十八歳になったクラウディア・シェーンハイトは家のため婿を探していた。
生家の辺境伯領からはるばる王都の夜会にまで繰り出し、初めての社交というものに目を白黒させていた。地元にはクラウディアのお眼鏡にかなう人物はひとりとしていないため、婚活は難
航している。
『わたくしたち、婚約は破棄いたしましょう!』
そんな時、パーティーの中央から高らかな宣誓が聞こえた。寄り添う男女の前で、やわらかな茶髪の男性が困った顔をしている。
それを言ったのは王女で、婚約破棄を言いつけられていたのは宰相子息のジルヴェスターだった。
『お前はシェーンハイト家の熊女に婿入りするの、これは王命よ!』
(エッ!!??ありがとうございます!)
○厄介払いのように辺境伯への婿入りを強いられた宰相子息ジルヴェスターと武闘派の辺境伯令嬢クラウディアが、辺境伯領を盛り立てていくお話
連載版にしてみました!不定期更新です!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 09:10:00
110661文字
会話率:36%
『婿探しをしていた夜会で、宰相子息が婚約破棄され私との結婚を命じられていた』のスピンオフ作品
※そちらから先にお読みください
陰謀渦巻く夜会で、第一王女のアデーレが宰相子息のジルヴェスターとの婚約を破棄した。さらに北の辺境伯への婿入りを命
じたところ、飛び込み参加の辺境伯令嬢クラウディアが嬉々として天から降ってきた……らしい。
どうなる王都!!
○関係者の視点が切り替わるため、短編投稿は諦めて連載にしました。群像劇のようになります。
○王都のことを知りたい方はどうぞ
○アルファポリス様にも掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-19 07:00:00
16878文字
会話率:39%
十八歳になったクラウディア・シェーンハイトは家のため婿を探していた。
生家の辺境伯からはるばる王都の夜会にまで繰り出し、初めての社交というものに目を白黒させていた。地元にはクラウディアのお眼鏡にかなう人物はひとりとしていないため、婚活は難航
している。
『わたくしたち、婚約は破棄いたしましょう!』
そんな時、パーティーの中央から高らかな宣誓が聞こえた。寄り添う男女の前で、やわらかな茶髪の男性が困った顔をしている。
それを言ったのは王女で、婚約破棄を言いつけられていたのは宰相子息のジルヴェスターだった。
『お前はシェーンハイト家の熊女に婿入りするの、これは王命よ!』
(エッ!!??ありがとうございます!)
○厄介払いのように辺境伯への婿入りを強いられた宰相子息ジルヴェスターを武闘派の辺境伯令嬢クラウディアがとことん愛してゆくお話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-25 18:00:00
9449文字
会話率:30%
ウルハラ大陸のラステマ国とデルタ国は、昔から馬が合わず喧嘩ばかりしていた。
争いが百年続いた両国には温和な王が誕生し、ついに争いから和睦の道へと一気に突き進んでいった。
しかし根深い因縁のあった両国。仲直りにも時間をかけた方がいいと、すぐに
和睦は結ばず互いの子供を交換し、大人になったら婚姻を結んで和睦を成立させようと試みた。
ラステマ王国第二王子ウィルロアとデルタ王国のカトリ王女。幼いお二人は訳も分からぬまま敵国に差し出され、人質同然に暮らす羽目になる。
見目麗しく物腰柔らかな完璧王子ウィルロア。彼は十年間の人質生活ですっかり人格が変わり、大人になった王子はやさぐれて戻って来た。
ウィルロアとカトリ、互いにすれ違いながら、周りを巻き込んで和睦のために婚姻を結ぼうと奔走するが、反対組織が式典を阻止するために暗躍していて――?
果たして二人は無事想いを寄せ結婚できるのか!?
