この世には、科学では説明できない怪奇現象が存在する。
ほら、そこにも。
あそこにも……。
そして――
その、家にも。
今日も、その家で起こる奇妙な怪現象の犠牲者が、やってきたのであった。
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この作品は毎日20時更新になります。(全5話)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-10 20:00:00
12573文字
会話率:8%
五月の満月の夜、ひとりの青年が花洛の都を出奔した。
深夜の中、さ迷う青年がたどり着いたのは、古代の磐座が鎮座する林間の奥の細道…
青年は、道のチマタにさやる高位の異類異形(アヤカシ)と邂逅する…あるいは得体の知れぬ、漂泊の異形の者「ヤツマタ
」と邂逅する。それは、さらなる深遠の旅のさすらいへと青年をいざなうものだった。
刹那と永遠とが交差する月下の夢、桜の国の神話幻想、あるいは揺れ動く花綵列島の大地が語る謎の啓示…近くて遠い「天の八衢」が奏でる前奏曲。
【注】実際の歴史上の日本ではなく、歴史・情勢・外国名も大幅に異なります。また、長編ストーリーの序章パートとして作成していた内容であり、「本編はこれから」エンドとなっていますこと、御了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-02 04:00:00
6743文字
会話率:15%
―「はい、転生完了」―
その様に美少女が告げた途端、私の体は肉便器へと化身したのである。…
私は榎本健太。通称エノケン。
44歳のサラリーマン―、変哲は無くとも、妻、中学生の娘と睦まじく暮らしていた。体脂肪率21%。趣味ヨガ。
ある
朝だった。通勤電車に紛れ込んできたブレザー姿の少女。彼女は私に痴漢をされたと誹り、途中下車させたのである。だが其処は記憶にもない無人駅であった。駅の内部はすでに異世界『肉便所』にすり替わっており、私は初めから誘い出された贄でしかなかったのである。
少女は魔王サロメと名乗り、地上から中年男性を攫ってきては『肉便器』と呼称する怪物へと化身させ続けているのを開陳した。『肉便器』は中年男性の頭部を残したまま、首より下は芋虫状の肉塊という異形の者である。且つ、残酷なことに知能は昆虫程度に堕とされた上、無意味に永らえる永遠の生を付与されていたのである。私もまた瞬間のうちに左腕を中心に肉塊化を付された。
―が、文字通り九死に一生を得、サロメから逃散した私は、地上への回帰を夢見、魔界『肉便所』を漂泊する。
やがて集うロープレ要素の強い仲間らと共にリベンジを誓うのだった。
キャラクター紹介。
・サロメ 悪魔らを統べる首魁。外貌は青い髪の儚げな少女である。元は矮小なサキュバス。三千年間かけて、男を狩るうちに大悪魔じみた魔力を宿してしまった黒呪術使いである。淫魔サロメにより創世された魔界の基本構造として、『悪魔は皆、見目うるわしい美少女・美女の姿をしている』という法則がある。
・ウリエル ショート桃色髪・貧乳スリム。両刃構造の大剣イスカリオテを駆使する女性剣士。両利き腕。エノケンの認知では年の頃、22〜24くらいの芳紀の人と見える。『少し目のやり場に困るビキニアーマーを着用し、背中に二枚の翼を生やしている』。エノケンにとっては、今のところ唯一の全面的共闘者であり腹心・相棒。肉便所と呼ばれる『地獄』の地図を所持している。
・ハスモダイ 元々はサロメと協働関係にあった月魄らしい。だが、いつの間にか肉便所内に幽閉状態へと陥っており、状況打破のためエノケンと同盟関係を結ぶ。ロング黒髪・爆乳ぼんきゅっぼん。魔女。『魔法使いの黒い三角帽子を被り、ウィザードローブを纏っている』。当然ながら魔法攻撃可能。エノケン認識では20代後半から30代前半の女性と見える。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-19 08:00:00
13370文字
会話率:9%
元刑事の霧原智也。彼は、世界が壊れたその日から世界を壊した異形の者達と戦い続けている。
日々命がけで戦い、仲間の元へ帰り、互いの生存を確認し合う智也達の先に待つのは、破滅か再興か……
壊れた世界、無くなってしまった日常。
それを取り戻すべく
智也は今日も刀を振るう……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-07 17:49:22
83524文字
