外江洋史(とのえひろふみ)は高校一年生の男子。自閉スペクトラム症で人とうまくコミュニケーションが取れない。自動車などの構造に興味を持っており工業高校に進学。学校の先生からもらったチラシを頼りに、“競技レッグホバー”と呼ばれるホバークラフトを
発展させた乗り物の競技を観戦、興味を募らせていく。
やがて学校にもレッグホバー同好会が発足、同好会はある目的のもと、高校生部門大会で優勝を目指すことになる。洋史はレッグホバーに搭載される砲撃機構の研究開発を任され、試合ではその砲手も担当するようになる。
ASDのためにコミュニケーションが上手く取れない洋史は様々な葛藤の中、少しづつ“人を信頼することの意味と大切さ”を知っていく……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-17 23:24:57
255571文字
会話率:35%
術工(すべく)寛伽(ひろか)は、息子である蹄汰(ていた)と、スタジアムで野球を観戦している。蹄汰は、とある難病に罹っており、今は、鬱にも陥っていた。
ある時、閥田(ばつた)という選手が、バッターボックスに立つ。数日前、閥田は、蹄汰と会っ
ており、彼を元気づけるために、「次の試合でホームランを打ってみせる」と約束していた。
やがて、ピッチャーが、ボールを投げる。閥田は、それめがけて、バットを振り……。
この作品はカクヨム・Pixiv・Twitterにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-29 18:55:55
2864文字
会話率:14%
とある少年水元 はじめは、8月15日高校野球を観戦しに、阪神甲子園球場に来ていた。
その日の正午、終戦記念日として、毎年戦争で亡くなられた方々に黙祷が捧げられる。選手、監督、観客、審判、アルプススタンドの応援団、ビールの売り子などその場にい
る全ての人が立ち上がりサイレンの合図で黙祷を捧げる。サイレンが鳴り止み、目を開けると、そこは、日本であって日本でない。戦争に負けた日本がアメリカに支配されている世界だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-02 22:37:15
1786文字
会話率:19%
義理の妹たちに一斉に告白された!?
父親の再婚相手が連れてきた5人の義妹と平凡な暮らしを日常的を過ごしていた千尋。
その平凡の日常はその告白でぶち壊された。
その後、暴力沙汰で謹慎になっていた僕っ子クラスメートとの野球観戦、父親と母を
かけた十本勝負、むかし、恋した幼馴染が完璧な生徒会長になって戻ってくる!?etc…
それらを経験することでつのる千尋の想い。
はじめてのその想いにとまどいながらも答えを探しはじめる。
最後に千尋は……誰を選ぶのか!?
高校二年生の間宮千尋(まみやちひろ)を中心に家族や学校、その他もろもろ全てを巻き込んだドタバタ恋愛ホームコメディーが、今、ここにはじまる!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-21 20:54:23
212436文字
会話率:53%
東京オリンピック&パラリンピックは、無観客開催にして、その代わり、世界中でオリンピック&パラリンピック支援宝くじを販売するかクラウドファンディングをして、宝くじの購入者かクラウドファンディングの寄付者の中から抽選で極少人数の当選者をオリンピ
ック&パラリンピック観戦ツアーに招待することにすると、感染リスクを抑えたうえで開催資金を調達でき、さらに経済効果も期待できる――と考えている2人の少年。ユーリと天平(たかひら)は、宝くじをするのでもクラウドファンディングをするのでもどちらにしても、世界中の人から開催資金がたくさん集まるようにするには、観戦ツアーの特典を豪華にすることが大事だと考え、これもつけよう、あれもつけようと盛りこんできた。話はさらに、大会ボランティアのことにまで及び――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-02 20:12:57
5427文字
会話率:66%
小学6年生の少年・ユーリは、同じ年の親友・天平(たかひら)と毎日のようにいろいろな話を語り合っている。今、2人の話題になっているのが東京オリンピックとパラリンピック。開催も危ぶまれる中、どうやれば開催できるか意見を交わし合った結果、「無観客
開催にして、オリンピック・パラリンピック宝くじを世界中で売って開催資金を作る! 当選するのは極々少人数。感染予防遵守を条件に、豪華な特典がついたオリンピック・パラリンピック観戦ツアーに当選者を招待する!」という案を考え出した。けれど話はそこで終わらず、そこからさらに「開会式と閉会式はあいさつだけにして――」「あいさつだけ⁈」という話に。2人の考えるオリンピックとパラリンピックのイメージはさらに膨らんでいき――話が尽きない!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-31 21:30:56
42445文字
会話率:42%
ユーリは小学6年生。彼には同じ年の親友・天平(たかひら)がいる。
天平はユーリにとって、他の子と話さないようなことでも話し合える、特別な存在。
これまでにもいろいろなことを語り合って来た2人。
彼らがいま関心を寄せているのは、東京オ
リンピックとパラリンピックを開催できるかということで――。
開催する場合にと、天平が提案した資金調達案は――宝くじ?! 盛り盛り豪華観戦ツアー? 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-15 00:51:31
17015文字
会話率:37%
突如! 数千年の歴史と共に”現れた”究極のスポーツ!
