私は〈みらい〉。二十六歳ではじめての彼氏ができた。
その彼氏が死んだ。
もう会えないはずの彼氏と、再会できるなんて、だれも夢にも思わないでしょう?
しかも〈ボールペン〉に憑依するなんて……。
最終更新:2024-05-04 11:25:41
4211文字
会話率:48%
俺は高萩浩(たかはぎ こう)今年から地元西高に通う高校1年生。
小中とサッカーを続けてきたが怪我の影響で、部活には入らないことにした。その代わりか、幼馴染の守谷椿(もりや つばき)に図書委員会に入らないかと誘いを受けた。読書が好き。そ
んな理由で入会を決めた。
初めての委員会は図書室の奥にある図書管理室で行われる予定だ。そこには先輩らしき人が2人。そして、、、場違いかと思われる白衣を着て、赤色のカチューシャをした金髪が実験器具の入ったダンボールを運んでいた。
軽く挨拶をした。すると、こちらに気付き半身で首を傾けながらこういった。
「ネオンって美しいと思わないか?」
わけがわからなかった。同時に不安が、隣にあった植物の芽のように湧き上がってきた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-02 23:52:42
10141文字
会話率:55%
西洋技術に通じている大国、肥前国の姫である鍋島伊織に結婚を申し込んだ青年がいた。彼の名は松平信康。将軍の従兄弟であり、将軍の妹・令子を正妻に持つ男だ。
結婚に興味が無い伊織は機械いじりが出来るならとあっさり承諾するが、側室の存在を快く思
わない令子は伊織のみの入城しか許さなく、伊織に付いてきた肥前国の家臣達を帰らせてしまう。
ーー大奥は女の園。
一国の主人である信康でも手助けは出来ない。嫌がらせを続ける令子から伊織を守るため、ある事件で罪人となった元姫とその家臣三人を付き人にする。
心を閉ざした少女・ミツハ。女装が得意な少年・しぶき。腹黒策士の青年・渓谷。自由闊達な初老・厳。この四人を味方につけた伊織は持ち前の明るさと機転を利かせ難局を乗り切っていくが……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-30 21:06:29
29849文字
会話率:42%
人と亜人が互いを差別し、争う世界。
突然、争いを止めるための中立組織にスカウトされた人間嫌いの亜人の青年アオト。
それから2年経ち、平和な国の平和な島に派遣され小さな村を護ること半年。
アオトは人間の少女ノエルと出会う。
自分
の事を差別しない少女に、今まで抱いたことの無い感情を抱くアオト。
村を護る憧れの青年に、憧れとは違う感情が芽生えるノエル。
けれど、人と亜人が結ばれることは許されない。
例え結ばれたとしても、待っているのは想像より遥かに過酷で悲惨な現実。
アオトと過ごす中で争いを止めたいという気持ちが生まれたノエルと、未だ人間の事を良く思わないアオト。
これは許されない想いを抱き、残酷な争いを止めるために戦う2人の物語。
その結末がどうなるかは、誰にも分からない。
※カクヨムにて同じ作品を投稿してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-30 19:00:00
194982文字
会話率:41%
私には婚約者がいる。その婚約者に「溺愛をして欲しい」とお願いをしたら婚約者は引き受けてくれ、さらに一日デートをする事に。そのデート中、婚約者が小説を参考に考えてくれた溺愛をされながら、小説を読んでキュンとしたのに同じ溺愛をして欲しいとは思
わないのは何故なのかを考えた。デートの最後にその結論を導き出し、婚約者にこの溺愛をお願いした本当の目的を伝えると……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-30 11:00:00
11039文字
会話率:59%
かつて英雄が存在していた世界。
主人公の九条緋色は英雄に憧れ、英雄を目指していた。
しかし、そんな夢はいとも容易く打ち破られ、緋色は絶望の淵に立つ。
極限まで追い込まれた緋色は自ら命を絶とうとするが、失敗に終わってしまう。
全てを
恨み、途方に暮れる緋色。
そんな緋色の前に突如として一人の女性が現れる。
女性はネモと名乗り、緋色に英雄の力を与えることを提案する。
