ナトミー子爵家の四女ロザリンドは、三百年後からの逆行転生者だ。彼女は父に溺愛され過ぎたばかりに、領内に軟禁されていた。そして、爵位継承の為の勉学に時間を費やす日々を送ることになるが、来世である罪人の記憶は気晴らしぐらいにしかならなかった。
そんなある日、公爵夫人となった姉から皇都で催される皇太子の婚約パレードの招待状を譲り受けたことで、ロザリンドの人生は大きく変わる。
皇太子リヴウィルは、来世で愛を誓い合い、罪人である彼女を救い出した末に死んだ看守の少年と瓜二つだったのだ。
彼と交わした約束を思い出し、ロザリンドは皇都へ行くことを決意するが、既にリヴウィルは皇太子妃と仲睦まじく暮らしていた……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-23 00:10:00
119041文字
会話率:34%
圧倒的な力を持つ公爵家に生まれたアリスには優秀を通り越して天才といわれる6人の兄と姉、ちやほやされる同い年の腹違いの姉がいた。
アリスは彼らと比べられ、蔑まれていた。しかし、彼女は公爵家にふさわしい美貌、頭脳、魔力を持っていた。
で
はなぜ周囲は彼女を蔑むのか?
それは彼女がそう振る舞っていたからに他ならない。そう…彼女は見る目のない人たちを陰で嘲笑うのが趣味だった。
自国の皇太子に婚約破棄され、隣国の王子に嫁ぐことになったアリス。王妃の息子たちは彼女を拒否した為、側室の息子に嫁ぐことになった。
このあつかいに笑みがこぼれるアリス。彼女の行動、趣味は国が変わろうと何も変わらない。
それにしても……なぜ人は見せかけの行動でこうも勘違いできるのだろう。
※カクヨムさん、アルファポリスさんで投稿中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-21 09:52:22
276731文字
会話率:50%
偽聖女の汚名を着せられ、ベルナレク王国王太子ヘリックから婚約破棄されたフォリア。
ベルナレク王国北方には『魔窟』という魔物の溢れる源があり、絶えずその対処に追われてきたのだった。
平民の出である彼女には、その能力を酷使され、魔窟への対
処に生命をすり減らされる運命が待つかに思えたのだが。
追放された当日のうちに隣国のブレイダー帝国皇太子レックスから求愛を受けて、隣国へと旅立つこととなる。
隣国へと流れたフォリアは『魔窟』のことも後に残してきたベルナレク王国の民のことも忘れて平穏に生きようとする。
反面、聖女フォリアを失ったベルナレク王国は『魔窟』から溢れ出る魔物への対処に頭を悩ませることとなるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-20 23:19:04
183374文字
会話率:28%
先祖代々、千年以上続く軽装歩兵の家系に生まれたシェルダン・ビーズリーは、生国アスロック王国の皇太子が、皇太子自身の婚約者である聖騎士のセニアを断罪するのを見て、国に絶望してしまう。
国と心中することよりも、家系を途絶えさせないことを優先
したシェルダンは、父母とともに隣国のドルレア帝国へと亡命する。
シェルダンはそこで新たな軍人としての生活を手に入れた。
確固とした命令を受けて、何も考えず、悩まず、軍人らしい軍人でありたいシェルダンであったが、同じくドルレア帝国へ亡命していたセニアに存在を知られる。
帝国では魔塔という魔獣を生み出す建造物が出現してしまう。そしてシェルダンは次第次第に魔塔を巡る大きな戦いへと巻き込まれていく。
シェルダンは、父祖と同じく軽装歩兵という数ある存在として生きていきたい、と願いながらも聖騎士、剣聖、賢者といった英雄たちに見出され、実力を発揮する。
得意の鎖鎌を振り回して、魔獣を薙ぎ倒すシェルダン・ビーズリーのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-29 12:10:38
1165854文字
会話率:30%
「お前のような無礼者を未来の王妃として迎え入れるわけにはいかない!クルーズ皇太子の名をもって、デシー令嬢との婚約を破棄する!」
只今婚約破棄を命じられた私の目に映る、憎らしい笑顔を浮かべる皇太子は、快感の絶頂だ。
快感の絶頂後、どんな結末
