”としての破滅ルートを避けようと地味に生きていた。
それでも大好きな王子の婚約者に選ばれ、平穏な日々を送る……はずが、学園に現れたのは“努力次第で無限に成長する”祝福をもつヒロイン・イリス。
「こんなの、私が敵うはずがない……」と打ちのめされたエミリアは、王子とイリスが急速に距離を縮める様子を見せつけられ、胸の奥に“もやもや”が募っていく。
その不安が限界に達したとき、エミリアはある決断を下した。
「婚約は破棄します、だって妬ましいから――――」
かつての恋心が憎しみへと変わり、王子を振った公爵令嬢はヒロインの手を引いた。
恋心すら塗りつぶす胸の奥の〝もやもや〟を消すために、エミリアは他人を羨まないで済む安住の地を探し、旅に出る。トラブル満載のチートヒロインとの二人旅、果たしてエミリアが心休まる日は来るのか……?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 18:45:33
301362文字
会話率:40%
公爵令嬢に転生したエミリアは、才能がなく“悪役令嬢”としての破滅ルートを避けようと地味に生きていた。
それでも大好きな王子の婚約者に選ばれ、平穏な日々を送る……はずが、学園に現れたのは“努力次第で無限に成長する”祝福をもつヒロイン・イリス。
「こんなの、私が敵うはずがない……」と打ちのめされたエミリアは、王子とイリスが急速に距離を縮める様子を見せつけられ、胸の奥に“もやもや”が募っていく。
その不安が限界に達したとき、エミリアはある決断を下した。
「婚約は破棄します、だって妬ましいから――――」
かつての恋心が憎しみへと変わる、その瞬間に隠された真実とは……?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-11 07:10:00
15921文字
会話率:35%
舞台は産業革命期のアルビオン王国。伝統的な貴族社会と急速に台頭する機械産業の狭間で、新しい時代の幕開けを迎えていた。
20歳で家の没落と死を経験したエレノア・クレイトンは、気がつくと8歳の自分に戻っていた。一回目の人生では産業革命の波に抗
った父の選択により、家業の伝統工芸は時代の波に飲み込まれた。エレノアは婚約者エディとの縁を自ら断ち切り、苦しい境遇の中で人生を終えることになった。
—今度は産業革命に抗わない—
その決意を胸に、エレノアは幼い体でこれまでの経験を駆使し、クレイトン家の未来を変えるべく行動を始める。伝統工芸の価値を守りながらも機械化を取り入れ、2回目の人生でのエディとの絆、そして市場で出会う花売り少女リリーや煙突掃除の少年チャーリーという階級を超えた仲間たちと共に、産業革命期のアルビオン王国を変革していく。
伝統と革新の調和を目指す、貴族令嬢エレノア(2回目)の物語。
◇エレノア始めました! ◇できれば、週一で月曜日に更新予定 ◇更新頻度は遅いです。スミマセン ◇活動報告的なものはnoteにて ⇒ https://note.com/sakamichikou/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 18:16:15
17255文字
会話率:34%
主人公のレイは、サイガ伯爵家の長女として生まれた。
魔法が全てのこの世界において、ただ一人、魔力を持たないレイは、家族からも周囲からも虐げられる毎日を送っていた。
ある日、王命により、海を跨いだ向こうの国、極東の華族【一条家】に妹
が嫁ぐことになる。
だが、嫁ぎ先は恐ろしい妖魔がうろつく魔境。さらに、一条家当主【一条悟】には、【極東の悪魔】というあだ名がつけられていた。
我が子が可愛い父は、義妹のアリアルの代わりに、レイを極東に送り込むことにした。
地獄のような環境から抜け出せるからと、レイは了承し、海を渡る。
「おまえ、ものすごい霊力を持ってるな。素晴らしいぞ」
実は、魔力がないわかりに凄まじい霊力を持つレイは、悟から溺愛されることになる。
そしてレイは大妖魔ザシキワラシの生まれ変わりであることが判明。
彼女がいるだけでその家は繁栄するという力をもつ彼女は、極東の人間が喉から手が出るほど欲する人物であった。
