もがいておりますねん。
最終更新:2025-07-25 11:50:07
459363文字
会話率:1%
高校二年生の主人公、柳瀬羽咲は、かつて祖母の雪江が大好きだった。
それなのに、同居を始めてからぎくしゃくしてしまい、関係を修復できないまま夏休み直前に祖母は帰らぬ人となってしまった。
心にジクジクとした痛みを抱えたまま終業式を迎えた柳瀬
羽咲に、一人の少年が声をかける。
「あんた、ゆきばあの孫だろ?」
一度見たら忘れられないくらい綺麗な顔をしている少年を、羽咲は知らなかった。名前さえも。
でも、一つだけわかった。どうやら同居してからの祖母には、家族も知らない交友関係があったようだ。
一つ年下の少年と亡き祖母の足跡を辿る、生涯でたった一度の特別な夏休み。
※他のサイトにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 10:45:36
69522文字
会話率:44%
兄弟がいない一人娘の伯爵令嬢ノーラは、次期伯爵になるために幼い頃から厳しい当主教育を受けていた。
13歳の時に母が亡くなり、当主教育に加えて女主人の仕事もこなすようになったノーラ。その過程で父の頼りない仕事ぶりを実感し、亡き母が父の仕事を補
助していたことで伯爵家が成り立っていたことを知る。
そのため、ノーラは腹心の従者ルカの手を借り、当主教育と女主人の仕事に加え、父の政務の手伝いまで行っている。
母の死から2年後、父は亡くなった愛人が生んだ庶子を伯爵家に向かい入れ、ノーラにはフィーネという1歳上の異母姉ができた。フィーネは小柄で素朴な容姿に、怖がりで人見知りだが心を許した人にだけ甘え上手な少女だ。
父はフィーネを溺愛し、ノーラの婚約者キャルムは『元平民のために周囲から浮いているフィーネが可哀想だから』と言い学園でフィーネと行動を共にしている。フィーネが姉になってからのノーラは、それまで心を許していた人たちとの距離を感じるようになっていった。
そんな中で突然の事故に倒れた父は死の床で次期伯爵にフィーネを指定してしまう……。
伯爵家と領民と父のためにとひたむきに頑張っていたノーラは、それまでの努力や成果を顧みられず無に還され、信用してた人達に見捨てられていく。そんなノーラが困難を乗り越えようともがく様子を書いた山も谷も控えめな物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 10:12:00
79500文字
会話率:17%
戦国の世の伊賀に、未来から“落ちてきた”者たちが築いた小さな共同体――平成の里。
文明も自由も失われたこの世界で、男たちは忍びとして暗闘し、女たちは戦士の心の拠り所となる。
現代から来たインディプロレスラー・ゴエモンは、平和な日常から「忍
び」としての宿命に巻き込まれていく。
仲間との絆、命の重み、そして自分が守るべきものは何か――
初めて人殺め、心を砕かれながらも、彼は一歩ずつ「戦士」へと変わっていく。
忍びの里・伊賀に迫る織田の脅威。天正伊賀の乱。
老若男女皆殺しの運命は避けられない宿命なのか。
大切な者達を救うため、忍び達は暗闘する。
敵味方を問わず、誰もが何かを守ろうともがくなか、ゴエモンは出会いと別れの中で「風を結ぶ」覚悟を見つける。
それは、誰かのために涙を流し、誰かの言葉で立ち上がる物語。
男たちが戦いの中で心を取り戻し、「戦士」になっていく――
時代も出自も超えて交差する、命と想いの物語が、ここから始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 09:00:00
42994文字
会話率:30%
核戦争後の世界。
「残された海」を巡って、世界はさらなる破壊へと進んでいた。
遺伝子改変によって生まれた生命体「airya」は、
ひとりの少年と出会う。
人間性と兵器の狭間でもがくairyaと、
戦場でairyaと向き合う少年 碧。
海
に眠る真実が、二人の運命を変えていく――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 22:00:00
36719文字
会話率:22%
売国を目論む偽物姫×強者を演じる人外陛下。秘密を抱えた2人の切ない系異世界恋愛ファンタジー。
新規連載はじめました! よろしくお願いします♪
⭐︎あらすじ
クローゼア王国第二王女、リィル・カルーテ・ロンドラインは双子であることを理由
に忌み子とされ、蔑まれて生きてきた。
自分がもう長くないことを知った彼女は、敗戦した帝国にクローゼアを売国するために姉の替え玉として乗り込むことに。
交渉相手は先帝ときょうだいを全て根絶やしにしたという冷酷無慈悲な極悪皇帝……のはずなのだけど、彼には彼で事情がありそうで?