その名は『マギカ・バディ(Magika Baddy)』!
魔術とカバディが融合したそれは、”魔”や”術”に携わる者にとってオリンピック以上の価値と重みがある競技である
だ
がその競技は、作者ですら"観た"ことがない!(当たり前か)
そう、マギカ・バディとは、作者の稚拙なルールと悪筆な文章のみで思い浮かぶプレーの様子を、あなた自身が観戦する、究極のノベル・スポーツ(Novel Sports)です!
― 競技の概要 ―
サッカーコートほどの競技場をミッドラインによって二つに分け、レイダー(攻撃者)はたった一人で、相手コート中心に描かれたアタックサークルに向かう
レイダーの中でマギカ(魔術者)と呼ばれる者は魔術や術で、
ストライカー(格闘者)は、鍛え上げられた己の肉体のみで相手チームを攻撃しダウンを奪い、
スプリンター(疾走者)は、目にもとまらぬ俊足で相手チームにタッチし、ミッドラインやサイドラインからコート外へ出れば、味方チームに得点が入る
しかし、防御(アンティ)側もみすみすダウンを奪われたりタッチされたりしない
ディフェンダー(防御者)が魔術や術、あるいは己の肉体によって味方を防御し、アンティ側のマギカやストライカーは、相手チームのレイダーを容赦なく叩き潰す
こうして得点の多い、もしくは相手を全滅させたチームが勝利となるのである
― あらすじ ―
曾祖父、庵堂龍造(あんどうりゅうぞう)が創立した龍堂(りゅうどう)学園に入学した庵堂龍一(りゅういち)は、先輩達からこの世に魔術と術が存在しているのを初めて知り、さらに自分は偉大な魔法師だった曾祖父、庵堂龍造の後継者だと聞かされる。
さらにこの世には、魔術とカバディを融合した魔術競技、マギカ・バディの存在をも知る。
しかし、龍堂学園マギカ・バディ部は昨年、全国制覇常連校の大凶魔學院と戦うが、敗れたのち廃部し、メンバーも分裂してしまった。
かつてのメンバーはそれぞれ違う部を設立し、後継者である龍一を引き込もうとする。
勧誘に翻弄される龍一は、幼き頃に龍造に聞かされた言葉を思い出す。
『”おもちゃ”を使って、困っている人を助けてはくれぬか?』
※カクヨム様にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-11 00:00:00
290349文字
会話率:46%
世界は仮想世界で溢れていた。仮想世界に作られた巨大ショッピングモール、オフィス街。スポーツ観戦やコンサートですら仮想世界で行われる。
そんな未来の地球で大人気なVRオンラインゲーム『アウターワールド』。その中でバグメイカーと呼ばれる少年が
いた。彼は自身の異能で数多のバグ装備を作り、最強のプレイヤーの一人として知られていたのだが……。
少年はある日いつものようにアウターワールドへログインすると、彼の作った最強装備達が消失していることに気づいた。その事件がきっかけで少年はアウターワールドから姿を消すことになる。
――その四年後、中学生だった少年は大学生となる。四年前と変わらず、ゲーマーなままだった元少年はゲーマー仲間が話していたとある噂を耳にする。
「廃墟となった都市で、グラフィックがバグったエルフが彷徨っている」
それを聞いた青年となった元少年は再び、仮想世界へ戻る決心をした。
※ノベルアップ+様にも投稿中です※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-21 20:05:23
182985文字
会話率:46%
友人たちはスポーツ観戦興味なし。
