【補助魔法】しか使えないアデオル・ヴィレズンは、信じていた仲間に裏切られ、地下迷宮の奥深くにて置き去りにされてしまう。
それでもなんとか迷宮を脱するが、仲間たちに刺客を送り込まれてきたり、あらぬ噂をたてられて冒険者ギルドを追放されたり、人
格が破綻するほどの悲しみを背負う。
「あいつらに絶対、復讐してやる」
そう決意したアデオルは、途中で出会ったSランク冒険者ユメルとともに、みずからの剣を鍛え上げる。
補助魔法を使える剣士……。
王国でも唯一無二の力を扱えるアデオルは、二年の修行で、Sランク冒険者をも凌駕した力を持つようになる。
その実力をもとに、アデオルはかつての仲間たちに復讐を成し遂げようとするが――。
知らぬ間に、その仲間たちが反社会的な勢力から援助を得ていたり。
あえて町に魔物をけしかけ、自作自演で自分の評価を上げていたり。
かつての仲間たちは、優秀なアデオルを追放したことでうまく力を発揮できなくなり、上記の悪行をもって権威を保っていたことに気づく。
「直接ぶっ殺すより、あいつらを社会的に制裁したほうが面白いのでは……?」
そう気づいたアデオルは、ただの私怨で元仲間たちを追い詰めているつもりではあるが、結果的に大勢の人々を助け続け。
アデオル自身も気づかないうちに、英雄となっていくのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-20 00:08:01
45273文字
会話率:36%
魔術師ハンスはある分野の研究で優秀な成果を残した男だった。その研究とは新たな魔術体系である補助魔法。
味方に様々な恩恵と、敵に恐ろしい状態異常を与えるその魔法の論理は、百年先の理論を作ったとさえいわれ、多大な賞賛を受けるはずだった。
しかし、現実は厳しい。
研究の成果は恩師に全て奪われ口封じのために命の危険に晒されながらもなんとか生き延びたハンス。
自分自身は一切戦闘する能力がないハンスは、出会った最強種族の一角である白虎族の少女セレナをバフで更に強くする。
そして数々の偉業という軌跡を残していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-19 21:32:47
98910文字
会話率:31%
捨て子として孤児院で育ったミトラには夢がある。
生まれも育ちも関係なく、そこに暮らす誰もが自分の能力を活かし幸せに暮らす街を作ること。
孤児が街づくりなど夢のまた夢。
しかしミトラには熱意と信念と、そして【才能】があった。
魔
力を込めると見た人の才能と能力が分かる【銀の魔眼】、そして様々な長所を伸ばすことが出来る【補助魔法】。
ミトラは決して夢を諦めない。
「ねぇ。君、才能あるよ。これを目指したらどうかな?」
「俺が盾士だって? なんか誰かを護るってかっこいいな!」
「え? 僕に神官の才能が? うーん。信じられないけど、頑張ってやってみるよ!」
才能を見出した仲間と共に、ミトラは夢の実現へと精を出す。
今日もまた多大な才能を見つけた人物に声をかける。
この物語は、ミトラと様々な才能を開花させた仲間たちが織り成す、理想郷を築くまでの軌跡である!
あらすじは本編関係なく思い付きで書いてます
その日投稿したやつ以外のは随時消して行く予定です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-15 07:31:38
55334文字
会話率:35%
仲間から殺されかけ記憶ををなくした天才白魔術士が、究極の才能と固有魔法を駆使して生き抜いていく姿を綴ったお話。聖女なのに治癒や蘇生魔法だけでなく、補助魔法・攻撃系白魔法を駆使して無双していく。そして明らかになる彼女をめぐる光と影・仲間との出
会いと別れの中で繰り広げられる恋愛模様・謀略や困難をその勇気と力で乗り越えていく健気な姿を見守ってください。
重複投稿ですが、なろうに引っ越し中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-13 11:43:03
113601文字
会話率:37%
バトルあり、恋愛ちょっぴりあり、友情あり
お色気はどこいったの!?!お留守番かな???