「それならこうしようよ。君にこんなことをさせたこの世界を、みんなを、後悔させてしまえばいい」
「……後悔?」
「そうだよ。もし君が、誰からも愛される英雄になって死ねば、後悔すると思わない? 私たちはなんて惜しい人を亡くしてしまったんだってね。いわばこれは、この世界への復讐だよ」
交わされた契約。与えられた力。これは、緋色が死ぬために、英雄を目指す物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 10:34:48
18194文字
会話率:50%
「うーん、美味い! このローストビーフ絶品だよ! 君も食べてごらんよ」
「もう、ウィル、あまりがっつかないでよ。恥ずかしいわね」
今日は婚約者のウィルと二人で、名門ボールドウィン侯爵家が主催の夜会に来ていた。
周りの人たちは、皆貴族ら
しく厳かに時を過ごしているというのに、ウィルは今日も体面なんて気にもせず、食べたいだけ食べて飲みたいだけ飲むという、子どもみたいな振る舞いをしている。
本当に、ウィルは食いしん坊なんだから。
その割には大した運動もしてないのにスマートな体型を維持しているので、いったいそのカロリーはどこに消えているのか、甚だ疑問だ。
「でもさ、せっかく料理人たちが腕を奮って作ってくれた料理だよ? それを食べないで眺めてるだけなんて、そっちのほうが失礼だとは思わないかい?」
ウィルはいつものようにニッコリと、屈託なく微笑む。
「……まあ、それは確かに」
普段の言動は子どもっぽいのに、たまにこういう核心を突いてくるから侮れない。
どっちが本当のウィルなのかしら……。
「エスメラルダ、ただ今をもって、君との婚約を破棄する!」
「「「――!!!」」」
その時だった。
ボールドウィン家の嫡男であるヒューバート様が、婚約者であるエスメラルダさんに対して、右手に持った短い鞭を向けながら、そう宣言した。
だが、この婚約破棄は、巷に溢れている婚約破棄と違って、どこか違和感があった――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 21:03:08
3635文字
会話率:54%
「君との婚約を破棄する!」と六人目の婚約者に言われた瞬間、クリスティーナは婚約破棄の成就に思わず笑みが零れそうになった。
ヴィクトール帝国の皇女クリスティーナは、皇太子派の大きな秘密である自身の記憶喪失を隠すために、これまで国外の王族と婚
約してきたが六回婚約して六回婚約破棄をした。
過去類を見ない婚約破棄劇によってクリスティーナには悪女の評判が立っていたが、彼女は気にしない。
なぜなら彼女は皇女以外に、世界の空を制したと言われるヴィクトール帝国戦空艇団の第三師団師団長の肩書があったからだ。
彼女は生涯結婚する気はなく、軍人として戦空艇とともに朽ち果てるつもりだ。
それなのに兄であり皇太子のレオンハルトによって、七回目の婚約を帝国の公爵令息と結ばされてしまう。
公爵令息は世界で初めて戦空艇を開発した天才機械士シキ・ザートツェントル。けれど彼は腹黒で厄介で、さらには第三師団の副官に着任してきた。
兄は父帝の支持を得ているようだが、結婚する気がないクリスティーナは遠慮なく七回目の婚約破棄を目指す。
こちらは連載版です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-24 13:34:26
114908文字
会話率:45%
「君との婚約を破棄する!」と六人目の婚約者に言われた瞬間、クリスティーナは婚約破棄の成就に思わず笑みが零れそうになった。
ヴィクトール帝国の皇女クリスティーナは、皇太子派の大きな秘密である自身の記憶喪失を隠すために、これまで国外の王族と婚
約してきたが六回婚約して六回婚約破棄をした。
過去類を見ない婚約破棄劇によってクリスティーナには悪女の評判が立っていたが、彼女は気にしない。
なぜなら彼女は皇女以外に、世界の空を制したと言われるヴィクトール帝国戦空艇団の第三師団師団長の肩書があったからだ。
彼女は生涯結婚する気はなく、軍人として戦空艇とともに朽ち果てるつもりだ。
それなのに兄であり皇太子のレオンハルトによって、七回目の婚約を帝国の公爵令息と結ばされてしまう。
公爵令息は世界で初めて戦空艇を開発した天才機械士シキ・ザートツェントル。けれど彼は腹黒で厄介で、さらには第三師団の副官に着任してきた。