旧題『和睦のため人質にされた王子はやさぐれて戻ってくる』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 09:00:00
209687文字
会話率:37%
「ごめん。あなたとの婚約を破棄させてほしいの」
主人公で鍛冶師のヴィル・クラフトは、結婚前日に新しい店と婚約者を、弟に奪われてしまう。
死んだ父の代わりに一生懸命働いていたのに、ひどい仕打ちを受け、裏切られたヴィルは激怒する。
「もう知
らん! 俺は出て行く!」
彼は王都を出て、好きに生きることを決意する。
一方でヴィルを追い出した弟は、後になって知ることになる。
「ヴィル様は街の結界や勇者様の聖剣をメンテなさっておられました。1日に9999本のA級武器を作る傍らに」
実はヴィルは伝説の職人、八宝斎として、いろんなものを治していたのだ。
彼がいなくなったことで、店は潰れる。
また、元婚約者の商人は、知ることになる。
「ヴィル様の武器が買えるから取引していたのです。彼がいない以上、もうあなたの商会とは取引しません」
ヴィルにひどい仕打ちをした弟も婚約者も破滅の道を歩むことになる。
その一方で、ヴィルが関わった人たちはみな、彼の作るとんでもない伝説のアイテムおかげで、幸せになっていくのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 08:57:16
323041文字
会話率:39%
※書籍化します!
10/1にKラノベブックス様で発売!
コミカライズも決定してます!
史上最強の勇者である俺・ユージーン。
魔王を討伐した後、気づけば俺は貴族の息子・ユリウスとして転生していた。
どうやらこの世界の俺は、魔力ゼロの忌み子
として、家から見捨てられていたらしい。
優秀な双子の弟と比べられ、わがまま王女な婚約者を寝取られ、学校や屋敷の人たちからは無能とさげすまれる。散々な日々を送っていたみたいだ。
しかし別人に転生した俺は、それらを全く気にせず、2度目の人生を気ままに過ごすことを決意する。
このときの俺は知らなかった。
ここが勇者のいた時代から2000年後の未来であること。
平和な世界では、魔法も剣術も、すさまじくレベルが低下していたことに。
勇者としての最高の剣術、魔法、回復術、体術を引き継いだ状態で転生した俺は、衰退した未来の世界で、自覚なく最強の力を振る。
周囲の悪評と常識をことごとく覆し、恋人や家族、そして俺を馬鹿にしていた弟からは嫉妬される。
けれどそんなこと全く気にせず、俺は今日も自由をただ謳歌するのだった。
※書籍化に合わせてタイトル変更しました
旧「落ちこぼれの兄の方が実は最強〜史上最強の勇者、未来の世界へ転生する。優秀な弟に婚約者を寝取られ、家や学校からも無能と蔑まれてたが、前世の力を引き継ぎ気ままに生きてたらいつの間にか目立ってた」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-25 08:05:21
478531文字
会話率:49%
※アーススターノベル様から書籍化されます!
勇者の代わりに、魔王を倒したおっさん・ジューダス。
だが国王は勇者が魔王を倒すべきだといって、手柄を横取りされる。それどころか俺は、敵前逃亡した裏切り者の汚名を着せられ、勇者パーティから追
放させられる。
俺は退職金をもらって辺境の街で、【ジュード】と名前を変えて、平民として普通の生活を送っていた。
だが俺の元には、元勇者パーティのメンバーたちが、俺をパーティへ連れ戻そうとしたり、他国の王女や姫たちが、自分の元へ来いと取り合いをする。
名誉よりこの暮らしを気に入っているので、俺はそれらの申し出を全部断って、普通の生活を満喫する。
「なんか村にワイバーンが来そうだったから、石投げて倒しておいたぞ」
「それA級モンスターなんですけど! ジュードさん、何者!?」
勇者パーティ時代に培った能力があるせいで、人よりちょっぴり強かったりする、元英雄の【普通】の田舎暮らしが今始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-01 18:05:50
506186文字
会話率:42%
これは魔王に征服されたある国の王女の物語。
魔王軍に攻めこまれた国の王家一族は、亡命を企てたがうまく行かず、山奥の村に隠れ住んでいた。
しかし見つかってしまい、塔に幽閉されてしまい、そのまま数年が過ぎた。
このまま、世間から忘れられたまま、
塔の中で一生を過ごすと思っていたアリシア王女たちの前に、ある日突然、魔王が美女たちを連れて降臨した!
