ウチの管制AIは自重しない。目的を達成するためには。その目的とは帝国領土の拡張、つまり目下俺がセカンドライフを満喫中の異世界、惑星エデンへの植民が彼女の使命である。銀河帝国植民船の管制AIである彼女の。地球生まれの俺がなぜ彼女と行動を共に
しているのかを話すと長くなるので割愛する。とにかく俺の仕事は、彼女の手足となってエデンに帝国領土たる国を造る事だ。まあそれなりに頑張って楽しんでる。問題はそこじゃない。惑星エデンの文明レベルは先進国でも産業革命の半ばと言ったところ。そんなところに宇宙戦艦やらパワードアーマーやら、労働ドロイドやらを持ち込めば……。目を付けられそうなものだが、今のところその兆候はない。これが帝国高知性AIさまの英知か? それともエデンが魔法あり、魔物あり、ほぼほぼなんでもありのとんでもファンタジーだからか? いや、やっぱり彼女の前に立ち塞がった者が全て灰燼に帰し、文字通り細胞一つ残らなかったからか? 彼女に逆らうのはやめておこう。この世界で仲間も、親友も、守るべき家族も出来たからな。俺は今日も楽して生きつつ、彼女の駒となってあくせく働くのだ。肩書は一応艦長だけどな!
******************ファンタジーでサイエンスフィクションで、すこしふしぎでチートガン盛りなごたまぜ小説。サイエンスファンタジー。好きな人にぶっ刺されば嬉しい。更新不定期につき追い腹掻っ切る所存。*********************折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-21 20:00:00
21375文字
会話率:60%
家にある借金のせいで、毎日バイトに明け暮れている俺、小暮信。高校の期末テストが終わった日、家に入った瞬間に魔法陣が現れて、異世界に勇者として召喚されてしまった。漫画で見るような勇者は、皆魔王を倒しに行く。もちろん、自分もそうだと思っていた
のだが、俺は違った。俺を召喚した国は貧乏な小さな国で、魔王に立ち向かえるような武器などを何も持っていない。その上、国王が病で倒れ、国民は餓死寸前。皆を救う者として召喚された以上、俺は、日本での貧乏生活を活かして、この国を再建する!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-18 14:10:58
31491文字
会話率:55%
中野雄介(なかの・ゆうすけ)35歳は、ブラック企業に勤めて過労死した。
そして、女神の誘いで異世界の勇者として再就職する事になる。
雇用主である女神からの依頼は、人族と魔族の争いに終止符を打つこと。
喧嘩ばかりの二つの勢力を、どうにか争わ
ない様にして欲しいとの事だった。
そして、女神からは二十歳の肉体と、勇者Lv999の能力を授けられる。
地上最強の存在となった雄介は、一先ず武力による解決を試みる事になる。
人類の救世主として、全ての人々から期待される雄介。
その最高の武力を持って、単身で魔王城へと攻め込んでいく。
しかし、魔王との最終決戦にて、物語は思わぬ事態へと発展する。
――それは、一目惚れである。
雄介が女魔王(美女)に一目惚れしたのだ。
それにより、人類と魔族の運命は大きな転機を迎える事になる……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-18 00:00:00
258307文字
会話率:27%
剣と魔法の世界を舞台にした国家運営シミュレーションゲームアウグスト戦記、その重厚なストーリーと美麗なグラフィックその洗練されたゲームシステムに心奪われていた銀行員の稲葉 遼(28歳)は、ある日アウグストの世界の女神アステリアにより異世界アウ
