異世界の魔術結社に俺は人体実験目的で勇者として召喚された。強靭な勇者の肉体となった俺はイカれた魔術師どもによって魔族の核を移植されて人狼の上位種であるフェンリルにされてしまった。怒りに任せて魔術師共を皆殺しにした俺は以降300年を異世界で過
ごし、この度、何の因果か現代日本に戻る事が出来た。だが俺は人間ではなくなっているし、え?探偵をやってみたらどうかって?まぁそれは面白そうだな。これは数奇な運命で異世界から魔族となって帰って来た男が現代日本で探偵業を始め、その能力を活かして世の為人の為に生きて行く、そんな物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-01 23:59:17
215181文字
会話率:36%
「ケネス、君はもう我々『龍の刻印』には必要ない」
Sランク剣士として、どんなことでもそつなくこなしてきたケネス。
だが、気分屋であるエドとその恋人であるアナに追放を言い渡されてしまう。
「おいおい、命乞いはなしか? それとも強がっている
のか? ああ?」
「本当は怖いんじゃないの? これからどう稼げばいいんだろうって?」
そんなことを言われていたケネスであったが、当の本人は全くノーダメージであった。他二人はデートやら食費やらで散財していたが、ケネスの趣味は貯金。お金には困っていないどころか、二十年は遊んで暮らせる余裕があった。
さらに言えばケネス個人にもSランクの称号が付与されている。
彼は器用貧乏と呼ばれていたが、ただ単純にどんなことでも『完璧にこなすことができる』万能剣士なだけなのだ。
ケネスは今後、どう過ごそうか悩んでいるとこんな話が耳に届く。
「なあ。神々の迷宮に挑んだパーティが帰ってこないらしいぜ」
「仕方ねえだろ。ありゃ人間が挑むものじゃねえ」
神々の迷宮。それは攻略すれば神々の加護が与えられどんな夢でも叶えることができると噂されているダンジョン。
難易度は神々と呼ばれるだけあり階級では振り分けることができない。
「あ、そうだ。暇だしチャレンジしてみるか」
しかしケネスは暇だからと言う理由で攻略に挑むことにする。
さらに余裕で攻略してしまい、次第に英雄と呼ばれるようになるのだが――
「え? なんで俺英雄って呼ばれてるの?」
これは暇人による無自覚英雄譚である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-01 20:30:00
119338文字
会話率:42%
「わかっている、許されることじゃない」
彼は寂しそうに、ぽつりと呟いた。
恐らく、俺がここにいることには気づいているのだろう。気づいていながら俺に向けた、言葉。
「私の愛しい血縁。あの子の幸せを誰より願っていたのに・・・自分の感情のため
に、そんなことのために今・・・あの子の望まぬ殺戮をさせようとしている。私は最低だ」
珍しく俯いている彼の表情は見えない。わずかに揺れる肩と吐息が、彼のやるせなさを教えてくれる。
「幼い頃から傍にいてくれた貴方に怯え、それなのにどこかで嘘だと言う自分がいる。そんな迷いのために、あの子たちを、どこに送ろうとしている?貴方のために、一人のために、あの子たちの命を・・・!」
全身を震わせて怒りに耐える。
俺は、ここにいないほうがいいんだろうか?
「生きて帰ってこられるかどうかわからない。私が貴方を殺していれば…あの子たちは生きていられた。それなのに私は、何をしている!?」
そう言うと、ばっと上を向いて空を睨み付ける。
「貴方が反逆したら、貴方だけではなく・・・あの子たちまで失ってしまう。私はこの手で、大切な者たちを殺そうとしている・・・!誰か・・・!」
叫びは虚空に消え、無力な人間が一人、残る。
「・・・私を殺してくれ」
物陰に立っていた俺は、そっとそこを離れた。
一人残された彼は、まだ不安定な10代の人間。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-01 19:00:00
63629文字
会話率:61%
※手元では完結済みの作品です。よって、エタりません。
※暗いエピソードもありますが、ハッピーエンドを確約します。
「トライ、お前はこの勇者パーティーから抜けてもらう」
はあ。代わり映えのしない言葉に、僕は飽き飽きとする。これで僕は勇者
に17327回追放されたことになる。それも当然。だって、戦闘では全く役立たずの不遇職、盗賊なんだから。
追放される際に、帰ってきたら話したいことがあるという、勇者のパーティーの一員であり、幼馴染のキュア。彼らの帰還を待っていたが、ダンジョンのボスとの戦闘に敗れ、必ず変わり果てた姿で帰ってくるのだ。
彼らを救い出すために、ユニークスキル【死に戻り】を駆使して、僕は命を繰り返す。17327回勇者から追放されても、勇者たちを救って見せる。僕は絶対に諦めない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-01 17:22:13
67067文字
会話率:46%
十年前、母は六歳の私に、「お夕飯までには帰って来るからね」と言って仕事に行き、そのまま行方知れずになった。残された私は、大家さんの計らいで、大家さんの家で、大家さんの娘と一緒に、下町で暮らす事になった。残された母の持ち物の中には、立派なドレ