が待っているか、彼はまだ知らない。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-04-20 17:20:47
3440文字
会話率:42%
「エリザベード、お前との婚約を破棄する!」卒業式のパーティー中に皇太子から婚約破棄されたエリザベード。皇太子の新しい婚約者の裏の顔は、愛する人の妹を殺した犯人!?愛する人の妹と主人公の意外な関係や皇太子やその花婿が慌てる様子を描いたざまぁ要
素強めの婚約破棄モノです。※物騒なタイトルですが、ハッピーエンド保証です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-27 18:07:29
6700文字
会話率:32%
卒業式での婚約破棄で、自分の好きな小説も書けなくなっていたルシー。そんな私が姉に紹介された小説の通りに行動してみると、世界が変わっていく...!西洋風に創り上げられた作品ですが、設定が曖昧なので、そういった作品だと理解して読んでもらえると有
り難いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-20 21:11:42
2772文字
会話率:27%
辺境侯爵家令嬢であるセレーネには公にされていない神隠し<原因不明の瞬間転移>の過去があった。
軍事にお金を使いすぎる過保護な養父母に大事に育てられ、領地という狭い世界で貴族令嬢らしからぬ価値観で自由奔放に暮らしてきた。
16歳になる頃に、突
然皇室から婚約者を決める舞踏会のお知らせが届くが、皇太子の評判は最悪。
楽観的なセレーネが観光気分で初めての首都で出会った妖美な魔法使いが皇太子だと知るも、皇太子から向けられる好意の理由が分からないままに舞踏会は終わり帰路に着いた。
その道で暗殺者と思われる襲撃を受け、セレーネは二度目の瞬間転移をすることになる。
そこで出会ったのは過去の皇太子だった。
優しい世界と皇室の陰謀、瞬間転移の謎、皇太子の過去。
タイムリープを繰り返し、皇室と自分の能力の謎が少しずつ明らかになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-20 14:10:13
153541文字
会話率:33%
白海関が横綱に昇進した祝いの席。フグ毒で死んでしまう。気が付くと公爵令嬢として異世界に転生していた。生んでくれた親へ感謝を忘れない性格上、全力で令嬢としての教育を受ける。その結果、容姿がいいのも相まって皇太子との結婚が決まる。しかし、その皇
太子は酷い男で―――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-19 18:01:43
4074文字
会話率:61%
「聖女アイラ・ダイゴイン! 皇太子レクス・メイスフィールドの名において宣言する。今宵、貴殿との婚約を破棄することを!」
皇太子から一方的に婚約破棄された聖女アイラは、自己研鑽を積んで皇太子をぎゃふんと言わせてやろうと決意する。そんな中、そ
れは都合が良いと牧師が近づいてきて……⁉︎
「貴方には勇者の封印を解く、巡礼の旅に出てもらいます」
勇者を封印する鍵を探して冒険の旅に出ることになってしまう。果たして、アイラは皇太子をぎゃふんと言わせることができるのか!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-19 12:45:33
1351文字
会話率:61%
あたし、平民のパティは、突如降臨された女神様に『ひろいん』として任務を与えられた。
(女神様によると断るのは不可。断ったら世にも恐ろしい罰が……)
その任務とは、悪役公爵令嬢セラフィーナと婚約中の皇太子の心を奪い、二人を婚約破棄に持ち込
むこと。平民の町娘にそんなこと出来る訳ない! 住んでる世界が違うよ! と抗議するも、実は、男爵様の孫だったことが発覚。外堀は埋められた。やるしかない。
でも、降臨された女神様、めっちゃいい加減。全然この世界のこと知らない。こんな神様の指示に従っちゃって良いの? ほんとにセラフィーナって悪役?
疑問満載で始まった、あたしの新米令嬢ライフ。どうなりますやら。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-18 17:45:10
310119文字
会話率:42%
全くの別人?
