俺は、本当の恋がしてみたい。
人間の9割が【怪人】と呼ばれる神話や御伽噺に出てくる生物に変化した世界。
その世界で俺、淫鬼夜ひなたは父に吸血鬼、母にサキュバスを持つ高校2年生のハーフヴァンパイアサキュバスである。
幼少期の頃より吸血鬼とサキ
ュバスの能力で女を好き放題にしていた俺だが、高校1年性のある日『俺の周りにいる女は、本当に俺のことを愛しているのだろうか』という疑問を持ち、サキュバスの能力を抑えた結果、女子から罵声を浴びせられ心を粉々に砕かれた。
それから俺は陰湿な風貌で本来の自分の容姿を隠し、二次元の美少女達に癒されながら、本当の恋というものを夢見て過ごしていた。
そんなある日、俺は本当の姿を見せても全く能力が効かない鬼ーー神鬼角無と出会う。だが神鬼は鬼族の象徴である角が無く、ただの人間だった。その事に悩んでいる神鬼は、自分が人間で生まれてしまった理由を探る為に『怪人研究部』を設立し、そこに俺を半ば無理やり入部させる……。そこに現れる雪女やスライム……はたまた幽霊といった様々な怪人達、果たして裏の顔がいっぱいの三次元女子と、俺が本当の恋など出来る日は来るのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-06 11:45:59
204148文字
会話率:46%
____以下、特殊コードを確認
『099995746323532252168462272267436』
何者かの妨害が発生
エラーコード《666666666》を検知
───通信の切断を確認
此の先閲覧を推奨せず
以下のEPを解禁した者にのみ
閲覧を推奨する
悔悟《零乃壱-死の輪舞編-緇衍豺-》
秘話《secret file-極秘指令-
絶死國を超えた者への賛美歌》
挿話《或る御伽噺-クロウエル家と禁忌の魔女》
本編—懐旧-19×××年軸《呪殺相手募集中》
遺記—《20×××年に蔓延した疫病の記録-零》
《上記の条件達成を確認しました》
以下のEPを解放
[誰ぞ死を望む者、其の願を叶える者]
──Killing each other for a wish.
この作品は占いツクールにて作成した
『https://uranai.nosv.org/u.php/novel/fones1/』を
元データから復元し、再構成したリメイク版です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-03 20:46:20
483文字
会話率:0%
迷い込んだら出られない。深く果てない森の中、新月の夜に誰かが「墜ちて」くる。彼等はいつだって奇妙で哀れで滑稽で、呆れるほどに切実だった。
甘く優しく残酷に、森は彼等を解き放つ。結末の果ての、その先へ。
これは微睡む走馬灯が唄う、虚ろな御伽噺
と、とある三人の物語。
*この作品は雪麻呂著「ヒュプノランタン」シリーズ(現在非公開)より、作者本人が加筆修正したものを再投稿した作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-03 16:19:25
204164文字
会話率:30%
自宅の床に灯油が撒かれ、着火と同時に炎が噴き上がる。
その瞬間、安藤伸二が見上げる妻・清子の顔は、それまで見た事も無い恍惚の笑みを浮かべていた。
還暦間際の伸二が十才以上年下の妻と初めて出会ったのは、高齢の男ばかり目立つ婚活パーティの席上
だ。
長年介護していた母を亡くし、彼の心には大きな穴が開いていた。
その孤独を清子の優しい笑顔が癒し、幸福を噛み締めたのも束の間、周囲で異変が起き始める。
密かに妻の経歴を調べると、幾つも嘘が含まれていた。
更にインターネット上で「キヨヒメ」と名乗る奔放な顔を併せ持っていた事も判明する。
問い詰めようとした夜、伸二は非合法の薬を飲まされ、体が痺れた状態で「あなたに大量の保険金を掛けた」と清子から告げられる。
焼死寸前、必死で説得を試みるものの、彼女は単なる金への執着や欲望で動いていたのでは無いらしい。
古い御伽噺を基にする極めて異様な幻想に、清子の心は満たされていたのだ……
アルファポリス、エブリスタ、ノベルアップ+にも投稿しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-07 08:09:01
