主人公は、「由子の兵法」の著者である由(ヨウ)子(ヅゥ)が、大韓を建国するまでの物語です。
城主に陵辱され殺された姉の敵討ちをするも、敵わず殺される所を救われ、その者に師事する。
由子は後に「一振り十殺」と恐れられる飛燕剣と言う剣技を生み出
し、城主を討って姉の復讐を遂げるが、お尋ね者となり各地を放浪する。
越南領主の命の危機を救い、我が義弟と称されて招かれるも断る。当時、亡国韓の公主・紫水蘭(水姫)が客将として越南に身を寄せていた。彼女は諸葛亮の再来と謳われる才女であり、越南ではなく、彼女に忠誠を誓う事を認めるなら仕えると答えた。韓の公主は、亡くなった姉に瓜二つであったからだ。
由子は天下一の武勇にこだわった。理由は、自分にあの時、力があれば姉を救えたと後悔していたからだ。
「由子の兵法」は天下に広く知られ、由子を手に入れ様と、天下統一の野望を持つ斉国に攻められる。
斉国には中華最強と謳われる馬光(紫光)がおり、由子とは浅からぬ因縁があった。その馬光の正体は亡国の韓の王子で越南の宰相となった紫水蘭の兄であった。
意に反して兄妹で争う事となる。
越南は、かつての韓・魏・趙・秦を北遼から奪い返して国号を越南から晋へと改めた。
富国強兵を進める斉は遂に北伐を開始し、晋と共に北遼を中華から駆逐して北に還す事に成功する。
天下は晋と斉に二分されるも、斉の天下一への野望は尽きず西侵して晋と覇を争う。
丞相となった紫水蘭は、韓再興の夢を由子に託して病の為、亡くなる。弔い合戦と称した由子の不敗の兵法によって斉は滅び、晋によって天下は統一される。
韓は馬光(紫光)によって再興され、由子は斉王に封じられるも放棄し、表舞台から降りて野に降る所まで1部。
第2部は晋帝が統一僅か2年で後継者もなく、死去する所から始まる。晋の五柱国によって後継者争いが起き、これの事件は後に「五柱国の乱」と呼ばれる。
馬光は陰謀によって北伐中に命を落とす。馬光の娘によって由子は迎えられ、乱収拾の為に軍を起こす。
楚王・龐越との争いに勝ち、韓が天下を統一し、由子が大韓帝国を建国する。
第3部は、建国から300年経ち、再び中華は不穏な空気に包まれていた。北方騎馬民族である遼に攻め込まれ、帝都は包囲され、皇帝や皇族が殺される。
主人公は皇族唯一の生き残りとなる。最後まで抵抗するも討ち死にし、大韓が滅ぶまでの物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-08 15:52:34
58716文字
会話率:43%
清朝の流れを汲む立憲君主制国家である中華王朝。
その宮廷で丞相を務める司馬蓮花は、在任5年目を迎えてある焦りを感じていた。
彼女の祖母は中華王朝の上将軍を務め、そのまた先祖を辿れば魏の謀臣である司馬懿や晋を建国した司馬炎に行きつく。
そうし
た先祖達に恥じない程の立派な功績を、果たして自分は挙げられるのだろうか?
そんな焦りを感じる司馬蓮花を、彼女の主君である愛新覚羅芳蘭女王は酒の席で諭すのだった。
(※ 本作品は、第5回「小説家になろうラジオ大賞」の参加作品で御座います。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-23 07:00:00
1000文字
会話率:40%
古代中国。三国志の時代。蜀国の関羽将軍は魏国を攻撃するために北上し、魏国の収める樊城を攻撃した。西暦219年のことである。魏国の将軍、于禁は、圧倒的不利を負ってしまい、いかに関羽に対抗するかを熟慮し始める。玉砕覚悟の徹底抗戦か、恥を忍んでの
降伏か。情報を集め、やがて于禁はひとつの計略を張った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-24 07:05:06
4400文字
会話率:44%
公元前四百七十五年前后,统治中国大陆数百年的周王庭日渐衰微,已是名存实亡。经过一系列漫长混乱的兼并战争,原本数十个侯国仅剩下七个强大的国家:齐、楚、燕、韩、赵、魏、秦,暂时割据中国大陆,曾几何时,战国七雄之间,彼此依存又相互制衡。公元前三百
年时候,卫小人鞅在西方秦国实施变法,摒弃礼、仪、廉、耻,意图以利为上、严刑酷法为辅,彻底扭曲并整齐人性;并迫使秦人唯有通过军功改变命运。在特定历史时期,卫鞅变法首先在军事上取得成功,秦国通过一次又一次军事上的胜利,迅速走向强国之路;七国之间曾经的平衡,已悄然不复存在。为持续削弱东方六国,秦国频繁向东方六国发动掠夺战争,秦大军势如破竹、所向披靡。为逼迫六国屈从臣服,秦国军队极尽炫耀武力杀戮,手段极尽残忍血腥……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-23 13:00:00
21538文字
会話率:0%
三国志をベースにしたなんでもありの会話劇によるこばなしや現パロのまとめです!