スが一着入っていた。ドレスを「お姫様のお洋服みたい!」と小さい頃から気に入っていた、大家さんの娘であるシャルロッテが、王子様の誕生祭の日に、どうしても着たいとお願いしてきたから、私は快く貸したのだ。……あくる日まで待っても、シャルロッテは家に帰ってこなかった。そしてやってきたのは、立派な身なりの貴族様で……公女様の面倒を見ていたお礼だと、たくさんの金貨を渡してきた。娘を返せと怒鳴った大家さんたちと一緒に、私は引っ立てられて行き……シャルロッテが、行方不明となっていた公女様の娘と勘違いされた事を知る。……たぶんそれ、私なんだけれども……って、母さん塔の中に幽閉されてんの!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-01 17:00:00
225687文字
会話率:48%
【書籍化!!】何年か前に、魔力数値が平民としてはトップクラスという事で、お貴族様に買われ……げふん、養子縁組してしまったねーちゃんがこのおんぼろあばら家に帰ってきた。
でもねーちゃんは一人で帰ってきたわけじゃなかった。
いかにも自分が被害者
だという顔をして、男の人を一人連れて来ていた。そして翌朝。
ねーちゃんはいなくなっていた。
男の人を残して。
これは、魔法が使える貴族学園で、ざまあということをされて追い出された男と、関わる事になってしまったあたしの物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-31 23:32:30
237106文字
会話率:42%
平凡な女子高生ユミの通う学校に編入してきたのは、異世界を救って帰ってきた赤羽ヒロ。
ヒロは事件大好きの自称名探偵、ユミはそんなヒロに気に入られ現実世界や異世界で起こる事件に巻き込まれていく。二人は事件を解決することができるのか⁉
最終更新:2024-05-01 16:45:29
48813文字
会話率:43%
ある日、同じゼミの生徒から怪談を聞いた女子大生。その時は、その話を大して信じてはいなかった彼女。
それから暫くして、彼女はサークル仲間からキャンプに誘われる事に。
そしてキャンプ当日、彼女は大きな恐怖に包まれる。
最終更新:2024-05-01 13:24:03
9385文字
会話率:54%
恋人と友人に騙されとんでもない場所に転移させられた魔導士はとんでもない
仲間を伴い帰ってきた
最終更新:2024-05-01 10:40:23
262522文字
会話率:38%
伊武受雷が一年ぶりに帰って来た。
今回の事件の舞台は沖縄津堅島となる。
作者の沖縄行きたい熱が、ついついこの拙作を書くことに・・・。
最終更新:2024-05-01 10:06:00
13167文字
会話率:58%
全国旅から、帰ってきた遊佑は・・・。
最終更新:2022-06-02 21:18:07
1371文字
会話率:0%
ホワイトデーを前にあの人が帰って来た。
最終更新:2021-03-12 07:13:30
1092文字
会話率:7%
【神の王に、選ばれし、
転生シンデレラ】の、続編。
転生シンデレラの風香が、
2年後に、帰ってきた…、
間の恋愛と、
歴史の、転生シンデレラたちの、
物語…。
最終更新:2024-05-01 07:00:00
16860文字
会話率:16%
主人公ゆきちゃんは、ホノボノ村でのんびり暮らしている。
ポメラニアンのコボルトとしゃべるハムスターと3人暮らし。
過去に、街へ魔術と武術を学びに出て、たくさんの経験をして、コボルトとハムスターと共に村に帰ってきた。
最終更新:2024-04-30 22:31:47
12921文字
会話率:42%
お嬢さまっぽい名前だがド庶民の女子高生、聖桜院穏香(せいおういん しずか)は、恋に恋する乙女である。
が、ある日異世界に〈勇者〉として召喚され、世界を救ったそのチカラを持ったまま日本に帰ってきてしまった。
しかし――ステキな恋に憧れる
穏香に、勇者のチカラなんていらないどころか、余計な厄介事を呼び込みかねないジャマなものでしかなく……。
異世界からついてきた天使の『限界を超えてチカラを増せば、風船が割れるようにゼロに戻るかも』という理論に縋るしかない穏香は、さらなるレベルアップの経験値を稼ぐべく、今度こそ勇者をやめるべく、こっちの世界でも勇者をやることになったのだが――?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-30 20:42:46
178940文字
会話率:25%
これはどこにでもいない変態主人公凪滝優真が異世界へ召喚されて、異世界で幼馴染みの姫姉のちっぱいを揉みつつ悪と戦ったり修行の旅に無理やり送り出されたりするお話です。
優真自身はあまりチートはありません(嘘)が道場で鍛えられた力(本当)で異
世界ではそれなりに戦えちゃいます。
優真自身は俺TUEEEをするつもりはありませんが姫姉に危害を加える奴には容赦をしないため結果的に俺TUEEE状態になります。
内容に矛盾が生じたら書き直すかもしれません。
カクヨムでも投稿してます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-30 20:00:00
488703文字
会話率:41%
「うわぁぁぁぁーー!」
もう駄目だ……
深く、深く落ちて行く……このまま谷底まで……きっと、俺はもう助からないだろう……
と、思っていたが!? 何と、落ちた谷底には前世の俺が力を託したという竜がいた。
竜の話によると、俺は伝
説の勇者らしい。帰ってきた力を使い、追放した奴らを懲らしめに行く!
