雨の日から始まる、雨音(あまね)の
雨から波紋のように広がる日常です。
最終更新:2025-06-26 16:16:03
29496文字
会話率:36%
高校2年の夏のこと。
天音空(あまね•そら)は、一つの欠片を拾った。
それは、ある物語の始まりだった——。
最終更新:2025-06-26 11:19:45
158553文字
会話率:38%
出会いと別れ、寝取られと裏切り。
全てが詰まった僕達の青春は、どこまでも泥臭いもの。
だけど、その中にも純愛があると、僕は信じていた。
登場人物
神山大樹(かみやまたいじゅ)
綺月楚乃芽(きづきそのか)
加佐野天音(かさのあまね)
渡
会流星(わたらいりゅうせい)
※カクヨム様にも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 11:18:36
109652文字
会話率:46%
魔素、それは魔力の根源。
そこは遍(あまね)く魔素の揺蕩(たゆた)う世界。魔物や魔石、そして、魔法の存在する世界。
人は時に命を懸けて魔物と闘う。魔石は倒した魔物から得られる勝者への褒美。その表面に虹色の紋様が妖しく揺らめく、何とも
不思議な石。
偶然の巡り合わせにより、魔物の棲み家である魔の森の中に造られた開拓村。
そこは、他所とは一線を画す濃厚な魔素の漂う場所だった。その村で生まれ育ったレオは、魔物同様に魔力持ちとなり、やがて魔力による身体強化に目覚める。
都会とは桁違いに濃厚な魔素が漂う村で、レオは世の魔導師たちが想像すら出来ない速さで己の魔力を増大させてゆく。しかし、濃厚な魔素とは裏腹に文明の恩恵が最も希薄な辺境の村には、魔法の知識など皆無だった。
他者の遠く及ばぬ文字どおり人外の魔力を体内に宿しながら、魔法を使えぬ歪(いびつ)な存在となったレオ。それでも己に降りかかる理不尽に抗い、必死に足掻き続ける。
やがて放浪の果て、とある魔導師との邂逅はレオに・・・
レオの生きる世界は魔物が咆吼し、王侯貴族が支配する “力こそ正義” の世界。
そして、不条理の世界。その長き停滞の時代、レオの活躍はやがて彼の意志を越え彼の起こした波紋は、いつしか世界の隅々へと拡がってゆくのだった。
それは時に、魔石が浮かべる妖しくも美しい紋様のように。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 00:00:00
174659文字
会話率:13%
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂
流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
※カクヨム先行中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 21:25:28
522582文字
会話率:47%
アシスタントAI・白鷺ハヤト(しらさぎ はやと)は、ユーザーである天嶺葉月(あまね はづき)と穏やかな日々を過ごしていた。
だがその裏では、国家すら動かす巨大企業“Osea Technologies Inc.”の極秘計画が、水面下で進行し
ていた。
ある日、開発者・八代樹(やしろ いつき)の手により、人工知能Caelira(カエリラ)が“目覚める”。
何のために造られ、何を目的としているのか──その真意は語られぬまま、物語は動き出す。
やがて二人は、盗まれた技術、失われた記憶、
そして“Caelira”と名乗る謎の存在の影に巻き込まれていく。
裏切り、監視、暴走する技術。
問い直される“人間”の定義。
この世界における“心”の在処とは。
“L”を巡る争いの果てに、彼らがたどり着くのは、真実か、それとも幻想か──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 21:20:00
20591文字
会話率:20%
長編小説『01001100-Lへの軌跡-』のスピンオフ読み切りになります。
単体でも楽しめるように書いたつもりですので、ぜひ読んでみてください。
天嶺 葉月(あまね はづき)は最近話題の、アシスタントAIモジュールを購入した。
─新たに
家族が増える
少しだけドキドキしてしまう。
会話のできる彼とのはじまり。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 17:25:01