12011文字
会話率:21%
錬金術士ホープには成すべきことがある。
大陸に伝わる悪神の伝説は穢れ血には御伽噺として伝わっているが、今1000年の時を得て復活しようとしている。
それを阻止する為に人知れず悪神を祓う旅が始まった。
最終更新:2023-08-31 12:07:08
1825文字
会話率:62%
時は2000年。を遥かに過ぎて3000年。高度な文明はしかし限界を迎え、人類は頭脳よりも異能を優先した。
元々世間一般で『魔法』と呼ばれる御伽噺はしかし、古今東西、人類が文明を持ち始めた時から存在していた。
魔法使い達が番頭し始めた時は各国
で戦争が起きていた時だった。混乱に乗じてサラッと戦争を納め、人々の認識にスっと溶け込むことに成功した。
……っていう時代のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-09 22:08:32
616文字
会話率:37%
古き時代。
彼らは互いに手を取り、双方に害のないよう契約を結び、時には敬い、助け合い、協力して生きてきた。
人の世の平穏があまりに当たり前になり、忘れていた。敬う気持ちを、大切に想う気持ちを。
『彼ら』は人に助けられていることも多かったから
、想ってくれることがたとえ表面上だけのものだとしても、『彼ら』はそれで良かった。どのような形であれ、想い、信仰してくれていたのだから。
だが、時代と想いは変化する。
悲しきかな、『彼ら』の力あってこその穏やかな日常を、「自分達の力で得たもの」であると勘違いしてしまっていた。
正しき伝承は伝わらず、『御伽噺』として子孫は忘れていく。
もう終わりにしよう、『彼ら』の手助けは必要ない。人は人の世を紡いでいくのだ!未来は我らが手にある!
そう宣言した王太子により、全ての加護や祝福が消え失せた。
王宮に仕えている老魔術師から聞いた真実と、間に合わない謝罪。
───ご自分で蒔いた種は、ご自分で刈り取りなさいませ。
そう言い残して、姫は残酷に、美しく微笑み、幸せに結ばれたのだ。
※またやってしまった思いつきシリーズです。設定などゆるゆるですので、生温く見守ってやってください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-29 08:58:56
13141文字
会話率:34%
ここでない場所、今ではない時。
そこは魔法と科学が交差する世界。
少女イリア・トリトニアは濃い魔力を持つ家系に生まれ魔女としての教育を受けていたが、隣国の侵攻を受け生まれ故郷を追われる。
彼女を守ると誓った少年ベルハルト・トロイヤードは重症
を負いながらも彼女を逃がし、息絶えようとしていた。
のちに二人は「灰かぶりの魔女」「灰色のベルハルト」と呼ばれ、世界の在り様を変えていくことになるのだが――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-21 21:29:29
29160文字
会話率:43%
学校帰りに交通事故に遭った少女は、哀れんだ女神によって異世界で新たな命を授かった。それは、ただの人間ではなく、御伽噺に出てくるような妖精の姿だった。右も左も分からない中で、妖精は一人の少年に救われる。妖精と少年は力を合わせてモンスター退治を
していく。そのうちに王様から魔王退治を依頼され、魔王城へと旅立つことになった——。
異世界で女の子が本当の愛を知る話。
カクヨムで先行公開してます
https://kakuyomu.jp/works/16817330649856750210
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-07 18:00:00
112490文字
会話率:34%
不必要な何かがツギハギされた歪な童話、御伽噺。
その物語は結末が設定されることなく、永遠に終わらない物語をつむぎ続ける。
どこかが、何かがおかしい童話世界で僕は贖罪の旅をする。
これは物語を救済する物語では無い。 物語を終わらせるため
の物語だ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-31 04:52:23
14305文字