一方で、レイを失ったサイガ家は、急速に没落していく羽目になる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 18:00:00
405171文字
会話率:44%
主人公のレイは、サイガ伯爵家の長女として生まれた。
魔法が全てのこの世界において、ただ一人、魔力を持たないレイは、家族からも周囲からも虐げられる毎日を送っていた。
ある日、王命により、海を跨いだ向こうの国、極東の華族【一条家】に妹
が嫁ぐことになる。
だが、嫁ぎ先は恐ろしい妖魔がうろつく魔境。さらに、一条家当主【一条悟】には、【極東の悪魔】というあだ名がつけられていた。
我が子が可愛い父は、義妹のアリアルの代わりに、レイを極東に送り込むことにした。
地獄のような環境から抜け出せるからと、レイは了承し、海を渡る。
「おまえ、ものすごい霊力を持ってるな。素晴らしいぞ」
実は、魔力がないわかりに凄まじい霊力を持つレイは、悟から溺愛されることになる。
そしてレイは大妖魔ザシキワラシの生まれ変わりであることが判明。
彼女がいるだけでその家は繁栄するという力をもつ彼女は、極東の人間が喉から手が出るほど欲する人物であった。
一方で、レイを失ったサイガ家は、急速に没落していく羽目になる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-22 18:01:15
6254文字
会話率:34%
支援術師のクルスは、所属するSランクパーティー【餓狼の爪】で『ちょっとしか強化されない』『地味すぎる』『役立たずの寄生虫』などと罵られ、ついにはクビを宣告された。
彼のユニークスキル【底上げ】は詠唱もエフェクトもなく、その真価を誰にも理解さ
れなかったからだ。
失意の中、王都を去った彼が辺境で出会ったのは、お忍びで旅をする隣国の姫騎士アルメリア。彼女に請われてスキルを使うと、その力は『ちょっと』どころか『全能力100倍』というとんでもないチートスキルだった。
ようやく真価を理解してくれる相手に出会い、クルスは破格の待遇で姫に迎えられ、新天地で英雄として活躍する。やがて姫から溺愛されるようになっていく。
一方、クルスが去った元パーティーは、急速に没落していく。そこでようやくクルスの【底上げ】の真価を理解する。
「俺たちが間違っていた! 戻ってきてくれ!」
――今さらそんなことを言われても、もう遅い。最高の居場所を見つけた俺は、姫と一緒に幸せに暮らしていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 12:00:00
19032文字
会話率:33%
【全自動・英霊召喚】
それは最強の魔術師一族の当主である青年フレイだけに使える超絶スキルだ。
どんなトラブルがあっても、それを解決できる英霊が自動的に召喚され、フレイ自身も知らないうちに解決してしまう。
そんなチートスキルを持つフレイだが
、理不尽な理由から仕えていた国を追放されてしまう。
次の就職先を求めていると、ホワイトな労働環境の小国アーシアにスカウトされる。
アーシアの宮廷魔術師として再就職したフレイは、英霊たちが自動的に活躍してくれるおかげで労せずして出世する。同僚も前に仕えていた国とは違って優しく、癒され、温かな時間を過ごしていく。
フレイはそんな仲間たちのために奮起し、やがて魔法後進国のアーシアを世界最高の魔法王国に成長させていく――。
一方、フレイを追放した国は、彼の英霊の力を得られなくなったことで急速に落ちぶれていくのだった……。
最高順位:日間ハイファンタジー1位/総合2位 週間総合5位/ハイファンタジー2位折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-30 12:00:00
231895文字
会話率:47%
急速に進化したスマート社会。
私たちは日々、無数のデジタル機器に囲まれ、通信網の中で“つながって”生きている。
スマホ、Wi-Fi、クラウド、AI、AR、監視カメラ、顔認証、音声アシスト——
しかしその「つながり」は、本当に人と人のものなの
だろうか?