俺は初めて会った婚約者、悪役公爵令嬢 リーディエに驚いた。
という話です。
最終更新:2020-06-08 11:10:27
10751文字
会話率:34%
薬学研究所の研究員である柊アンナは、実験エリアにて毒蛇から毒を採取中に咬まれて死亡。目が覚めたとき、異世界大陸アウレリアンにあるオルガリア皇国の侯爵令嬢レティシアとして転生を果たしていた。
前世、毒物オタクだった侯爵令嬢は、転生後もブレるこ
となく毒物研究職である『魔毒士』になることを決意。
一時は皇太子妃候補になりかけるが、妃候補から外れることに成功し、魔毒士となるため最難関の国家特務試験に挑む。
大後悔する皇太子。幼馴染の火焔の騎士は、命の恩人である侯爵令嬢に想いを寄せる。そこに割って入ってきたのは、黒衣の魔導士。侯爵令嬢レティシアをめぐり、三つ巴の恋と毒と陰謀の冒険譚。
魔薬と媚薬は、用法容量をお間違えなく。使い方しだいでは、猛毒になります。
※ 『エブリスタ』『魔法のiらんど』に掲載中
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-15 16:35:12
203390文字
会話率:40%
「ダナ・カリナ・エスピネル男爵令嬢。貴様との婚約は破棄する。明日付で国外追放だ」
国家転覆を企んだとして、冤罪で処刑された男爵令嬢である私が目覚めるとそこはおよそ三年前の王立学校の教室だった。
突如入学してきた黒髪の美少女に心を奪われた皇
太子が、婚約者である私に婚約破棄を言い渡し国外追放を命じる茶番劇が演じられる、まさにその瞬間だ。
黒髪の美少女――アリシアにあることないこと吹き込まれた皇太子は、すっかりその言葉を信じて私を悪女と詰り、言葉も通じない辺境へと去れと告げる。
私の聖女としての素質を利用するだけ利用して、ポイ捨てするとはいい度胸だ。
その隣でほくそ笑むアリシアの色仕掛けによるものだということは明白だったが、皇太子の剣幕を恐れ私たちを取り巻く貴族の子息たちも状況を見守る事しかできない。
しかし国外追放を甘んじて受け入れた後に私を襲う運命を知っているからこそ、こんな茶番を受け入れるわけにはいかない。
私は高らかに叫んだ。
「婚約解消上等だ! あんた達、無事に新年を迎えられると思うなよ?」
大魔族だった曾祖母様から受け継いだ霊力を駆使して、この国を、いやこの世界を手に入れてやることを決意した。
そんな私が皇都を出る前に、皇太子の従兄弟である公爵家の嫡男、リカルドが現れる。
――ずっと慕っていた。皇太子との結婚が白紙になるのであれば自分と結婚してくれないか、ですって。
冗談じゃない。
私は悪の帝王になると決意したんだから、あなたとの結婚はお呼びじゃないわ。
あ、でも従者になるなら連れて行ってあげないこともないわよ。
……これは、私がラスボスとしてこの大陸に君臨し、本当のしあわせを掴むまでの物語
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-11 16:10:55
21579文字
会話率:37%
道術を使う娘、冥(めい)は、ある目的をもって、皇太子の相手をする萌宮(ほうぐう)に上がる。
目的のためには、あらかじめ敷かれている道術のルートを、たどらなければならない。
第三皇太子に冥華(めいふぁ)と名をもらった冥は、身分を隠して街を
行く中で、三人の皇太子と出会い、お互い信頼を育んで行く。
そして明らかになる、目的と過去。
これは、残酷な掟と、それを覆さんとする女たち、そして皇太子たちの物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-10 06:02:49
81146文字
会話率:50%
シアドゥーシア=メルクーリス公爵令嬢は皇太子ディートハルトの婚約者であったが半年前に婚約破棄をされた。元々嫌われており、互いを愛し愛されるような関係になろうと努力していたが心折れ、婚約破棄をされて安心してしまった。
現在はアレクシス=
リンゲンブルーメ公爵令息と新たに婚約を結んでおり、アレクシスとならディートハルトとは違って互いを愛し愛される関係になれる自信がある。
アレクシスの方は元々シアドゥーシアに片思いしていて、恋心を拗らせた結果シアドゥーシアを捨てたディートハルトに感謝していた。
※R15と残酷な描写は念の為。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-07 23:52:37
7153文字
会話率:50%
前世、友人に勧められた小説の世界に転生した。それも、病に苦しむ皇太子を見捨て侯爵家を追放されたリナリア=ヘヴンズゲートに。
リナリアの末路を知っているが故に皇太子の病を癒せる花を手に入れても聖域に留まり、神官であり管理者でもあるユナンと
過ごそうと思っていたのだが……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-14 10:30:56
55052文字
会話率:55%
シルバニア公爵令嬢メアリーには、双子のお父様とパパ様がいる。
帝国の守護神とも名高く、不老の公爵様と恐れられる父親コンビに溺愛されるメアリーには婚約者がいる。
帝国の皇太子ミカエリス。
だが、彼には相思相愛な幼馴染の公爵令嬢がいる。
婚約者の義務を果たしていないとメアリーを責めるくせに自分は幼馴染と恋人の関係を楽しむミカエリス。
そんな婚約者よりも、溢れんばかりの愛情をくれるお父様とパパ様を優先するのは当然の事なのに、ミカエリスはお気に召さないようである。
※短編【私のお父様とパパ様】の連載版
※短編とは違うお話になります
※アルファポリス様にも公開しております
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-08 07:27:52
52051文字
会話率:50%
前世では最強と謳われる殺し屋だった主人公、アリス・ロードスターは、気付くと聖女に転生していた。
聖女に選ばれた直後に前世の記憶を取り戻したアリスは、前世での殺し屋としての罪を贖うため、この世界の平和のために尽力すると決意する。
と、そこへ
、帝国皇太子のクロヴィスが、体調不良を訴え療養のために神殿を訪れて来た。
彼の体を注視すると、呪いの痕跡が視えて…?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-06 21:00:00
206481文字
会話率:36%
「壱華にだけは分かっておいて欲しい」
ー 殿下、それってどういう意味ですか?