兄は父帝の支持を得ているようだが、結婚する気がないクリスティーナは遠慮なく七回目の婚約破棄を目指す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-12 20:14:04
16803文字
会話率:41%
ちょっとヤバくなってきたかなあ、と思わないでもなく。
キーワード:
最終更新:2024-04-23 17:47:37
790文字
会話率:0%
いわゆるガリ勉である高校一年生、雨宮緑(あまみやみどり)は席替えによってクラス一の美少女、笠野葵(かさのあおい)の隣になる。全く彼女と話したことがなかった緑。だから、たとえ隣の席だろうと話すことはないだろうと思っていたのだが。なぜか彼女は
うざいほど緑に構ってくる。だからといって、「まさか、俺のことが好きなのでは?」とは思わない。なぜなら、彼女には......。
"勉強しかできない系主人公"と"彼氏いる系ヒロイン"が送る青春ラブコメ!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-20 22:50:45
63487文字
会話率:58%
暗殺剣術の使い手であり、それを正しく用いて王国を救いたいと考えている英雄願望のある青年ルクス。
幼馴染であり《天下五剣》の一人であるロベルトと共に戦場を駆け抜けて魔王軍と戦った。
しかし、ルクスの剣術は《四大門派》ではなかったので正派の武人
からは酷く疎まれていた。
ある日、正派の剣術ではないことを理由に親友であるロベルトからも邪道と宣告されて《武術連盟》を永久追放されてしまう。
この世のすべてに絶望したルクスは、武人を引退して辺境でスローライフを送ることを決意する。
新天地に到着後、全財産を使って新しい住居を購入した。
スローライフを送ろうとした矢先、それを快く思わない地元の荒くれ者たちが大量にやってくる。
最初は穏便に追い払ったが、徐々にエスカレートし、一週間後には100人を超えた。
さらに人質を取り、全員が武器を所持していた。
荒くれ者たちの暴虐な振る舞いに、普段は温厚なルクスもついにキレた。
片手で数えられる秒数で、100人以上もいる相手をすべて倒してしまったのだ。
彼らは気付いていなかった。
目の前にいるルクスは、《天下五剣》を遥かに凌駕するほどの"史上最強"の達人であることに……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-14 18:59:02
150643文字
会話率:30%
真面目な新人の女兵士ケイランは、上からの命令である人物と合流して旅をすることに。待ち合わせにいたのは、美人で女性のような顔の男で『札の術師』ルゥク。
ケイランの任務は『死刑囚』を処刑場まで護送することだが、その死刑囚とはなんとルゥクのことだ
った。
普通ではあり得ない状況に戸惑いつつも、ルゥクと旅を始めたケイランだが、外へ出た途端に大勢に命を狙われることになってしまった。彼らに向かってくる人間は、欲のために人間を人間とは思わない者たちだらけで……。
死にたい死刑囚と生かしたい護送兵。旅の中で襲ってくるものをはね除け、目的の地は遥か彼方の処刑場。しかし同時に、彼らは徐々に別の答えも探し始めるのだった。
注意※残酷な描写など有り。※軽めのBLGL要素も有ります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-14 10:35:46
638202文字
会話率:47%
ディセル国……
あまり大きくはないが緑溢れる豊かな国。
他国より発展した技術で国民も豊かな暮らしをおくれていた。
ただ一つ他の国とは違う特異性を持っていた。
それは国王、王妃となる人間は婚姻を行う際、儀式を行い前世の記憶を呼び起こ
す。
覚醒された王と王妃は様々な前世の記憶を使い国を豊かに導いてきた。
それはディセル国だけに秘蔵されている力であり他国に知られる事なく過ごしてきたが日々目覚ましい発展を続けるディセル国をよく思わない隣国に突然、攻め込まれてしまう。
攻め込まれた事により夫である国王は殺されてしまいそのまま戦の戦利品として敵国であるアルトリアス国王に献上するため捕らえられた王妃と幼い王女だったがアルトリアス王や王の重鎮達のが集まる中、見せしめに王妃の目の前で愛する娘が無惨に殺されてしまう。
