「ベルモンド……お、お前は追放だ……!」
死霊使(ネクロマンサー)いのベルモンドは、国王軍魔術研究所主席研究者という輝かしい役職を持ちながら、国王から追放処分を受けることとなる。
闇魔法を極めた研究者で、凄まじい力をもつがゆえに恐ろし
い。だから、追放だと宣言する国王に、全く抗議をせずにベルモンドは追放される。
死者と語らい、死者から力を奪い、闇魔法使いを極めたネクロマンサーとしてだけではなく、数々の武術や魔術を極めた比肩なき最強の男。
しかし、そんなベルモンドには、ただ一つ、目的など一切持たなかった。
何かを情熱的に追い求めるでも、何かに対して生計を立てるでもない。
ただただ、目的もなく浮浪者のように彷徨う。
そんな中、彼は白骨化した遺体を発見する。
身なりや周辺の状況から、遺体を小国の王女、エルだと発覚し、彼女を昔、殺害したと語る夜盗たちを殺害した。
ただ、目的などなく。ただ、突き動かされるように……白骨化した遺体にベルモンドは蘇生魔法を使う。
骨となった少女は蘇り、彼女もまた目的がないのだと語る。
自身の国を滅ぼした者たちへの復讐を考えていない。だが、目的は持っておらず、帰るべき場所もない。
だから、従者となって、ベルモンドと共にする、と。
目的なき旅の果て。
そして、ネクロマンサーと元王女が辿る結末とは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-28 16:29:10
16912文字
会話率:44%
政略結婚で隣国から花嫁を迎えることになった公爵。
隣国の獣人国と友好を結ぶための結婚だが、公爵家は元王女だった祖母によって獣人嫌いで有名な家だった。
花嫁を迎える前から問題は起こる。
最終更新:2021-09-20 23:11:56
8983文字
会話率:9%
愛する人に、国を滅ぼされた。国が壊滅し敗残兵と成り果てた元王女。武器は使い物にならないほど刃こぼれし、防具も役に立たず、魔力さえつき、体力も残っていない。そんな絶望的な状況で、絶望的な強敵に出会ってしまう。
この作品は「カクヨム」にも掲載
しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-31 07:00:00
3055文字
会話率:38%
1000年以上の歴史を誇るアルキス王国。
アクトと呼ばれる人型疑似生命体と共存していたが、20年前に成立したアクト排除法により製造された全てのアクトが廃棄された。
王位継承問題を解決するため王族の籍を抜けて深い森の奥で暮らしていた元王
女・ユナは、ある日森の奥で記憶喪失の少女・ルシアを助ける。
ルシアは廃棄されたはずのアクトであったため、ユナはルシアを助けるために王の説得を試みようとするが、時を同じくして従兄であもあり国の王太子でもあるラクスからプロポーズされてしまう。
同時に2つの問題を抱えてしまったユナは……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-16 22:03:08
157898文字
会話率:33%
皆様は『メメント・モリ』という言葉をご存じだろうか。
「自分がいつか必ず死ぬことを忘れるな」もしくは、「死を忘れるな」という意味で、多くの芸術作品などのモチーフに使われていたりもする。
とある乙女ゲームのモチーフにもなっており、登場す
る攻略対象はそれぞれ『死』に対して何かしらのトラウマを抱えていたり、何かしらの感情を持っている。
ヒロインはそんな彼らのトラウマや感情を克服させていくという事がコンセプトになっている。
そもそも、ヒロイン自体が母親が死んだことにより、父親に引き取られ貴族の一員となり、貴族の学園に通う所から物語が始まる。
始まりから『死』が関わってくるのだ。
ヒロイン自身も母親の『死』に対して思うところがあり、攻略対象と共に成長をしていく。
貴族になりたての、ついこの間まで平民だったヒロインが貴族社会に馴染むために登場するのが、お助けキャラとなる公爵令嬢。
そして、それがわたくしメレディス=アグーシャン。
母は元王女、祖母は隣国の王女であるという血統書付きの令嬢で、攻略対象全員と何かしらの関係性を持っており、ヒロインに対して好感度や相手の好きな物、好ましい選択肢や行動のアドバイス、その他にも貴族社会に馴染めるように色々と手配をする、都合のいいキャラクターだ。
ヒロインの為に行動することを目的として生み出されたキャラクターのせいなのか、その能力は高く、ヒロインのフォローを欠かすことなく行う、乙女ゲームを進行させるために何の情報もない時点ではなくてはならない存在。
けれども、情報が出回っていたり、何周もゲームをして慣れてしまったユーザーにとっては、どうでもいい存在に成り下がってしまい、ヒロインに攻略対象を紹介したり、イベントに必要な催し物に招待する『だけ』の存在になってしまう。
これは、そんな都合のいい存在から逃れようと足掻くわたくしの物語。
※他サイトでも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-16 02:26:15
107052文字
会話率:46%
私はジル・ソーリス。ルクシア王国でも名門と名高いガスト魔術学院に通う、ごくごく平凡…………でもないか。元王女だし。
過去なんやかんやあって王室から秘密裏に放逐された私は、それはそれとして学院生活をそれなりに謳歌していたんだけど、
「
……"魔王"。お前を……殺す」
新学期早々、新手のナンパをかまされて、さあ大変。……え? ナンパじゃない? ……余計タチ悪くない?