『絶対、偽物だとバレるわけにはいかないのに、叶うなら死ぬまでに一度だけでいい。彼に本当の名前を呼ばれてみたい』
これはそんな矛盾を抱えながらも、第二王女としての役を全うし、最期まで生きようともがく、偽物姫の人生全てを賭けた物語である。
他サイトでも掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 21:07:25
172058文字
会話率:34%
福岡の片隅にある小さなパン屋「たてやまベーカリー」。
高校生・楯山真は、両親とともに穏やかな日常を送っていた。一人っ子で、特別なこともないけれど、焼きたてのパンと家族の笑顔がある、ささやかな幸福の中に生きていた。
だが、17歳の夏休み——
。
東京から転校してきたという謎の少年「三日月翠」が、真の平凡な世界を静かに揺さぶる。最初はただの転校生だった翠は、ある日、真にこう告げる。
「お前は“七宮家”の血を継ぐ者だ」
七宮家。
世界最大の小売業と警備企業を率い、武術家系としても室町から続く名門。だが真の父・七宮駆は、家の掟に背いて福岡へ駆け落ちし、楯山姓を名乗った“破門者”だった。そして今、かつて破門された父の息子である真が、再び一族に呼び戻されようとしている。
自分は誰なのか?
家族への裏切りなのか?
「一般」と「特権」、「自由」と「義務」の狭間で、真は戸惑いながらも、三日月翠や月蓮会の若き継承者たちと出会っていく。
そこで彼が見たのは、血の重み、運命の残酷さ、そして何よりも——若者たちが未来を選び取ろうともがく姿だった。
これは、ただ一人の少年が“名前”を取り戻すまでの物語。
偽られた日常の先に、本当の自分が待っている。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 13:46:14
4785文字
会話率:40%
【毎週だいたい火・木・土の更新です】
土地神の力を借りて、地元に降りかかる災厄を予知している巫女の鈴緒(すずお)。
彼女はある日、自分が近い将来とある男性とイチャイチャバカップル化する未来を視てしまった。
その男性こと銀之介(ぎんのすけ)
は兄の友人であり、鈴緒にとって天敵でもあった。
とにかくこの男、威圧感がすごいし小言も多いのだ。
どうにか未来を変えようともがく鈴緒は、無表情小姑な銀之介とのゆるふわ攻防戦を繰り広げる羽目に。
果たして彼女は、割と重めの感情を抱え持っている彼から逃げおおせることが出来るのだろうか。
――たぶん無理ですね、はい。
(ネオページにて商業連載中の作品です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 00:09:55
58440文字
会話率:38%
平治の乱で二十歳の若さで処刑されたはずの源氏の猛将、悪源太義平。
だが、彼は死んではいなかった――
処刑場で命を救ったのは、鬼の女、夜叉。
義平の魂に惚れ込んだ鬼の女は、無理やり義平を現世へと引き戻す。
「妾の命を授けよう」
だが義平は、
その恩を喜ばず、むしろ夜叉を憎んだ。
「俺が望んだ生ではない」
義平がただ一つ求めるのは、父・源義朝の魂を喰らい殺した“真の鬼”。
その鬼を討つこと――それだけが、生き永らえる理由だった。
鬼と人の狭間でもがく義平の戦い。
鬼に生かされ、鬼を討つ。
和風ダークファンタジーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 22:00:00
28610文字
会話率:32%
恒永 星青──彼女は、見覚えのない森の奥でそっと目を覚ます。
河のほとりで耳を撫でたのは、せせらぎと雨音に混じる木漏れ日のような旋律。
だが、それを奏でているのはもの寂しく、悲痛の中でもがくような重苦しい声だった。
彼女はその旋律に身
を預けてまた意識を手放す。
そして再びそれが戻ったとき、町で出会ったのは白衣姿に黒縁めがねのへんてこな女性──博士だった。
博士と過ごしているうちに、彼女はここがどこかということを知る。
そして気づく。
うっすらと感じていた違和感の正体、この世界には"あるもの"がないということに──。
彼女には帰らなくてはいけない理由があった。
それは変わり者である自分にも心をくれる、愛しい恋人のため。
戻ろうとあがく彼女はやがて、その森で青い瞳と繋がってしまう。
その瞳はなぜ泣くのか。
彼女を見守るのはいったい誰なのか。
色褪せ枯れ散る花たちの中で一輪。
静かに咲こうとしている健気な花の戯曲。
それをしたためるのは──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 18:22:59
78207文字
会話率:19%
「推しを殺すなんて、絶対にいやぁぁぁぁ!」
流行り病から目覚めると、前世でドはまりしていた少女漫画『アイリスの瞳』の災厄の令嬢と呼ばれるリディアナ・フローレスに転生していることに気が付いた!
