リヒテン・ライヒと呼ばれた帝国の長い戦争。やがて戦闘機による闘いへと突き進む。
海燕ーシュルーケンーと呼ばれる爆撃機を操る、十四歳の少女ユリウス。どこまでも青い海と空に響くエンジン音。そして、投下される爆弾。
戦火の中、生きる一人の少
女の物語。
「わたしは、ただ空を飛ぶのが大好きなだけなんです…」
この作品はカクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-15 21:24:23
19107文字
会話率:49%
聖暦1961年4月12日。統一ロシア帝国ウリヤノフ朝、南西部に位置するバイコヌール地方。
空軍所属の魔導師ユーリは世界で初めてとなる宇宙飛行に挑もうとしていた。
しかし、彼には拭い去れない心残りがあった。
本作品は「県立北高竜王部」と同じ
世界観、異なる時代、土地を描いた作品です。
よければ「県立北高竜王部」もご覧下さい。
https://ncode.syosetu.com/n9021gm/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-05 22:19:21
14905文字
会話率:37%
国防総省地域管理局冒険科に勤務する国家公務員である速谷。
日本の旧帝大を卒業し、日本を裏から守る事を決意していた速谷は念願だった国防総省に入省した。
配属された地域管理局冒険科で13年働き、お見合いで美しい妻と送る新婚生活。
ダンジョンに潜
る冒険家の犯罪が増えていた。
その犯罪を犯す冒険家(・・・)を罰する為に新設された冒険科(・・・)。
普通の人間を凌駕する能力を上回る為に陸海空軍での3年に余る訓練を潜って来た速谷は、冒険科に配属され、犯罪を犯す冒険家を取り締まっていた。
中間管理職として冒険科での激務、家に帰ってからの妻からの愛情のあるオナラを受けて死にそうな毎日を送っていた。
これは速谷の新婚生活と冒険科での活躍を送る鎮魂歌(レクイエム)である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-26 18:37:17
7899文字
会話率:30%
暗い・・
此処は何処だ・・・?
私は
・・・!!
死んだはずである
・・・・!
意識を取り戻した時
私は・・
ベッドの上で目が覚めた❗
か・・閣下!!
私は、声がする方に目を向けた!?
私の目の前には、5人程の見知らぬ
男女が
立っていた
あぁ・・
ロンメル閣下
お目が覚めたのですね
・・・??
こ・・此処は何処だ?
一人の女性が答える
此処は、病院ですわ
病院・・?
私は、考えた・・・
私は確か
1944年7月17日、ノルマンディーの前線近くを走行中の私の乗用車がカナダ空軍第602飛行隊のスピットファイアによって機銃掃射され、私は頭部に重傷を負って入院した。
同年10月14日
療養先の自宅に訪れた、ブルクドルフ中将と
マイゼル少将は、私にヒトラー暗殺の「反逆罪で裁判を受けるか名誉を守って自殺するかのせまられた」
裁判を受けても死刑は免れず粛清によって家族の身も危うくなることを恐れたロンメルは「私は軍人であり、最高司令官の命令に従う」とだけ言い、家族の安全を保証させた上で1人自宅の森の中へ入り、2人から与えられた毒をあおり自殺したはずである
しかし、いま私の目の前にいるメンバーには見覚えがなく、
この世界で、むなしく時間が過ぎて行った折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-06 18:09:37
7168文字
会話率:7%
舞台は1939年のドイツ帝国。開戦を目前に控えた帝国空軍には箒に跨り哨戒飛行をする魔女がいた。
首都ベルリンから南西600キロに位置するシュランベルク航空基地、そこに属する第33飛行小隊。そこで十一人の部下を率いるシャーロット・アップルト
ン軍曹は、開戦の足音に心を怯え震わせていた。
魔女というのは民族であり、種族であり、主義であり、宗教だった。彼女らは差別を受けながらも、自分と家族、友と誇り、自由のために国に尽くす。
本作は2014年春の星海社FICTIONS新人賞における座談会において編集の方々にコメントをいただいた作品になります(賞からは落選しております)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-22 02:16:44
171614文字
会話率:34%
現代のイタリア南部。
ヴィットーリ博士により飛行機事故で亡くなった娘のギタに似せて作られたアンドロイドのアンブラ。
年老いた孤独な博士に寄り添うようにして暮らす彼女の前に、ある日、一人の青年が現れ……。
他サイトでのコラボレーション企画
で執筆したSFファンタジーです。
なお、オリジナルはアダスさんが描いた以下のイラストです。
http://estar.jp/.pc/_event_view?e=143744&_ck_=1
*他サイトとの重複投稿です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-18 22:40:22
21112文字
会話率:29%
2036年4月。
オースランド連合国はユーリア共和国による2度目の宣戦布告により再び戦争状態へと突入した。
