____以下、特殊コードを確認
『099995746323532252168462272267436』
何者かの妨害が発生
エラーコード《666666666》を検知
───通信の切断を確認
此の先閲覧を推奨せず
以下のEPを解禁した者にのみ
閲覧を推奨する
悔悟《零乃壱-死の輪舞編-緇衍豺-》
秘話《secret file-極秘指令-
絶死國を超えた者への賛美歌》
挿話《或る御伽噺-クロウエル家と禁忌の魔女》
本編—懐旧-19×××年軸《呪殺相手募集中》
遺記—《20×××年に蔓延した疫病の記録-零》
《上記の条件達成を確認しました》
以下のEPを解放
[誰ぞ死を望む者、其の願を叶える者]
──Killing each other for a wish.
この作品は占いツクールにて作成した
『https://uranai.nosv.org/u.php/novel/fones1/』を
元データから復元し、再構成したリメイク版です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-03 20:46:20
483文字
会話率:0%
女神と邪神が百合百合チョコレート合戦をしていたら、外宇宙からタコがやってきて、チョコレートを切断してしまいました。怒った女神はロリビームを発射しました。(ノベルアップ+にもあります)
最終更新:2023-09-30 07:55:44
1660文字
会話率:80%
柴坂誠一郎は、家族から区別され、赤の他人のように育てられてきた。彼はそんな生き方に嫌気がさしていた。そんなある日のこと。彼はその積憤を払うように、また逃げるようにして、家族を皆殺しにしてしまった。
彼の心は人形のように無機質で、肌の温も
りすら感じぬほどに冷静だった。
彼は家族の死を見届けると、空腹であることに気づく。家には食料はなかったため、買い出しに出かける。彼が帰るとそこに家族の死体はなかった。しかし、その代わりに口元を真っ赤にして骨をしゃぶる十歳ばかしの少女がいた。暗い血の海に浅く腰掛ける少女はなんと妖艶で幼かったことか。
まるで遙遠の世界にいる少女は誠一郎に向かって歩く。彼は浅く死を覚悟した。膝から崩れ落ち、ただただ黙る。しかし、少女はただ年相応に笑うだけだった。そして、無邪気に、彼の頭を撫でるだけである。
誠一郎はこの時、少女がジェスチャーで指摘するまで自分が泣いている事に気がつかなかった。
少女は言葉が通じなければ、この歳なら誰もが知っていそうな基礎知識も欠落していた。出身もどこの家の子かもわからない。ただ分かることがあるとすれば、この少女は人の肉を喜んで食べるという事だ。何故自分は食べないのか、この少女はどこから来たか。等々の疑問はあったが、ひとまず彼は少女にハナと名付け、預かることにする。それから誠一郎とハナの奇妙な共同生活が始まるのだった。
ハナの食糧は基本的には人である。誠一郎はハナの食欲を埋めるために食べられてもいい人間を探す。それが犯罪者である。自分の罪に対しての罰と言う偽善に満ちた善行かどうかは知り得ないが、誠一郎はそれがベストだと考えた。
そうして、何度目かの被食者との出会いと別れを繰り返した時だった。被食者によって四肢を切断され絶命した死体の田宮風香と出逢う。彼女は死んでいた。しかし、どうしたものか、ハナが生き返らせてしまった。理由も方法も分からぬが、ハナは自分がやったと言い張る。誠一郎はひとまずハナを信じる事にした。現に、死体が生き返っているのだから。
風香には帰る所がなかった。自分の居場所がどこにもなかった。
誠一郎はそんな彼女を引き取ることにした。それが彼女にとって幸か不幸かは知らぬ。だが、彼女は出ぬ涙を流すのだった。
そうして、三人の不可思議な生活が再スタートする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-24 13:00:00
290671文字
会話率:49%
親友の小林に伝えられた事実。
クラスの美少女が俺に告白するらしい。
その話は本当で俺は彼女の告白の答えを一日待ってもらうように答えた。
だが答える前日、家の中に入った不気味な殺人鬼に俺は四肢を切断され無惨な殺され方をしてしまった。