会話率:39%
過去に事故で歩行能力を失った姿見時人。医者には回復の見込みはないと言われながらも、トレーニングを続け、自分の将来について模索していた。ある日、突然現れた異形の者と邂逅し、それを消滅させる事が出来る"青い剣(つるぎ)"を手
に入れる。運命に翻弄されながらも、自分のやるべき事を見出し、自身の命を削る戦いに身を投じていく。
【登場人物】
・姿見時人(すがたみ ときひと)
・小岬菜帆(こみさき なほ)
・姿見早希(すがたみ さき)
・ブル
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-06 15:46:00
8944文字
会話率:59%
2125年。
未知の地球外生命体によって人類は滅ぼされ、地球は完全に支配される。異形の者たちはひそかに地球に降り立ち、その時をうかがい続けていた。
とある名家のお嬢様に擬態するイユも、そのうちの一体。しかしイユは、他の個体とは違う目線でこの
世界を見るようになる。イユにできることは、一段違っていた。
これは近い未来、世界が滅びゆくまでの、ほんの少しの間の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-18 02:00:00
82582文字
会話率:56%
「強くなりたい──」
テロ事件に巻き込まれたことをきっかけに、スパイ養成学校に通うことになった桐月由菜(きりつきゆうな)。そこは特殊能力を有する子供たちのための教育機関であった。そして、なんと由菜は、光を操る最高値グレード4の特殊能力の持ち
主だったのだ!
チームメイトをはじめとする学園の仲間たちと互いに対立しながらも絆を深めていく日々。
そんな中、もうすぐ中学生に上がろうという春休み。チーム《ライオンハート》は、街中で人が『異形の者』に変化──すなわち怪物化するという奇怪な事件に遭遇。力無き人々を守るために闘うことを選んだ由菜は、やがて巨大な陰謀に巻き込まれていくことに。
こんな時にモテ期が訪れてしまった由菜はさあ大変!チームメイトや同級生以外にも自称ラスボスの先生や元暗殺者の先輩に気に入られてしまい…!?
SCP財団とメン・イン・ブラックを足して2で割った、謎めく情報機関を舞台に幕が上がる!
異能力バトルアクション&ラブコメディー!
果たして彼女は、立派な諜報員になれるのか? そして誰と結ばれるのか?
「ていうかわたし、今んとこ恋愛する気ないんですけどー!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-18 01:40:33
93889文字
会話率:44%
人間と異形の者と呼ばれる人外による悲恋短編連載。報われない片思いの物語。/舞台は現実に似ているけれど、人外の存在も普通に暮らしている世界。主人公達は種族の違う存在に恋をした。時には白狼のアイドルとファンの女子。時には退魔を生業とする男と竜の
子孫の女――。/彼、彼女らの恋は、実らない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-09 17:00:00
23609文字
会話率:23%
舞台はあなたの知っている現代と似ているけれどどこか違う、人間とそうでない者――《異形の者》が暮らす世界。その世界では《異形の者》と対峙する者を《探偵》と呼んでいた。主人公は《探偵》の少女、御守夜子。夜子はある日、気乗りしない依頼を受けること
になったのだが――。寝耳に水の婚約話、どこか胡散臭い協力者の妖狐の青年の登場など、事件解決までにはひと波乱ありそうで――!?/毎日更新/「探偵とジョーカーのパソドブレ」と同じ世界観(本作は単体で読めます)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-04 20:00:00
140164文字
会話率:44%
《異形の者》と呼ばれる人外の者が現れるようになって数十年。舞台は人間と《異形の者》が入り混じる現代。そして主人公は、「ツノ」の生えた青年。そんな彼の仕事は人に仇なす《異形の者》を追い、「然るべき対処」をすること。これはクセの強い同業の人間達
に振り回されがちな異形の青年の、とある一ヶ月を追った物語。/全七話予定/毎日更新折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-30 23:01:05
27058文字
会話率:47%