彼女の推しはリディアナの現在の婚約者で、
ヒロインの相手役の第一王子レオハルト……ではなく、当て馬ポジション、第一王子の親友である辺境伯の嫡子フィンリー。そのフィンリーは物語の終盤、ヒロインであるアイリスを庇い、リディアナによって殺される。
「どう考えてもフィンリー様の方がいい男じゃん! アイリス見る目ねぇ~~~!」
などど言っている場合ではない。今はまだ十歳、物語の開始まであと五年、もがけるだけもがくわよ!
推しの命を守るために! 自身の断罪を避けるために! 家の没落を防ぐために! そしてフィンリー様のイケおじ姿を拝むのよ!
第一王子? あんな不誠実な男、アイリスにくれてやるわ!
くれてやるって……言ってるんだけど……も……!?
あれ!? なんか王子様……思ってたんと違う成長してません!?
いやいやいやいや! 兎にも角にも人生の命題は推しの生命を守ること!
「彼のためなら命だって惜しくない!」
リディアナのどたばた奮闘記、スタートです!
※こちらはリメイク作品になります
加筆修正して一部変更しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 18:10:00
466735文字
会話率:51%
魔獣がはびこり、人々が魔法と剣でその猛威をしのいでいた世界。
十八歳の少女、エルナ・シャウムヴァインは、とても優れた彩師(さいし)だった。彩師とは、自然にあるものから「魔素」と呼ばれる色を抽出する職人のことである。
エルナは家族から「地下
室から出るな」と命じられ、ただひたすら彩師としての仕事に血道を注いでいた。
シャウムヴァイン家のために、彩師として働き続けていたエルナだったが、ある日家族の手によって、雪原に捨てられる。
死を覚悟したエルナは、それでも「世界にあふれる色を見たい」と願い、生き延びようともがく。
そんな彼女を助けたのは、魔獣ハンターであるレオン・スピリタス。
彼は「天使の目」という呪いのような目を持っており、その目を狙う者から逃げるようにして各地を転々としていた。
呪われた目を持つ男と、世界中の色を見たいと熱望する娘の冒険譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 12:30:00
41677文字
会話率:39%
5年以上前の記憶が無い世にも珍しい赤鱗のリザードマン・ドレイク、通称「赤蜥蜴」。
5歳以前の記憶が無い美しい深紅の翼を持つバードマン・フリルフレア、通称「赤羽根」。
ベテラン冒険者と初心者冒険者は森の中運命の出会いを果たす……………?
目の
前に落ちてくる尻、もがく赤い翼。
「大丈夫か、フライドチキン?」「ミイィィ!誰がフライドチキンですか!」
ひたすら人の名前を覚えない赤蜥蜴と泣き虫な赤羽根はコンビを組み冒険に出る。ドワーフにエルフ、ハーフエルフにケット・シーを仲間に加えて。
そして起きる、町を揺るがす事件。さらにそこには残酷な現実があった。
二人の出会いに残酷な運命の歯車が動き出す。
ノベルアップ+さんでも掲載中です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 19:52:57
2369606文字
会話率:56%
来世があるのが当たり前の世界で、たった一度の命を燃やす少年がいた。
転生者だけがエリートとして認められる王立転生学園。そこで「ブランク」と蔑まれる少年ゼノは、前世の記憶も才能も持たない、この世界で唯一転生できない存在だった。
誰もが来世に希
望を託す中、「死ねばすべてが終わる」ゼノだけが、必死に今を生きようともがく。
彼の隣には、無限の転生に魂をすり減らし、静かな消滅を待つ少女リィナ。
彼の前には、家名と血統こそが全てと信じるエリート令嬢フィオラが立ちはだかる。
なぜ彼だけが転生しないのか? 神々が作り出したこの世界の真実とは?
魂狩りを名乗る謎の組織が世界の根幹を揺るがす時、一度きりの命を持つゼノの魂は、世界の理を覆す唯一の希望となる。
これは、"今"を生きる意味を奪われた世界で、少年が自らの手で未来を掴み取る物語。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-07-21 16:33:53
64518文字
会話率:25%
一年ほど前からいじめにあっている、12歳の少女、ユリーネ。
彼女が自殺を決意し、海での溺水自殺をはかったところ、水中で苦しそうにもがく少年の姿を見つけて――—?
