勇者パーティーに所属する賢者エトウは、唯一得意とする補助魔法の価値を認めてもらえず、差別的な扱いを受けていた。
それでもエトウは役に立とうと頑張ってきたが、幼馴染みの剣聖から誤解を受けて距離をとられたことをきっかけに、勇者パーティーにいるの
も潮時と思い始める。
パーティーを出て行ってほしいという勇者たちの言葉に従い、ついにエトウは勇者パーティーを離れることを決める。
役に立たないと禁じられていた補助魔法を自在に使い、エトウは自分の冒険を始めていく。
「エトウ! どこでこれほどの力を!」
「補助魔法だと言いましたよ。もともと私に備わっていた力です。あなたが持つ勇者の称号と同じようにね」
エトウの力は、自分自身の想像を超えて、勇者の力を上回るほどの成長を遂げていた。
※本作品は復讐をテーマにしたものではありません。主人公が自らの冒険を始めていく中で、登場人物たちが成長していく姿を楽しんで頂けたらと思います。
※各章の簡単な内容を「☆各章あらすじ☆」にまとめましたので参考にしてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 11:00:00
1281766文字
会話率:40%
冒険者に憧れる魔法使いのニラダは補助魔法しか使えず、どこのパーティーからも加入を断られていた、しかたなくソロ活動をしている中、モンスターとの戦いで自らに補助魔法をかける事でとんでもない力を発揮する。
最低限の身の守りの為に鍛えていた肉体が補
助魔法によりとんでもなくなることを知ったニラダは剣、槍、弓を身につけ戦いの幅を広げる事を試みる。
更に攻撃魔法しか使えない天然魔法少女や、治癒魔法しか使えないヒーラー、更には対盗賊専門の盗賊と力を合わせてパーティーを組んでいき、前衛を一手に引き受ける。
「みんなは俺が守る、俺のこの力でこのパーティーを誰もが認める最強パーティーにしてみせる」
様々なクエストを乗り越え、彼らに待ち受けているものとは?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 19:46:39
261686文字
会話率:73%
底辺社畜の俺は、バグ満載RPGの三周目に死んでゲーム世界に転生した。それも魔族に焼かれる初期村のモブという最悪キャラに。バグ技を利用して好き勝手に生きるに決めたが、主人公のハーレム要員が、次々俺になびいてくるんだが。
「ねえモーブ、私たち
ふたりっきりで、これからどうするの」
「そうだなラン、まず村の倉庫で当面必要な物を調達だ。それからゆっくり、ふたりっきりでどう暮らしていくか考えようや」
「モーブって頼もしい」
「おいおい、抱き着いたら歩けないだろ」
「えへっ。ごめん」
……かわいいなあ、ラン。早くも俺にデレたメインヒロインと、俺はこの世界で人生をやり直すんだ。
何から何まで恵まれた主人公のヒーローは、勝手に王道を歩んで魔王を倒せばいい。俺は俺でのんびり気ままに暮らすわ。悪いな、お前の仲間、全部もらっちゃって。みんな、俺とまったりするほうが好きだってよ。
――これは、即死モブに転生しながらも人生を諦めず心のままに生きる男が、世界線をゴリゴリ変えていく物語。運命は自分で変えられる――
●登場人物(第一部):
モーブ:底辺社畜がゲーム世界に転生した姿。ゲーム開発者の手抜きから「モブですぐ死ぬんだし、名前なんかモーブでいいだろ」と名付けられた悲惨なキャラ。
ラン:メインヒロイン。ゲーム内人気鉄板一位。ゲームでは、いずれ最強のヒーラーに育つ存在。貧乏な孤児。モーブに命を救われ、デレる。
ブレイズ:本来の主人公。モーブやランの幼馴染。剣術も魔法も万能。性格も良く、実家は村一番の金持ち。実は勇者の血筋。王立冒険者学園「ヘクトール」入試で卓越した成績を残し、SSS級のトップクラス「ドラゴン」に配属される。