学校、廃墟、病院、お墓、そんな在り来たりな心霊スポットのみならず、何気無い日常に潜む人ならざる異形の者達……
そんな存在が身近にいる。そう知った時、貴方の見る景色はどう変わっていくのでしょうか。
これは、そんな不思議な世界に迷い込ん
だ若者達が恐怖に喘ぎながら必死に逃げ惑う姿を描いた、絶叫系ホラー小説……ではありません。
オカルト部に属する高校生達が放課後や休みの日にゆるーく不思議な体験をする青春小説です。
ただ、一つだけ普通の青春と違うとすれば、このオカルト部には、吸血鬼が入部している。という噂ですよ。
※妖怪や都市伝説等をモチーフにしていますが、独自解釈を多分に含みます。
※アルファポリスさんの方でも公開していきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-18 19:26:38
39572文字
会話率:49%
相和義輝(あいわよしき)は新たな魔王として現代から召喚される。
だがその世界は、世界の殆どを支配した人類が、僅かに残る魔族を滅ぼす戦いを始めていた。
無為に死に逝く人間達、荒廃する自然……こんな無駄な争いは止めなければいけない。だが人類に
もまた、戦うべき理由と、戦いを止められない事情があった。
人類を会話のテーブルまで引っ張り出すには、結局戦争に勝利するしかない。
だが魔王として用意された力は、死を予感する力と全ての文字と言葉を理解する力のみ。
自分一人の力で戦う事は出来ないが、強力な魔人や個性豊かな魔族たちの力を借りて戦う事を決意する。
殺戮の果てに、互いが共存する未来があると信じて。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-07 18:23:03
1064979文字
会話率:25%
平凡な高校生だった俺が転移したのは、異形の者達が支配する別世界。
その世界における人間とは、奴隷以下の存在――いわば、家畜であった。
しかし魔物に捕らえられ呆気なく消える筈だった俺の命は、ある少女の気紛れによって助けられる。
「3日間あげ
よう、キミの有用性を示してみせろ。それが出来なければ――キミは犬の餌だ」
俺を"購入"した魔族の少女、セーレは意地の悪い笑みを浮かべて言った。
だが俺は後に知ることになる――彼女もまた、魔族の中では『最弱』の謗りを受ける存在であることを。
これは、"一人の家畜"と"落ちこぼれの魔族"が手を組み、世界に報復する物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-12 20:42:00
66415文字
会話率:54%
教皇着座式の日、空が歪み、割れ、神話と聖書の生き物が這い出てきた。
空をミサイルと天使が飛び交い、地を悪魔とロボットが血に染め、核と魔術が遺伝子を汚染する。
人類は名前を隠す、異形の者達に攫われない為に。
文明が滅んで幾星霜の年
月が経ち、名前を失った大陸と呼ばれる場所で、
天使と悪魔と人間が長い長い戦いを繰り広げている。
西の悪魔、北の天使、南の王国、そして東の遊牧民。
これらが争う大陸で、山に囲まれていたが故に中立を保てていた帝国だが、
王国で起きた反乱によって、その均衡は崩されていく。
文官は迫りくる戦乱に備え、人材を探し、帝国の体制を整えている。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-07 08:39:19
370240文字
会話率:26%
近頃謎の連続行方不明事件が多発している街、盛舞市。 そんな街に親の仕事の関係で引っ越して来た清流 誉は、転校先の学校で五月雨 咲と出会う。ある時誉は学校からの帰宅途中、咲が札を使い、異形の者を封じ込めている場面を目撃してしまう。その日から誉
の日常は一変してしまい、咲と共に街を襲う怪異に立ち向かう事になる。そして、怪異と戦っていく内、連続行方不明事件の全貌が明らかになっていき...折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-02 22:57:46
3054文字
会話率:25%
その男は、不老不死の力を持っていた。
彼の仕事は、妖怪や怪異といった異形の者の退治。
人の世に仇なす一族を始末し、無辜の民を守る。
このふたつだ。
戦いは生易しいものではない。
不老不死の力を以てしても勝利し続けるには限界があった。
故に
彼は、異形の者の力を取り込んだ。
そしてさらに激しい戦いに身を投じるようになった。
すべては、愛した女との誓いを果たすため。