【Shallf】…シャルフとは魔法を受けれる特異体質の身体を持ち、騎士としての特別訓練を受けているもののみがなれる職業。
【Gull】…ガルとはあら
ゆる魔法を勉強し使いこなせる上級魔法使い。シャルフの相棒となることが許されるのはガルの称号がある魔法使いのみ。
シャルフはガルの魔法無しではノーマルの騎士とあまり変わらないが、ガルからの補助魔法をもらうと能力は跳ね上がり常人よりも何倍もの力を発揮し、戦うことが出来るようになる。
特異体質であり特別騎士【Shallf】としての資格を持ちながら
ノーマル騎士として仕事をしているあまりパッとしない主人公が
キャラの濃い仲間たちと成長していく話。
※戦闘シーンなど書いていく内に残酷な描写も出てくる事もあると思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-20 15:27:33
265129文字
会話率:75%
「お前はもういらないから」
Aランクパーティー黄昏の獣王団から万年荷物持ちロシュアは追放されてしまう。おまけにお金やアイテムまで根こそぎ徴収されてしまい、どうしてよいかわからず行く当てもなくさまようことになった。
たまたま洞窟で襲われてい
る聖女を助けたところ、彼女に惚れられてしまい!?
また、これまで散々地味だと思われていた彼は、荷物持ちやら色々やっていたことでめちゃくちゃ鍛えられており、賢者顔負けの多彩な補助魔法が扱える天才で!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-31 10:36:23
356485文字
会話率:41%
烈火の猛牛に所属するヒロトは突然クビを言い渡される。
過去の待遇による悪感情により、クビ宣告を受け入れる。
それでも生活をするためにも金が必要だった。
そこで見つけたのは得意としている付与術師を探している依頼であった。
少しでもお金を集
めておきたいヒロトは依頼者に出会う。
依頼者のまつ毛は白く、目は大きく黒く顔立ちが整った少女。名前はオルカ・ラグーン。
ヒロトの補助魔法に満足しオルカは提案を持ちかけた。それは海底遺跡に向かうことだった。少しでも多くの報酬を得たいヒロトは提案を快諾する。だが、海底遺跡には試練が待ち構えていた。そしてこの出会いが後に世界を変えるほどの出来事の始まりとなる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-17 21:00:00
9474文字
会話率:44%
15歳を迎えたある日、僕は冒険者となり、育った孤児院から旅立ちました。
僕が目指すのは、獣人が暮らすというとある国。そこでなら僕の夢が果たせるかもしれません!
僕の生まれた経緯はわかりませんが、何故か魔力が高く、魔法も沢山使えます。そして
、魔法を扱う為の知識も備わっていました。冒険を続けていれば、いつかその答えにもたどり着けるでしょうか?
いえ、そんな事よりも僕の夢を叶える事が第一です!
その為に冒険者となる事を選びましたからね!
ですが、僕は攻撃魔法は苦手で、補助魔法が得意な魔法使い。
信頼できる仲間は欲しいですね。誰かいないでしょうか?
こうして僕のトラブルだらけの旅は始まりました。えっと、よろしくお願いしますね?