あの手この手で私を葬り去ろうとしてくる、自称"100年後からの刺客"、リオン・アージェント。しかしこいつがなんというか、お話にならないレベルのバ……失礼。あらすじでそんなこと言っちゃまずいか。
彼の暗殺もとい強襲もとい変態行為をテキトーにいなし……じゃなくて、首の皮一枚で凌いでいるうちに、二人の間にはいつしか特別な感情が芽生えたり芽生えなかったり。いや正直、滅多なことでもなきゃ芽生えそうにないけど……とにかく、そんな感じのお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-09 21:48:46
65722文字
会話率:54%
晴れて王女の騎士になったハヤト、しかしルエは元王女になってしまった。そんな平和な日々の中、ルエが前から考えていたと切り出したのは。
「東に、お城還してくださいってお願いしにいきましょう」
中央から東へ渡るハヤトたちが目にした、王族の現実とは
。
この作品はアルファさんでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-13 08:00:00
123525文字
会話率:47%
不定期に戻ります
━━国の象徴、けれども王に非ず。
狭小王国、ローダ・ハヴィリアには『旗手』と呼ばれる王国の存亡を一手に担う存在があった。
当代の『旗手』である少年エンカは、国王名代として軍縮会議に出席すべく、幼馴染であり傭
兵稼業のシンレスと共に旅をしていた。
いなくなったり、さらわれたりと様々なトラブルに巻き込まれながら隣国への旅を続ける最中、エンカが刺客に狙われてしまう。
エンカの説得とシンレスからの条件付きで、刺客の少女クインヘルが仲間に加わり、旅を続けていくうちに3人には徐々に絆が生まれていく。
徐々に平和が訪れ、兵を鼓舞し国を守る旗手の存在意義が失われつつあるなか、自由に生きようとしながらも自分のためだけには生きられない少年と、その道行きを見守る傭兵の物語。
残酷描写はそのうち出るかも。
のんびり更新です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-03 19:37:10
146387文字
会話率:30%
幼馴染の婚約者は、侯爵家嫡男。
なのに愛妾候補がいる?
爵位が上だからと馬鹿にした振る舞い。
忘れているようですが、私の母は元王女ですよ?
最終更新:2021-05-01 18:00:00
4344文字
会話率:1%
主人公の王国の王女『私』初恋の人と結ばれなかった。勉強や魔術にのめり込んだ聖女でも何でもない『私』が神国からやって来た聖騎士によって、聖女を巡る運命に巻き込まれていくお話。
始まりは悲恋ぽいけどハッピーエンド
戦うシーンはあるけど、さら
っとしてます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-28 12:11:26
11356文字
会話率:7%
過去から来た時の魔法を持つ少女アムリタ、黒灰色の不思議な髪を持つ魔女エリー、夢の国の元王女ラビナ、空賊の娘ソニア。
エキセントリックで優しく、活動的な少女たちが道具屋の少年ジュニアの元に集い、古代遺跡や超高層ピラミッド、直交空間や夢幻郷、宇
宙や過去を冒険します。
各章を巻頭歌と短篇四話で構成する連作長編です。
時代も世界も登場人物も異なって見えるそれぞれのお話が、一つのストーリーを浮き上がらせます。
恋愛と家族愛がテーマのサイエンティフィック・ファンタジー・コズミック・ホラー・アドベンチャー・ラブ・コメディー。
ライトホラーですが不要に恐怖心を煽るようなことはありません。
できれば十代後半の方に是非読んで頂きたいのですが、大人の鑑賞にも耐えられます。
素敵な少女たちと貴方の見たことが無い世界を冒険してください!
