テクノロジーの発展により高度に最適化された未来社会。あらゆる社会問題や難病が解決された現代に発生した奇病「境界性夢遊症候群」
最初は繰り返す悪夢を見るだけだが徐々にその時間は長く内容は深くなっていき、ある一定の深度に達すると二度とその人物は
目を覚まさない。症状を克服し健常者として社会復帰する者も若干名存在するが、以前からは考えられない成果を出しながら浮世離れした発言が目立つこともあり、本当の意味で完治することはないと言われている。
曰く「自分はこことは異なる世界で数多の危機を救ってきた」など創作の話を平然としながら画期的な国家論を淡々と語る。誰もかしこも似通ったもので、それらに乗せられる勢力の多さに危機感を覚えられたのか、既得権者達からは非難のレベルを優に超える嫌がらせの数々が向けられることが多い。
しかしそれらを平然と受け止め、傷を負っても気にするでもないその在り様は常人には理解が及ばず、その存在は畏怖と敬意を込めサバイバーと呼ばれていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-05 02:08:02
19641文字
会話率:21%
80歳をこえて、認知症を患う母。その介護のために会社を辞めた僕。社会問題にもなっている介護の実態。
切なくてやるせなくて、でもちょっぴりほっこりとする、原稿用紙5枚に綴るショートストーリー。
最終更新:2023-02-04 23:50:25
1846文字
会話率:48%
主人公の山川楓(20)は2つ上の金子葵(22)と付き合う事に。
しかし、彼らには一つだけ「個性」があった。
そう「LGBTQ」一般的にセクシャルマイノリティと呼ばれ、現代で社会問題でもある。
ゲイセクシャルと山川、バイセクシャルの金子。二人
は周囲には秘密裏に付き合っていた。
だが山川の元カレ「奥津菊也(18)」は二人のセクシャルのことを知っていた。
そして、奥津は部活の先輩である金子に密かに好意を寄せていた。
だがある日、元カレの山川と部活の先輩である金子の二人が付き合っているのを悟ってしまう。
嫉妬した奥津は二人を引き離し、金子を自分のものにしようと行動し始めるが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-19 04:22:44
3229文字
会話率:70%
コロナだけに関わらず、これまでの昨今でいろんな情報が飛び交うなかで、私が考えた事を残していきます。
最終更新:2023-01-19 00:30:36
6568文字
会話率:4%
現代では誰もが賑わう、楽しいクリスマス。
しかしその日の到来を喜べない人々もいる。
――――――――――貧困家庭。
早くに父を亡くした母子は、プレゼントすら買えない貧苦に追い詰められていた。
日々の暖を取ることすら覚束ない、
先の見えない日々。
そんな折に子どもは学校の友達から、残酷な言葉を聞かされる。
母に泣きつくが、何も変わらない。
自らも母子家庭で育った母は、子ども時代の惨めなクリスマスに憎しみすら抱いていた。
幸福だった日々の記憶が、尚更に惨めにさせる。
そして我が子の泣き顔を見て母は、ある決断をする――――――――――
貧しい家庭にも、サンタさんは訪れるのだろうか。
クリスマスならではの、短編ヒューマンドラマです。
社会問題と子供の夢を盛り込んだ、恋愛要素なしの家族愛を描いたホームドラマとなります。
少しでもこの作品を読んで何かを感じて下さったなら、それを誰かと共有して頂ければと思います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-24 07:15:53
5776文字
会話率:21%
この春、高校へ進学した古雲 誠直(ひさも のぶちか)。
青春を夢見て高校生活への想いを馳せるが、入学早々同じクラスの女子生徒、雅君 志音(あきみ しおん)と出合い頭にぶつかり、保健室へ運ばれてしまう。
大事無かったものの、早速悪目立ち
することになり、前途多難な幕開けだった。
しかし、その反面、志音とお互い気になる間柄になる。
友人からのアシストもあって、二人で買い物に行くことになり、その甲斐もあって、少しずつ仲が近づいていく。
そんな中、クラスでもかわいいと評判の佐出 怜空(さいで れいあ)がいじめに遭っていることに気づいた彼は、その現場を抑えて止めさせることに成功。
その一件を経て、解放された怜空から妙に好かれて、一緒に遊ぶような仲にまで発展する。
しかし、彼女の好意を罪悪感などから受け取れずにいた誠直は、一目惚れしていた志音に告白し、付き合うことになる。
二人の仲は順調に行っていた一方、彼を諦めきれなかった怜空は、一日だけ彼女にして欲しいという願いを申し出た。