この百物語は、現代人の誰もが手にするテクノロジーのすぐ隣に潜む異形の存在を描いた短編集である。
登場するのは、特殊能力を持つ者でも、恐怖と戦う英雄でもない。
ただの一般人——
いつも通りの日常を送っていた、ごく普通の「あなた」だったかもしれない。
接続履歴にない通話、認識しない顔、出力される“部品”、
誰が見ているのか、誰が話しかけてくるのか、
もしかしたら、あなたの端末にもすでに何かが入り込んでいるのではないか。
これは、デジタル社会で交差する“見えない怪異”の記録。
現代の百物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 09:30:44
23153文字
会話率:16%
勇者が魔王を討伐し、剣と魔法の時代は絶頂を迎えた。
しかし、戦後復興の中で人々はナショナリズムを見出し、近代化に希望を見出した。
不完全なナショナリズムは、戦友だった他種族との決別を引き起こし、急速な資本主義の発達が助長した貧困と格差は、社
会主義の勃興による政治的対立を引き起こした。
魔王軍を壊滅させたベテラン冒険者の超越的な剣術や魔術は、徴兵された農民が放つ弾丸の前では、無意味に成り下がった。
そうして、旧時代の拠り所を失った者達、新時代に未来を託した者達は、それぞれの理想を追い求めていった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 07:00:00
63115文字
会話率:14%
この世界には数十年前にフレイヤ隕石が落ちたそうだ。
フレイヤ隕石の影響を少女のみが受けて進化した。
学園総管理局初代代表井上真央から続く、学園都市クトルフの急速な発展には多くの組織の思惑があった。そうした歴史的背景から生まれた大人と少女の確
執を危険視した現学園総管理局代表雨宮花音は兄へ手紙を送った。
どうか、少女たちが大人を頼れる世界になりますように───
手紙を受け取った花音の兄、雨宮志音は秘匿された島学園都市クトルフへ向かう。道中、花音の失踪を知りながらもスラング学園へと足を運ぶ。
そして、生徒、先生、大人を通じて、異質な世界を知っていく。
どうか、少女が少女らしくあれる世界になりますように───折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-05 23:50:17
96503文字
会話率:57%
地球と同じ銀河の海に『ファルトン』と『アーバイン』という、人型生物が繁栄し文明と技術を発展させている地球型惑星が有った。
『ファルトン』はいくつもの国家間の諍いを経験したが、急速に科学技術を発展させ自らの衛星だけでは無く外惑星へ進出してその
資源を使い宇宙空間にいくつもの生存可能な施設を建設し繁栄を更に広げていた。
しかし、『ファルトン』に危機が迫る。
この星の繁栄の源。恒星『ヨーカ』が赤色巨星への坂を降り始めたのだ。
次々と起こる異常気象。恒星風の嵐、公転周期の変化、自転軸の移動。
いずれも僅かな変動であったがもたらされる影響は大きかった。
植物が枯れ食糧危機が訪れる。物価は高騰し各国で暴動が発生する。
貨幣経済は崩壊に向かい人々は掠奪に走る。
ここに来て人々には『ファルトン』と運命を共にするか、見捨てるかの選択を迫られる。
多くの犠牲を払って生み出された『コールドスリープシステム(CSS)』を搭載した大型のコロニー艦を中心とした移民船団を外惑星軌道上で建造して外宇宙のまだ見ぬ惑星へ旅立つ一団が現れた。
次々に建造される移民船団。大国や資金力が豊かな団体は我先に『ファルトン』を後にした。
そして、最後の船団が『ファルトン』を後にする。
数奇な間柄に有る3つの船団。予め予定された目標惑星の星域は近いが、それぞれの星域へ向かう事する。
そのうちの一つが『アーバイン』の衛星軌道上に到達して、移民禁止事項を無視して侵略を開始。
あがらう事も出来ずに隠れ住む先住民。
だが、偶然にその中の一人が日本へ転移。日本の技術や『術』を使って隠れ住むアーバインの民を救う。
反抗の機会を窺う先住民達。
しかし、地球にも『ファルトン』をたった一団が迫る。
彼らはどう出るのか?
『侵略』か『協調』か『離脱』か
『アーバイン』そして『地球』いずれにも訪れる最後の時。
人類は生き残っているのだろうか?
そして去っていく者達に行き先は有るのだろうか?