「アリシア王女は、母親に似て結構美人だ。将来、私のよき妻になれるやも知れない」
魔王はそう言って、アリシア王女を、彼女の|義姉《あね》で美女の誉れ高いルナレイラ王女とともに魔王城に連れて行くことを決めた。
魔王の力は絶大だ。その意思に背くことは即・死罪を意味する。
それに魔王の護衛のアマンダ魔王妃は、その存在だけで背筋が寒くなるほどの死神的女剣士だ。
魔王の“意向”を実行するためなら、武力行使も辞さないという怖い顔をしている
かくして、アリシア王女は、14歳で魔王城で暮らすことになった...
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 08:40:00
985528文字
会話率:36%
子どもの頃に義弟を好きになったお姫様(後に女王様)の、八年間の物語
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花が咲き誇る小さな国の王女・ジゼルには、十四歳になったある日、弟ができた。
弟の名はライナー。
しかしジゼルの母は十二年前に他界しているが、ライ
ナーは十歳。
どういうことかと訝るジゼルに、国王である父は言う。
「血筋からするとライナーはお前の弟ではない。ただし、この王家と無縁なわけではないんだよ」
その父の言葉で思い出す。
ライナーは叔母の息子、つまりジゼルの従弟。
ジゼルは過去に一度だけ、ライナーと会ったことがあったのだ。
そのとき叔母と話をしていたジゼルは、ライナーが自分の義弟になったいきさつを理解した。
――多分、理解できた、はず。
「安心して、ライナー。これからは私があなたを守ってあげるから」
こうしてジゼルには可愛い義弟ができた。楽しい日々を過ごすジゼルだったが、ある日ライナーに好きな人がいるらしいことを聞いてしまう。
そこでジゼルは気が付いた。
自分が、ライナーに恋心を抱いているのだと。
しかしライナーにはもう好きな人がいる。
恋を知った途端に失恋も知ったジゼルは、自分の気持ちを押し込めるためにライナーから距離を取り始め、更には自身の婚約者候補まで探し始めたが……。
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※エブリスタで掲載していた同名タイトル作品に加筆・修正の上で連載しております。元作品は完結済みのためこちらも完結は保証します(約五万五千字)。
表紙イラスト&タイトルロゴ:むなかたきえ様(@kkkie_m)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 08:20:24
10392文字
会話率:50%
いつかの時代に一つのオアシス都市を治めていた女王が、まだ王女と呼ばれていたころの物語。
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姉王に愛されて育ったオアシス都市の王女・ザフィーラは十三歳になったある日、砂漠で倒れていた青年を助ける。
彼は砂魔物に襲
われて記憶を失っていた。
慣習に従ってこの青年を保護したザフィーラは彼に「アシル」と名を与え、王家の客分とし、共に暮らす二年半の間に想いを寄せるようになったのだが、十六歳になる前の日にアシルと姉が抱き合う姿を目撃して、ザフィーラは衝撃を受ける。
そして迎えた誕生日。
ザフィーラの国へ、海の向こうの国が攻め込んできた。
※こちらはカクヨムで開催の「世界を変える運命の恋」コンテストに参加して中間選考を通過した同タイトル作品に、数千字の加筆と構成等の修正を加えたものです。
※物語の展開自体はカクヨム掲載のものと同じなので「第一部完結」で幕を閉じる中編版であることに変わりはありません。