だが、デートの最後に意味深な発言を残して去ると、翌日から連絡が取れなくなり、後日転校してしまったと聞かされる。
不審に思った彼は、彼女の言葉を基に不可解な点を洗い出し、この世界に疑問を持つ。
養護教諭の小森(こもり)先生の力も借りて、その疑いが確信に変わると、この世界が嘘で出来ていると思い知らされる。
世界の秘密を知ってしまった彼が恋人である志音に再度話を持ち掛けると、彼女もそのことについて明らかにし、さらに現実へ繋がる出口を教えてくれた。
彼女は最後まで引き留めようとするが、彼は自分を騙し彼女たちを良い様に操っていた何者かを許せず、この世界を去る決心をする。
そして、嘘で塗り固められた世界を飛び出し、本物の現実を目の当たりにすることになった誠直。
彼の本当の人生は、これから始まるのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-21 19:21:44
105406文字
会話率:55%
突如として異能を使えるものが出現した現代。
社会問題となっている異能者達の異能犯罪。そんな者達を取り締まる対異能者専門の公的機関《異能防衛軍》
現代において《異能防衛軍》は幅広い世代に人気を博していた。
大昔に起こった異能対戦で破壊、修復さ
れた新神奈川県のとある学校で真藤翔真は異能が発現せずに退屈な日々を送っていた。
最近ネットを騒がせているのは異能者集団の犯罪組織【パブリック・エネミー】彼らは《異能防衛軍》と事あるごとに争っていた。
「ここで死ね化け物。お前はもう人間じゃない」
翔真は徐々に争いに巻き込まれやがて選択を迫られる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-19 00:33:37
19610文字
会話率:31%
ブラック企業化した会社を描いた群像劇。
無茶なプロジェクトの結果、生み出された『49アドベンチャーズ』。
果たして、それはどんなゲームなのか?
ユーザーの反応は……?
社内で強い権力を持つゲームプランナー兼ディレクターの椎尾格樹(しいお か
くき)。
彼が発案した新作ゲーム開発プロジェクトは、多大な労力を要するものだった。
社員達は不満に思ったが、大きく歯向かう者はいなかった。
偽装請負、過重労働、残業代不支払い……プロジェクトのためにブラック企業と化した会社は、様々な人を巻き込む。
カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-11 22:00:00
135434文字
会話率:31%
西暦20XX。今も社会現象であるイジメやネットの誹謗中傷、パワハラに差別。中には無実の罪すら擦り付け、見て見ぬ振りすらされる腐敗した人間の世界。そんな世界の悪人達に罪を裁いたり改心させる者。それは天使と悪魔、そしてハーフである「天魔」。人間
(ヒューマン)と天魔達が契約する時、世界が大きく揺るがるような事件(ゲーム)が起きる。
ロボロボノベル2020年5月号№5にて「ゲーム&エンビル!」が第0話から第4話の掲載が決定されました!ぜひ皆さんも見てください!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-07 12:00:00
205334文字
会話率:57%
社会の存続を脅かすヴィランから、人類を守る存在としてヒーローが敵対する。そんな世界で、弱者でありながらもヒーローをやっている主人公は、ある事をきっかけにヒーロー界隈全体で嫌われ者になってしまう。所属する事務所では度重なるいじめを受け、思い描
いていたヒーロー人生とは、真逆の世界を生きていた。
しかし主人公は挫けることなく抗い続けていると、ある日、有名なヴィランに偶然する。そのヴィランを一人で捕えることが出来たのなら、主人公は一気に成り上がれる。でも現実はちゃんとそこにあった。
死すら望むほど、己の弱さに絶望してしまっていた主人公。そんな時、とある一人の人間と出会い、主人公の世界観は別人のように変わってしまう。いや、ある意味、目覚めたというべきかもしれない。
主人公に差し伸べられたその手は、救いとは違う。何故なら彼はヴィラン。主人公は外道に引きずり込まれてしまい、新たにヴィランとして誕生したのだ。尚、ヒーローを辞めたわけではない。
ただ主人公は、外道の世界の方がよっぽどマシに感じ、ヴィラン達と関わっていくうちに、目指すところが見え始めた。
ヒーローとヴィラン。その狭間で生きる主人公は、唯一無二のアンチヒーローとして、成り上がる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-25 22:00:00