たとえそれが、どのような代償を払うことになろうとも――。
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タイトルは「こうしょう の はらいびと」と読みます。
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※本作品は、エブリスタ(https://estar.jp/_novel_view?w=25318628)でも投稿してます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-02 19:47:10
196477文字
会話率:25%
――大正十一年 東京府
官立中学校に通う宝条幹久は、他人に触れると気絶する体質に困り果て、陰鬱な日々を送っていた。
そんなある日、幹久の姉が突然、憧れの小説家――泉夢彦を引き連れ、出版社の仕事のアルバイトを依頼してくる。
大ファンの先
生の原稿をいち早く読める、また、ココで断っては彼のメンツをつぶす事になると思った幹久は、不安ながらも姉の依頼を承諾するのだった。
その後、幹久が夢彦の家に原稿を取りに行くと、夢彦の同郷の親友――北上恭一郎が現れる。
シベリアに出兵していた恭一郎は、五年ぶりの再会を夢彦と果すが、夢彦は病に倒れ、病院に運ばれる事に。
すると、夢彦が倒れたのは恭一郎のせいだと、幹久に仕えている侍女――東雲が、突然申し出る。
そして、異形の者―――『鬼』を見ることが出来る恭一郎は、同じく『鬼』の存在を知る東雲の『裏の仕事』に巻き込まれる事に。
帝都を崩壊させた、史上最悪の大災害―――関東大震災
その裏で起こっていた真実とは・・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-16 22:43:54
380238文字
会話率:42%
宇宙のどこかにある、漆黒の星──。
その星の住人、アレナスは、ある事件を起こしたことにより、囚われの身となる。
だがある導きにより、脱獄を図る。漆黒の星で囚われの身になった者は、事実上脱獄不可能、漆黒の星から脱出することも不可能なのである
が・・・。
案の定、まさに星を脱出せん、とした矢先、アレナスは命を落とす。
だがそもそもアレナスが起こした事件とは、漆黒の星が破滅寸前に至るほどの大災害を引き起こすものだった。それにより、漆黒の星を存立たらしめている、根源そのもの、タナトスエネルギーと言われるものが、全宇宙に拡散してしまった。
放出されてしまったタナトスエネルギーは約半量。漆黒の星の存立に関わる量だ。
タナトスエネルギーは時空を超え拡散する。そして行き着いた星に、災いをもたらす。
アレナスは、自身が起こした事件の責任を取るという運命を引き寄せてしまう。
自身の意思に関係なく、時空を超えてタナトスエネルギーが巣くってしまった星に転生するという宿命を背負ってしまったのだ。
転生した星でタナトスエネルギーを回収、サルベージし終えれば、また別の星へ転生し、サルベージするのである。
タナトスエネルギーは、様々な異形の姿でアレナスの前に立ちはだかる。
アレナスは目の前に立ちはだかる異形の者を倒し、タナトスエネルギーを漆黒の星へと還元する。
これは闇時空を彷徨し、タナトスエネルギーをサルベージする使命を負った漆黒戦士、アレナスの物語である。
※サルベージとは本来、海難救助、沈没船の引き揚げ、散らばった積み荷などの回収、コンピューター関連では、データ復旧作業、などの意味になるかと思います。
この物語では、拡散したタナトスエネルギーを回収し、漆黒の星を救助する、といった意味合いでサルベージと称し、それを行う者をサルベージャー、と呼ぶことにします。
造語のようなものと捉えていただければ幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-15 21:09:28
7607文字
会話率:25%
『闇組織』『政治家』『聖人』『老若男女』
彼-クルーク-は様々な人を自らの欲の為に騙してきた。
因果応報。ある日、彼は今まで積み重ねた自らの罪で死ぬ事となる。
クルークが目を覚ますと、そこは彼がいた世界とは全くの別世界、
妖怪や魔物が跋扈する世界だった。
彼はそこでも私利私欲の為に詐欺を働こうとするが、全く通じない。
当然。彼がやっていたのは『人間を騙す為の嘘』なのだから。
『異形の者を騙す為の嘘』を模索しながら、
『嘘』とは果たして何なのか?『詐欺』とは一体何なのか?