※続きの構想はありますので、いつかこの後の話を書くかもしれません。
イラスト:むなかたきえ様(X(旧ツイッター):@kkkie_m)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-29 19:06:34
61003文字
会話率:32%
秋津の国の忍者・サカキは暗殺忍務の標的の少女に一目惚れされる。彼女は騎士と白魔導士の国ローシェ王国の王女だった。絶世の美女である王女は時には威厳あふれる女王様、またある時には清楚な姫君の面を持っていたが、素は驚異的な身体能力を持つ元気いっぱ
いの少女だった。2人の出会いによって秋津の国とローシェ王国、さらには周辺の国々を巻き込む陰謀が渦を巻き始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 07:46:23
394878文字
会話率:42%
300年前、初めて世界に魔王が誕生し、世界は恐怖のどん底に叩き落とされ……はしなかった。むしろ平和になり人々の暮らしも豊かになった。初代魔王アキラは新たな文化も広めた。その一つが音楽。魔王アキラが隠居し、跡を継いだ魔王ロキは魔族の印象をより
よくするためロックバンド『魔鈴(マリン)』のボーカリストとして世界を股にかけて活躍中。魔鈴のライブでは最前ドセンで聖女や王女が髪を振り乱しながらヘドバンしたり咲いたり何ともカオス。そんな世界中の婦女子を熱狂させるロキが世界で一番大切な存在が、人間の妻とのあいだに誕生した娘のサクラ。目下の目的は、年ごろの娘からパパと呼んでもらうこと。ちょっぴりツンデレでドライな娘にスキンシップを図ろうとするもそのたび痛い目に。最強の魔王であり人気のイケメンボーカリストも愛する娘にはかなわない。はたしてサクラにロキの重い愛は伝わるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 07:04:06
32379文字
会話率:56%
その聖女凶暴につき──
教会の洗礼で聖女の称号を得たイングリド王国の第一王女ラミリア。 誰もが振り返る美貌と抜群のスタイル。 そして誰もが閉口する粗野な言動に理不尽な強さ。幼い頃から類い稀なる剣才を発揮し、戦場で舞うように兵を斬り伏せていく
その姿から人々は彼女を剣聖と讃えた。「やりたいこと最優先」と「ムカついたら叩き斬る」がモットーな彼女は魔王討伐にも興味なし。 勇者から魔王討伐に同行するよう迫られるが──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-15 23:07:20
121861文字
会話率:53%
ミルトン王国の第一王女のアシュリーは義母にあらぬ罪をきせられ、身分を剥奪され平民として穏やかに暮らしていた。
そんなアシュリーにある日帝国の王子様から城で開催されるパーティーの招待状が送られてきた。
そのパーティーは花嫁を探すパーティーで
平民となったアシュリーは驚いた。
なぜ平民の私にこんな招待状が送られて来たのだろう?
帝国の王子様ジェシーは、眉目秀麗で性格は穏やかで優しく、貴賎問わず人気がある王子様だ。
そんな人がなぜ?!
興味が湧いたアシュリーはお城のパーティーに参加することにした。
しかしドレス一つ持っていないアシュリーは途方に暮れる。
一方ジェシー王子は幼い頃に出会ったアシュリーを探し出し再会を楽しみにしていたがアシュリーは現れない。
騎士を総動員し、アシュリーを探し無理矢理城に連れてくるが、アシュリーは幼い頃の事を何一つ覚えていなかった。
嫌がるアシュリーを何度も城に招待し花嫁候補に挙げていたが、本当のジェシーは愛のない結婚を望んでいる冷めた俺様王子だった。
あの穏やかで優しい天使のような王子様が?!