60228文字
会話率:32%
人間の0.0001%が霊威という異能力を持っている。彼らは威者と呼ばれ、霊威を様々なことに利用していた。二度の戦争を経て日本は世界一の霊威軍事力を持つ国となったが、近年となって普通の人間と威者の平等を求める声が大きくなった。戦う必要はない
、力を使う必要はない。威者には普通の教育を受けさせる、普通の職業に就かせる、普通の人間と同じように生きればよい。威者にとってそれは果たして幸せなのか? 霊威学園である夕見原学園に通う氷狼麗兎は、高校3年の新学期に見知らぬ女生徒が平等を訴えるデモ隊と口論している所を見かける。見かねた麗兎は女生徒をデモ隊から引き離し話を聞こうとしたが、豹変した女生徒から光剣を首元に突き付けられてしまう。 <ローファンタジー> × <異能力バトル> × <異能力があるせいで起こる面倒な社会問題> 系?です 。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-05 11:16:14
29213文字
会話率:44%
ある日、雲ひとつない真っ青な空から、神様が現れた。
その時ばかりは皆手を止めて、空を見上げた。あれだけ歩きスマホやワーカーホリックが社会問題となっていたのに、その時は、その時ばかりは皆一様に、空を見上げた。
最終更新:2022-11-05 01:00:00
1544文字
会話率:27%
超未来、マイナス重力物質と超空間航法の発展により地球を脱出した人類は遥か彼方の宇宙まで進出していた。その結果、人知を越えた数多の資源、あらたな技術を獲得し、さまざまな社会問題をクリアし文明は繁栄の一途を辿る反面――戦争から脱却できずにその
業がありとあらゆる宇宙民族に及びついにかつてない規模の宇宙戦争が勃発していた……。
――そんな、宇宙の片隅で。
一人の兵士が『軍人の資質無し』と解雇されようとしていた。彼は物心が付く頃から武器以外を握ったことが無い根っからの人殺しだが、それが信の厚い上官の勧めとはいえ二つ返事のノープランで軍を除隊してしまった。さて、これからどうやって生きようか――転職の充ても無く仕事を辞めてから考え出す阿呆はそこで初めて人生というものに悩んだ。
ドッカンドッカン、ズゴーン、バコーン! していれば生きていられた、それ以外の生き方を知らなかった。とりあえず平和な街で彼に出来る仕事はない、なら一先ず都会を出ようと短絡的に向かった空港で、受付嬢に薦められた。広い宇宙辺境での開拓民の募集――
ノルマを熟せば開拓した土地と家に住民権まで手に入るというそれに、元軍人はまた何も考えずに行先を決めた。とりあえず、これなら死ぬことは無さそうだ、と。
……だだっ広い宇宙で、また一人の若者がスローライフを始めようとしていた。
その行く先で、一人の天使が舞い降りるとはまだ知らずに……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-31 21:00:00
280062文字
会話率:35%
新社会人になる年は、これまでの学生生活から環境ががらりと変わり、社会の波にもまれるためか、人生の中で最も変化や戸惑いが多く、誰もが多忙で疲弊する一年である。そんなめまぐるしいこの一年に、運命のいたずらで、人生で最も過酷な試練が与えられた
ら、どうなるか。運命は、ある青年にあらゆる病気を治す魔法の果実を与えたのであった。
この魔法の果実の存在は、浅水貴之(あさみず たかゆき)という青年の人生の輪を大きく動かす。彼が小学生の時、同級生の女子である遥(はるか)を病気から救うべく魔法の果実を探すが、果実を探している間に遥が息を引き取った暗い過去があった。彼女の死が、貴之の心の傷であった。
一二年後、貴之は何事もなかったかのように、大学生活を満喫していた。貴之は意中の存在である、大学の同級生である有希子(ゆきこ)と付き合いたいと友人たちに相談するも、大学付き合うことは叶わなかったことが、唯一の心残りであった。
社会人となった貴之であったが、社会の闇が彼に襲い掛かる。会社はパワハラ体質が蔓延しており、徐々に貴之の精神をむしばんでいった。
人生に絶望する中、有希子も社会の闇の餌食になっていたことを知り、二人は傷をなめ合いながら、やがて交際を始める。心の支えが出来た貴之は、人生の支えを見つけたことで、わずかな希望を見出す。
だが、運命は貴之にさらなる追い打ちをかける。
有希子の病気の事実を知った貴之は、今度は恋人の有希子を病気から救うべく、魔法の果実を探す旅に出る。だが、一二年前の自分と重なる自分がいた。遥の時のように、またしても恋した人を失うのではないかと恐れていた。
果たして貴之は魔法の果実を見つけることが出来るのか?