主人公アゼルと、竜のジーヴェルの物語です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-30 18:00:00
7125文字
会話率:55%
主人公ちゃんは現実世界で割と愚かな死に方をしてしまった!
本人は覚えてないが神様の笑いのツボをクリティカルヒットして転生させて貰ったのだ!
神様に願ったことは2つ
実家がそれなりに裕福な自営業、楽したい
美人に生まれたい、後できれば可愛い妹
欲しい!
大笑いしてた神様も自分勝手な願いをされてちょっとイラっとしたので、転生した後にデスゲームに巻き込まれるように運命をちょちょいのちょい
フルダイブゲームでデスゲームを生き抜き、リハビリして改めて始まる物語がいま始まる?
※主人公は重度のシスコンです
※主人公は命がけで戦った結果、殺気やらを感知します
※主人公は本当にどうしようもない治療の施しようのないシスコンです
※たまーに掲示板回があります、やってみたくなったので
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-30 12:00:00
115383文字
会話率:63%
女性執事のエリはプロポーズ直前に、異世界へ転移した。戻るためのミッションは、さる令嬢の成婚だと告げるのは、人並み外れた美貌のイケメン召喚者だった。
片意地であか抜けない令嬢は報われない片思いに執心しているが、エリはその呪縛を解いて、幸せな
恋と結婚のため、令嬢を磨き上げることに……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 23:54:11
100847文字
会話率:41%
今日もいつものように仕事から家に帰ってきた佐藤遥斗。すると突然、世界規模の大地震が起こる。年季の入った家だったため、巨大な揺れに耐えきれず崩壊してしまい、そのまま妹の紬とともに意識を失ってしまう……。謎の音により意識を取り戻した2人がたどり
着いた場所は、見覚えのない部屋。慎重に探索を始めた遥斗の耳に聞こえたのは、ここが隠し部屋だという声だった──。
※カクヨム様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 20:00:00
112310文字
会話率:55%
人型の龍になって最強クラスに強くなったTS美少女が迷宮からライブ配信!
ライバル無しスタートのウハウハ配信生活を満喫します!
魔物やモンスターが出現し、インフラが全て停止した代わりにspであらゆるものが交換できるようになった世界でひぃひぃ
言いながらもどうにか生き延びていた主人公。
ある日、狩りから帰ってきて家に帰ってきた瞬間、自宅が迷宮に飲み込まれてしまった。
気が付くとそこは迷宮の底。
なし崩しに迷宮の主になった主人公は体を美しい女性の姿をした龍に変えられてしまう。
未だ残る人間社会のしがらみを煩わしく思っていた彼女は渡りに船と新しい人生を生きることを決意。
でも生きていくにはspが必要。
と思ったら、迷宮の主になった特典でライブ配信ができるようになっていた?
だったら試しにとしてみたライブ配信は先行者利益でspがっぽり、人間関係も作らなくてよさそう。
じゃあやるしかないよね! 儲けは趣味と娯楽と自堕落な生活に全ぶっぱします!
面倒ごとは自分を絶対嫌わない従者に丸投げで!
そんなこんなで楽しく過ごす、世捨て人龍のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 16:11:09
295881文字
会話率:32%
特別攻撃隊特別作戦。通称特攻。
それは決して生きては帰れない片道切符の一撃必死の作戦。そのあまりに理不尽な作戦ゆえに戦争末期、様々な悲劇を生んだ。
最終更新:2024-04-29 15:13:29
7634文字
会話率:96%
1年振りに日本に帰ってきた愛美は、新たな試練に立たされる。
最終更新:2019-07-16 04:49:46
40360文字
会話率:62%
竜が降ると内々に言い伝えられていた町——高竜町。ある日クラスメイトが言った『竜のうろこを持っている』という発言をきっかけにして、紫雨と昴は本物の竜を探すことになる。その頃から十年が経ち、紫雨は久方ぶりに地元へと帰ってきたのだった。
最終更新:2024-04-29 14:51:00
5484文字
会話率:40%