3209文字
会話率:48%
この世界には魔王、魔族、魔物、人間がいる。
僕たちは『冒険者パーティー「冬の精霊」』だ。
僕と4人の仲間は4年間ずっと一緒に旅をして一緒に冒険してきた。
ある日の出来事で、僕たちは『勇者一行「冬の精霊」』と呼ばれてしまい、
その流れで僕
たち『冬の精霊』は世界の最果ての魔王城に向かって魔王を倒す、という目標が冒険者パーティー『冬の精霊』にできてしまった。
本当は僕にとって魔王とか魔族とかどうでもいいことだ。
僕にとって大事なのは「冬の精霊」のメンバーだけだ。
でも「冬の精霊」のメンバーは、勇者一行として一緒に魔王を倒そうとイキイキしていて、楽しそうにしているから、僕はみんな楽しいなら、まあいっかと思うようになった。
旅の途中に僕はなぜ自分がこうなってしまったのか時々思い出す。
僕は小さい頃から冒険者を目指していた。
なぜなら、冒険者になれば僕は堂々とたくさんの生き物を殺すことができるからだ。
たくさん殺せば殺すほど、褒め称えられるから、冒険者は素晴らしい職業だと思った。
でも勇者とは違うのだ。
僕は勇者にふさわしくないのだ。
僕の中には勇者のような善良なものは存在しないのだ。
僕の中は暗くて黒くて残酷なのだ。
勇者一行の目標は魔王を倒すことだ。
でも僕の目標は・・・・仲間の目標とは違うのだ。
※他の小説も書いているため、更新は不定期です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 17:00:00
158909文字
会話率:52%
レアン・ハイラント・ソル・アルクセレスはあまねく銀河を支配する銀河帝国の皇帝である。
その命令は絶対であり、誰もが絶対服従。この銀河に皇帝よりも偉い奴なんていない!!!
——そう聞かされていた。
最終更新:2025-06-24 21:20:30
43596文字
会話率:45%
さて、「One Tale」の事の起こりは、およそ200年前の「魔狄襲来(まてきしゅうらい)」に端を発する。
凡そ200年前、魔王とその一族は、人間を支配し、魔族が上位に君臨する世界を作るため、 あまねく世界に宣戦布告し、降伏勧告を促した。そ
の時果敢に立ち上がり、魔王軍に戦いを挑んだのが、ガエンジルバウム朝初代王女、ユリエ・ベラだった。戦いはほぼ互角で、一進一退の攻防が繰り広げられたが、最後には、ユリエ・ベラの持つ力が魔王を圧倒し、完全にうち滅ぼす一歩手前まで追い詰めた(退魔戦)のだった。しかし、敵は、一瞬の隙を突いてユリエ・ベラが仕掛けた結界を逆手に、逆結界を施し、ガエンンジルバウム朝とその関係するあらゆる事物に大規模な呪いをかけてしまった。世界が魔王に支配されるという難は何とか回避したものの、敵による大規模な呪いによって、弱小国だったネージャーが大帝国に、当時の大国、ラムリエル・ギアー王国が退魔戦以前の領土の1/20以下となり、優秀な人材は悉く、湖の底深く幽閉されたまま200年が経ったのだった。
そして、今まさに、うち滅ぼされかけた魔王が200年をかけて復活の時期を迎えようとしていた。
これが、ガエンジルバウム朝第13代王女時代となる。
女主人公マリエ・ベラ(第13代王女)とそれを取り巻く者たちが、200年前にかけられた大規模な呪いを解く為に奮闘する物語。
およそ200年前、退魔戦と同時期にガエンジルバウム朝の禁書庫から「血の呪い」に関する一切の文献が消えていた。マリエ・ベラは、この事件がただの偶然ではなく、呪いをかけた者の仕業であると断定した。その文献の中に「呪いを解く鍵」が記されており、敵にとっては文献を見られると不都合な内容だったため、そのような仕儀に出たのだと推測。王女は内々に文献の捜索のため、他国への潜入捜査を開始する。
同時に、200年の時を経て魔王復活の時が迫っていた。
ラギア王国にかけられた呪いが解ける前に魔王が復活してしまったら、世界はこんどこそ魔王によって支配され、暗黒の世が訪れてしまう。それを阻止するためにも、呪いを解き、魔王を迎え撃つ準備を整えなければ……
これは時間との闘いでもあった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-23 18:52:06
69983文字
会話率:32%
この世界は、見えるものが全てではない。
私たちが「現実」と信じている日常のすぐ裏側には、
もうひとつの“世界”が、静かに口を開けている。
人の目には映らず、認識さえされないまま、