今、そのひとつの終わりが始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-05 14:50:45
3001863文字
会話率:31%
恒星コーカの巨星化に寄って、ファルトンの歴史に終止符が打たれた。
だが、ファルトンには前文明或いは古代文明と言われる遺跡が存在した。
そこから見つかる謎のエネルギー発生体【ボーズ】
ファルトンの人々は、思わぬ形で手に入れたこの無限とも言える
エネルギー供給体【ボーズ】を使い更に発展を遂げる。
遂には宇宙空間まで進出した。
先ずは、ファルトンの衛星に進出して宇宙基地を構築する。
更に、内外の惑星や小惑星群で豊かな鉱物の採取を行う。
そこで、新たな【ボーズ】が発見される。
巨大な推進力を発生させるボーズ。
まるで、次は外宇宙への進出だとばかりにファルトンの人々は狂喜した。
だが、同時に天文学が発展をして恐ろしい現実を知る。
コーカは相当くない未来に急速に巨大化して行く。
最終的には巨大なガス状の物体となり、このファルトンを含む惑星全てを飲み込む。
人々は恐怖に襲われるが、同時に起きた世界大戦の為にゴシップとして捉えらる事でうやむやになった。
だが、世界大戦が終結。
再度、この恐ろしい研究結果が報告される。
このまま、このファルトンと共に滅するか。
新たな通信技術、航行技術、そして冷凍睡眠。
これらを駆使して多くの選ばれた人達が、新たな星を目指す。
誰がこのボーズをファルトンに残した。
冷凍睡眠の技術はファルトン人が開発した。
だが、通信技術は?
光を越える速度を得ることが出来る航行技術は?
いつのまにか、手にしていた技術。
これは、誰が?
何の為にファルトンに置いていた?
それらに目を向ける事なくファルトンを捨てた人々。
その、謎を少し解き明かす。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-25 06:43:20
88462文字
会話率:21%
魔科──魔法と科学の融合学問。数百年前から提唱され始めた比較的新しい学問。数十年前のある出来事を境に急激に発展した。この魔科という学問によって時代は急速に発展し動いた。そして世界は現在混迷を極めている。
現在星神歴千三百三十二年──世界は
五大陸を中心として戦争の火蓋が切られようとしていた。そしてその戦争の始まりからの時代を『昏き世界』と呼んだ。
五大陸全てを統括し名目上管理する組織である世界連合、名称『|天照《アマテラス》』の直属の配下である『|十剣《カルディア》』の一人である主人公ゼノはこの不安定な世界に違和感を覚えて生きていた。
ある日世界の頂点に君臨する神と崇められる星世神『イザナギ』直々の勅令を受ける。その勅令はこの世界の滅亡と復活であった。
この日を境にゼノの運命の歯車は大きく動き出し始める。
これは『天剣』の称号を持つゼノが天剣魔導士として昏き世界に剣を突き刺す物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-05 01:15:43
37097文字
会話率:57%
エルフとケンタウロスが支配する剣と魔法の世界で、ヒトである主人公のリアムは、ある日村を何者かに略奪されてしまう。家族や友人を失ったショックで気を失った彼に、軍の教育研究幹部として活躍していた前世の記憶が降り注いできた。暫くして彼は復讐に代
えて『諸種族が共存共栄する近代国民国家』を建設する事を決意し、立ち上がった。これはそんな男の功罪の物語である。
この物語には以下の要素が含まれます。
・重化学工業を基調とする健康で文化的な生活。
・いともたやすく行われる三重結合の切断。
・巨人の肩にフリーライドする事による知識的優勢の獲得。
・急速な近代化による歪曲と衝突。
・剣と魔法の世界への火器と科学の文化レベルでの持ち込み。