グストの世界に女神派の君主であるラルフとして突然転生させられる。邪神派と女神派による長き戦乱が続くこの世界で圧倒的な劣勢である女神派の君主となった男ラルフは、唯一人辺境の森ので目を覚ます。その悲惨な状況の中ラルフはその強メンタルにより徐々に世界に順応して森を切り開き農地を整え、他種族を領民と迎え人口を増やし、多くの強力な配下を従え軍備を整える。やがて彼はは世界に大きな影響を与える事になる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-03 13:27:31
189536文字
会話率:34%
ハインツ王国の侯爵家三男『レオンハルト・ド・クロワ』は、王国の次期女王にして、聖女の称号を持つ『セシリア・フォン・ハインツ』の婚約者だった。
レオンハルトが次期女王の王配として披露れるパーティの当日に突如セシリアによって婚約破棄を告げられ
てしまう。
セシリア王女の双子の妹であるミーリアの陰謀であったのだが、その時はそれに気づく事も出来ず、実家からも見捨てられ、ハインツ王国の北の辺境を超えた場所に広がる、魔の森へと放り出されてしまったレオンハルト。
一方セシリアは、悪魔柱ダンタリアンと契約したミーリアによって呪いを受けその姿を雀へと変身させられてしまう。
セシリアが元の姿に戻るためには、悪魔柱ダンタリアンを倒さねばならない。
姿を消してしまったレオンハルトを探して空へ飛び立つ。
レオンハルトは自身が持つスキル【ブースト】の有効活用もスキルの意味すらも理解しておらず、通っていた学園で身につけた、スキルも持たない剣術と、基本属性の初期魔法だけが使える状態であった。
魔の森の中で、なんとか生き延びて村を興し、いつかは建国ができればと思いながら開拓にいそしむ事にしたレオンハルトは、雀の姿になってしまったセシリアと出会う事で、セシリアの姿を取り戻すために、ミーリアとダンタリアンを倒すことを決意する。
レオンハルトは【ブースト】スキルの真の力に気付き怒涛の勢いで、その勢力を広げる事になり、いつしかこの世界を掬う為のリーダーへと成長していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-30 06:59:46
144885文字
会話率:36%
CRAW《クラウ》―神様に呪われました――
何という事もない普通の人生を歩むはずだった会社員――天宮慎二、二六歳は、ある日突然、不幸な交通事故に遭い、その短い人生に幕を下ろした。
慎二が意識を取り戻したのは、全てが曖昧な純白の空間。
どうやら慎二は勇者候補として、異世界に召喚される――はずだった。
しかし、彼の運命は、神の悪戯によって大きく変わる。
その神は、邪神であった。かの邪神はある目的から勇者候補の魂に介入し、その一つの魂を捕らえた。その捕らえられた魂とは、皮肉にも慎二の魂だった。
邪神は三つの呪いをその魂に課す。決して勇者として覚醒することなどない強力な呪いを。
凄絶な激痛を伴いながら三つの強力な呪いをかけられてしまった慎二は、異世界へと落とされながらその意識を闇へと閉ざす。
そして、慎二が次に目を覚ましたのは――
「ピピビィィィィ(なんじゃこりゃー)!」
変わり果てた姿で横たわるジメジメとした薄暗い洞窟であった。
*『カクヨム』にて先行掲載中です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-01 19:00:00
179834文字
会話率:33%
ベイリンガル侯爵家唯一の姫として生まれたエレノア・ベイリンガルは、前世の記憶を持つ転生者で、侯爵領はエレノアの転生知識チートで、とんでもないことになっていた。
そんなエレノアには、本人も家族も嫌々ながら、国から強制的に婚約を結ばされた婚約
者がいた。
国内で領地を持つすべての貴族が王城に集まる「豊穣の宴」の席で、エレノアは婚約者である第一王子のゲイルに、異世界から転移してきた聖女との真実の愛を見つけたからと、婚約破棄を言い渡される。
ゲイルはエレノアを聖女を騙る詐欺師だと糾弾し、エレノアには国外追放を、ベイリンガル侯爵家にはお家取り潰しを言い渡した。
お読みいただき、ありがとうございます!