世界に絶望した少年と少女の恋の物語(続編は考え中)。
最終更新:2025-07-21 10:16:39
6608文字
会話率:33%
何とかネガティブの沼から抜け出して前向きな日々を送ろうともがくテレフォンアポインター、
周りから与えられたキャラを被り続け、それでも自分らしさを見失なうまいとする塾講師、
自分の価値を根拠無く信じ続ける主夫、
正義感が強すぎて浮いて
しまっているJK、
他、それぞれが織り成し時に交差する群像劇。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 11:41:36
14884文字
会話率:36%
異世界で、かつての恋人と戦場で再会した――しかも敵として。
平凡な高校生・真司は、恋人の優奈とともに突如異世界へと転移した。しかし目覚めた先は、争いの絶えない戦乱の地。二人はそれぞれ異なる勢力に拾われ、互いを知らぬまま戦士と巫女として成長
していく。
そしてついに戦場での再会。
剣と矢を交わすことになった二人は、正義とは何か、敵とは誰かを改めて問われる。
かつての想いを抱えたまま、どちらの手も取れないまま。
それでも、交わらない道の先に何かを見つけようと、彼らは歩き始める。
──これは、敵となった恋人たちが、それでも心を交わそうともがく戦記ファンタジー。
本作品はAIで生成した文章に加筆修正を加えたものです。
「アルファポリス」においても投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-15 06:10:00
43463文字
会話率:18%
1980年代の名古屋を舞台に、繊細な少年・正木理央が「親友」という仮面を被ったサイコパス的な少年・ヒロシに心を破壊されながらも、やがて自らの「弱さ」を逆手に取り、人生を這い上がる青春ドラマ。
■ 核心テーマ
「虐げられた者こそ、最も強くな
れる」
・女性のように繊細で傷つきやすいことがコンプレックスだった少年が、その"弱さ"こそが自分の長所だと気づくまで。
・管理教育の圧力と「毒親友」の二重支配から、どうにかして自分を救おうともがく姿。
・最終的には「自分らしさ」を受け入れ、夢を叶えるまでの軌跡。
■ こんな方に刺さる
✓ いじめや孤立経験を「バネに変えたい」と思っている人。
✓ 自分の弱さを長所に変えるヒントが欲しい人。
✓ 昭和の懐かしさと重厚な人間ドラマを同時に楽しみたい人。
✓ 「毒親友」との関係に苦しんだ経験がある人。
「お前の弱さは、実は誰にも真似できない武器だ」
——かつての加害者たちを尻目に、世界へ羽ばたくラストシーンは、すべての「傷ついた少年時代」を抱える人々へのエールです。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-07-14 08:33:14
43537文字
会話率:8%
<i385422|18544>
オタルは奴隷として労働の日々を送っていた。
奴隷として暮らしていながらも、育ての親ゴブリンのゲラルトの教養により、優しく温厚な性格に育ったオタルは、忌み嫌われる種族のオークながらも、奴隷の仲間達
からは強い信頼と友情を育んでいた。
そんな中、勇者が国王となり奴隷廃止を宣言、がその中でオークという種族は魔族ではなく魔物とされた。それによりオタルは一人、魔物の巣窟とされる鉱洞から出されることもなく、オタルは数々の死線をくぐりながらそこで鉱石や魔物の素材を集めながら生活していた。
しばらくしてその地下奴隷鉱洞区がダンジョンと認定される。
そしてある事件の後、彼は偉大な功績を残し、その報酬として自由の身となる。
しかし、人々のに根付く魔族、特にオークへの偏見、差別、嫌悪は無くなることはなく。オタルはその怒りや憎しみの矛先を向けられることもあった。
旅に出ることを決意するオタルは、その中でゲラルトとの約束を胸に必死に生きようともがくのであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-10 12:31:14
294447文字
会話率:53%
「見抜いたつもりで何も変えないお前らが、一番腐ってるんだよ。」
社会の虚無も、人間の愚かさも、
頭のいい奴らはとっくに知ってる。
だから笑って演じてる。
痛みも、絶望も、全部見なかったフリして。
必死でもがく自分を「バカ」だと笑う兄に、
俺は叫ぶしかなかった。
痛くても、生きてる証だけは手放したくない。
死んだフリで生きるくらいなら、
痛みで死んだ方がマシだ。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-06-29 16:45:49
1735文字
会話率:13%