試合会場までの交通機関も不便すぎて対戦相手のサポーターからは秘境スタジアムと言われてる始末。
そして地方クラブ故の弱小チーム。
そんな地元のサッカーチームを応援して3年目。
仕事の休みは専らサッカーの試合
観戦に当て、彼氏ができる気配もない27歳の書店従業員の高藤弥生。
しかし、いつも1人で試合観戦していたところに、地元出版社営業の吉川恭二とスタジアムで出会う。
ただの書店員と地元出版社営業の人という関係から、サッカー観戦を通じて恋仲になるまでのお話。
※アルファポリスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-03 12:45:46
25153文字
会話率:40%
『剣の国ソーディア』
かつて世界の危機を救った剣聖が作った国では、年に一度、剣聖杯と呼ばれる、世界各地から集った剣士の中から最強の剣士を決める大会が毎年行われている。
その大会で優勝したものには、その一年の間剣聖の称号が与えられる。
その大
会に参加する剣士達が操る、連撃という人の動きを越えた動きは見ている人々を熱狂させた。
ソーディア東部の街に住む少年、エクスもテレビにより配信された試合を観戦し、幼なじみのローズと共に、剣聖を目指すことを誓い、訓練に明け暮れていた。
これは、剣聖を目指すただただありふれた少年エクスの物語。
※どこかで見たような設定かもしれませんが、スルーしていただけるとありがたいです。
また、練習用で書いてるということもあり、世界観にツッコミどころは多いですが、こちらもスルーしていただけるとありがたいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-30 02:02:47
16408文字
会話率:46%
高校生の岩下海斗は、同級生でサッカー観戦が趣味の家入杏里に片想い中。サッカーは日本代表チームくらいしか知らない海斗だったが、杏里と仲良くなるためにサッカーが好きだと噓をつく。サッカーに恋する杏里に恋する海斗の空回りな恋愛模様。
最終更新:2020-12-10 17:50:09
998文字
会話率:32%
「ある馬が記憶に残る瞬間」。マイナー血統・見た目に目立つところのない鹿毛の馬体、一頭の地味な牝馬ナギノシーグラスの競走馬生を、競馬を観戦する一般人視点で新馬戦から描いていく連作短編。どこにでもいる人々が、ナギノシーグラスという競走馬を応援し
たり応援しなかったり、馬券の買い目に入れたり自分と重ねたりする。
降級制度以前のデータをもとに構想しているため、時代設定上、降級制度が存在します。条件戦呼称も旧呼称としています。
この作品はpixivにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-23 12:22:38
229587文字
会話率:35%
それは、学生時代に運動会の準備をしていたときのこと。
競技の練習を終え、入場門や得点ボードの設置も完了。先生方や父兄が観戦する用のテントを、俺たちが作った後だった。
遅めの帰りの回のあと、トイレに行っていて帰るのが遅くなった俺は、テントの
小さな異常に気が付くことに……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-08 23:19:44
2324文字
会話率:0%
凡庸搭乗型装甲機『コア・フレーム』
時には傭兵として、時には探究者として、時には観戦者となり己の勝利を掴み取れ!