その答えを探し始める、異世界妖怪ドタバタギャグコメディ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-12 19:47:41
257文字
会話率:10%
『闇組織』『政治家』『聖人』『老若男女』
彼-クルーク-は様々な人を自らの欲の為に騙してきた。
因果応報。ある日、彼は今まで積み重ねた自らの罪で死ぬ事となる。
クルークが目を覚ますと、そこは彼がいた世界とは全くの別世界、
妖怪や魔物が跋扈する世界だった。
彼はそこでも私利私欲の為に詐欺を働こうとするが、全く通じない。
当然。彼がやっていたのは『人間を騙す為の嘘』なのだから。
『異形の者を騙す為の嘘』を模索しながら、
『嘘』とは果たして何なのか?『詐欺』とは一体何なのか?
その答えを探し始める、異世界妖怪ドタバタギャグコメディ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-12 17:25:33
257文字
会話率:10%
骨董品を売りつつ、妖魔と呼ばれる異形の者と戦う者達が居る。
彼らが居る店の名前は『今宵屋』。
そんな店に新人が二人増えるまでの話である。
最終更新:2019-04-09 22:03:41
77639文字
会話率:51%
歴史ある緑豊かなミキューネ王国。平穏の中にあった国はある日突然地下から現れた異形の者達によって滅亡へと追いやられた。難を逃れた若き王子アーサーは生き残った仲間を集め、祖国を取り戻さんと剣を握る。
一方、平成も残り僅かとなった日本。下手
の横好きでゲームを趣味とする会社員真里は、ティザームービーを見て一目惚れした渋い騎士セオのために、とあるSRPGを購入した。食料を買い込み準備万端。ゲーム三昧の週末を過ごさんと、ビールを片手にコントローラーを握る。
祖国の復興を夢見る若き獅子と、ぐうたら生活を夢見る駄目OLの、あったら嫌な世界リンク。
「また戦いの前に戻った。一体、何故なんだ……」
「ふざけんな、このクソ王子。死ぬ気でセオを守れよ!」
※注意。基本コメディですが、王子からするとホラーです。アーサーに感情移入し過ぎると胸糞になります。アーサーが死ななくても一定の条件を満たすと戻ります。真里は奇声をあげているか、ひたすら口汚く罵っています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-28 20:00:00
3940文字
会話率:39%
アムステア。全人類の統一国家として栄華を極めたその国は、突如崩壊の危機に直面した。
異形の者(ゲスティル)。突如として現れた奴らは次々と人間を捕食。
人間の抵抗もまるで意味を成さないかのように、ついには人間に代わり新たな大陸支配者へと取って
代わった。
魔力を使う圧倒的な存在。しかし密かに逃げ延びた人間の中にも魔力を使う者が生まれたことで人間の中に小さな希望が生まれる。
そして異形の者(ゲスティル)が現れてから200年後。かつての人間が繁栄した土地を取り戻すため偵察を行うシルバ―ナ・エスティアの所属する部隊が目にしたものは・・・、家畜としてただ生かされる人間の姿だった。
人間は奴らの食料として生きるしかないのか? 異形の者(ゲスティル)とは一体何者なのか??
その謎を追うことを決めるシルバ―ナ達人間の運命を描いていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-17 18:34:25
31638文字
会話率:47%