飛躍的な経済成長を遂げた共和国は10年前の鬱憤を晴らすかのように挑戦状を叩きつける形で連合国へと宣戦布告したのだった。
そんな
連合国空軍に所属する1人の女性パイロットが居た。
彼女の名は月影 百合。
"青い亡霊"の異名を持ち、敵は愚か味方からも恐れられているパイロットである。
彼女の飛ぶ理由、それはたった1人の大切な彼女の為だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-10 13:01:32
1659文字
会話率:12%
過去に軍規違反を犯して服役中の元戦闘機パイロット・フリーは、突如として始まった戦争に対応するため、空軍から召集を受けて囮部隊「デコイ隊」にパイロットとして配属される。彼らの任務は、敵に損害を無視した派手な攻撃をし、敵の注意を自らに引きつける
こと。しかし、敵基地でデコイ隊は所属不明機の襲撃に遭う。フリー以外の味方機は全て墜とされ、死を覚悟した…その時。
戦争という過酷な状況で、成長していく落第パイロットの物語を描く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-06 19:42:20
8494文字
会話率:43%
〈杜の民〉で射撃の名手である〈狩人〉のアウィス・シルワウィリデは、〈杜の民〉と友好関係にある王国首都に招集される。そこで待っていたのは、男爵家の令嬢で父親譲りの操縦センスを持つレティシア・ヴァルシュタット王国空軍少尉。そして、後にその愛機と
なる可変前進翼機アトロファネウラだった。男爵家の長男で王国空軍中佐であるルトギエル・ヴァルシュタットは、共和国の大型制空巡航機セラフィムに対する切り札としてアトロファネウラ・プロジェクトを推進。アウィス・シルワウィリデは、その銃手に指名されたのだったが……。
2017年1月17日、「狩人の系譜」から「狩人の血脈」に改題。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-02 15:28:02
42902文字
会話率:32%
「兵士の士気を上げる!それは大まかな幸せでなく細やかな気遣いのもとに生まれる!」
という信念のもとに創設された小さな荷物専門の輸送部隊に配属された主人公達の日常を描く物語。
「え?それいる?」
「それぐらい我慢して……」
「コスト度外視!
バカじゃねーの!」
と思われるレベルの小物をHPFD、と呼ばれる箒型メカで爆速お届け!
シフト制で酷使される彼らの士気は、いったい誰が上げてくれるんだろうね!
負けるなラビットデリバリー!
頑張れラビットデリバリー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-02 02:54:17
1312文字
会話率:27%
異世界転移を果たした日本人女性が、トリップ初日に入隊した対凶獣都市防衛軍で出会った、気だるげな青年空軍少尉と成り行き上の理由で結婚する話。
最終更新:2021-08-27 23:44:07
11383文字
会話率:44%
人は宇宙に進出した。
軌道エレベーターに月面基地、火星にコロニーを建設し第2の居住惑星を作り宇宙旅行もできるようになった人類の科学力は留まることを知らなかった。
火星コロニーができて数年、コロニーから身元不明のメッセージが地球へ送られて
から異変は起こる。
飛来した小惑星が地球軌道上へ入り軌道上の人工物を破壊した。
地球へ突入した小惑星は隕石となりメキシコ近海へ落着、落下地点から現れたのは巨大な浮遊物体であった。
浮遊物体は火器に対し非常に強力な耐性を持っており米国の核攻撃を防ぎ、浮遊物体は核の放射能をも武器とした。
そして、アフリカ北部にも同じ隕石が落下。
欧州は米国の教訓を活かし核以外で防衛を開始する。
既存の兵器では通用しないことで国土を失いつつあった米国は浮遊物体に有効な兵器を開発。
反攻作戦を開始した。
同じく日本でも浮遊物体が襲来し戦闘を開始、空軍パイロット養成校に通っていた主人公たちは浮遊物体と唯一戦える人型機動兵器を動かせるということで白羽の矢が立つ。
果たして彼らを含む兵士たちは浮遊物体を食い止めることができるのか。
エイリアン襲来系IF戦記開幕。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-31 00:07:17
44201文字
会話率:42%
ウイジクラン共和国
北側にこの世界の西の大陸最大である軍事国家「ローレニア民主王国」と隣接し、東側はそのローレニアと現在戦争をしている「バルセル共和国」。
南西側に領土問題を抱える「トリークグラード」、南側に同大陸の経済大国「トルメキニス
」に囲まれる内陸国家。
そのウイジクラン空軍に所属している俺。
第3航空団第112飛行隊「スカイレイン隊」
この飛行隊の2番機として1番機を支えながら後ろのひよっこの面倒を見つつ任務訓練に従事し。スクランブルも月に数回、トリークグラードと領土問題を抱えつつも主導権は俺たちが握っている。隣の国が戦争しているだけで両国とも国交はなく、対岸の火事。
平和で呑気で充実した空軍生活を送っていた。
アイツらが来るまでは・・・・・・。
ーーーーー
ブルー・スカイ シリーズ第3作
毎週月金曜日の夜更新予定。
前作を見なくても楽しめるとは思いますが、1作目から見ていただければよりわかりやすいと思います!