◆ 挿絵有り
※本作品には、獣人と百合要素を含みますので苦手な方はご注意下さい。
カクヨム様でも連載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-25 22:06:51
2699598文字
会話率:54%
「微妙なバフなどもういらないんだよ!」
そう言われて冒険者パーティーを追放されたフォーレスト。
だが、仲間だと思っていたパーティーメンバーからの仕打ちは、それだけに留まらなかった。
「もうちょっと抵抗頑張んないと……妹を酷い目にあわせち
ゃうわよ?」
窮地に追い込まれたフォーレスト。
だが、バフの新たな可能性に気付いたその時、復讐はなされた。
こいつら……壊しちゃえば良いだけじゃないか。
これは、絶望の淵からバフの新たな可能性を見いだし、高みを目指すに至った補助魔法使いフォーレストが最強に至るまでの物語。
※アルファポリス様でも連載しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-28 23:37:41
123278文字
会話率:38%
戦車が主流のファンタジー世界です。
名称は変えてありますが、WW2の時代の戦車が主流となっています。
ハンター達の魔獣狩りの主力兵器は戦車です。
人間が空を飛ぶという概念さえないので飛行機は存在しません。
戦車が戦場を
駆け巡り、ゴブリンやオークが戦車に乗ってやってきます。
魔法も存在しますが銃や砲の力には勝てず、魔法の主な使い方は補助魔法です。
それでも魔法を使える人物は少なく貴重ではあります。
ただ、そんな中で誰も使えない珍しい魔法を使える者も出てきたりしますが、それは主人公ではなかったりします。
この話に出てくる主人公の男の子は、単なるエロガキのモブでしかありませんでした。
しかしそんな主人公の少年でも、戦場は徐々に彼に戦車エースの道を開いていくのでした。
☆☆☆
ハンター~~戦車闘技士~~軍隊へ入隊して戦車学校~~オーク、ゴブリンのいる戦場へ~~勲章を授与~~平民として最高階級の曹長となって小隊長へ着任←今ここ
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-22 10:17:01
846401文字
会話率:16%
カインはBランク冒険者に所属する補助魔法要員だった。それなりにパーティに貢献していたがある日、
彼のステータスアップ魔法の効果が自分達の強さのおかげだと勘違いした仲間達により追放されてしまう。路頭に迷ったカインは、難易度の低いダンジョンで小
金を稼ぐことにするが……。
そこで強大な魔物に襲われることになり、死を覚悟する羽目になってしまう。
しかし、ダメもとで掛けた補助魔法は予想外にカイン自身を強くしなんと撃退出来てしまったのだ。
カインはその時初めて、自分の魔法が想像以上に強力なことに気付いた。
また、魔物撃退を見ていたSランク冒険者からの誘いもあったりと、彼の人生は追放から好転していくことになる。
その後カインが有名になっていく傍ら、彼を身勝手に追放した元パーティの連中は冒険者活動が上手くいかなくなり、カインの元に擦り寄ってくるが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-14 16:30:56
20503文字
会話率:64%
とある王国の文官、レイモンド・ベイリーはベイリー家という貴族の三男で――転生者だった。
ある日。獣人族の侵攻によってレイモンドが所属している王国は滅亡の危機に陥いる。
そんな中、彼は国王の側近の1人である今世の父親からの命令(命令と
書いて脅迫と読む)により、外交官として獣人族との交渉役を押し付けられてしまった。さらに、レイモンドの前に外交官を務めていた者は全員――二度と帰って来なかったという。
転生特典、なし。剣の才能、なし。使える攻撃魔法、なし。むしろ使える魔法は攻撃魔法が全く含まれていない【生活魔法】と【補助魔法】のみ。あとは前世で習っていた柔道。(ただし、獣人に通用するとは思えない)
結論。――無理ゲー。
記念すべき初外交が超ハードモードになってしまったレイモンド。彼は半ば死を覚悟して外交に臨んだ。
そして彼はある男――狼の獣人と邂逅する。
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※本作では獣耳と尻尾が生えた人(半獣人)を獣人族として扱っています。動物に変身することはありますが、獣顔にはならない特殊な種族です。(ただし、一部を除く)
★感想募集中!一言でも構いませんので、コメントを頂けると嬉しいです!