そんな王子の本性を知るうちにアシュリーはなぜかどんどんジェシーに惹かれてしまう。
二百人のライバルから始まったジェシー王子争奪戦は最終五名まで絞られた。
アシュリーは最終候補から外れてしまったが、ここから本気の戦いが始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 07:00:00
105142文字
会話率:31%
「ごきげんよう。このたび、あなたの正妃として嫁いでまいりました、モルディア国第一王女にしてマグドネル国王の養女、ヴィオレーヌと申します。あなたが殺害を計画した、女です」
ヴィオレーヌは、夫となるルーファスに剣を突きつけて微笑んだ。
戦に負
けたマグドネル国からの人質として、ヴィオレーヌは今日、ルウェルハスト国へ嫁いで来たのだ。
そして一度目の人生で今日夫ルーファスに殺されたヴィオレーヌは、人生をやり直して今日に戻って来た。殺されぬよう、絶大な力を手に入れて。
「禁術で旦那様の心臓とわたしの心臓をつなげさせていただきました。文字通りの運命共同体ですわ。ふふっ、夫婦らしくていいでしょう?」
笑顔で宣言するヴィオレーヌに、ルーファスは愕然と目を見開く。
祖国モルディア国のため、敵国だった国で自分を殺そうとした夫の側で、うまく立ち回り生きていくことを決意するヴィオレーヌ。
周囲が敵ばかりの国で、ヴィオレーヌは己の力を見せつけ、少しずつ味方を増やしていく。
それはやがて、いつしかヴィオレーヌを疎んじていたはずのルーファスの心まで動かしていき――
力をつけて、覚悟を決めて挑んだヴィオレーヌが、やり直しの人生でトラブルに巻き込まれながらも幸せをつかんでいくお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 07:00:00
131958文字
会話率:28%
もう耐えられない!
隣国から嫁いで五年。一度も国王である夫から関心を示されず白い結婚を続けていた王妃フィリエルはついに決断した。
わたし、もう王妃やめる!
政略結婚だから、ある程度の覚悟はしていた。けれども幼い日に淡い恋心を抱いて以来、ずっ
と片思いをしていた相手から冷たくされる日々に、フィリエルの心はもう限界に達していた。政略結婚である以上、王妃の意思で離婚はできない。しかしもうこれ以上、好きな人に無視される日々は送りたくないのだ。
離婚できないなら人間をやめるわ!
王妃で、そして隣国の王女であるフィリエルは、この先生きていてもきっと幸せにはなれないだろう。生まれた時から政治の駒。それがフィリエルの人生だ。ならばそんな「人生」を捨てて、人間以外として生きたほうがましだと、フィリエルは思った。
これからは自由気ままな「猫生」を送るのよ!
フィリエルは少し前に知り合いになった、「廃墟の塔の魔女」に頼み込み、猫の姿に変えてもらう。
よし!楽しいセカンドラウフのはじまりよ!――のはずが、何故か夫(国王)に拾われ、ペットにされてしまって……。
「ふふ、君はふわふわで可愛いなぁ」
やめてえ!そんなところ撫でないで~!
夫(人間)妻(猫)の奇妙な共同生活がはじまる――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-21 06:00:00
195654文字
会話率:28%
前世の記憶が甦った瞬間、シャーリー耳に届いた声は婚約者マティスからの婚約破棄だった。その一年後、城で開かれたパーティー。シャーリーのことを豚だと言って捨てたマティスが、妙に絡んできて、鬱陶しくなったシャーリーは、婚約者に向かって「あなたに興
味はございません」と言い放つ。怒ったマティスはシャーリーを罵倒して、シャーリーはパーティーで悪目立ちをしてしまう。そこに颯爽と現れたのは王子ならぬ、王子のようにかっこいい第一王女アデル。アデルにはなにやら悩みがあって、シャーリーはその悩みを解決するためにアデルの侍女になりーー
※恋愛対象は男性です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-13 12:00:00
7336文字
会話率:44%
魔力で本を編む国――リブレリア王国でひときわ美しく育ったエスメ王女。その噂を聞きつけた隣の帝国が王女を側室によこせと言ってきた。
戦争に発展してエスメ王女は逃走しようとするが、死神皇子と呼ばれる戦の申し子に捕まった。不覚にもエスメは死神皇子