会話率:33%
「桃太郎、お前をこの鬼退治パーティから追放するわん!」
桃太郎は3匹のお供たちからパーティ追放を宣告されてしまう。イヌたちが言うには、桃太郎だけが異質であり、仲間としてふさわしくないのだという。一体、その理由とは。そして、桃太郎の命運にやい
かに?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-22 11:27:24
1918文字
会話率:53%
読み取れたのは、鬼への強い恨みでした。近隣一体を支配している鬼と呼ばれる種族が人間を苛烈に支配していたのです。おじいさんとおばあさんが老老介護寸前の二人暮らしをしていたのも、鬼に面白半分で息子夫婦を惨殺されたせいだったのです。
最終更新:2021-07-15 14:08:20
782文字
会話率:0%
窓から差し込む朝日に照らされて徐々に意識がはっきりとして目を覚ました。体が鉛のように重くてまるで長い眠りから覚めたような感覚に襲われた。目を開いた後も視界が潤って歪んでいた理由は分からない。けれどこの得体のしれない虚脱感からくるモノなのだ
ろうと考えた。そんな自分の事すらおぼろになっていたアースは異様な恨みを持つ者に刺されて意識を失う。目が覚めて視界に色が付くと見知らぬ場所で人混みのなかに突っ立っていた。そこは現代社会と本で描かれた御伽噺のような世界を織り交ぜた、奇妙な光景が広がっていた。なんの記憶も思い出せないアースはその世界で過ごすうちにやがてその世界の真実と世界の神髄に触れていく…。
モチベ次第ですが一応完結するつもりです。残酷な描写は割とあります。
※投稿スピードもリアルの忙しさに比例するので忙しいときは投稿少ないです。
※第一に趣味で書いてるのでご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-22 02:00:54
485895文字
会話率:54%
数年前、世界は魔王の脅威にさらされていたが、人知れず魔王は消え去り、世界は平和となった。
当然の如く人々はそんな事は知らず、無軌道に平穏な日々を過ごしている。
その様な時代、始まるのは、その続きとなる魔王の残党に立ち向かう専門家たちの話――
ではない。
これは、倒れ伏すただの女の子が立ち上がる――そんな話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-22 00:47:11
56097文字
会話率:41%
昔々。気の遠くなるほど昔の話。
世界に魔物が溢れ、それを魔王が率いて人々を恐怖に陥れた時代。
そんな時代を終わらせた四人の勇者のお話。
何故かその時代の夢を見る俺は、興味本位から彼らの足取りを追う旅をしている。
魔物なんて居なく
なり、夜を怖がることが無くなった現代。
勇者が御伽噺の登場人物になってしまうくらいに月日が経って平和になった時代。
抑えられない好奇心を胸に俺は進む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-30 17:34:22
3713文字
会話率:38%
昔々、とある国に金の王冠が在りました。
精霊達が力と願いを込めて初代王に贈った魔法の王冠。代々受け継がれていた王冠には、とても美しい三つの宝石が埋め込まれていました。けれども千年前のある日、争いが起こります。その日を境に王冠は砕けて消えてし
まいました。
それからまた時が流れ、王冠の話など御伽噺になった頃。
終わりなく紡がれていた物語は、再び動き出し、そして――
1人の少女が廻り合う、幾つもの魔法と出逢いの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-24 07:00:00
1784500文字
会話率:43%
平々凡々な青年、熾繡篝里はある日、自分の左腕に
見覚えのないミサンガが括られてちることに気が付く。
可愛らしい花の装飾が施されているが、
花のアクセサリーとか、恥ずかしいし、付けたくない。
しかしどうやら力づくで外すことは出来ないみたいで
ハサミやカッターを使ってもどうしてか傷一つ付かない。
「これ付けて学校行くのかぁ、恥ずかしいなぁ、」
異常なまでに丈夫なミサンガだが、どうやらコイツは、