気づ
けば別の世界に転生した俺はシオンという女の子に命を助けてもらう。
そのシオンに俺は魔王討伐を依頼され······
これは単なる冒険譚ではない。
時間と世界を超えた恋の物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-26 20:58:09
96443文字
会話率:57%
札幌のすすきのの「頭部切断持ち去り事件」の、2週間後、金沢駅西口(裏側)近くにある、ラブホ「ピンク・シャトー」で、同じような「ラブホ頭部切断殺人事件」が起きた。
当初は、すすきのの事件の模倣犯と思われたのだが、この金沢市の事件では、証
拠は、ラブホに出入りする、男女の画質の悪い防犯カメラのみしか、残っていなかったのだ。
3ケ月過ぎても、事件は、全く解決しないのだ。
で、あるWEB投稿サイト「小説家になるぞ」に、ある小説が投稿された。
作者曰く、新聞、テレビ、週刊誌、SNS上の書き込み等からの情報のみからの推理だけで、この小説を書いたと言うのだが……。
それにこの小説自体が、このWEB投稿サイトに投稿された小説と、本当の現実とが、混在している不思議な構成となっている。
遅遅として進まぬ捜査。
深まる謎。
そして、あっと驚く、衝撃のラストまで、あっと言う間です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-23 19:24:51
14955文字
会話率:26%
この物語は、衝撃の場面から始まる。
早朝、犬の散歩をしていた男性は、愛犬が異常に吠えるので、その犬に引っ張られるように、散歩コース近くの児童公園へ行った。
だが、そこで見たのは、無惨にも首を切断された猫たちが、まるで、キャベツか、
スイカの、小さな畑のように、5匹づつ縦に並べられ、しかも、それが3列もあったのだ。
それだけでは無かった。近所の中学校の制服を着た、アイドル顔負けの美少女が、「じょうろ」で、その「猫の首の畑」に、水を撒いていたのだった。
後に、マスコミによって銘々された「猫の首の畑事件」の始まりだった。
で、即、現場に駆け付けた警官に身柄を確保され、彼女は既に万満14歳の誕生日を迎えていたため、現行刑法上の刑事責任無能力者にはならずに、少年法の適用を受け、家裁送致後、精神鑑定の結果、医療少年院送りとなった。
付けられた病名は、解離性人格障害。
しかし、彼女は、猫神様が自分に取り憑いて、猫神様の命令の通り実施したのだと言って聞かないのだ。
だが、この現代に、猫神様などが果たしているのか?それが憑依してこのような残虐な事件を、果たして起こし得るのか?
この物語は、猫神様の憑依をめぐっての、「オカルト」と「児童青年精神科医」との、激しい闘いの話なのだ。
この物語の、実質的主人公でもある、K大学医学部教授の大口秀夫教授は、この難問に果たしてどうやって、取り組んで行くつもりなのだろう……。
そして、驚愕のラスト。
是非、是非、御一読下さい!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-02 09:20:32
14106文字
会話率:27%
この話は、世界最高峰で日本初上陸のファイブ・スター・イリュージョン劇団の講演を見て来た、現役T大大学院生の護青年が、どうしても解けないトリックを、叔父さんに質問するところからスタートするのだ。
相手は、叔父さんとは言え、警視庁捜査一
課の現職の刑事なのだ。
ただ、この前の強盗事件の取り込みの最中、犯人に左上腕部をサバイバル・ナイフで切られ、現在、緊急手術後の治療後のリハビリ中である。この現職の刑事は、元、一流の高校の奇術部の部長だた。だから、奇術のトリックにも詳しいのだ。
ここで、護青年は、極意で録画・録音した、場面を見てもらった。
「おおっと!」、ここで、現職の刑事が、身を乗り出して、目を見張った。
しかし、現職の刑事が見たのは、暑さわずか数ミリのベニヤ板の上での人体切断マジックである。これでは、とても身を隠す場所など絶対にあり得無い。これは可笑しいと、現職の刑事は直感した。……これは、トリック上絶対あり得無いのだ!!!