最終更新:2023-07-09 21:59:40
55407文字
会話率:83%
魏の初代皇帝・曹丕は中国初のオカルト作家だった――オカルティック三国志ここに見参!!
『列異伝』という書物がある。
内容の多くは散逸したが、三国志の時代に生み出された中国初の志怪(オカルト)小説である。
作者の名は、曹丕。言わずと知れた奸
雄曹操の息子。後漢の献帝に禅譲を迫って魏の初代皇帝となった三国志後半の悪役だ。彼には「オカルト作家」という知られざる一面があった……。
鬼物奇怪の事に心惹かれ、オカルティックな物語を収集するために様々な怪異へと首を突っ込んでいく俺様系貴公子の曹丕。
その助手に(半ば強制的に)任命され、曹丕と行動を共にする巻き込まれ系軍師の司馬懿。
若き日の二人は、幽鬼、もののけ、UMA、超常現象、恐るべき神々……ありとあらゆる古代中国のオカルトに挑んでいく!!
前人未踏のオカルティック三国志、今ここに開幕す!!!
<主要人物>
・曹丕
字は子桓。物語開始時点(207年)で21歳。
曹操の三男。後に魏の初代皇帝になる男。
鬼物奇怪の事(オカルト)に興味を抱き、『列異伝』という志怪小説を執筆するために怪異譚を収集・研究している。
フルーツ大好き。
・司馬懿
字は仲達。物語開始時点(207年)で29歳。
名門司馬氏の優秀な八人兄弟(司馬八達)の一人。
曹操に出仕を求められるが病と偽り、故郷の孝敬里に引き籠っていた。
嫁の張春華がとっても恐い。
※第一章(12話+おまけ)は毎日夜8時に投稿していく予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-09 00:00:00
449208文字
会話率:44%
冒険には終わりがある。
しかし、その冒険が終わらないとしたら?その続きがあるとしたら?
勇者は冒険の終わりの前まで来た。
魔王を倒せば勇者の旅は終りを迎え、平穏を手に入れるはずだった。
しかし魔王は言った。
「あなたは何度でも私を倒しに来
る。私を倒す度に貴方の旅は終らない」
こうして勇者の旅は始まっていく折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-21 06:10:21
2907文字
会話率:22%
ある日、スライムが起きると
人間になっていた!
スライムは知能あるけど
喋ることが出来ない。
そう、まるで生まれたてのようだ!!
そんなスライムが色々とする
のほほーんなお話である。
最終更新:2022-05-14 04:44:19
29173文字
会話率:29%
そういえば冒険者になればお金稼げると思った青年は
お金を稼ぐため(後はモテるため)に職業適性診断を行いにギルドに足を運んだ。
魔王討伐なんてのもあるけど俺はそんなことしたくない
面倒だからね。
しかしいざ診断してみる第一志望の攻撃職ではな
く志望外の補助職だった。
「ヒーラーじゃねええかよぉおぉぉ!!!!!」
治癒士として青年は生きていく....と思いたくない折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-25 05:29:32
2544文字
会話率:49%
ただただ殴り書いた人物考察。
三国志に列伝を書いてもらえない魏の重要人物、鮮于輔を考えてみました。
最終更新:2023-04-19 06:05:53
9020文字
会話率:0%
中原の強国に圧され、西の辺境の貧しい国だった秦。
旧体依然とした貴族の権益への皇室と政治への介入により、君主を中心とした中央集権国家への道程には程遠く、民も貧しさに苦しんでいた。
そんな中、時の君主・献公は魏との戦の最中に毒矢を受けて亡くな
ってしまう。
若くして後事を託された孝公(嬴渠梁)には、秦を列強に負けない豊かな国にする夢があった。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-30 21:30:55
354900文字
会話率:30%
263年、蜀の滅亡。
265年、魏晋革命。
280年、呉の滅亡。
天下は司馬氏の王朝「晋」に帰したかのように見えたが、藩屏同士の壮大な内ゲバにより、また新たなる戦乱の時代の端緒が開かれる………。
房玄齢の晋書を翻訳!