に恋心を抱いてしまい、仇に思いを寄せないよう抵抗する日々が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 06:50:00
16955文字
会話率:39%
「王家の後ろ盾をなくした君には、なんの価値もない」。愛する夫に裏切られ、ベルティーユ王女はやり直しを決意した。
誰もが生まれ持つ『神から授かったギフト』。ベルティーユが授かったギフト【再出発】は、記憶を持ったまま、一度だけ人生をやり直せると
いうものだった。
毒をあおって死んだものの、生まれる前まで戻っており、ひょんなことから異母弟シャルルから【悪魔】のギフトを借り受ける。しかもこの【悪魔】のギフト、善行を積んだら昇天するらしい。一抹の不安を抱えながらも、腹を括ったベルティーユは人生の再スタートを切る。
家族を悪意から守るためなら悪役も演じましょう。天敵であるはずの、【天使】のギフトを持った彼もなんだかおかしい。敵対しないよう仲よくしていたら、唐突に「僕、堕天するかもしれない」と言い始めた。純潔を失わなければ堕天しないはずなのに、なぜ⁉ 全35話予定。
『カクヨム』にも掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-03 06:50:00
124148文字
会話率:48%
ほろびた王国の街区で、屍肉あさりたちは、今日も人の死を待ちかまえていた。非生産的な、はぎとりを生業とする彼らのおおくは、ほかにパンをえる方法をもたない孤児たちであり、ハイエナのように死体をあさる放浪者であり、帰る場所をもたないスカベンジャ
ーだ。
きょうもかわらぬ月のひかりが、ちいさなスカベンジャーたちにふりかかる。死体たちは、おだやかに彼らのはぎとりをまつだろう。
この物語は、とある屍肉あさりが、死んだ女性から宝石と呪いと王女をたくされ、いや、はぎとらされたことからはじまる。その結末がどこへ行きつくのか、それは誰にもわからない。はじまりは月とスカベンジャー。
[表紙絵はAI作成です。絶妙な気持ち悪さがあったので採用してみました]折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 06:19:43
80062文字
会話率:42%
突如、開幕した末っ子王女のアナスタシアの断罪劇。その陰に渦巻く陰謀。婚約者に溺愛されつつ、アナスタシアは罪を暴くため奮闘する。果たして、その結末とは―――。
キーワード:
最終更新:2024-04-29 06:17:33
18227文字
会話率:52%
とあるダンジョンで王子、王女とその学友達に出会った冒険者2人は、成り行きで王子、王女達を助ける。
王子達を助けた|プラチナム《白金級》の冒険者、ドゥルーヴと相棒のハリアーは今後会う事も無いだろうと思っていたが、何故か深く関わる事になってし
まい……。
主人公であるドゥルーヴが、自身の|フライハイト《自由》を手に入れようと画策する話です。
ドゥルーヴは女性に関してはクズっぽい奴です。何でも出来るようでそうでない部分もあります。
舞台が中東(トルコ)っぽい所なので、そういったテイストの服装や食べ物が出てきます。あくまでも"風"なので深く突っ込まないでいていただけると、作者が胸を撫で下ろします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 06:00:00
763675文字
会話率:76%
「姫君が行方不明になった!?」
ブリガンディア王国とシルヴァリオ王国という二つの国がちょっとした諍いから戦争に発展、最終的には停戦合意とあいなった。
その際に結ばれた条約で敗戦国であるシルヴァリオ王国から第四王女ソニアが半ば人質として第三
王子アルフォンスに輿入れすることになったのだが、その彼女の行方が知れなくなったという。
出迎えに来ていた若き子爵アーク・マクガインは大慌てでソニア王女の行方を追うのだが、まったく掴むことが出来ない。
街道を遡るように辿って、ついには隣国の王都にまで至るも、痕跡すら見つからず。
そしてついには隣国王都で調査を開始して、驚くべき事実に直面し、王女への同情から徐々に感情移入をし始めていく。
その先に辿り着く結果とは、果たして。
※短編にて投稿しました「人質姫が、消息を絶った。」「消息を絶っていた人質姫が、見つかった。」に加筆修正、再構成したものとなります。