この作品は「アルファポリス様」「カクヨム様」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-30 00:00:00
55623文字
会話率:24%
その龍は退屈していた。ある日、必死の表情の男装の王女が龍の元を訪れる。暇つぶしに龍は少女に、王女を王子に転換。龍女の魔法により荒れ果てた王国を緑の大地に代え、宮廷内の反乱を制圧。
国を守り、王子の手助けをしながら強国に導く物語である。
最終更新:2022-04-10 23:55:40
40312文字
会話率:34%
科学技術の発展に伴う環境汚染の結果、死にゆく惑星となってしまった地球。人類は居住可能な惑星を求め宇宙へ旅立つ。
創暦100年。地球を旅立った12隻の内の1隻である【オライオン・ナイン】は亜空間航行後、環境的に地球とよく似た惑星【ツーワン
】へ惑星調査を行うために、12人の調査員を派遣する。
ツーワンへ降下を開始した直後、原因不明の事故により12人は散り散りになってしまう。しかもツーワンは魔法技術が発展した、剣と魔法の惑星だった。
調査員の一人であるシオンは、惑星を調査しつつ、散り散りになった仲間と合流し母艦への帰還を目指すが、多くの国家や組織が彼らにとって超常的な力(科学力)を持つ12人を取り込もうと動く。シオンも例に漏れず、様々な陰謀に巻き込まれていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-09 09:00:00
3849文字
会話率:53%
主人公は交通事故によりこの世を去ってしまう。だが、彼は女神イシュタリーテに気に入られ、ヴェルトリア王国の王子として生まれ変わる。レヴィオニア帝国の継承国ヴェルトリア王国、かつては覇権国家として、全ての地に平和と秩序をもたらし、栄光に満ち溢
れた国であった。
しかし、悲しいことに政治に腐敗は付き物。ヴェルトリア王国は次第に腐敗していった。
さらに、エルフなどの異種族だけでなく、同じ人間種までもが国の混乱に乗じて独立。全盛期に比べ領土を大きく減らすことになったのである。だが、それでもヴェルトリアの腐敗は止まらなかった。役人たちによって賄賂などが横行し、王朝内では権力闘争に明け暮れ、世は大いに乱れていった。増税そして飢饉に民衆は大いに苦しみ救世主を待ち望んでいた。
そこで現れたのがムスク・ルーベンスという男である。彼は「平済道」を起こし、人々を救済、多くの者が彼の元に集まった。
そして、主人公が転生してから十年の月日が流れ、統一歴545年。ついにムスク・ルーベンスは政治腐敗したヴェルトリア王朝を打倒しようと、信者十数万を率いて反乱を起こしたのである。
そんな世で主人公は王子として国を立て直し、もう一度栄光を取り戻すことができるのだろうか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-25 06:00:00
101568文字
会話率:44%
主人公は現代を生きる絶滅危惧種。若さを持て余し満たされぬ思いを抱いていたある日,別世界に飛ばされる。なし崩しに厄介ごとに巻き込まれていくうちに,そのスケールは次第に大きくなっていき,いつの間にか世界を相手に戦わされる羽目に。不器用で損ばかり
しているような彼を待つのはどんな結末か。
補足:
ハッピーエンド(?)になる予定ですが,そこまでは厳しい展開の連続になる予定。
主要登場人物:
森城茂(18)高校生。生い立ちの影響が大きく自他ともに認める絶滅危惧種。ある日突然別世界へ落とされ,暫定的にジョウを名乗る。
ブロケイド=ハン(49)自称,勇猛な騎馬民族の末裔。自らの目指す国造りの為,ジョウの存在を知りスカウトにやってくる。
マードック(32)野党の巣窟に落ち,女として地獄を見る。覆面をかぶり女を捨て,世の中全てへの復讐を心に秘める。
リリー(17)帝国黒軍の技術担当。どこをどうみても憎めない造りの顔で,部隊内の癒し担当も務める。
ユーリエ(17)魔法王国アリシアの女王。隣国には聡明で気品があると評判だが余人には言えない悩みとちょっと変わった趣味を持つ。
※年齢は登場時のもの。随時追加していきます。
その他:
『紅』とはクロスオーバーです。
元来は複数主人公によるオムニバスにしようと思ったので,「俺は…」「私は…」と自分が誰かを明示して書き出しています。修正可能なうちに修正できたら,タイトルと体裁が変わるかも知れません。
今のところ時系列に沿って書いていますが,将来的に話の順番が変わることもあるかも知れません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-21 00:00:00
634867文字
会話率:52%
戦国乱世の動乱。救済を求めた民衆の間には、常世神や志多羅神といった外神とも言える民間宗教信仰の下に団結し、国造りを始めた。
最終更新:2021-10-16 18:44:21
10713文字
会話率:58%
魂だけになって輪廻転生の輪をぐるぐる回っていたら、異世界を作った新米女神にクジ引き感覚で輪廻転生の輪から引っこ抜かれた主人公。
唖然としてたたずむ魂に女神が望んだのは、
『勇者として魔王を倒して!』ではなく
『暇つぶしに世界をどうにかし
てみろっ!!』でもなく、
『魂の運営関係上必要だっただけで、特にどうこうしろといわけではないですよ?』でもない!!