不定期更新です。
最終更新:2023-03-22 00:00:00
392650文字
会話率:6%
中華の史書、二十四史を淡々と訳していく、 淡々史書シリーズ。 蜀の亡臣・陳寿が、魏・呉・蜀、三国の興亡と人間模様を質朴なる筆致で綴る、不朽の名著「三国志」を淡々と抄訳してゆく作品です。
※当作はエブリスタ様にも掲載しております
最終更新:2023-02-14 00:00:00
725224文字
会話率:6%
中国、後漢王朝末期──政治腐敗から各地で蜂起した黄巾党が民草を脅かしていた。漢王室の血を引く涿郡涿県の劉備は、志を共にする関羽・張飛とともに桃園に義を結び、救国の大望を胸に乱世の荒波に立ち向かう。
沛国の曹操、呉郡の孫堅、綺羅星の如くに出現
した英雄たちが、擾乱を契機として覇を競い、やがて天下は魏・呉・蜀の三国に分裂。184年の黄巾の乱から、280年の孫呉滅亡まで、丸々一世紀に渡る群雄達の興亡、鎬の削り合い、忠義と我欲、愛と憎しみ、峻烈なる人間模様を描く。
明代の通俗小説、三国志演義の抄訳。たまに挿絵つき!
※当作はエブリスタ様にも掲載しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-20 00:00:00
219045文字
会話率:34%
曹魏の五大将軍。張遼、楽進、于禁、張郃、徐晃。謂わずと知れた名将達である。
しかし、この五人に匹敵するする程の名将が歴史の影に埋もれてしまっている事を皆は知っているだろうか。
演義では殆ど出番のないままいつの間にか忘れられ、数多く
出ているゲームや遊戯でもパッとしない能力。
正に凡庸で地味。
そんな奴居たっけ?なんて思う人も多いだろう。
何処ぞの公孫賛も真っ青である。
この様な可哀想な人物。
其の名は「朱霊、字は文博」
この物語はそんな朱霊に転生しちゃった現代人「志牙文博《しがふみひろ》」の奮闘記である。
※この作品は真・恋姫†夢想~革命~シリーズの二次創作品です。
羅貫厨の妄想と想像で色々おかしい事になっております。
原作とはほぼ掛け離れた内容になっているので真・恋姫†夢想~革命~シリーズのSSとして読んだ場合違和感が半端ないかと思われるのでご注意下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-27 19:55:24
962073文字
会話率:32%
袁紹「アナタ、軍師でしたわよね?」
郭図「ん?あー、はいはい。オレは軍師ですよ」
田豊「いいえ!麗羽さま!コレは猛将です!」
この作品は『真・恋姫†夢想―革命―』シリーズのSSです。
この物語に登場する人物の一部は真・恋姫†夢想
~朱霊伝~「六人目の大将軍」の登場人物と互換性があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-11 11:04:16
37142文字
会話率:35%
『三国志』の時代より後、ふたたび三つの国に分かれた、という架空の設定に基づく中国が本作品の世界です。その架空の三つの王国とは、東の青燕(せいえん)と北部と北西部の延漢(えんかん)、そして南部と南西部の南魏(なんぎ)です。
その南魏では王の命
令で筆記試験と口頭試問そして武芸の実技がある文武官という官僚の試験を男女問わず受験できるようになりました。その際に魯雲(ろうん)という童顔の男子は優秀で勝気な朱麗玉(しゅれいぎょく)や武芸に秀でた賈良(かりょう)と同期で合格します。南魏は西の領土の一部を契丹に奪われ延漢は西の領土の一部を匈奴に奪われたので、これら二国および東の青燕は同盟をして各々の国の誰も「皇帝」と名乗らない様に盟約をします。東の青燕が盟約を破り一時的に魯雲たちのいる南魏を攻めたことがあるので青燕との国境付近には将兵及び第三軍師を派遣しましたが、南魏の主たる敵対者は西の契丹なので魯雲たちはそこに派遣されます。
魯雲は一時的に帰郷しますが、その際に彼の幼馴染である彭蒙(ほうもう)と会います。彭蒙は魯雲が好意を寄せていた范雪蘭(はんせつらん)という女性と付き合っていたのですがその後は別れており、もう一人の幼馴染である厳春華(げんしゅんか)が「いま雪蘭が好きなのは彭蒙ではなく魯雲である」と告げたので魯雲と雪蘭は付き合う事になります。
その後彭蒙は武官の試験に合格し、魯雲や麗玉や賈良とともに南魏の第一軍師であり契丹と戦う大部隊を統括する郭俊(かくしゅん)のもとで活躍します。
その後の魯雲およびその同胞の活躍は、どうぞ『南魏紀伝』本編でご確認くださいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-16 14:37:32