マルグレーテ:「ヘクトール」SSSクラス。同期。モーブのバグ技を「特別な能力」と勘違いし、なにかと絡んでくる。地方貴族の娘で生来気位が高いが、タメ口で友達として扱うモーブに陥落する。ゲーム内では本来、ブレイズのハーレムパーティー要員。メイジ枠。
リーナさん:「ヘクトール」養護教諭。入試でモーブの謎の力を見て入学を許可し、なにかと助けてくれる。回復魔法と補助魔法の使い手。
居眠りじいさん:「ヘクトール」でモーブが配属された落ちこぼれ底辺クラス「Z」の担任教師。やる気皆無で、授業はすべて自習黙読。本人は授業中ずっと寝ている。
●カクヨムにて先行公開中!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 13:45:21
986956文字
会話率:60%
史上最強の冒険者パーティー『深淵の光』。
そのパーティーには、一人だけ補助職がいた。
お荷物扱いされる不遇補助職、賢者のアレスだ。
ある日『深淵の光』は、ついに念願のちゃんとした補助職、『付与術師』のスカウトに成功する。
そして彼らは、以
前から邪魔者であった賢者のアレスを、パーティーから追放するのだった。
しかし、『深淵の光』のメンバー達は……そしてアレス自身ですら、気付いていなかった。
実は彼らのパーティーの圧倒的な力は、そのアレスの補助魔法によるものだったということに。
もしアレスがその力を自分の戦闘だけに使えば、『深淵の光』などとは比べ物にならないほどの力を発揮することに。
これは追放されたアレスの栄光と、彼を追放した『深淵の光』の転落の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 11:10:00
101584文字
会話率:28%
世界の誰もが与り知らぬ所で降って湧いた厄災が徒党を組んで人類に牙を剥いた。
魔物。魔族。獰猛で残忍なそれらは瞬く間に人類の生存圏を侵食し、世界は存亡の機に瀕することとなった。
脆弱な人類に残されたのは滅びの運命だけ。そんな人類を憐れ
んだ女神は救世主を遣わした。
勇者。魔を祓う絶大な力を持ち、幾度でも蘇る不屈の魂を持つ英傑。
彼らの目覚ましい活躍により魔は討たれ、人類は再び安寧と平和を取り戻した。
しかし、魔は完全に滅びることはない。救世の勇者の子孫は今なお人類の平和のためにその力を振るって下さっている。
勇者に感謝を! 女神様に感謝を! 子供なら誰もが聞かされる寝物語だ。
「つまり力があるし何度でも死ねるから魔物と戦ってこいってことだろ? 冗談じゃねぇ。クソみてぇなプロパガンダに付き合ってられっかよ」
あらゆる補助魔法を操る勇者の一人であるガルドは名声も賞賛も欲さない。民草の平和のための礎になるなど真っ平御免だった。
自由。厄介事を勇者に押し付けて民草が享受しているそれを、なぜ勇者である自分が得られないのか。そんな理不尽あってたまるか。
ガルドは頭に響く救援要請を知ったことかと棚に上げ、今日もスリと悪巧みに熱を上げる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-25 20:00:00
658364文字
会話率:41%
「補助魔法しかロクに使えない能無しの魔法師はこのパーティには必要ない。お前はクビだ、アレク・ユグレット」
それはある日突然、王太子のダンジョン攻略の付き添いとしてパーティーに加わっていた宮廷魔法師——アレクに突き付けられた追放宣告。
そし
てパーティーどころか、王太子の嫌がらせにより宮廷からも追放され、途方に暮れていたアレクに声を掛けたのは、〝魔法学院〟時代の友人であった。
「————ねえ、アレク。ボク達と一緒にまた、ダンジョン攻略をする気はない?」
かくして、かつて共にパーティーを組んでいた友人らと共に、アレクは第二の人生を歩む事に。
これは、飼い殺し状態であった元宮廷魔法師の冒険譚。
4年前、『伝説』とまで謳われた4人パーティー〝ラスティングピリオド〟の名は次第に世界中に轟く事になる————。
書籍化決まりました!!