いろいろ雑な部分もあるかと思いますが暖かい目で見守っていただき、容赦なく誤字脱字報告をお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-22 15:00:00
160230文字
会話率:35%
ある日、第二次世界大戦。空軍にいる少年は敵に殺されてしまう。神々はそんな大戦の中、救済処置として、本来死んだ亡者たちは、裁判で判決が言い渡されて、転生する世界が変わる。しかし、大戦で善人も人殺しや盗みを働いてるため、ランダムに転生する世界を
決めることにした。
そんな中、少年は魔法が使える世界に転生すのであった。
これが初投稿です!!誤字脱字などあれば、教えてもらえると嬉しいですね。よろしくお願いします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-04 19:23:12
8949文字
会話率:54%
これは、かつて自己の利益のために起こされた戦争を食い止めた英雄であることを隠して、空軍士官学校に通う主人公とその仲間たちの物語
最終更新:2021-05-22 10:56:52
4416文字
会話率:42%
16歳のハンスは飛行機に夢中だった。学校の代表パイロットとしてエアレースに参戦し、将来は父親と同じように軍の戦闘機乗りになることを心に決めていた。ところが父親の才能を余すところなく受け継いだのは、美しい妹のゾフィーの方だった。
優勝と空軍パ
イロットの座をかけた運命のレースで、妹にもライバルにも勝つためにあらゆる逆境を克服していくハンス。
だがレース当日に彼を待ち受けていたのは、想像だにしなかった残酷な真実だった。
平和な生活が一転し、過酷な運命が姿を現したとき、ハンスは自分自身の生きる意味と役割を自覚していく。
抑圧された人々が自由を取り戻すために立ち上がり、迸る情熱と命を燃やした独立のための闘いを、その最中に生きた一人の少年の目を通して描きます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-20 23:08:25
498964文字
会話率:50%
万世一系の皇帝が君臨する世界帝国『アキツ諸侯連邦帝国(帝国)』と、
真教とよばれる一神教を信仰する専制君主国の連合体『神聖王国連合(連合)』
革命により専制君主を打倒し『連合』を脱退した国々の共同体『民主国家同盟(同盟)』
それらに
属さず独自路線を歩む国々(第四諸国)
この四大勢力が、熾烈な勢力争いを繰り広げる世界。
各勢力は、この星の南半球に広がる『南方大陸』から、飽くなき資源収奪闘争の末に吸い上げた、
莫大な富の輸送手段として、特殊な気体の桁違いな浮力を利用する飛行船を大々的に活用し、
時代は『大量空輸時代』を迎えていた。
そこに登場したのは、南北を行き交う『お宝』を掠め取らんと、武装した小型飛行船を駆り、
自らの船の何倍も巨大な飛行船を襲い、各勢力の空軍が送り込む重武装の飛行戦闘艦の鼻先を掠め逃げ去る。
神出鬼没な空行く盗賊『空賊』だった。
そんな空賊の一団である若き女船長アマツ・アゲハ率いる『アゲハ団』は、
オイシイ情報を得て南北の大陸間に広がる『赤道洋』の上空を遊弋していた。
南方大陸にかつて栄えた古代文明が残した超一級の芸術品『コケモモの壺』
これをオークションで競り負けた古美術商が、購入した相手から、
客船に乗せ北方大陸に運ぶ途中で、奪い取ることを彼女らに依頼したのだ。
莫大な報酬に吊られ、依頼を受けたアゲハら一味。
的の船を襲い、まんまと『お宝』をせしめる事に成功したのだが、
突如現れた『帝国』の飛行戦闘艦からの激しい攻撃を受ける。
操船技術の限りを尽くし、決死の脱出を図る一味だったが・・・。
欲望野望陰謀渦巻く異世界の大空を、
お宝夢見て東西南北上下右往左往に駆け巡る。
天翔けるアウトロー集団『アゲハ空賊団』の、
手に汗握り胃袋裏返る大冒険を描く、
スチームパンクアクションファンタジー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-15 16:24:43
54829文字
会話率:40%
世界の三分の二を支配する一神教を信仰する君主制国家の連合体『神聖王国連合』“連合”と、残り三分の一を支配する超巨大国家『アキツ諸侯連邦帝国』“帝国”。
この二大勢力が、南半球に広がる豊穣な自然環境と膨大な地下資源をもつ『南方大陸』の覇権をめ
ぐり衝突した『植民地争奪戦争』が休戦し二年。
連合に属するブリスタス王国空軍で、小型飛行艦を指揮し帝国の航空輸送路の破壊に従事、多くの武勲を挙げたジョユス・オトゥナー元大尉は、
戦後実施された軍縮とドクトリンの転換により、古びたかつての乗艦『イカヅチ号』とともに軍を追われ、その上世界恐慌のあおりをうけ年金生活を余儀なくされていた。