「ギエエ…………!!!」、絶叫が会場内に、大音響で響く。
更に、護青年は、舞台の脇に流れ落ちた血液を、ティッシュペーパーで拭って来たのだ。で、鑑識に見て貰った。本物の血液だったのだ。
では、あの「人体切断」は、本物なのか?
闇バイトでは、双子(一卵性双生児に限る)が半年前からあったと言う。
果たして、「人体切断」の、行く付くとこは、何処なのだろうか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-08 15:00:40
2799文字
会話率:30%
真理を語る事を日常とす
最終更新:2023-08-19 08:11:02
6749文字
会話率:0%
なんてこった! 親友の裏切りで、無実の罪を着せられるなんて。オレは勇者なんて知らないし、関わったこともない。ましてや、そいつを助けた覚えなどあるものか! だが死刑と同等も言える厳しい罰を与えられた。ツノを切断される痛みや苦しみは、喩えよう
がないほどだった。さらには魔界から追放。ツノを失ったせいで、魔族の能力は消滅。水面に映ったオレの姿も、卑劣な人間そのものだった。
これからどうやって生きていけばいいのだろう。そんなとき、魔界と人間界を繋ぐ『狭間の森』で、運悪く冒険者パーティに遭遇した。これはマズい。殺される! ところが……。オレにはツノがないため、魔族だと気づかれずに済んだようだ。魔族の敵である彼らに同行し、不吉な人間界を訪れることになった。慣れない人間界でカルチャーショックを受けつつ過ごしていく。あれ? 人間界って……なかなかイイかも。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-10 18:11:41
157032文字
会話率:37%
エンプティドールと呼ばれる機械人形が存在する未来。
エンプティは人間と全く同じ見た目だが、人間以上に美しい。世界中のステーションに常駐され、専用端末を使えば、いつでも、どこからでも、ダイヴする事が可能となる。リアルでの人の移動が不要となった
世界で、自分の体と同じ様に操作が出来るエンプティは、人々に受け入れられていた。
エンプティパイロットのプロとして働くベルは、ラムネとネオンと一緒に暮らしていた。そして、ベルたちの元に、とある依頼が舞い込む。
それは、暗殺を噂されている大富豪マツリノ・キンギョの一人娘マツリノ・リンゴの護衛だった。
多くのスキャンダルを噂されているマツリノ・キンギョは、自ら警備システムを組み、広大な敷地内に籠って暮らしている。
キンギョと同じ敷地内に住むリンゴの護衛に付いた、ベル、ネオン、ラムネの三人。明るく奔放なリンゴは、人が乗ったまま空を飛ぶドローンで遊び、音楽を聴きながら端末をいじる日々を過ごしていた。平穏な生活を続けるリンゴの屋敷で、護衛に付いていたエンプティの一人が、手足と首をバラバラに切断された状態で発見される。さらに、そのエンプティが発見された場所は、密室だった。目撃者は誰もおらず、犯人の行方も、犯行の理由も不明。
そんな中、マツリノ・キンギョの暗殺が動き出す。
それぞれの思惑が錯綜する中行われる衝撃の結末とは?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-25 21:00:00
139611文字
会話率:30%
織田信長軍は斎藤道山軍の残党を捕えました。
織田軍兵「こっちへ来い。」
織田信長軍は斎藤道山軍の残党を織田信長軍の城の地下へと隔離しました。
最終更新:2023-07-22 18:00:00
2132文字
会話率:71%
短いミステリーのストーリー。切断された手を持つ男、顔のない人の姿の妖怪など!!