いつもお読み下さりありがとうございます!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-26 10:33:18
796856文字
会話率:29%
「おっさんは邪魔だ!」と若者に追放された、サポート系冒険者リシト(40)と相棒のツーク(見た目はリス、中身は熱い男)が得意の料理と補助魔法で飯バフ屋をやろうとしたり、移住先の辺境でAランク冒険者ら個性強めの面々となんやかんやあったりする、
時にのんびり時に忙しいおっさん冒険者のお話です。
※食材や料理をはじめ好き勝手に書いています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-15 12:35:45
247399文字
会話率:51%
突如として異世界に0才児として生まれ変わってしまった隼人。
その世界には魔法があった。
隼人(転生後はレアル)は今度こそはと攻撃魔法を使いたかったものの、5歳のとき補助魔法しか使えないことが分かった。
落ち込むレアル。その時同じように1つの
魔法(光魔法)しか使えないアリナに出会う。
同じような特徴だが、アリナは重宝され、レアルは戦闘の場に出ることは無理と思われた。
しかし、反対を押し切り冒険者となった。
そして、偶然アリナと出会い一緒に冒険することになった。
2人の冒険と関係はどこまで行けるのか。いけるとこまでいけちゃうのだろうか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-05 22:00:50
4208文字
会話率:9%
脳筋魔導士。魔法による攻撃より武器や武術での攻撃の方が得意な魔導士をそのように呼ぶ。
魔導学校に通うユリィは学園始まって以来最も優秀な武術の成績を修めた。しかし魔法は初級しか習得できずブッチギリの最下位。入学当初は羨望の眼差しで見られていた
が肝心の魔法がサッパリだと判明するや否や落ちこぼれ扱い。
回復やサポート魔法を育成する術士養成学校で属性補助の成績において短期間で高位術を習得したアヤン。大きく期待されたがそれ以外の回復や補助魔法は初級しか習得できなかった。
卒業後魔導士としての進路が絶望的なユリィは魔闘家の存在を知り、卒業後弟子入りする事を決意する。一方術士としての仕事にあぶれたアヤンは冒険者になろうとするが肝心な回復や補助魔法が役に立たないため相手にしてもらえない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-16 20:41:04
92464文字
会話率:53%
教会の一員である私は、魔王軍と戦う勇者たちを支援することになりました。
私の得意な補助魔法は、勇者の仲間が今まで持っていなかった魔法でした。
能力を評価され、勇者たちの戦いを助け、時には助けられる。
あの頃は楽しい日々でした。
命を賭した戦
いであっても、確かな日常が私たちの絆を強く結びつけてましたから。
しかし、魔王軍との戦いが激化する中、勇者はとある決断を下します。
その決断で、勇者は魔王を倒すことに成功するのでした。
――思い出すのは楽しい記憶だけでいいでしょう?
辛い記憶は、思い出さなくても毎日頭の中で語りかけてくるのですから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-14 23:13:25
5827文字
会話率:30%
魔王軍幹部な私と勇者パーティの回復職な女の子の出会いの話。
最終更新:2023-09-07 23:54:28
10337文字
会話率:58%
強力な補助魔法を得意とするドリッシュ家の令嬢、メアリ・ドリッシュ。彼女はシュヴァルツェ王国の将軍であり婚約者でもある、ロービス・シュヴァルツェから戦場でその能力を酷使され、苦しむ日々を送っていた。
あるときメアリは一方的に婚約を破棄され
、国外追放される。帰る場所もなく路頭に迷っていた彼女を救ったのは、周辺の小国であるノッドカーヌ王国の王子、ピンファだった。
惹かれ合うメアリとピンファ。そんな中、シュヴァルツェ王国はノッドカーヌ王国への侵攻を開始するのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-04 20:11:18
77850文字
会話率:47%
強力な補助魔法を得意とするドリッシュ家の令嬢、メアリ・ドリッシュはシュヴァルツェ王国の将軍であるロービス・シュヴァルツェから一方的に婚約を破棄される。帰る場所もなく路頭に迷っていた彼女を救ったのは、周辺の小国であるノッドカーヌ王国の王子、
ピンファだった。
惹かれ合うメアリとピンファ。そんな中、シュヴァルツェ王国はノッドカーヌ王国への侵攻を開始するのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-15 12:06:05
9114文字
会話率:42%
俺は、アレク。21歳。史上最強の勇者ニコライのパーティーの一員で、担当は魔法戦士。攻撃魔法と補助魔法を使い分けて、時には前線でも戦う冒険者だ。
ニコライとは、一緒にパーティーを立ち上げて二人三脚でS級冒険者まで成りあがった。
俺たちは最高
の相棒と言われて、今後もずっと冒険を続けていくはずだった。
なのに……
「お前なんて器用貧乏でいらない」
新参者のサークルクラッシャーの女賢者エレンの策略によって、俺は勇者パーティーを追放されてしまう。
しかし、絶望した俺をひろってくれたのは、魔法科学校の時の後輩の神官ナターシャだった!?