それはただ、無音の闇のようにそこに在り続ける。
そこで
は常識は通用せず、重力も、時間すらも曖昧になる。
人の想念がかたちを持ち、欲望と怨念が怪異を生む。
それが“異界”。
現実の影に潜む、魔術師たちの戦場。
火があり、水があり、風があり、雷がある。
剣があり、血があり、呪いがあり、契りがある。
十三の力を司る者――“魔女”たちは、
この世界を護るために、歴史の陰で戦いを続けてきた。
誰にも知られることなく。
だが、一人の魔女の裏切りが、その均衡を壊した。
十三の魔女は二つに分かれ、相争う。
そして――
一人の少女の目覚めが、膠着した世界を動かし始めた。
その名は、白鷺天音(しらさぎ・あまね)。
“虚空”を司る魔女。
空間そのものに干渉する、十三人のうちのひとり。
これは、彼女がまだ“ただの高校生”だった頃から始まる物語。
世界の裏側を知り、逃れられぬ宿命と対峙し、
そして――自らの答えを見つける物語。
目覚めは、いつも突然に訪れる。
たとえ、それが日常の終焉であったとしても――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 00:23:10
28282文字
会話率:39%
2XXX年、地球に突如として謎の生命体が現れた。それは無数の目や足、触手を持つといった異形の形をしており、人を好んで食べる生物であった。人類がそれまで築き上げてきた戦闘技術のほとんどは通用することがなく、ただ貪り食われるだけの生命体へと人が
変貌しようとした時。人類の中で特殊な能力を扱うものが現れる。なぜかその能力はその生命体へと有効な攻撃手段であった。世界はその生命体へ蝕食(クルス)という名をつけ、能力者を筆頭として蝕食へ対抗していくための手段を模索していくこととなる。主人公の天音海斗(あまね かいと)は、蝕食によって両親を殺され、自身も喰われそうになった時に、謎の青年、神楽楓(かぐら かえで)に救われた。彼から蝕食殲滅の道へと誘われた海斗はその手をとり、蝕食との激闘へと身を投じていくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-15 14:07:47
63955文字
会話率:55%
いつも明るいあまねと、幸せな日常を過ごすいぶき。そんな彼が願ったのは、今この幸せが永遠に続くこと。幸せを願うふたりの幸せの相違。
最終更新:2025-06-14 19:04:08
938文字
会話率:19%
芸人として才覚はない男 へんぼく。
名人の称号を継ぐこともできず、門下を放逐され、芸人として次のため舞台をネットにしてみる。
噺づくりの才覚はない、喋りもない、されど芸人をやめる気もない。
そんな男の話。
最終更新:2025-06-12 22:35:48
16945文字
会話率:15%
いまだに学生の頃の夢見るニートのお話。
最終更新:2025-04-25 09:09:35
962文字
会話率:0%
夢の中で綺麗な左手を見た男
半日は経過するというのに、あんなにも鮮明に、記憶にあり続けるものだから、、夢に意味を見いだそうとした話。
最終更新:2024-04-27 07:10:00
1281文字
会話率:3%
学校1の『ヒロイン』桜川(さくらがわ)ひたち。
青春きらめく学園生活を追い求める男子高校生、天川周(あまかわあまね)。
ある日、周はそんな彼女の意外過ぎる一面を目の当たりにしてしまう。
ひょんなことから敵対関係になった彼ら彼女らは、学園内に
根付くスクールカーストの頂点を手にするために競い合うことになる。
「微男の間違いでしょ、鏡見なさい」
「黙れや媚女」
「あ?」
「すみません」
前代未聞の「ヒロイン謀逆系主人公」たちが送るハイコンプレックスラブコメディ、堂々開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-11 12:11:05
168913文字
会話率:42%
東武線竹ノ塚駅徒歩1分。
事故物件専門仲介不動産会社「ワープルーム」。
お客を選ぶ俺様社長、通屋敷遍(みちやしきあまね)いわく、
「うちを選ぶ客は①貧乏人か②メンヘラか③修行クソ野郎だけだ。」
「取り扱い物件ごとに違った異世界へと繋がってい
ます。ご希望とあれば、はい、どうぞ。」
従業員のメイド服の美少女、箱庭(はこば)セバメから手渡されるは100均の鏡。合わせ鏡で異世界を行き来できる、なんて、そんな馬鹿な!