九曜双葉著:黒灰色(こっかいしょく)の魔女と時の魔女
掲載サイト: http://ncode.syosetu.com/n1554ec/
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Reproducing all or any part of the contents is prohibited.折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-07 09:35:59
836591文字
会話率:20%
元王女は父を殺した元恋人へ復讐しようとする。命の恩人の騎士とともに元恋人を襲撃するが……。
鶯埜 餡 様主催の「殺し愛・共闘し愛」への参加作品です。
最終更新:2021-02-23 11:51:51
4396文字
会話率:38%
神のちょっとした計算ミスで死んだ蒼花光は、手違いを起こした神が管理する世界に転生することになる。
「じゃあ、これで転生先決めてください」
「ルーレット!?嘘だろ!?」
結局回した彼が転生することになった先は―――妖精。
だが異世界では
、妖精は地上を生きるすべての種族より上の最上位種だった!
超ラッキー、と思いきや。
「妖精はそもそも生殖もしないし排泄も必要ないから、性別も性欲もないわよ」
「なん・・・だと・・・」
それから四百年経ち、フィラは一人の少女を見つける。
『風』の妖精フィラを惹きつける特異体質だった彼女は、壮絶な過去を抱えていて。
「任せろ。俺がお前と契約して、鍛えて、『ざまぁ』させてやる」
妖精に『無性』転生したフィラと、それを惹きつけてやまない特異体質者ソノカ。彼女たちの行く道はどうなるのか。
世界最強種の妖精と、純朴な元王女の、『ざまぁ』を目指す物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-29 01:07:01
66419文字
会話率:47%
男装してアレクスという名で学院に通っているアレクシア・ロイエル公爵令嬢。平民の少女に嫌がらせをしたという理由で退学させられてしまったのだ。
今度はおとなしく学院生活を送ろうと思うが、生徒会に所属させられて日々雑用をこなしていく日々。
なぜか
かわいがってくる生徒会の面々や、正体を見抜いてきた先輩、退学させられることになった平民の少女と交流し、平穏無事な学院生活を送ろうとがんばっていきます!
男装しているとおもいのほかかわいらしい面が出てきているのです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-19 15:37:28
76904文字
会話率:22%
気がつくと死んでいた元王女のラファリアは、魔人の仲間を名乗る者によって、実姉の王女に取り憑く幽霊になって、姉の行いを眺める日々を送ることになった。自分が死ぬきっかけとなった者たちへ姉が挑む戦いを眺める日々は、やがて、遠い過去の記憶と力を呼び
さまし・・・あれ? なんで私達こんな目にあってるんだっけ? もう全部あなたたちだけでいいんじゃない? 解説役の幼女と共に、ツッコミ入れる元王女さまの来世は果たしてどっち?