★アルファポリスにも投稿しています!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-12 12:53:16
408212文字
会話率:55%
ウッドヴィル王国の魔導士団には、攻撃魔法に特化した黒魔導士と補助魔法や治癒魔法を担当する赤魔導士が存在する。
クラウス・フィンレイは魔力量が膨大で採用されたものの、治癒魔法しか適性がないため、『色なし』と呼ばれ雑用と治療室の補助として
こき使われてきた。
そして規定採用期間の五年を過ぎたクラウスは、団長からクビを宣告されてしまう。
失意のどん底で声をかけてきたのは、お世話になっていた冒険者ギルドのギルドマスターだ。とんとん拍子で冒険者として働くことになり、妹を養っていけると安堵するクラウス。
そして、ある魔物の依頼を受けた際に聖獣玄武の主人と認定され、新たな道を歩み始めるのだった。
一方魔導士団長は、活躍しだしたクラウスをスカウトして来いと国王から命令されて青くなる。
これが世界でたったひとりの青魔導士であり、最後の魔皇帝と呼ばれるクラウス・フィンレイの始まりだとは、まだ誰も知らない——
※この作品はカクヨム、アルファポリスでも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-07 19:29:56
182947文字
会話率:42%
可憐な彼女は、ソロで古代龍討伐できる最強殴りプリースト。でも俺は彼女の心を守りたい!
通学途中の事故で異世界転移をし、その際に空間魔法を習得した御厩条(みまや じょう)は、転移先の世界で少女が勇者パーティーを追放される現場に遭遇する。
「
これ、WEB小説でよくあるやつだ」
そう思いながら条がそれを見ていたら、実は全然状況が違っていた。
その少女――サーシャは上位聖魔法の使い手でありながらステータスアップの補助魔法が何故か他人に掛からない殴りプリースト。しかも5倍掛けになるので勇者よりも強すぎて目立ちまくり、「殴り聖女」の二つ名を持っていた。
見た目も中身も純情可憐。但しドラゴンより強い。
そんな彼女に「ほぼ一目惚れ」してしまった条は、彼女を守ることを決めるが――。
神様のアクが強い! 可憐なヒロインは物理的に強すぎる! そして炸裂するアウトドア仕込みの飯テロ!
「生き直し」を受け入れたジョーは、異世界でサーシャと共に冒険をすることを選んだ。
この小説は他サイト様にも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-20 18:00:00
493889文字
会話率:41%
幼馴染の勇者ノエルを追いかけ、魔王討伐のパーティに参加したセシリア。母譲りの薬師の腕と、魔道学院教授お墨付きの補助魔法で、非戦闘員ではあるがパーティからは頼られていた。しかし、そんなセシリアを妬んだ聖女様にいきなり追放されてしまう。
(実
は私、魅了<チャーム>の能力でモンスターたちの動きを止めていたんだけど……。聖女様に追放されたら仕方ないか。)
そんな時、セシリアが出会ったのは、人好きのする笑顔を浮かべたイケメン。
イケメンは、「自分の土地にくればモンスターでもなんでも飼い放題」だと言う。
「どんなもふもふも、飼って良いんですか?!」
モンスターに懐かれる魅了<チャーム>の能力を持つ少女が、パーティを追放されてから「もふもふランド」を作る旅の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-23 23:17:46
44256文字
会話率:44%
悪逆の限りを尽くす人類の敵・魔の山に棲む竜王を退治すべく旅するオラオラ系戦士ガインは、冒険の途中で実力不足が目立ってきた仲間の魔導士、コジローに超絶パワハラ暴言を浴びせテンプレ通りパーティーから追放した。
しかし実はガインのパーティーの
強さはコジローの反則的なまでに強力な補助魔法によって保たれていたものであり、これまたお約束通り雑魚モンスターにボロ負けしてパーティーは壊滅してしまう。
新しい仲間と出会ったコジローが大活躍する一方、独り無気力に過ごしていたガインだが、ある夜「客にブッ刺されて異世界に転移してきたホスト」と名乗る謎の美男子・ノアに出会ったことで、止まっていた時間が少しずつ動き出す……幼い日に儚く散った悲しい恋の記憶と、未だ果たせずにいる大切な約束の狭間で、迷い続けてきたガインが出した答えとは?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-14 23:31:14