最終更新:2023-06-20 13:55:22
294文字
会話率:20%
自分というものにぼんやりとした疑問を持つ桐村壱馬は、親友寿々木翔作と共に身近で起きた殺人事件に興味を持つ。
17年前の猟奇殺人「南美代子切断・殺人事件」、天才科学者にして壱馬の養父・桐村琢馬の実験、そして17円前の事件と琢馬の関係・・・それ
は美代子の事件を切欠に刑事になった西実由季、壱馬と翔作の幼馴染である北条由希乃と宮本輝彦、17年前の事件の担当刑事・守咲将汰らを巻き込んでいく。
全てが紐解かれるとき、ヒトの黒い欲望が妖の如く現れる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-17 19:00:00
47074文字
会話率:15%
普通の高校に通う普通の高校生であったはずの外海環はある日、首を落とされた親友の死体と未知なる力を使う連続殺人鬼『首狩り』の姿を目の当たりにしてしまう。
親友を亡くし悲嘆に暮れる彼の前に現れたのは、少女の形をしながらも人ならざる力を持つ機
械(マリオネット)――『操人形』セレーネ。
自身に『操力』を供給してくれるマスターの存在を求めるセレーネに対し、環は契約の条件として示したものは一つ。
日常を奪った『首狩り』への復讐に、その手を穢すことだった。
親友を殺した『首狩り』を探し出し、この手で必ず復讐する。
バラバラに切断された平穏な日常を、もう一度繋ぎ戻すために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-09 19:00:00
93052文字
会話率:35%
虐待で命を落とした少女だった私は今、二つの人格を心に宿し駆け回る。
周りには怨呪と呼ばれる怨みの集合体である化け物。そいつらを倒すため私、楽羅輪廻《かぐらりんね》がもう一つの人格になり刀を握る。
だが、なんでいつも俺の体は両腕切断や
腹を貫通されなきゃなんねぇーんだよ! ふざけんなよ?! 痛感が無いからと言って、体が回復するからと言って。
もっと俺の体を大事扱ってくれやクソが!!
妖殺隊と呼ばれている怨呪を倒す特別部隊。そこに所属している楽羅輪廻の先輩、樹里彰一と共にこの世の怨みを斬っていく。
異世界和風ダークファンタジー
※カクヨムにも投稿中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-28 15:52:45
120583文字
会話率:39%
人里離れた山間に建つ小さなスキーロッジ。そこはかつて、“首斬り博士”と渾名された医師の邸宅として使われていた館だった。建物が“首切り博士の館”と呼ばれていた時代の名残を残す、展示された断頭台。その断頭台の上で、首を切断された死体が発見され
る。
少年探偵、乱場秀輔の推理は?
※毎週月曜日、木曜日に最新話を投稿いたします。文章量の関係で、二~三話を同時に投稿する場合もございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-01 19:00:00
173702文字
会話率:69%
気が付くと、狭い部屋にいた。そばには、首を切断された死体がひとつ……。
「カクヨム」にも掲載しております。
最終更新:2020-03-28 09:07:09
2738文字
会話率:33%
連続して発見される首無し死体。現場と死体の状況から、探偵はギロチンが凶器に使われたのではないかと推理するが、ギロチンの他に首までもが現場から持ち去られた理由が分からない。警察の捜査でひとりの容疑者が浮上するが、その容疑者には鉄壁のアリバイ
があって……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-23 20:00:00
11607文字
会話率:73%
始まりは十三年前。天が割れ、裂け目から異形の生物――『異獣』が地球上に降り立った。破壊の限りを尽くしていた『異獣』に対する有効策を持たなかった人類を救ったのは、『魔法』を顕現させた少女たち。以来、『魔法少女』たちは報奨金や名誉、復讐のために
戦っている。
「ははっ……冗談だろ? 朝起きたら女の子になってるとか、さ」
ある日、普通の高校生として暮らしていた梼原紬は、目を覚ますと銀髪の少女になっていた。男が女に変わる理由はただ一つ――『魔法少女』に覚醒したからだ。
覚醒して『魔法少女』になった者は例外なく強力な魔法を顕現させる。紬が顕現させたのは全てを切り裂く『切断』の魔法。
そんな紬の監視役となったのは『魔法少女』叶紗季。しかも、監視のために紬は紗季と同居生活をすることになり――
「なんでお風呂にも入って来てるのっ!?」
「監視のためです」
「ならせめて服着て!?!?」
「お風呂で服は着ませんよ」
それから始まる楽しい?同居生活と、『魔法少女』としての活動。
覚醒した『魔法少女』の紬は強かった。どんな『異獣』も一刀両断。その力は圧倒的で、瞬く間にSクラスの『魔法少女』となっていた。
――『万物両断』《シュナイデン》。その『魔法』は、絶望すらもぶった切る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-06 18:14:39
99771文字
会話率:37%
俺は、配信をして、全世界に自分が殺人をしているところを見てもらおうと思う。
さて、どうなる?