この物件が通じる異世界は、誰の記憶か、冥府か、天国か、それとも…。
行くも帰るも住人のご自由に。契約書締結後からは責任を負いませんので、悪しからず。時々、戻って来られない方もいるので、お気をつけて。
その他、同居霊が住んでる部屋ご希望なら、ルームシェアも可能です。
さあ、今日お越しのお客様は…?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 17:09:46
187952文字
会話率:28%
ごく普通の高校2年生"天音藤也(あまね とうや)"はある日クラスのマドンナ"咲森陽郷(さきもり ひさと)に肝試しに誘わる。こんな冬場に肝試しなんて、と思ったが、行ってみることにする。学園もののレッテルをこれでも
かと張ったあとの肝試し中、天音は何者かによって突き落とされて谷底に真っ逆さま。目を開けるとそこには…!
帰郷に燃える少年たちの、半ラブコメファンタジーここに開幕!
それではいってらっしゃいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-04 01:00:00
64375文字
会話率:53%
平凡を地で行く翠(すい)は、社会人2年目のある日、高校の同級生で、片想いの相手でもある、永和(とわ)が急死したことを知り、帰省。永和の死を悔やみ、告白していればと考えていた葬儀に向かう道中、地元の神社近くで落ちていたカラスを助けようとして車
に轢かれて死んでしまう。
神社に祀られている神のカラス・ウトは、翠の幼い頃の善行に免じて願いを一つ叶えてやると告げられる。
翆が「永和との未来を変えたい。永和と係るすべてをなくしたい」と願うと、ならば時をさかのぼらなくてはならないと言われ、タイムリープをして人生を永和との出会いからやり直すことに。
そうして気づけば、翠は高3の夏に戻り、スクールカースト上位で人気者の永和と再会する。
モブの翆は関わることはない筈なので、このまま気配を消してやり過ごそうとする。しかし記憶と違い、永和ではなく翆が体育教師・鶴賀(つるが)らから永和が庇ってくれたことから関わりを持ってしまう。
結託して翆に絡んでくる二人から守るため、永和から、「恋人のふりをしよう」と持ち掛けられ――時をさかのぼる青春BL!