血塗れの娘を抱き締められながら動けない王妃を引き摺るように連れて行かれそのまま敵国の国王の愛妾にされてしまうが、愛するたった1人の娘が殺されてしまった事で心が壊れてしまった王妃は人形の様でつまらないと直ぐに飽きてしまった国王によって自身も殺されてしまうのだった……
自身の死の間際に娘を守れなかった不甲斐無さや幼い娘を死に追いやった敵国の国王達に強い思いを胸に瞳を閉じた王妃が次の瞬間気がつくと敵国が攻めて来る1週間前だった。
何があっても娘を守ると固く誓った王妃は娘を守る為に前世の力を使って奔走する。
前世の記憶を持つ王妃と女である事を隠し続けなければいけなくなった幼い姫君の物語り
〜**〜 主人公は姫君です 〜**〜折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-13 15:23:33
622文字
会話率:55%
平成から令和へと年号が変り、誰もが『令和』という文字に慣れた世間。昔の学校とは違い、今の学校事情は問題が山積みであった。生徒の間でのネットも含めたいじめ、先生の体罰問題、不登校……などなど『現代の問題』として、もはや大人では解決できなくなっ
てきているというか、解決をしようとしなかなっている。立場の問題やで大人は自分の身を守ることしかできない『無能』に成り下がっていた。そんな問題を解決するには、自分で解決するしかない。だが、そんな簡単に自分で解決できたら苦労しない。他の方法として、赤の他人に相談する。だが、これでも赤の他人に相談を受けて解決しようとは思わない。むしろ、見捨てるだろう。面倒事に巻き込まれたくない人が大半だ。しかし、そんな人達の中でも相談を受けてくれる人がいるのなら……。
『青春』とはすべての学生の誰もが許された特権である。そんな、青春を謳歌したい者たちを手伝いがために立ち上げた部活『補填部』。だれも知られず、影からその者たちを支えることを目的とした部活である。恋愛、勉強、進路、部活、学校活動……そんな悩みが多いし学生たちの青春ストーリーがあるようなないような……。
※不定期投稿を基本に、1ヶ月に1話投稿を目指しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-11 07:30:00
16189文字
会話率:72%
中2の冬に親を亡くした女子高生・桜月《さつき》は生活費を稼ぐために声優になり中3の春デビューする。それを隠しながら高校生活を送っている。周りに声優の才能を認められているにも関わらず『生活のため』という理由ではじめたため周りにはよく思わない人
もチラホラ…そんな人達のイビリに耐えきれない桜月は、声優を引退しようかと思い悩む。それでも桜月の才能を認め良くしてくれる先輩達に支えられながら声優を続けていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-08 23:30:08
58232文字
会話率:66%
←って、何年前のノリだしっ! 恥ずかしっ! ←って誰も思わないか!(笑) ←ここ過疎ってるし! ←てかっおれ以外に人、いないんじゃねっ(笑) ←てかっ、これ、いつまで続けんだしっ!(笑) ←これ以上続けても無意味だし ←そんなこと言うなし
っ(笑) ←時々、ひとりで何してんだろうて思う ←だからそんなこと考えるなしっ折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-04-08 15:10:00
877文字
会話率:0%
あ、彼のこと知りたいんですか……。そうですねぇ……まあ私のこと、よく触ってきましたよねぇ。やらしい……とはまあ思わないでもなかったというか、仕方がないというか、諦め……かな。そうですね、求められているので、それはまぁはい……。
(Aさん
)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-28 11:00:00
719文字
会話率:0%
「親父……」
ボソッと、呟いてみても親父が死んだ実感は未だわかない。まだ生きているみたいだ、とまでは思わないが不思議な感じだ。多分、思っていたよりも葬式の準備が忙しいせいだろう。
……まあ、それはそれで気が紛れていいんだ。きっと。明日