この二作も含めてシリーズ化しておりますので、気になる方は小説上部にあるシリーズのリンクから辿っていただければと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 05:26:41
240659文字
会話率:26%
シュタインフェルト王国とレーベンバルト王国の間で戦争が起こり、一人の英雄の活躍によって終戦を迎えた。
「歩く戦術兵器」「ワンマン・レギオン」などの異名を欲しいままにする、人並外れた武勇を誇る辺境伯子息、ガストン。
朴訥な性格の彼が望む褒美と
言えば肉と酒、だったのだが、この戦に限ってはそうはいかなかった。
「お前には、イレーネ王女を娶ってもらう」
「……お、俺は、肉と酒が、いいです……」
弱弱しい抗議も空しく、イレーネ王女と結婚することになるガストン。
儚げな容貌の彼女は、しかし一筋縄でいく性格ではなく。
結婚初夜からトラブル発生、厳しい叱責を受けてしまう。
だが、それでもガストンは歩み寄り、イレーネもまた、少しずつ彼を受け入れていき。
身分も認識も色々と違う二人は、いつしか本当の夫婦になっていく。
※短編として投稿いたしました、「肉と酒を好む英雄は、娶らされた姫に触れられない。」を連載用として加筆、再構成したものになります。
短編の方はシリーズリンクを貼っておきますので、ご興味ございましたら小説の上の方に表示されているリンクの方からいけるようになっております。
※書籍化のお話をいただき、現在企画進行中でございます。
まだどちらの出版社さんかなどは公表できませんが、しばしお待ちいただけましたら……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-06 05:00:00
150336文字
会話率:31%
とある二つの国で、戦争が起こり、一人の英雄の活躍によって終戦を迎えた。
「歩く戦術兵器」「ワンマン・レギオン」などの異名を欲しいままにする、人並外れた武勇を誇る辺境伯子息、ダストン。
朴訥な性格の彼が望む褒美と言えば肉と酒、だったのだが、こ
の戦に限ってはそうはいかなかった。
「お前には、イレーネ王女を娶ってもらう」
「……お、俺は、肉と酒が、いいです……」
弱弱しい抗議も空しく、イレーネ王女と結婚することになるガストン。
儚げな容貌の彼女は、しかし一筋縄でいく性格ではなく。
結婚初夜からトラブル発生、厳しい叱責を受けてしまう。
だが、それでもガストンは歩み寄り、イレーネもまた、少しずつ彼を受け入れていき。
身分も認識も色々と違う二人は、いつしか本当の夫婦になっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-12 05:04:13
15133文字
会話率:29%
地球の知識を持つ王女アンネリーベルは幼い頃から未知の世界を探検するのが夢だった!そのために一生懸命頑張って、知識チートを駆使して、時代を先取りする海軍を一から作った!隣国に宣戦布告(ついでに婚約破棄)されたり、王女自ら指揮を執って敵艦隊を
壊滅(ついでにざまぁ)させたり……これまで色々あったが、ついに探検に出る時が来た!今のアンネに探検よりも大事なモノ(恋人兼副官)ができたが、やっぱり探検もしたいよね!まぁ恋人も一緒に来てくれるから問題ない!異世界の大航海時代の幕開けである!……え?その恋人とは結婚しないの?いや、同性だから無理だね!こればかりは地球の知識があっても、どうにもできないよ!まぁどちらも結婚しないと決めたし、もうずっとこのままでもいいよね……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 05:00:00
102289文字
会話率:54%
引きこもりのバトルゲームのネット民のアリスが、前世の記憶を持ったまま異世界転生して、大聖精霊王から絶大な魔力と聖なる加護を与えられて、ある国の王女様に生まれ変わり、国を守り、冒険者として活躍して、仲間たちと一緒に、新しく誕生した悪い魔王を倒
すまでのお話しです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 05:00:00
5384文字
会話率:45%