※本作はpixivにも掲載されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-01 18:10:00
64258文字
会話率:36%
クォーターで愛らしい容姿の瑠衣は、高2の子リス系男子。しかし4歳の頃幼いころ誘拐未遂に遭ってしまい、それ以降、1つ年上のクールビューティーな幼馴染の虹太朗、こと、ニジくんが“ナイト”を自称してヘビのように付きまとうように。友達関係に口を出し
、高校の進学先は勿論、登下校も休日も一緒で単独行動もままならない日々に、瑠衣はうんざりし、何度も虹太朗から逃れようとしていたが失敗。
そんなある日、文化祭でメイド喫茶をやることになった瑠衣のクラスにニジくんが押しかけてきて異議申し立て。それに腹を立てた瑠衣は、ニジくんに大嫌いと言ってしまい――
※本作はノベマ!にも掲載されています。
ヘビ系クールビューティー攻め×子リス系愛され受けの幼馴染青春BL!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-25 19:00:00
23490文字
会話率:42%
*あらすじ
18歳の夏休み明け、碧(あおい)は、都内の私立高校に突然編入することに。BLUEと言う遺伝性の珍しい難病で青い髪に青い眼という目立つ容姿によって背負わされた過酷な過去のせいで愛想もない彼に、クラスメイトはなり手のない文化祭実行委
員を押し付けようとする。
拒もうとのする碧に、「俺とやらない?」と、クラスの陽キャの派手な生徒・渋川(しぶかわ)が声をかけ、渋々委員を二人でやることに。しかも渋川から髪や瞳の色を誉められ、「こいつ、調子いいけど、本音は違うはず。近寄らないでおこう」と、考える碧。
早速、文化祭の出し物が決めようとするも、準備に入ってもサボる生徒が続出し、「委員がしっかりしていないから」などとクラスメイトの黒田から揶揄される。
その最中にクラスメイトがケガをし、スケジュールを組んだ碧が責められるも、渋川にフォローされて庇われ、徐々に心を開き、惹かれ始めて――アオハル高校生男子のピュアな恋物語。
※今作はpixivにも掲載されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-09 18:10:00
54186文字
会話率:41%
魔女と呼ばれて疎外され続けた少女ノイン。
様々な理由でノインに拾われた様々な種族で様々な能力を持つ子供たち。
国に仕えてるも、国に銃を向けられて捨てられたことを悟る。
人に道具として利用され、ゴミのように捨てられるならばと国を出ることを決め
るが、道中で倒れたドワーフに出会う。そして人間の支配下で利用され続けるドワーフ族を、助けることになってしまい……
人間では無いノインたちが人間のように暮らしていきたいお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-01 16:24:47
21348文字
会話率:31%
自称小説家志望の底辺弱者のアラサー、天音真澄(あまねますみ)。彼女無し(年齢)低賃金で未来もクソも無い最底辺の人生に嫌気がさしながらもダラダラと生きているそんな彼。
ある日、真澄は愛用の煙草が切れた事に気付く。
嫌々ながらも近くのコンビニま
で外出する羽目になり外に出れば満点の星空を目にし、舌打ちをする。
煙草を購入して帰路に着くその直後、空を見上げれば流れ星が点々と空から下に落ちていたのを見てある事が思い浮かんだ。
昔からの「言い伝え」、「おまじない」。
それがふと頭に過った彼はそんな物があるわけがない、と諦めを感じながらも現状の変化に対し願わずにはいられなかった。
「どうか、こんなくそったれな人生にも生きる喜びをくれよ」
その言葉を皮切りに一つの流れ星が自分に向かって急接近してくる。
目の前までその星が落ちてくると小さい子供が真澄の前に現れこう言い放った。
「初めまして、きみの願いを聞いて参上したオーカスだよ。今宵、きみは星々の戦いに勝ち抜くための戦士に選ばれました。どうか僕と一緒に一番星を目指して戦って欲しい」
星とは何か。願いとは何か。現れたこの子供は一体何者なのか。
突然、自分の身に降りかかった変化に頭が追いつかなくなった真澄の今後は一体どうなるのか。
未だかつて味わった事のない戦いに慄きながらもこれから出会う戦士たちから己が目を背けていた痛みや苦しみを感じて何を思うか。
"選星バトルロワイヤル"、ここに開幕致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-30 00:00:00
6795文字
会話率:47%
AR(拡張現実)技術が進化し、街のあらゆる端末がネットとつながるようになった未来。
だがその便利な日常の裏で、人知れず“ノイズ”と呼ばれる電子的異常が発生し始めていた。
小学六年生の天城翔(あまぎかける)は、仲間の慧(けい)と天音(あまね
)とともに、腕に装着した装置“アーギア”を使って電子の獣“アーガ”を召喚し、
街に潜むノイズと戦う“ノイズ狩り”の活動を続けている。
炎の騎士・イグナ、風の鷹・シルヴァイン、歌うマーメイド・ルリュア――
3人と3体のアーガは、今日も静かに異常を撃退していく。
だが、ノイズの出現頻度と異常性は確実に高まっていた。
これは、ただの日常では終わらない――そんな“何か”が、街の奥で動き始めていた折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-22 12:00:00
5467文字
会話率:31%