124975文字
会話率:45%
これは竜の名を持った一人の男の物語。
処女作です。温かく見てもらえるとうれしいです。
最終更新:2023-01-04 21:18:39
375072文字
会話率:35%
筆者が思い立ったときに中国史の人物(主に三皇五帝から唐代にかけて)についてまとめたものです。
不定期ですが皆さまの小説づくりに貢献できればと思っています。
もしも内容の齟齬を見つけられた際にはご連絡の程よろしくお願いいたします。
最終更新:2023-01-03 15:40:10
28271文字
会話率:16%
「よくもお兄様より預かった張昭の心を傷付けたな!お前なんか、辺境に追放してやるっ!」
東呉の都 建業に怒りの声が鳴り響いた。
曹操は逝き、劉備もその舞台から退場した 曹魏・孫呉・劉蜀・・・三国鼎立時代。残る一人の主役こそ、東呉の皇帝孫権
であった。
老将軍張昭は、皇帝孫権が、兄孫策より預かった東呉の柱石である。ひょんなことで、虞翻は、談笑する孫権と張昭の不興を買ってしまった。
その場所は、東呉の孫権が治める都より南に数百キロ。冤罪で、孫権により追放された虞翻は、全てを失い交州 交阯の地へとたどり着いた。
目に見えてそれと分かる大きな館の主、士燮。
その地で、東呉の臣 虞翻が練る策は、主である孫権のためでもなく、また、東呉に暮らす民の安寧のためでもない。
彼が愛する女性・・・太陽に祈るひとりの巫女の幸せのためであった。
交わる2人の思惑と、その策略。
彼女に捧げた愛の計略は、不可思議な縁をもって、果てなき東国からの手紙と結び付く。
その策は、成ったのか?愛する女性の望みは叶ったのか?
答えは、ただ歴史だけが知っている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-15 09:00:00
15771文字
会話率:14%
建安25年(220年)3月、魏王曹操没す。
曹丕の手には、『魏王薨御』の4文字を記した水仙の花の香りに似た蛇霊香が焚き込められた絹が握られていた。
魏王曹操の死は、何事にも先置いて、秘するべき国家の大事。
これを外に漏らそうとする者は
、処罰せぬわけにはならない。
しかし、後宮で、蛇霊香を用うる妃はただ一人。
そう、彼の妻 甄夫人である。
妻の罪と処罰すべき罪の間に挟まれ、曹丕はその心を悩ませるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-02 09:00:00
10909文字
会話率:7%
晋の時代にあった、手紙にまつわる忠犬の話。
晋の文人である陸機には、黄耳という愛犬がいた。
遠く離れた家族への手紙のやりとりを望む陸機に、黄耳が応え、犬の運ぶ便りの物語が始まる。
公式企画 秋の歴史2022 参加作品
最終更新:2022-09-22 11:06:12
2094文字
会話率:21%
激動の春秋戦国 〜商鞅伝〜 の外伝です。
最終更新:2022-08-09 12:20:19
6319文字
会話率:57%
ある男が邪馬台国が無かったこと、卑弥呼は女王ではなく魏の使者の接待をした女性だった、壱与も同じだという説を仲間内で発表し、好評だったため、出版することを企画するが、話を最初に持ち込んだ出版社の社長の反対を受ける。別の出版社に持ち込んだ際には
、官庁の反対を受けたが、それでも出版しようとしたのだが、・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-24 13:00:44
11978文字
会話率:51%
諸葛亮から反骨の相が有るとして初対面の席でいきなり死罪を言い渡された武将である魏延。
劉備の取り成しで配下となり、南鄭太守・北伐軍先鋒隊大将として蜀の重鎮としての地位を築いた。
軍師諸葛亮が第五次北伐中に陣没した事から話が始まる。
「俺を配
下として遇してくれた劉備様の恩義に報いる為だけに戦ってきた。反骨の相など単なる言い掛かりである。俺は劉備様の為にもう一度戦い抜いてみせる。」
*登場人物によっては史実と人物像が大幅に異なる場合があります。
*カクヨムに先行投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-16 18:49:29
204528文字
会話率:57%
梁(りょう)と北魏(ほくぎ)の南北大戦、鍾離(しょうり)の戦いについて『梁書』(りょうしょ)韋叡(いえい)伝から抜粋して翻訳。
最終更新:2022-02-11 03:42:40
589文字
会話率:0%