世界を旅する風来坊、シン・イカルガは『スフィルの石』に選ばれた光の勇者。光の聖剣アストラルキャリバーの担い手として、世界の均衡を保つべく日夜戦い続けていた。
そんな彼に与えられた新たな任務は、南方の島国・神聖エクスフィーア王国に赴くこと
。そこで捕らえられた第一王女・エリシアを救い出し、メイティス教団の邪悪な野望を阻止せよというものだった。
単身乗り込んだシンと出会うエリシアと、闇の魔剣ストライクキャリバーを手にシンたちの前に立ち塞がる謎の乙女、セレーネ・イクスタイン。
破滅へと導く厄災の象徴『黙示録の魔獣』の復活を企むメイティス教団と、かつての相棒でありながら、シンと刃を交わすセレーネ。
教団やセレーネとの激しい戦いの果てに、エリシアが見たものは――神々しい、聖剣の輝きだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 01:18:41
26791文字
会話率:35%
「アリシア・ファーマン侯爵令嬢!貴様と婚約を破棄する!!」
ピンクブロンドにピンク色の瞳。胸が強調されたドレスを身に纏った男爵令嬢の肩を抱き締めながら、我が異母弟はそんなセリフを言ってのけた。
そのセリフは彼女から何度も聞かされていた言葉。
名指しされた彼女はビクリと体を震わせながら、断罪の時を待っている。
「良く言った愚弟!その言葉に二言はないな!!」
私は彼女を庇うように前に立ち、この愚かな異母弟に今の立場をわからせる為、動きだす。
10年前、彼女曰くモブ王女だった私は悪役令嬢(予定)と友人になり、彼女自身やこの国で起こり得る予言のようなものを教えてもらった。
最初は視察中に命を落とすと言われた父の話、次は国中に流行病が広がる話、彼女の言葉通りに世界は周りーーーー
これはモブ王女と呼ばれた私と悪役令嬢アリシア・ファーマンの10年の軌跡
カクヨム様・アルファポリス様にも同じ話を投稿中です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 00:37:51
724622文字
会話率:53%
高校生の瑞希は人間関係が上手くいかず、休みがちな毎日を送っていた。
いつもの様に夜中にゲームやパソコンで作業をしながら寝落ちしたりしていたのだが、気づくと知らない部屋のベッドの上だった。
自分が重プレイしていた乙女ゲーム『ドキドキ
Lovers 〜お姫様だって自由恋愛したい〜』のセカイのラスボス王女であるユフィーリア・ファーレンハイトに転生してしまった瑞希。
シナリオには関わらずにゆるく生きていこうと決めるのだが、物語は向こうからやってくる様で気になって放っておけずに主人公を助けてしまう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 00:05:58
150741文字
会話率:43%
高校生の瑞希は人間関係が上手くいかず、休みがちな毎日を送っていた。
いつもの様に夜中にゲームやパソコンで作業をしながら寝落ちしたりしていたのだが、気づくと知らない部屋のベッドの上だった。
自分が重プレイしていた乙女ゲーム『ドキド
キLovers 〜お姫様だって自由恋愛したい〜』のセカイに転生してしまった瑞希。シナリオには関わらずにゆるく生きていこうと決めるのだが、物語は向こうからやってくる様で気になって放っておけずに主人公を助けてしまう。
と、いうのが本編の話。
バッドエンドを回避する為に中ボスの一人の魔王アスターテを倒しに行って……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-28 09:26:01
25630文字
会話率:7%
前世の記憶を持ったまま生まれ変わった先は、乙女ゲームの世界の王女様。
え、ヒロインのライバル役?冗談じゃない。あんな残念過ぎる人達に恋するつもりは、毛頭無い!私が好きなのは、彼等ではなく、サブキャラの近衛騎士団長様なんですからね!
攻略対
象よりもサブキャラの方がハイスペックなクソゲーに生まれ変ってしまった主人公は、自分の平和を脅かすフラグを叩き折る事を決意する。
憧れの近衛騎士団長様と結ばれる日を夢見て、転生王女は今日も突き進む。
※アリアンローズ様より、書籍化及びコミカライズ致しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 00:00:00
1084257文字
会話率:31%