・ハーバーボッシュ法とオストワルト法の使用による無煙火薬の大量生産。
・種族間格差。
・魔法と火力溢れる戦闘。
・血腥い描写。
・屍の山。
・特殊尋問。
以上をお楽しみ頂ける方向けの作品です。
『カクヨム』にも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-02 21:10:46
374575文字
会話率:31%
〝破壊の騎士〟と恐れられるアルカディア教団の使徒ルカ。
かつて王国の騎士だったルカは帝国との戦争の最中、大切な人を守れなかった失意の念から、授かった力を暴走させ多くのものを奪ってしまった。
絶望と罪悪感に沈むルカに寄り添ったのは、同じ
使徒である〝女神の歌姫〟イリア。
イリアの歌声と献身により救われたルカは「今度は私が守る番」と奮い立ち、イリアの〝守護騎士〟となる。
教団の使徒である二人に与えられた使命は、人々に讃美歌≪シャンティール≫を届けること。
魔獣の被害拡大を受けて、疲弊する人々を励ますのが目的だ。
旅立ちの直前、ルカはイリアの弟に衝撃の言葉を聞かされる。
「姉さんは、世界のために死ぬつもりだよ」
ルカは動揺を隠せなかった。
イリアが定められた〝宿命〟を受け入れていることも信じ難かった。
宿命とは何か。
何故イリアが犠牲にならなければいけないのか。
理由を聞くことが出来ないまま、事態は急速に変化してゆくになる。
教団内部で蠢く陰謀と、魔獣と帝国の脅威に晒され混迷を極める世界で果たして。
ルカはイリアの運命を壊し、未来を創ることが出来るのか──。
ふたりの愛と歌で紡ぐ物語が始まる。
※毎日18時頃更新予定、他サイト様でも公開中です。
※自作「終焉の謳い手〜破壊の騎士と旋律の戦姫〜」のスピンオフ作品。ですが、単体でお読みいただける作品となっております。
百合メインではあるものの、姉弟愛、家族愛も要所で出てきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-02 18:10:00
90537文字
会話率:27%
Aquí está la traducción al japonés con sentido natural:
"彼らは彼をヴォイド・キラーと呼ぶだろう。コスタ・デル・ソルの裏社会に潜む影。犯罪の親分たちを祈らせる悪夢。
でも今
の彼は?ただ賞金稼ぎアカデミーで生き残ろうとしているだけだ。
カスパー・デ・ラ・フエンテには特別な存在になる道具がある:軍事グレードのナノテクが血管に脈打ち、優秀なはみ出し者たちが彼の背中を守り、そして家族の遺産が彼を前進させる。そしてATAとして知られるテロリストたちが彼の世界を粉々にすると、カスパーは厳しい現実を知る—アカデミーでの訓練は本当の悪の表面をかすめただけだったということを。
ネオンがアールデコの影に滲み、テクノロジーで強化されたギャングが街を支配し、腐敗が骨の髄まで浸透しているレトロフューチャリスティックな世界で、カスパーと彼のクルーは彼らに急速な成長を強いる—もしくは死を覚悟で挑む—陰謀を暴く。
これは普通の成長物語ではない。これはヴォイド・キラーの始まりであり、彼の正義の教育は死体の数と共に刻まれる。
唯一の問いは:あなたは彼の台頭を目撃するだろうか?"折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-01 21:52:45
245868文字
会話率:32%
平凡な大学生・風間晴翔の平穏な一人暮らしライフは、隣人の黒髪ロングお姉さん──甘崎水萌にゲロをかけられた夜、静かに終わりを告げた。
蒸し暑い夏、華金の夜、アパート階段の踊り場で撃沈していた普段は清楚な女性。その正体は、酒癖がダメすぎる
おもしろお姉さんだった。
ゲロのお詫びにお菓子をくれたり、突然焼肉に連れて行かれたり、一緒に銭湯に行ったり、晩酌の見張りまで!?