『貴方の世界の知識を、私の世界の発展のために生かしてみませんか?』
まるでどこぞの会社の勧誘のような言葉とともに、半ば強制的に生まれたての異世界に落とされ魂は、ため息をつきながら「祟られても嫌だし……」と渋々世界の運営を行うことを決意する。
が、
「人間どころか……生物ですらない、無機物なんだけどぉおおおおおおおおお!?」
これはとある石が、原始の神話の時代から、一つの国を作り出し世界を変えていく物語。
…†…†…………†…†…
編集ページを開くのに時間がかかるようになったので、物語を分割しました。
第二部「異世界で『賢者……の石』と呼ばれています ――乱歩日記帳――」(https://ncode.syosetu.com/n3849ey/)で引き続き継続投稿していきます。
今後とも応援よろしくお願いします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-09 18:00:00
2003140文字
会話率:44%
現代から古代に飛ばされて来た緊急救命医が同じく未来人の考古学者と協力して国造りして行く古代ファンタジー。果たしてタイムパラドックスは起こるのか?
この作品は「pixiv」にも掲載しています。
最終更新:2021-09-05 02:25:38
265690文字
会話率:47%
日本在住歴も10年以上経ちハンバーガーショップを開店することにしたアメリカンジョークが大好きなマイケル。気まぐれで寄った路地裏で占いを怪しい女にしてもらったところ突如意識を失う。気づいたら身に覚えのない森に。ここはどこだ?
スキンヘッド
にサングラスの強面黒人だけど陽気なジェームズが頑張って大統領を目指す話です。初投稿なので応援してもらえると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-26 12:05:31
13911文字
会話率:35%
この世界はまもなく滅亡する。
ある日、しがない錬成術士の青年ニーノは前世の記憶を取り戻し、自らの世界がとあるゲームそっくりだと気づく。
そして極悪難関な人類壊滅ルートを邁進中だという事実にも。
しかしそれを説明したところで、誰一人信じて
くれるはずもない。
それでもと足掻いてみたが、あえなく失敗に終わり罪人として捕まりかけてしまう。
間一髪で王都から逃げ出したニーノは、ゲームでの初期スタート地点であった村へとたどり着く。
ニーノが目的としたものは、村のすぐ近くに隠されていたダンジョンであった。
地上が火の海に呑まれるなら、地下に住めばいい。
その発想を元に、万能に近い錬成の力を手に入れた青年は安全な拠点づくりに着手する。
滅びに向かう世界で、せめて身近な人だけでも救おうと。
だが祖国を追われた人々が次第に集まり、ただの拠点作りはニーノの思惑を超え、いつしか巨大な国造りへと変わっていく。
そんなわけで、さくっと錬成、さくさく開拓の始まりです。
※人が増えるのは話数が結構進んでからです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-03 12:00:00
456389文字
会話率:29%
地方貴族の三男アルフレッド・プライセン。12歳。
三男は、長男、次男に比べ地位が低く、「貴族の三男はパンの無駄」といわれるほどに立場が弱い。子爵の父の重臣達からも陰で小ばかにされていた。
小さいときにたまたま見つけた「小役人のススメ」という
本に魅せられ、将来は貴族ではなく、下級(小役人)でもよいので、中央政府の官僚になり、甘い汁を吸いながら、地味に、でも裕福に暮らしたいと考えていた。
そんなアルフレッドには、秘密があり、6歳の時に、魔王に左目を喰われ、以来、魔王が左目に居候をしており、魔王の強大な力の一部を行使することができる。そのことを周囲に知られると、暗殺や監禁・洗脳され、飼い殺しにされるかもしれないと恐れ、6年間、その力をひた隠しにしてきた。