47393文字
会話率:26%
日本でスタントマンをしている八百原光秀。光秀は努力の下積みと身体能力、動体視力を駆使してようやくスタントだけで食べていけるようになった。監督や仲間と共に殺陣を練っていた。そんな彼は女性を助けようとして異世界に召喚されてしまう。
聖女にかかる
はずだった言語の魔法(これがないと会話ができない)が光秀だけにかかり、聖女の子は異世界先で会話をすることができないとわかった。しかも、王子は聖女と結婚すると言いまくり魔導士と共に光秀を処分しようとしてくる。二人は偽の恋人となり互いに身を守る。
二人は元の世界へ帰るために魔王を倒すことになった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-13 07:00:00
12599文字
会話率:59%
とあるSランクパーティーに属する少年――エル。
ある日、いつものように集合場所へ向かった彼に告げられたのは「パーティー追放」という残酷な現実だった。
※この作品は「カクヨム」にも掲載しています。
最終更新:2021-07-23 20:13:11
2506文字
会話率:35%
「攻撃魔法? ウチのギルドじゃ必要ねぇな!」
「お前は補助魔法だけ使ってろ!」
SSRな”魔法翻訳付与スキル”を持つ青年セシル、物理攻撃至上主義の脳筋ギルドで冷や飯ぐらいの毎日。
ある日、彼のスキルは1億人に1人の超絶レアスキルであるこ
とが判明する。
スカウトが殺到したセシルはギルドを見限り、華やかな魔法学院の教官に転職する。
セシルの価値を理解できないギルドの無能上司、魔法革命ブームの世界について行けず、セシルが抜けたギルドは急速に崩壊していく。
カワイイ少女達を担任するセシル、彼を評価する美人上司にも恵まれ、忙しくも充実した毎日を送り……帝国でも最強のクラスを作り上げていく。
楽しい学院生活と様々なクエスト。生まれ持ったスキルと人の好さでクエストをこなしまくるセシル。生徒たちは慕ってくれるし、僕の評価もうなぎ上り。転職して本当に良かった!
これは自分の価値を理解しない無能上司を見限り、転職した青年が体験する最強魔導学院ファンタジー!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-22 09:24:15
81018文字
会話率:44%
魔法学校で教師をしているレオン・マーシャスは生徒たちに味方を強化することができる補助魔法を教えていた。しかし、魔法職の花形である魔剣士や、遠距離から安全に攻撃を行う狙撃魔法士と比べると補助魔法士は地味である。そのため、補助魔法を学びに訪れる
学生の数は年々減少していた。そんな中、レオンは学園の校長から呼び出される。
「レオン君、ここ最近は平和なこともあって兵士になりたがる魔法士の数は減っている。おかげさまで学園の経営状況もかんばしくない。そこでだ、不人気な補助魔法の授業は明日から廃止する! 君はクビだ!」
しぶしぶ了承したレオンは、教師として最後の授業を開始する。
「――というわけでみんなすまない。今日が最後の授業なんだ」
「待ってよ! そんなのどう考えたっておかしいわ! あなたが教師をクビになるのだったら私もこんな学園退学してやる!」
学園長の下に乗り込んだ彼女は、腹いせとばかりに学園長が学園の資金を横領していたことを暴露してしまう。 慌てた学園長はミアに再び復学するよう説得してくる。もちろん、復学する条件の中にはミアのお気に入りのレオンの退職を撤回することも含まれていた。 しかし――。
「今更こんなこと言われてももう遅い!」
学園をでたレオンは、どういう訳か教え子のミア・ランバルトと取り巻きの2人が付いてきた上に冒険者パーティを結成することに!? 補助魔法に関しては右にでる者のいないレオンはミア達にバフをかけまくり依頼を次々とこなしてゆく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-07 18:07:55
69114文字
会話率:54%
補助魔法を得意とする青魔法使いのチリ。彼女は特定のパーティーに加入せず、短期契約の追加メンバーとして気ままな冒険者稼業に勤しんでいた。
そんな彼女がある日、王宮のゴタゴタに巻き込まれる話です。
最終更新:2021-05-05 00:00:00
11920文字
会話率:61%