こと【御伽噺ノ夜】の世界においては非常に役に立つ。
謎の便利アイテム【花鎖】を引っ提げて、
仲間たちと共に異世界の謎を解き明かす青春冒険譚!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-12 02:20:17
2901文字
会話率:10%
魔法使いの夜露は一人ぼっちで生きてきた。
夜露は国を救ったにも関わらず、忘れ去られいつしか嫌われ者の悪い魔法使いされてしまう。
一方野茨はその国で王子として生まれる。
この国に生まれた王子は魔法使い達から祝福される。
けれど、夜露は不可抗力
で野茨を呪ってしまう。
幽閉された夜露は成長した野茨と再び出会うが――
BLです。
アルファポリス、エブリスタにて同名義にて掲載しているものに加筆修正しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-01 20:07:59
29541文字
会話率:14%
回復術師のアリエラは、またしても追放宣言を受けてしまう。それもそのはず、彼女は回復術師としては見習い以下の実力しか持ち得なかったのです。
まともな回復術も使えず、何度もパーティからクビ宣言を受けた彼女。ヤケ酒を煽ったその日の夜に、何者か
に付け狙われる事案が発生します。そのストーカの正体は、拳銃を携えた幼い女の子でした。
「見つけたぞ! 赤ずきん!」
復習を願う少女。
加護を受けられないシスター。
急遽代理で教会を任された新米牧師。
事あるごとに牧師を責め苛む騎士団員。
これは、小さな教会で巻き起こった、『回復術師』と『拳銃』が紡ぐ御伽噺。
※カクヨム、ハーメルン にも連載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-28 11:49:46
38719文字
会話率:38%
ーーー
※お知らせ※
3月13日、14日の二日間は21時の更新をお休みします。
次回更新は3月15日(月)21時の予定となります
ーーー
長く人類間の戦争が続いた時代。ようやく長き戦争を終結させた人類は新暦という新たな時代の中で平和な世界を
目指し始めていた。
しかしそんな人類の前に《異界》に住まう者たちが姿を現し、伝説や神話に語られた存在との戦争《境界戦争》が新たに始まってしまう。
続く《境界戦争》の開戦から六年。
人間でありながら異能の力を持つ少年、シオンは軍士官学校の卒業式の日を契機にその戦いに巻き込まれていくことになるのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-25 21:00:00
2299530文字
会話率:46%
魔術は二次元の御伽噺か。いや違う、魔術は夢だとか希望を与えてくれる素晴らしいモノなんだ――きっと。
あることを理由に魔術やオカルトの類を全く信じなくなった高校生、卯野原周也はある日魔術オタクの友人、井月伶の魔術実験に冗談半分で付き合っ
た結果、異世界に転送されてしまった。
そして彼が異世界に転送された本当の目的――それは勇者(肖像画と見た目が似てるだけ)として「どうにかしてこの国を救ってくれ」という滅茶苦茶なものであった。
「こういうのって、ラノベとかアニメではなんか神様からとんでもなく強い力貰えたり、かわいいヒロインが主人公のことを慕うイベントが始まるのがド定番なのだが」
「あははっ、あるわけねぇだろそんなもん」
今ここに慈悲など何一つ無い異世界生活が幕を開ける――
「異世界がみんなラノベの世界みたいなんて思うなよ」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-19 21:10:21
120507文字
会話率:58%
投稿ミスしました、すみません。
召喚者の病弱日誌―治療魔法師だから後衛だと思っていたんですが!ー
に載っている絵本や映画の纏めは、以降コチラに載せま
す。
妖精と召喚者、転移者、御使い等と呼ばれる人間が登場すると思しき、作中に出る絵本を纏め
ました。
童話ジャンルには適さない表現多々有りかと存じます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-18 18:11:44
217478文字
会話率:45%