.☆.。.:*・゜
豊富な水資源と豊かな自然に恵まれた水穂国。
時は修文108年。
舞台となる場所は、
夜は瓦斯灯が街を彩り、昼は女性たちの色鮮やかな着
物が、華やかさを添える街
帝都。
この国の皇太子殿下こと嘉一殿下の婚約者が内定して早五年。
誰もが羨む美男美女のビッグカップルの婚約内定は、順風満帆に見えていたけど実は偽りの婚約でした?!
しかも、殿下が心に決めた人は殿下のすぐそばにいるらしい……?
もう何がなんだかよく分からないけれど、私、殿下の護衛、頑張ります!
(アルファポリスさん、エブリスタさんでも投稿中)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-05 08:00:00
110189文字
会話率:57%
前世でロボットアニメが大好きすぎて、
コックピット型ゲームで無双しまくっていたエリナが
侯爵令嬢に転生して、
その世界にあるロボット『神機』のパイロットになり
婚約破棄してきた王子をぶっちぎって
「僕の専属パイロットになってほしい」
と
言ってきた隣国の皇太子と
無敵合体してパイロット無双する話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-04 19:02:45
6279文字
会話率:22%
世界に一人しかいない聖女であるエステルは、世のため人のため婚約者のため、日々、せっせと働いていた。それはもう、へとへとになるほどに……。
しかしある日、自らの婚約者であり、聖王国の王子でもあるフレドリックに、
「エステル。お前を聖女詐
称の罪で追放する! もちろん、僕との婚約も破棄だ!」
と言われ、聖王国から追放されてしまうことに。
え、わたしがいなくなっても本当に大丈夫ですか……?
聖女がいなくなることで、魔獣の怨嗟を浄化できなくなったりしませんか……?
結局、エステルの話に聞く耳を持たないフレドリックに無理矢理追い出され、行き場を失ったエステルは、知人の助けを借りながら、なんとか帝国にたどり着く。
そうしてそこで、帝国の皇太子に求婚されるのだった。
「エステル、君を愛してる。ずっと僕の隣にいてほしい。僕が君をーー守りたいんだ」
「誰かの役に立ちたい」と一生懸命に生きるエステルが、人助けをしたりしながら、帝国の皇太子に溺愛されるお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-08 17:36:18
136825文字
会話率:39%
「ご苦労だったな、イレーナ」
その日私は愛する人に殺された。
ただ、あなたを愛していたのに…、
自分のことしか考えてない真の黒幕は笑いながら
私を殺した。
(神様、どうか最後のお願いです。黒魔法に染められた本当の黒幕皇太子に復讐が
したいです。どうか、私にもう一度機会をください)
私が神聖力で魔法を唱えながら祈ると
目が覚めたら、神聖力発動の3日前に回帰していた
回帰に成功した私は皇太子に復讐するため、
前世の黒幕と手を組むことにする
今世は絶対私があなたを破滅に追い込んでやるわ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-03 18:38:52
644文字
会話率:39%
目を覚ましたら知らない天井。
「嘘っ!?これってまさか転生?」
どうやら転生したらしい。
それも悪役令嬢と思われる人物に。
「目を覚ましたかリオナ。ルリカを突き飛ばそうとして自分が階段から落ちたそうだな!」
バンッ!と大きな音を立
てながら入ってくる男性。
その傍らには泣いている女の子。
泣いているはずの女の子の口元は笑っていた。
……あぁ。そう言うことね。
「……それが目を覚ました人に対する第一声ですか?」
というか、名前知らないんですけど貴方誰です?