は通夜。親父をこの部屋から運び出さなければならない。親父も慣れ親しんだ我が家を離れるのは寂しいだろうが、仕方がない。
……それにしても通夜前に結構、人が訪ねて来るものだ。中には手土産、新巻鮭を渡してきた人がいて目を丸くしたもんだが、色々な人から俺が知らない親父の話を聞けてよかった。
……この人も今、親父の遺体の前で手を合わせ、どんな思い出に浸っているのだろうか。あとで聞いてみたいな……なんて、ああ、こっちもしんみりしてくる。……あ、そう言えばこの人、親父とどこで知り合ったかまだ聞いてなかったな。仕事関係か? 親父は昔から職を転々としてたからな。世話になったりしたりっていう知り合いも多いんだろう。それか学生時代の友人か、いや、歳は親父より少し下かな。
と、彼が和室に敷かれた布団の中の父親に向かって手を合わせる男の背中をジッと見つめた時だった。
男が振り返り、彼にニコッと微笑み、言った。
「……さてと、よし! じゃあ、あんたの親父さんの首を持ち帰っていいかな?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-03 11:00:00
5000文字
会話率:56%
「さて問題です。火星には衛星が二つあるのですが、その二つの衛星を最初に発見したのは誰でしょう」
「正解はラピュタ人です」
~~~~~~~~
女の子がキャイキャイするのを眺めるのが好きです。
ですが昨今女の子同士の恋愛ものが流行り過ぎてい
る気がするんですよ。
もちろんそれは素晴らしいものだしそれメインの作品追ってるのも複数あります。
でも恋愛関係なしにイチャイチャしてる姿も見たい!!!!
他の人の作品だと脳内で『これは百○です』ってなるので自分で書きます。
これは冒頭のように天文系の雑学をネタに女の子同士が絆を深め合う青春物語です。
恋愛が絡まない学園ものってジャンルどうすればいいのか分からなかったので文芸にしましたがタイトルにも表れてる通りライトノベル目指してます。
え、ケモ耳?
もちろん作者の趣味だよ。
↓以下本当のあらすじ↓
雨が降ってない日はたいてい星を見ていた。
私が始めた訳じゃない。私より星が好きな兄の存在が私をそうさせた。
たいていの人より星に詳しい自負がある。
観望会は楽しいし星空案内人という資格だって取った。
ただ、そろそろ私も兄離れしないとなぁ、と思わないでもない。
お兄ちゃんに彼女さんができたことだし高校入学を機に新しいことでも、と思ってた。
お兄ちゃんと同じ高校なのはわざとだけど。三つ子の魂百まで。いきなり全部は難しい。
でも、最初の想定とは違ったけどお兄ちゃんと同じ高校に入れてよかった。
気づかせてくれたのは一緒に入学した友達二人。
私は二人のおかげで受け身じゃない、本当の自分を知った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-06 09:09:48
88385文字
会話率:39%
たとえば、ゲームをするだけで魔法を使えるようになれば素敵なこととは思わないだろうか。
私は修行中に何度も思ったことがある。国語や算数を学ぶのにさえゲームを通す時代、魔法だってそうやって学べたって良い。
本職の魔法使いとしては、今まで積み重
ねてきた経験を遊びにされることに思うところがやっぱり少しある。
魔法を簡単に学べてしまっては危険だという危惧だってある。
でも、そんな世の中に憧れてしまった。
本気で取り組む人たちに中てられてそんなゲームを作りきってしまった。
私も製作者の一人ということになる。
あの人たちと肩を並べる勇気はまだない。
私の実力じゃ分不相応にもほどがある。
中心人物は私じゃないし器でもない。
そんなことは分かってる。
……ちゃんと、分かってる。
今は世界に魔法が広まっていくちょうど過渡期。
私のチームはゲームで世界を相手に荒波を起こす。
引き返すターニングポイントはとっくの昔に越えてしまった。
だからまぁ。
私の命が風前の灯なのは前から覚悟していたことだ。
1万字程度のつもりが二万字を超えたので連載で投稿。既に完結まで書いているので推敲が終わり次第次話を投稿します。遅くとも終末までには完結。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-07 14:38:10
21728文字
会話率:24%
子供に善悪があると本当に思ってるの?