今ならサーベル貰える。
検索「Core・Frame」まで
最終更新:2020-10-03 03:42:09
2674文字
会話率:32%
競馬ファンが主人公の小説です。
今年の四月からシェアハウスの新住人となった優は男子大学一年生。
全員が競馬ファンという三人の美女に囲まれて週末は競馬三昧。
当たって外れて、泣いて笑ってバカやっての生活です。
シェアハウスの住人たちは曲
者揃い。
シェアハウスのオーナー兼管理人で昼行灯、アラサー美女の鞍さん。
拳銃を振りかざす謎の妙齢クールビューティ、冴。
冴の妹で、二十歳にして毒のある美少女高校生の果凛。
さらに同じ大学一年で可愛らしい女の子の惠がこの変なシェアハウスに加わって、大騒動。
それでも優と惠は諸般の事情に負けず、シェアハウスで週末競馬を中心に四月から暮し始めます。
だが、今までになかったような、さらなるトラブルにも巻き込まれていくのですが。
週末の夜は住民五人がシェアハウスで予想大会。
週末の昼は住民五人がシェアハウスで競馬観戦。
2020年春のG1シーズン
桜花賞、皐月賞、天皇賞春、NHKマイルカップ、ヴィクトリアマイル、オークス、ダービーの激闘を踏まえてシェアハウスの住人たちはどうなるのか?
今年春のG1シーズンの回顧としてもお楽しみ頂ければ幸いです。
(何とか秋華賞の前には掲載を終わらせたいですが)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-01 06:21:27
136897文字
会話率:25%
感想に頂いたお題や質問で、エッセイを書きます!(採用率100%)
といっても、大した文章は書けないんですけどね。
どこから読んでもらっても別に問題無いので、ご気楽に読んでください。
そして感想にお題や質問を記載いただけるととても嬉しいです
。
何もお題がなかったら、適当に書きます。
基本的には何も調べないで、あやふやな記憶のままに書きます。
【自己紹介】
1992年生まれ、男、大正大学卒業、今はポンコツSEやってます。
趣味はプロレス観戦と深夜ラジオ。
素敵な文章が書けるようになりたいと思い、この年齢になって練習開始です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-19 11:00:00
742文字
会話率:4%
魔力量はごくわずか、能力を使ったところを見たことがないということから「無能力者」のEランク騎士として扱われ、<最弱騎士>と呼ばれている津島暁。世界大会の決勝を観戦し、大会の終了を祝う祭りのアマチュアの試合に参加した暁は、自身の能力――《複
製》を使い、相手の能力をコピーするという規格外の能力を武器に優勝してしまう。そんな暁に決闘を挑むAランク騎士のアリスと決闘になるが――それにも勝ってしまう!
この勝利により、アリスと同じ騎士学校へと進むことになった暁は、様々な仲間と共に騎士の頂点へと駆け上がる!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-18 12:00:00
3655文字
会話率:34%
女子相撲が世界的に人気となった令和の時代。
相撲観戦が趣味の主人公は、自分も相撲をやってみたいと、超お嬢様学校で相撲部を立ち上げることにした。
そして右往左往しながらも、学園生活を楽しむのであった。
(へんてこなガールズトーク&ギャグ
作品です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-12 15:00:00
81656文字
会話率:59%
ボクは死んだはずだったんだよね。でもなぜだか小学生になっていたんだよね。一体誰得なんだと言いたいんだよね。なってしまったものは仕方がないので大好きな将棋をするんだよね。前世では大人になってからの趣味だったので、西に有名な棋士の家があれば聖地
巡礼とばかりに訪ねたんだよね。東に対局の昼食に出前した店があればわざわざ食べにいったんだよね。北に好きな棋士の指導対局があれば夜行バスに乗っていって観戦したんだよね。南にタイトル戦があれば建物の外から双眼鏡でながめたんだよね。こずかいのほとんどを将棋に使ったんだよね。ストーカーじゃないんだよね。ただの将棋好きなんだよね。これはそんなボクの二度目の人生のやり直しの物語なんだよね。中飛車棒銀派なので独断と偏見に満ちているんだよね。だから間違っている所もあると思うんだよね。そこは見逃して欲しいんだよね。あと、かなり御都合主義なんだよね。がまんできないなったら無視して欲しんだよね。あと読み切り版とは設定が違うらしいんだよね。駄作者だから仕方がないんだよね。楽しんでくれたら嬉しいんだよね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-27 06:00:00
67301文字
会話率:11%
中塚総合病院の屋上から沙希の母奈菜が飛び降り自殺をする。
同乗者の娘沙希が自動車事故にあい車椅子生活になったことを苦にしたものだろう。
事故の時沙希の体に虐待の痕があった。
みんなは父親拓海を疑う。
それは奈菜に接する態度など
からだった。
沙希は母が飛び降りた時天使の羽がふっていると言った。
そしてその日から不思議なことが起こり始める。
沙希はいろんな人に力を与えていくようになる。
中塚病院で落ちこぼれのひなた。
病院の娘に生まれながら介護士をしてることに劣等感を抱いている。
ひなたは沙希といる時人の背中に羽がはえて見えるようになる。
それはその人の気持ちのバロメーターなのか?