ある日、隣国の侵攻を受け、初陣なのに、前線指揮官として、時間稼ぎ(捨て石)の命令を受ける。最前線から生き残り、将来、中央政府の官僚になるために、魔王と協力し、周囲を巻き込みながら、己の知恵や周囲にバレないように「力」をつかって、切り抜けていく。
官僚の一員として、隣国から国を守りながら、愛書「小役人のススメ」の内容を信じ、自分の小役人道を進む。賄賂や権益の誘い、ハニートラップに時に引っ掛かりながらも。
強国になるには優秀な官僚が必要である、と、アルフレッドの活躍を通じて、いつの日か大陸中に認められることを目指す物語
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-13 03:00:00
233639文字
会話率:26%
時は蘇我氏全盛期の飛鳥時代、皇族の血を引いて生まれた少年久米 極(くめのきわみ)は、蘇我氏の目を逃れながら、母方の里で成長する。
しかし、時代の波は少年皇子をいやがおうにも歴史の表舞台に引き込んでいった。
類まれな才覚に恵まれた少年皇
子は、その時代の荒波に翻弄されながらも、幼い頃に心に誓った理想の国造りを目指して、多くの苦難を乗り越えながら、ついには「東国独立」という、前代未聞の大事業へと突き進んでいくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-23 08:19:08
237745文字
会話率:49%
「元・大神官リヒト・スメラギを国外退去処分とする」
最下層のスラム出身にもかかわらず、若くしてグランアルス帝国の大神官に抜擢されたリヒト。ところが大神官の重要性はいつしか忘れ去られ、ついには皇帝デュオの意志によって役職じたいが廃止されてしま
う。最後まで命令に背き大神官の重要性を訴えていたリヒトは、国家反逆の疑いをかけられ国外退去の憂き目に遭う。
しかし、彼の主張はすべて真実だった。精霊に祈りを捧げるという大神官の仕事は形式的なものではなく、帝都全体を魔力で満たすために必要不可欠な儀式だったのだ。リヒトを失った帝都は精霊の加護を失い、魔力が供給されず大混乱に陥るが、すべては後の祭りだった。
いっぽうリヒトは、行く先々の村で人助けをしたり、帝都からの追っ手を軽く返り討ちにしたりと、気ままな旅を満喫する。精霊の力を自在に操れる彼は、最強の魔法使いにして超一流の騎士でもあったのだ。やがてリヒトは、精霊の導きによって辺境の中立地帯へとたどり着く。リヒトの元には、皇帝での妹でたぐいまれな美少女のナナステラを始め、信頼できる仲間と優秀な人材が続々と集まってくる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-04 17:00:00
34483文字
会話率:40%
獅子沢 博介(ししさわひろすけ)は派遣切りにあってしまい、無職となっていた。
そんな時に手稲にある実家から呼び出しを受けて帰省すると父親が亡くなっていた。
不思議と悲しくならなかった。父親と母親はリサイクルショップを経営しており、現在
は母親だけでなんとか経営している。
しかし、父親の遺書には博介がリサイクルショップの店長に任命すると書かれてある。
ちょうど無職なので父親の跡を引き継ぐのだが、
リサイクルショップには開かずの扉があった。どんなに力を加えても開かないその扉は、ある振動とともに開かれた。
そこに繋がっていた場所は異世界であった。
異世界で山奥のほうにある場所だとわかり、滅びかけた村を見つけた。
そこでは栄養失調と餓死者で苦しむ人々がいた。
博介はリサイクルショップで使用されている売れ残りの家具などを持っていくことに、
間違って電気がないと動かない携帯ゲーム機などを持っていくと。
なんと起動したのだ。どうやら異世界に充満するエネルギーが電子機器を動かしていることを知り、村の村長であるネンネとともに、村開拓を始める。
リサイクルの品をもってくる博介に村人たちは薬草や鉱石などをお金のかわりに提供する。
それを博介は現実世界に戻って、薬草を使用すると、なんと傷が魔法のように消滅するではないか、