その言葉を飲み込み笑顔で答える。
きっとこれは正解の答えではないだろう。
フラグ回収?
死亡回避?
眠りから覚めた娘に対しての第一声がその時点で好感度得ようとかそんなの心底どうでもいい。
そう思い冷たく接し続けた結果
「今まで本当に悪かった……。父親であり血の繫がりのある私だけはお前の味方でいなければなかったのに。お前のやりたいことは何でもやればいい、力を貸そう」
「今までの無礼をお許し下さい、義姉さん。僕が未熟なばかりに義姉さんを傷つけたことを」
公爵閣下や攻略対象である義弟
「幼い頃に公爵令嬢には酷いことを言ってしまった。皇族としてあるまじき行為だ……許してくれ、そして私にチャンスをくれないか?」
「貴方は……とても聡明な方だ。それを見抜けなかった私は愚か者だ」
「貴方を守るつもりはないと昔言ったことを撤回させてくれ。騎士に誓って死ぬまでずっと貴方を守ると誓おう」
同じく攻略対象である皇太子殿下、宰相、第1騎士団団長が許しを請い近づいてくる。
いや今更なのもあるけど、個人的には関わらないんで欲しいんですが?
私はヒロインでもないし、悪役令嬢の可憐な逆転劇をしたい訳でもないし、最早興味もなければ好感度も上げるつもりはないので、ほっといてくれませんか?
私は私のやりたい事をして自由に生きたいので。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-02 22:44:17
3921文字
会話率:18%
『ヴェーメルの水宝玉』と呼ばれる令嬢エルシュは誰からも愛されていた。多くの男性から求婚された彼女は皇太子ルートヘルと婚約する。――それから二年後。それまでエルシュを寵愛していた皇太子は態度を一変させる。そして、大勢の観客の前で宣言する。「禁
忌である魅了の術を使い、人心を惑わせた。私を傀儡とし、国をと乗っ取ろうと画策した。この場で婚約を破棄し、お前の罪を裁く」と。罪人とされた令嬢は、多くを語らなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-02 17:33:12
15460文字
会話率:31%
侯爵令嬢であるエレオノールは皇太子の婚約者であった。しかし、妹が皇太子に嫁ぐことになり婚約解消をされてしまう。
そんな彼女と新たに婚約を結びたいと申し出たのは公爵家嫡男アルベールだ。
彼は前の婚約者であった皇太子と違い、エレオノールにとても
優しくしてくれる。愛の言葉を囁いてくれる。
でも、エレオノールは知っている。彼がエレオノールと婚約を結んだのはただの優しさからで、エレオノールを愛してるわけではないことを。
「アルベール様は本当にお優しいですわね。でも、私と結婚してもアルベール様は幸せにはなれませんわ。だから、私がアルベール様にはピッタリの明るくて優しくて可愛らしいご令嬢を連れてきてみせますわ」
そうして彼女がお茶会で出会ったのは『明るくて優しくて可愛らしい』伯爵令嬢シャルロットだった。
「だから俺が愛してるのはエリーで、俺が結婚したいのは君だけだって何度も言ってるだろう」
「あの、私完全におじゃま虫ですよね?」
エレオノールは無事、新しい婚約者の運命の相手を見つけることが出来るのだろうか?
これは侯爵令嬢と皇太子の婚約とその解消を端に発する、一連の騒動についてのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-19 17:16:23
196151文字
会話率:32%
妹に婚約者を寝取られた結果、婚約破棄されたミリアは隣国の皇太子に求婚された。
しがない冒険者のナキは一年ほどつきあったパーティからクビを言い渡される。
そんな2人+猫が国境の砦で遭遇し、なんやかんやとあって国境の隠者と呼ばれるまでの話。ある
意味ざまぁ済。
R15は保険です。アルファポリスにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-01 16:44:27
587204文字
会話率:42%
舞踏会で俺、アルト・エーヴィヒ・レシエンテが魔女に対して暴言を吐いたら、俺は眠ったまま茨の中に閉じ込められてしまった。そして、再び目が覚めた時に俺の騎士であるアインスト・ウェトゥム・ノウスに犯されていた。
小説家になろう、pixiv、アルフ
ァポリス、カクヨム、エブリスタ、fujossyにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-01 14:14:38
4598文字
会話率:83%