翼を羽ばたかせてる者は次々に退院していく。
ひなたの姉のみさきは奈菜の自殺が自分のせいと責めていた。
そんな時突然フィギュアスケート界のスター翔太が入院してくる。
翔太は靭帯を切り選手生命を危ぶまれている。
そんな翔太の介護をひなたが担当することになる。
苦悩するリハビリ。
そんな中ひなたと同期の介護士鈴音に翔太は関心を寄せる。
鈴音はかつてフィギュアの選手だったのだ。
挫折して介護士をしていた。
翔太との出会いでふと訪れたスケート場で鈴音はまるで翼がはえたかのように4回転ジャンプをきめる。
それをたまたま見ていた畠山コーチ。
鈴音を迎えに病院を訪れる。
一度は逃げ出したスケート。
戻りたくない鈴音。
説得しスケート界に戻るがなかなか4回転ジャンプを飛べない。
奈菜の自殺を引きずるみさきは外科の道でなく心療医をめざす。
そこで恋人を捨て政略結婚をするように迫られる。
それを受け入れるみさき。
ひなた一人反対する。
そんな日々の中翔太が退院し鈴音とともに練習を始める。
オリンピック候補の翔太。
それでも手術後4回転ジャンプが飛べなくなっている。
オリンピックを賭けた試合。
翔太は優勝。
鈴音もまた4回転ジャンプをきめる。
それをたまたま観戦していた沙希に奇跡が起こる。
沙希は車いすから立ち上がったのだ。
それを見た鈴音は試合を忘れ沙希を抱きしめてしまう。
母親奈菜による虐待だった。
拓海は実は奈菜から沙希を救おうとしていたのだ。
登場人物が偶然の出会いによってそれぞれに成長を遂げていく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-15 18:00:00
122358文字
会話率:25%
20xx年…近未来。
人と機械が融合する技術が確立。
それと同時に人体の再生技術も飛躍的に進歩した。
まるで体に入れ墨を入れるかのような気軽さで腕を機械に変え、気に入らなければ人の腕に戻す。
機械との融合、その拒絶反応が薄まった時代。
新
人類とも呼べる彼らをマシンマンと呼んだ。
マシンマンの増加に伴い、社会システムや娯楽も彼らに適合するように変化していった。
特に、様々なスポーツ競技にマシンマンの枠が設けられると、参加人数、観戦人数は爆発的に増加。
それまでとは一線を画す莫大な金が動く市場となる。
だが、記録や自分自身と戦うアスリートとは違いマシンマンの意識は別の方向に向かう。
マシンとの融合は力との融合。
自分のマシンが他者よりも優れていると証明したい者。
小さき頃より『それ』にあこがれ続けていた者。
きっかけは違いはすれど『それ』が生み出す莫大な富・名声を求めた。
人類史上最も『格闘』が燃え上がる時代の到来だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-02 01:30:05
284文字
会話率:19%