普段はデキるお姉さんなのにプライベートでは破茶滅茶な甘崎水萌との距離は、一夜の過ち(ゲロ)をきっかけに急速に近づいていく。
吐瀉物つき(!?)社会人お姉さんと大学生のラブコメディ開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-01 12:58:59
7383文字
会話率:43%
「君、入学決定!」
「・・・は?」
高校一年生も半分を過ぎた頃、それは突然訪れた。
遥か昔より世界で脅威を振るってきた『悪魔』は今もなお存在し続けている。それに対抗できる唯一の力。それは男にしか扱えることのできない特別な力、『聖杯』と呼ば
れている。1000年ほど前、labyrinthとphantomと名乗った彼らはその力を手にし勇敢に戦ったがlabyrinthは裏切りphantomは命を落とした。
その力をなぜか扱えることができる通称女子高に通う神乃宮悠-かみのみやゆう-はとある些細な?事件をきっかけに聖杯を育成する学園、通称男子校に編入することになってしまった。さらに些細な?事件の際に元幼馴染の呉牙翔-くれがしょう-と再会する。またショタ理事長に教師達、愉快すぎる仲間たちや悪魔達が絡み合い、とある悪魔が目覚める。そこから神ノ宮悠の運命は急速に動き出す。さらには女子高の生徒や精霊、親友が登場し・・・
悠が抱える運命とは?1000年以上前に存在していた人物との関係性とは?悠と翔のじれったい関
係性を残しながら壮絶な過去と向き合い成長し、その裏では歴史をも様々な種族が住む世界をも巻き込んでいく。
巻き込まれファンタジー第一段。ここに開校
この物語はフィクションとなっています。無断転載や誹謗中傷はおやめください
2022年9月17日を持ちまして連載停止しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-01 02:30:12
352668文字
会話率:43%
ル・バニア皇国。
はるか昔、魔法がこの世界を支配していた頃。
聖女と勇者によって450年前に建国され建国から僅か数年で急速に勢力を広げた大国の名である。
豊富な魔法資源と優秀な魔法師を多数擁し、魔法を中心とした優れたインフラと政治体制を構築
したことで栄華を極めた。
しかし、その栄華の根源はある日を境に衰退を始めた。
そのことは、それまで代替手段としてしか見られていなかった『錬金科学』を揺らぐことのない地位まで押し上げることになる。
ある令嬢の多大な功績によって、魔法は錬金科学にその地位を奪われた。
以降、魔法は急激に衰退の一途を辿ってゆく。
数百年の月日が流れ、魔法の技術は人類から完全に失われることとなったのだった。
今やその栄光に満ちた残滓(残りカス)は各地に点在する故国ゆかりの朽ちかけた遺構と魔法師が残した歴史的価値以外はなんの役にも立たない古ぼけた魔法書のみとなった。
そう、とっくの昔に魔法は衰退したのよ。
今は科学全盛の時代、魔法はおとぎ話の中の話であって、本当に使える人間は誰一人として残っていないわ。
それも全ては、あの女のせいで。
栄華を誇る皇国には一人の才女が居た。
その才女の名はアルスリンデ。
アルスリンデはル・バニア皇国の貴族、セルグート公爵家の長女である。
生まれながらにして比類なき非常に高い知性と優れた身体能力。
多くの優秀な魔法師を擁した皇国内でも歴代最強と言われるほどの魔法適性と尽きることのない無尽蔵な魔力量を持ち合わせていたその才女は、建国の祖となった聖女に並ぶほどと言われていた。
そして、まるで一流の職人によって作られたビスクドールかのような気品溢れる完ぺきな容姿、上品に泡立てたクリームがたっぷり入ったミルクティーのような白く滑らかな肌。
形の良い特徴的な瞳は覗き込めば吸い込まれてしまいそうな、深い海の底のを思わせる碧眼。
つややかなサクラ色のリップから発せられる玲瓏たる声は美しい鳥のさえずりでさえ霞んでしまう。
癖のない長い黒髪は光を受け艶やかに輝き、その様は漆黒の空に散りばめられた星々のように輝いていた。
皇国の公爵令嬢、アルスリンデ=セルグートはその才覚と容姿から「碧眼の才女」と呼ばれていたのだ。
そして、私は「碧眼の才女」を壊すの。
これは、その故国の才女(チート)公爵令嬢アルスリンデの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-30 20:00:00
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会話率:20%
過去の出来事が原因で将棋棋士に対して少し苦手意識のある青空葵、彼女が公園で出会った青年は暗い顔をしていた。孤独な目をしていた。
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それから、2人の距離は急速に縮まっていくも、勇人の心は癒やせないままだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-29 18:02:16
50516文字
会話率:30%