弟の林助がそういった謎のものを売るお店をやっており、
林助とタッグを組んで、ぼろ儲けを企む、沢山のお金を稼いだら、リサイクル品を沢山仕入れて、また村に持っていく、これはリサイクルショップの交易物語である。
あと交易の品を奪おうともくろむ山賊や、
なんとか交易村と交易したい王国の王様や、
山の向こうから侵略してくる魔族など。
色々な要素がまざっている物語である。
※カクヨムにて掲載しています
※アルファポリスにて掲載しています
※エブリスタにても掲載しています
※ノベルバにても掲載しています
※ノベルアップ+にても掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-12 17:52:18
168172文字
会話率:42%
突然ウェイト・ガラハムはパーティーを追放された。理由は彼がヒャッハーし過ぎて周りからの視線にヒーラーとバフが耐え切れずパーティーから脱退した事だった。
パーティーリーダーはウェイトを追放して新しいパーティーを作っていく。
ウェイトは偶然見
つけた扉を通ったら、そこはどこかの遺跡の中であった。
そこには巨大な画面があり、画面からウェイトは話しかけられる。
ウェイトが持っているアイテム等をお金として巨大な画面から買うという形になった。
支払ったアイテムや素材などで、この遺跡が発展して売り物が増えて行く。
どうやらこの世界は遥か昔に栄えた古代文明の国であり日本と呼ばれていた。
それが時代と共に衰退していった。
ウェイトが最初に購入したのはマシンガンとチェーンソーとカップ麺数1000個であった。
テレビ画面は眷属を国中に解き放っており、この国が食料の危機だとウェイトに伝える。
ウェイトは大量のカップ麺とともに国王に直談判しに行くのだが。
抵抗されたのでヒャッハーしながら片端から兵士を薙ぎ払い。
国王に強制的に売り飛ばそうとする。
剣士職から商人職に転職した彼は最初【鑑定】と【交渉】しかスキルがなかった。
これは扉の向こうの遺跡から多種多様なアイテムを購入して、疲弊した王国を再建する物語である。
ごくまれにヒャッハーして多くの人を巻き込む商人の話でもある。
※カクヨムにても掲載しています
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-21 17:10:56
18188文字
会話率:56%
女たらしの駄目人間のニートである零『れい』は毎日街にいっては女をくどくことしか考えない毎日、いつも女にご飯をくわせてもらって、10又をかけているという、女の敵、
それでも顔がいいわけでも、お金をたくさんもっているわけでもないのに、たく
さんの女からすぐに好まれてしまう、
しかもそれは動物にも影響され、
動物園にいけばたくさんの動物たちが零を歓迎するように興奮しだすのだ。
それと零はとてつもなく動物が大好きだったりする。
一時期虐待される犬とか猫を助けるためにがんばったりしてものだ。
そんな彼にも転機がやってくる。
女性をカラスのフンから助けようとして、トラックにはねられて死んだのであった。
女性の神様がいる場所に到達した零は神様を口説こうとしたが、
彼女はある異世界が危機に瀕しているということを、
それはモンスターたちの全滅というものだった。
人間たちのモンスター迫害、
なのでモンスターの国をつくってたくさんのモンスターとたくさんの人間の平和的な世界をつくってほしいと頼まれる。
そして最終的には、
勇者になってくれとお願いされるのだ。
この物語は女たらしの勇者が美貌の魔王とであって協力する話である。
基本はのほほんとスローライフでモンスターの街をつくりつつ、
零には何個かのチートスキルを授けられている。
それはモンスターの卵を召喚できるというものだった。
※アルファポリス、エブリスタにて掲載しております※
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-01 20:29:35
35454文字
会話率:24%