あざとい後輩のナターシャと再起を計る俺は、久しぶりに受けた冒険力判断テストで驚愕の事実を知る。
「やっぱり、先輩は"器用貧乏"じゃなかったんですよ。先輩は、"世界最強のオールラウンダー"だったんです」
ほとんどの成績で、世界ランク2位であった俺は、裏切ったあいつらを見返すために、後輩と再び冒険をはじめるのだった。
そして、俺が抜けたニコライパーティーの没落もはじまっていく。
新感覚?イチャイチャざまぁ系冒険記です。
現状では……
・俺tueee的な戦闘パート
・甘いイチャイチャラブコメパート
・ざまぁパート
・合間のスローライフ&シミュレーションパート
・政治パート
で構築されています!
※ノベルバさんにも投稿中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-12 00:25:42
567289文字
会話率:48%
突然ギルドから切り出された追放の話。
え?なんで?
俺、超優秀な補助魔法使いなんだけど?
最終更新:2023-07-28 13:40:57
13026文字
会話率:51%
補助魔法しか使えない、自分に自信がない性格のラック(19才)は突然に冤罪の罪でパーティーから追放された。同時にピュアな付き合いをしていたはずの幼馴染のサーリアからも振られる結果となり、色々あった末に結局に街へといられなくなる。
無理や
り押し付けられた魔物も出る辺境行きのチケットを手に入れ、一人傷心旅行としゃれこんだはずが、辺境で一人のおっぱいが大きい女性と出会った、彼女の名はミリア(29才・非ヒロイン)王国の元部隊長で怪我のため退役し辺境で暮らしていた。
そんな彼女の怪我に補助魔法をかけたラックであったが……色々あって暫く一緒にいる事に。
けっして、追放したパーティーに復讐心はなく、ラックとしてはほおっておいて欲しいと願っていたが真の補助魔法の使い方を覚えたばっかりに
※話数の0.5シリーズは基本他人視点です。裏側や遠い場所にいるキャラなど
※某ヨムさんでも先行投稿しています、一応話を修正しながら移動させていたりいなかったりと折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-17 00:32:56
117463文字
会話率:45%
「今日をもって、俺はこのパーティーを抜けたいと思う」
ある日、補助魔法使いのエメリヒはパーティーメンバーの仲間たちにそう告げる。
エメリヒは昔から、才能あふれる仲間たちに劣等感を抱いていた。自分の補助魔法がなくても立派に戦っている仲間を見
て、いつしか「もう自分は必要ない」と思うようになった。
エメリヒの脱退を止める仲間たち。
しかしリーダーのハンスだけはエメリヒの脱退を、あっさりと認める。
エメリヒがいなくなったあと、ハンスは言う。
「彼は間違いなく、最強の補助魔法使いだった」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-22 19:52:12
14913文字
会話率:33%
補助魔法の使い手だった主人公ロックは勇者パーティと一緒に魔王を討伐しにいった。そして魔王をとの戦いの中思うように活躍出来ないロックは勇者に呼び出されて
「仲間の家で、待機しててほしい」
と告げられたのだった…。
最終更新:2023-05-22 18:25:10
15396文字
会話率:33%
「勇者」パーティは、国王が指名した優秀なメンバーで構成されている。
補助魔法しか使えない役立たずの魔術師を追い出したところで崩れるようなメンバーではなかった。
……はずだった。
予想に反して、補助魔術師を追い出してすぐ、パーティは全滅した。
しかし死んだはずの女魔術師は、気付けば宿のベッドで寝ており、その仲間にはまだ、補助魔術師が存在しているのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-20 18:26:04
134051文字
会話率:34%
普通のOLをしていた私は、突然の死を迎え、異世界へと転生された。しかし、そこで待っていたのは、過酷な運命を背負ったセレンと、グロウとの冒険生活だった。
最終更新:2023-05-18 08:53:26
13294文字
会話率:29%
追放した補助魔法師がまじで無能だった?
追放した側のお話です^_^
最終更新:2023-03-30 16:00:00
769文字
会話率:57%