私はないと思ってるよ。
目先の事で頭がいっぱいで、それ以外は何も考えられないのが子供だから。
まぁそう言うからには、勿論説得力のある話をしてあげよう。
実体験は物を言うから、自分語り失礼〜。
注意事項
1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
子供に善悪の基準なんか、ありませんよ。
それくらい分かる。なんで思わない方がいい。
だから幼少きに仕込むんですよ。やっちゃ行けないこと。
なんでも許せる方向けの、生々しい話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-29 21:53:05
1016文字
会話率:15%
君、お眠なの? じゃあ膝枕してあげる!!
そう言って、壁に凭れ掛かってL字の姿のまま腿を叩く。
子守唄の代わりに耳に届くのは、大学時代の文化祭の話。
皮肉にも……彼奴の特性を知り得た話。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思わ
れたら申し訳御座いません。
注意事項2
水商売に向いているのは、
人からの暴言を暴言と思わない、どんなトークでも返せる人の事を指すようですよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-25 18:08:45
1015文字
会話率:15%
数多の人々が行き交う大都会の真ん中で、吐息のような愛言葉を受けた。
君の事は大好きだった。ずっと一緒に居たいと思った。離れれば寂しいと思った。でも。
『頭おかしいんだ。自分で触れるのは良いのに、他の人に触られるのは嫌なんだ。それが例え君でも
』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-09 08:35:17
1106文字
会話率:38%
「全てが終わったら、元の世界に帰して欲しい」
これが少年の願いだった。
異世界に召喚され、世界を救う勇者の使命を課せられた日本人の高校生、志藤怜士。
彼は二年に及ぶ激闘の果てに魔王を打ち倒し、見事に世界に平和をもたらした。そこで怜士は、召
喚時の約束である願いを叶えてもらうことに。
「や、やっぱり嫌です! レイジ様ぁ!!」
「え!? ちょ!? シルヴィア!! 何を……」
転移間際に抱き着いて来た聖女兼王女を巻き込むというトラブルはあったが、無事に日本へ帰ることができた。
しかし、安心したのも束の間、日本での日常は少しずつ崩されていって……!?
勇者にベタ惚れな元聖女とともに、帰って来た世界でのリスタートを切ることになった少年の物語。
【注意】作者はいつの時代もハーレム・ハッピーエンド推しです。そのため、そう言った展開・描写を快く思わない方はブラウザバックを推奨いたします。
※2019/10/10に『小説家になろう 勝手にランキング』様のランキングタグを設置致しました。応援していただけると、励みになります。
※2019/10/12より、『カクヨム』様でも掲載を始めました。が、作者の天性の面倒くさがりのため、まるで更新をしていません。ご注意ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-29 12:30:00
345621文字
会話率:50%
長年連れ添った猫おはぎを看取った夜、泉名寺美沙は失意の底にいた。
泣きすぎて、看護師さんから屋上で少し休んでくる様に優しく促され、移動したその瞬間、足元に魔法陣が広がった。
「よく来たな、異世界の聖女よ」
あり得ない。ラノベ展開
である。自分に降り掛かるとは思わないだろう?でも事実だ。泣き喚くだけの私に手を焼いた召喚者が、今回の召喚を『無かった事』にしようとする。私は引き摺られる様に馬車に乗せられ、草原に放り出された。
そこで冒険者達に助けられ、出会ったのは聖獣で、私の仕事はこの聖獣のお世話らしいーーー?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-29 08:00:00
27533文字
会話率:43%