最終更新:2023-03-04 17:06:00
1345文字
会話率:12%
潜水艦で作業中、ケーブル切断によって中に閉じ込められた久志(ひさし)。二度と日の目を浴びることは出来ないと悟った彼は、出発前に彼女の有紀(ゆき)に渡された紙を読む。そこには……?
最終更新:2023-01-09 20:44:02
1359文字
会話率:24%
目覚めた時、僕は道路脇のアスファルトで仰向けに寝ていた。身体を起こすと、何やら言い争いをしている人々がいる。彼らは皆腕が切断されていたり、血を流していたり、異様な見た目をしていた。
「おい兄ちゃん、やっと目が覚めたか」
そう言って僕に声をか
けたのは、酒の一合瓶を片手に持った五十代の男。そして彼は僕がここで寝ていた理由と、この場所にまつわる話を始めるのだった。
※この作品は、いでっち51号様主催「紅白ホラー小説合戦2022」参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-31 22:00:00
3480文字
会話率:27%
廃墟撮影が趣味の高校三年生の小西は、ブラックハウスと呼ばれる廃墟に向かっていた。
その廃墟は、家の持ち主の娘の霊が出るとして、有名な心霊スポットになっていた。
廃墟に訪れた僕が、カメラを片手に探索していると、天井から吊り下がるロープに手をか
ける女と出会う。
慌てて彼女の自殺を止める小西だが、彼女は何食わぬ顔で手にしたナイフでロープを切断する。
彼女は大学院生で、名前を東藤といい、この建物には休息のために訪れていると話す。
ミステリアスな彼女に興味を持った小西が彼女と話をしていると、次第に天気が悪くなり、雨が降り出す。
降りしきる雨の中、小西は廃墟の中で女と話を始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-18 15:00:00
25196文字
会話率:51%
怪しい過去を持つ男女が招待状を手に太平洋に浮かぶ島に建つ館、【不死鳥館】に集められていた。
出迎えるは館の主人、執事、そして一度も島から出たことがないという主人の娘。
総勢9名の男女は初日こそ島での生活を楽しんではいたが、その晩事件
が起こる。
宿泊客の一人、鳳凰堂椿と名乗る少女が生首だけとなって発見されたのだ。
外部犯の犯行の可能性は無く、加えて島に閉じ込められてしまう。
誰が、何のために、首は切られるのか。
【不死鳥館の殺人】は、こうして始まった――。
――と、そんなありがちなミステリーの舞台の【裏】で、ある異常事態が進行していた。
死体、いや、発見された生首では無く、体の方。
首を切断されたはずの体が起き上がったのだ。
見れば、斬られたはずの首から上がしっかりとあるではないか!
首を切られて死んだはずの鳳凰堂椿は冷や汗を流してつぶやいた。
「このまま出ていったら……私が不死身だということが、バレる!」
某出版社の新人賞、メフィ……賞の座談会にて
「今回(2022年下期)一番の問題作」
「長い」
「作者の熱意がどんどん読者の中に注ぎ込まれていって、溢れてもまだ注がれて、最後に読み手が、作者の熱に溶かされて終わる」
「長い」
「メフィ……賞以外でデビューしてほしくない」
などと言わしめた作品を、期間限定ながら一挙公開!
果たして、不死鳥が紛れ込んだ、よくあるミステリの舞台はどうなってしまうのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-30 21:30:33
379405文字
会話率:39%
1875年、アリゾナ――
賞金稼ぎのジョーが酒場で出会った男は、カタナと呼ばれる剣を遣う、サムライだった。
眼にも留まらぬ速度で繰り出されるジャンゴの斬撃は、銃弾さえも切断する……!
最終更新:2022-12-25 02:11:24
13332文字
会話率:52%