氷雪種。
それは触れた物体――物も人でさえ氷の結晶へと変えてしまう、未知なる獣の名である。だが、世界には必ず例外というものがある。
それが汚染者と呼ばれる少女カナデ。氷雪種に触れても死なず、そしてなぜかその身に氷雪種と同等の力を宿してしまう
。
衣服越しで触れれば力は発動しないが、汚染者と呼ばれ差別されるものは居場所を失い、世界に絶望していく。それはカナデも例外ではなく、心は深い闇へと落ちていく。
そんな彼女の心に光を燈したのは一人の姫君だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-11-25 09:30:21
476565文字
会話率:20%
これは幼い頃より異性を遠ざけられて育った病弱なお嬢様(一条桜)と、そのお嬢様の世話をする女性世話師(ステラ)の物語。
桜の目的は限られた時間の中で意中の相手を射止める事、そしてステラの目的はお嬢様を正す事。お互いを想い合う二人のすれ違った想
いが向かう先は……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-09-06 10:00:00
55824文字
会話率:23%
一年に一度、空へと昇るのは『赤い月』。
フィンス編
身から流れ出る鮮血を思わせる不気味な月を見上げるのは、少年とも少女とも言えない不思議な雰囲気を身にまとう――フィンス・ノーストンだった。
生きていくにも過酷な環境の中で、フィンスは自身の
生きていく道を模索していく。
若干GLの要素があります。
セシル編
今回の主人公は少年に近い中性体である、セシル。
一年前に拾った少女アニタと、幼馴染ジーナとの平凡な日常を過ごしながらも抱えていた悩みが彼にはあった。
それは自身が決断する事によって変化してしまうかもしれない、日常についてだった。
のべぷろ!に投稿済みの作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-15 18:19:35
44914文字
会話率:26%
元亀三年(1572)12月23日の夕方……粉雪の舞う三方ヶ原で、武田信玄を相手にボロ負けしてしまった徳川家の侍たち。大河内正綱も、負傷して戸板に載せられ浜松城へと退却してくる。だが……戦いはまだ終わっていなかった。戦国史に伝説を残した「犀ヶ
崖の夜襲戦」が始まる!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-07-21 03:29:05
8668文字
会話率:31%
石島啓二と近藤聖子は、都市伝説として語られる『ホテル粉雪』へと向かっていた。失踪してしまった男――石島の友人であり聖子の夫でもある近藤裕樹を探すためである。果たして都市伝説は彼らを迎えいれるのだろうか。
『小説家になろう』ページ内で頂いた
お題「都市伝説」を元に作成した短編になります。
これまでに作成した作品とは少し毛色が異なるかもしれませんが、楽しんで頂けるように努力致しました。
それでは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-06 04:00:01
10447文字
会話率:32%
やわらかなぬくもり。触れ合った手はとても小さく頼りないものだった。
それはいつか夢見た儚い幻想。
二度と叶わぬものだと諦めていた願い。
傷ついた心を覆い隠すように降り積もる粉雪。
イヴの時間は静かに過ぎ行く。
こちらは
ブログで連載している小説「祈りを貴方に、手紙を君に」の三章になります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-07-19 01:33:46
15800文字
会話率:48%
■【ファンタジー/コメディ/短編】■しつこい奇跡を数々無駄にする話。雪降る小さな町で雪達磨は。
最終更新:2011-03-23 18:24:29
3622文字
会話率:22%
仲良し女子中学生二人組の、なんでもない日常。
最終更新:2010-12-17 21:14:01
1157文字
会話率:33%
「カウントダウンTVをご覧の皆さんこんばんは、小野学人(拙作品『粉雪』に登場)です。この度私めの音楽活動10周年を記念いたしまして、ビデオクリップ集のベスト盤を発売することになりました。勿論ブルーレイとDVDですのでご安心を。全30曲入り、
全映像歌詞テロップ付きであります。それではご覧ください!どうぞ!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-08-23 21:19:44
4443文字
会話率:12%
俺は沖縄シュバルツの抑え投手だ。でも、それの他にもう一つ、ミュージシャンという顔も持っている。
最終更新:2006-12-24 02:08:11
5129文字
会話率:8%
粉雪の舞う寒い冬の日。一人の男が新潟県にある柏崎駅のホームに降り立った。男はある女の所へと向かう……
最終更新:2009-05-07 23:54:59
658文字
会話率:50%
はじめて出会ったあの日、君は泣き止まない赤ん坊の涙をそっとぬぐって誰かを慈しむ心を教えてくれたねはじめて別れたこの日、君は泣き疲れた老人の涙腺をひっかいて誰かを失う痛みを教えてくれたねいつか二人でお花畑で暮らすんだって思ってた僕が思い描いて
いた季節には君と僕と赤ちゃんがいてそこには痛みも苦しみも嘘も真実もなくてただ灰色のプリズムだけが粉雪のように舞っていた折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-12-03 04:03:32
1070文字
会話率:23%
梅こぶ茶大好き、ちょっと小さい気ままな男らしい?女探偵と気苦労アシスタントの織りなす超!ゆるゆるサスペンス!トリックなんてしらないよ〜〜!
最終更新:2008-07-24 21:35:52
5426文字
会話率:44%
黄昏の時間。赤い夜に少女は踊り世界を見渡す。白い少年との語らい。刻まれるのは何?
最終更新:2008-06-23 02:16:21
3499文字
会話率:50%
盲目の少女に天使が助けの手を差し伸べます。『あなたは目が見えるようになりたいですか?』と。そんなおはなしです。
最終更新:2008-05-28 00:00:55
1046文字
会話率:0%
戦争ネタです。舞台は第二次世界大戦中・主人公はひめゆり学徒隊の隊員という設定です。
最終更新:2008-05-27 23:53:49
1468文字
会話率:11%
人間の欲望と天使のような悪魔が悩み苦しむ姿を描いたものです。残酷とありますが、黒くはありません。
最終更新:2008-05-27 23:45:27
2701文字
会話率:22%
灰色の空に粉雪がちらつくある日、わたしが勤務する児童相談所に、ある夫婦が訪ねてきた。彼らはわたしに、息子に関する風変わりな悩みを相談してきたが……
最終更新:2008-04-28 19:43:01
2740文字
会話率:27%
僕は高校2年生。その僕のプライスレスな、とある冬の一日の体験を描いた短編小説です。それは粉雪の降る夜のこと……少し心が温かくなるストーリーです。読みにくいかもしれませんが、どうぞ、ご一読ください。
最終更新:2007-10-28 12:54:37
7193文字
会話率:4%
クリスマスを目前に控えた、ある日。悠太が恋人・恵彌子から打ち明けられた話しは……。
最終更新:2007-04-04 22:24:11
5145文字
会話率:44%
高校に入学して3ヶ月。突然の悲劇が、桜を襲う。平凡に過ごして行ける。そう思っていた桜が侵された病とは…?
最終更新:2007-04-01 23:09:33
3892文字
会話率:15%
単純な毎日にあきあきしていた私。この時期になると粉雪が街を美しくデコレーションする。そこに蘇った記憶と父の死。
最終更新:2006-12-24 00:55:15
5332文字
会話率:29%