だが、不況を理由に年金の打ち切られ、さらに追い打ちをかけるように就職していた長男も勤め先が解散、大学に進んでいた次男までも奨学金の貸しはがしが始まり学業を断念せざる負えなくなった。
たちまち生活破綻の危機を迎えたオトゥナー一家。
一家の大黒柱であるジョユスは、家族全員が生き残るため禁断の一手に打って出た。
戦後の荒廃を、法をも恐れぬ手段でサバイブする一家の姿を描く、
異世界クライム・ファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-06 20:57:32
23437文字
会話率:25%
ミラー兄弟はそろって合衆国空軍に勤め、兄リアムは戦闘機パイロット、その弟マシューは機体の整備技師だった。マシューはエンジニアとして充分な能力を発揮し、兄は導入がはじまって久しい無人戦闘機にも引けを取らない力量と体力、精神力の持ち主だった。
だがある日、リアムは模擬空戦の事故により瀕死の重傷を負い、亡くなってしまう。
一方で国防省は、とある極秘裏の実験計画を進めるために、亡くなったリアムの脳を、制御システムの一部として無人戦闘機に組み込むのだった。しかし、記憶処理されたはずのリアムの脳は自我を取り戻し、事実を知った彼はこの計画を世間に暴露するべく、行動を起こすのだった。
※後味の悪いラストですので、そういったジャンルが嫌いな方はご遠慮ください。
※〈カクヨム〉にも同時掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-07 23:00:00
27731文字
会話率:63%
帝国空軍の大型飛行船が一隻、洋上をゆっくりと飛行していた。それは敵艦隊に対する偵察飛行であった。しかしそれは時代遅れになりつつあった。
最終更新:2020-06-06 11:00:00
1873文字
会話率:50%
F2Aバッファロー戦闘機は知る人ぞ知るといってもよい迷戦闘機である。
多くの国では駄作等の烙印を捺されているが、フィンランド等では救国の名戦闘機扱いされているという史実がある。
更に本国と植民地では全く別の評価をされることがある戦闘機
でもある。
そのF2Aバッファロー戦闘機のベルギーにおける評価をここに物語る。
(尚、この小説は遅刻にはなりますが。架空戦記創作大会参加小説ですのでお含みおきを)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-16 19:37:07
2495文字
会話率:0%
今、私の手元には1枚の写真がある。
その写真には、飛行第64戦隊のマークが入った隼戦闘機が、日の丸ではなくイスラエル空軍の証であるダビデの星が記載された状態で撮影されている。
何故にこんな写真があるのか。
この写真を第4次中東戦争
の際に入手した父は生涯を通じてその謎を追い求め、それは娘の私にも引き継がれた。
2020年現在、私達父子が調査した結果をここに述べたいと思う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-16 19:46:15
4990文字
会話率:9%
1960年、バレンシアの名うての娼館の女主人、カサンドラ・ハポンの一人娘、アラナは、スペイン空軍士官に任官し、NATO軍の一員として、西サハラ共和国に派遣されていた。
そこで、彼女は、任務中に出会ったフランス陸軍の士官と恋に落ち、母の反
対を押し切り、彼と勝手に婚約し、関係を持った。
それを知った母カサンドラは苦悩する。
アラナの出生には、本人には知らせていない秘密があったのだ。
それは、自らのスペイン内戦の際の余りにもつらい、苦い想い出の中で、僅かに射している甘美な想い出だった。
だが、今や、その甘美な想い出まで、つらい、苦い想い出と化そうとしている。
そして、それによって生まれた物が彼女を訪れようとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-19 07:02:09
35928文字
会話率:19%
第2次世界大戦時、イタリア空軍は空軍力によるロイヤルネイビーの打倒、そして地中海の制覇を掲げていた。
しかしながら、開戦早々に水平爆撃の低い戦果に嫌気がさした軍部は方針を一大転換。
開発直後の虎の子雷撃機、SM79に地中海制覇の宿命を託す。
SM79は果たしてイギリス海軍のライバル足り得たのか?
知られざる全貌を洋書の翻訳から解き明かす。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-15 18:58:37
3857文字
会話率:0%