あーもう、姉上の隣で咲いてる花にでもなりたい。
※チートキャラが複数存在しますが、出てくるのはほぼ終盤。そして主人公は基本的に傍観者。たぶん。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-07 06:00:00
317574文字
会話率:59%
海に落ち、北の帝国の海岸に打ち上げられた少女は、一人生き残った亡国の王女であった。
帝国の皇族でありながら自由気ままに生きる皇子の胸には、旅先で見かけた、南の大国に捕われ寂しげに佇む少女の姿が焼き付いていた。
帰る場所もなく明るい未来を
描けない元王女と、どこまでも強気で前向きな皇子の物語。
*****
ご覧頂きありがとうございます。
架空の国を舞台としているため異世界としていますが、魔法などのファンタジー要素はありません。
全十三話。完結しました。m(_ _)m
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-30 22:00:00
45627文字
会話率:47%
ーあの日お会いしたのは、貴方ですよね?ー
大昔からの取り決めに従って、隣国の広大な森に住む美しい魔女、ダーナの弟子になることが決まっているリルシーユ王女。落ち込んでいた彼女は、舞踏会の晩に二人の王子、アレルとシリウスに出会う。白薔薇の
咲き誇る庭で、王子と月明かりのなかダンスをしたのは彼女の大切な思い出になった。
数年後、リルシーユは森で魔獣に襲われてしまう。彼女を助けたのは、美しい毛並みの狼を連れたシンという青年。彼は、あの月夜の王子の面影を残していた。
「俺は王子なんかじゃない」遠い土地での再会に驚くリルだったが、シンは人違いだと言い張る。彼は傭兵として、様々な依頼をこなして各地を渡り歩いているという。
ある日、ダーナの使いで街に出たリルシーユは再びシンと出会う。ひょんなことから彼に警護を依頼することになってしまったリルシーユだが、シンはなかなか自分のことを話してくれない。
やがて二人は、ある探し物をするために精霊王の住む土地へ向かうことになる。
元王女、元王子、そしてもふもふのしゃべる狼。
魔獣や魔法、魔女の森、精霊などなどファンタジー要素盛りだくさんの世界で、王族からちょっとはみ出た二人の冒険と、恋のお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-27 18:51:18
30632文字
会話率:43%
凛風は南桂国の第三王女だった。
しかし、六歳の時に王の側近が起こしたクーデターにより凛風は自国から遠い異国へと追い出されることになった。
異国の地で、凛風は孤児のリンとして生きることになる。そして、成人したリンは王宮で雑用係として働くことに
なった。リンは、ただの雑用係らしく月並みで平凡であり触れた人生を送ろうとしていた。だが、城の掃除中に王女と偶然遭遇したことからリンの人生計画は狂い始めていく。
これは、平凡(?)な主人公が国と国の大きな話に巻き込まれておたおたしたり取り乱したりパニックになったりするお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-17 22:59:22
48595文字
会話率:51%
「完璧な令嬢」と名高い侯爵令嬢エディリーンは、かつての大国セデンタリアの没落王女。
10年前、戦禍から逃れ亡命した同盟国の貴族社会に馴染むため、男勝りな素顔を隠し周囲の求める深窓の令嬢を演じていた。
しかし17歳のある日、突如求婚して
きた同盟国の第二王子シュワルツは彼女の演技を見破り、ニヤリと笑って囁いた。
「セデンタリアを取り戻す気はないか?」
腹黒王子の手のひらで転がされながら祖国奪還のために突き進むけれど、彼女の道は前途多難。男装して王子付きとして働かされたと思ったら、挙げ句の果てには偽装婚約!?
甘さ控えめ、恋愛小説の皮をかぶった、元王女さまの成長譚!
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第一回マグネット!小説コンテスト受賞
MAGNETMACRORINKより書籍第一巻発売&LINE漫画にてコミカライズ掲載中(https://manga.line.me/product/periodic?id=Z0000593)
※MAGNETMACRORINK(https://www.magnet-novels.com/novels/52766)にて掲載しているものに改稿を加えたものを順次投稿しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-16 21:00:00
251835文字
会話率:49%
王国からの褒賞品が、麗しのバケモノ王女だった。
天才的な魔法使いアンジュは、その才で王国医学に大きく貢献していた。その功績から与えられたのは、王族から廃棄された王女様だった。アンジュは魔法は随一でも、人付き合いのセンスに欠けている。王女に
友人と接するつもりだったが、些細なことで怒りを爆発させてしまう。友人から召使いに格下げし、その生意気な心を折ろうとするのだが……どうしてか上手くいかない。かくして、威厳を示さんとする魔法使いと、中途半端な嫌がらせしかできない主人を可愛く想う元王女、奇妙な縁で繋がったふたりのドタバタ劇が始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-22 21:05:05
170327文字
会話率:45%