病気の有希子を救い出すことが出来るのか?
新社会人は、人生の中で最も多感な一年である中、貴之は宿命に睨まれた餌食として、さらに過酷な一年を送ることになる。
二〇二×年の一月一日から一二月三一日までの時系列で彼らを追った、恋愛・友情・冒険・哲学・社会問題・コメディ・ミステリー・ファンタジー・オカルト・野球? など、あらゆるジャンルが詰まった、まったく新しい総合小説が、ついに誕生!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-16 19:19:16
153532文字
会話率:37%
ソーシャルワーク型小説
日本初形態型ドラッグストア、画期的なアイディアのはずなのに、そのドラッグストアのお客さんはほぼいない。
赤字がシャレにならなくなる前になんとかしなければならないが?地域の人はどこか遠巻き。
地域の人から理解は得られる
のか?!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-15 06:00:00
32425文字
会話率:38%
2022年秋、任期満了に伴うヴァレンシュタイン公国国議会議員総選挙が行われる。この選挙から被選挙権が18歳に引き下げられ、現職議員の娘であるリリィ・ハイゼンベルクも立候補が可能になった。東西ヨーロッパの中間に位置する小国が抱える諸問題を、彼
女はどう解決しようと考えているのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-24 07:00:00
18424文字
会話率:9%
「ヒーローに殺されたい少女」の英語版。
A translation of my Japanese novel into English.
最終更新:2022-01-23 14:00:00
19999文字
会話率:0%
クラスからいじめを受ける女子生徒と、唯一いじめない男子生徒の、それぞれの視点。
最終更新:2021-11-11 07:00:00
550文字
会話率:50%
8月4日〜8月7日に広島にフィールドワークにいった少年が、この世に対しての、考えを綴ったエッセイ。
最終更新:2022-08-09 03:47:44
4565文字
会話率:0%
20xx年、日本の経済力が危ぶまれていた頃、技術革新によって国力復帰をしようとした政府は、あらゆる分野の科学者研究者たちを支援・援助の予算案を提出。第5次産業革命を起こす政策
”イノベーター計画”
を
実行。数年後、徐々にその効果が現れ始め、日本の技術・科学力は少しずつ発展していった
しかし一方で、科学者やその関係事業と一般的な企業との貧富の差が社会問題となり、産業スパイ問題や科学者同士の対立が目立ち始めていた
そんな中、発展した技術力で治安維持をしようとする者たち”ヒーロー”が台頭し始める
技術力を悪用し犯罪に走るもの、違法に取引をする者たちへの抑止力としてヒーローの存在が認められた頃、総合科学技術研究所が崩壊してしまう事件が起きてしまう。多数の犠牲者を出した事件には幼い双子の男の子たちが巻き込まれていた…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-03 21:21:31
3343文字
会話率:40%
社会問題をテーマとしたある村の話。
フィクションです。実際の~~には一切関係ありません。
一部の人に不快感を与えるかもしれません。
最終更新:2022-07-29 22:00:25
1244文字
会話率:0%
建国歴12000年のメルへニカ王国。この世界は相も変わらずベースボールが世界的な人気を博していた。
メルへニカリーグベースボール、通称メルリーグが創設されてから2000年目となる節目のシーズンを終えたこの年の年末、メルへニカの首都アウグ
ストでは、ウィトゲンシュタイン家が建国千年紀に加え、メルリーグ誕生2000年を祝う千年記念パーティが行われていた。
そこに老年期を迎えたオリュンポリティア・ペンギンズの元監督、ブレッド・ベイカーが招待された。ブレッドを招待したのは、かつて低迷期から黄金期にかけてペンギンズを共に支えたウィトゲンシュタイン家の分家にあたるバロン家当主、エステルハージートルタ・バロン・ウィトゲンシュタインの曾孫にして、ウィトゲンシュタイン本家に在籍しているプリンツレゲンテントルテ・ウィトゲンシュタインであった。
世間話を繰り返す内、ブレッドはプリンツがエステルの偉大な功績を知らなかったことに驚愕する。
ブレッドはエステルが持っていた記念のボールをプリンツから譲られ、何らかの意図を感じながらも、エステルの思い出が詰まった記念のボールをその手に持ち、自らの若年期を鮮明に思い返すのであった。
他のサイトにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-23 00:00:00
288248文字
会話率:53%