リズム(里鶴夢)は、幼馴染みと同級生に、いじめを疑われる。
今日は滅多にない両親や兄姉が揃う日。
自分は苛めていないし、それよりも家族に会いたいと離れようとすると引っ張られ、螺旋階段から転落した。
それから……。
《志摩家》
父、志摩
憲広(しまのりひろ)……指揮者。65歳
母、悠紀子(ゆきこ)……ピアニスト。59歳
夫婦共に音楽が縁で結ばれたために、音楽に関連のある名前を子供たちにつけた。
長男は、ピチカート……pizzicato 弦を指ではじくという意味の海音(かいと)……ヴァイオリニスト。第一バイオリン担当。36歳
長女は、エレガンテ……elegante 優雅にから英玲奈(えれな)……声楽家。ソプラノ。34歳
二女は、カノン……canon ギリシャ語で「規則」から歌音(かのん)……フルート奏者。32歳
次男は、スタッカート……staccatto 音と音の間を切って音をあけるから高飛(たかと)……トランペット奏者。ジャズを中心に活躍する。31歳
三男は、レント……lento 緩やかにから蓮斗(れんと)。声楽家、テノール。29歳
そして、末娘がリズム……rhythmから里鶴夢(りずむ)。ピアノとヴァイオリン、フルート、トランペット、声楽を習っている。14才。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-06 23:52:33
29932文字
会話率:59%
流行り病によって音楽の国にある一つの集落が全滅した。その十年後、生き残りの一人であるサンズ・サンダーソンはピアニストになっていた。この国で行われている国際コンクール準決勝の日、彼は不思議な館へと迷い込んだ。そこでは何でも願いが叶うという。
サンズの願いはただ一つ、「自分の村を亡ぼした奴らに復讐を」
復讐を実行するのは、コンクールの各楽器の優勝者が集まるコンサート。空に浮かぶ城が会場だ。不思議な力を手に入れたサンズはその日に向けてひたすら鍵盤を叩く。しかしある日、劇場で奇妙な演出家と花屋。そしてすみれ色の髪のヴァイオリニストの少女に出会い、彼の気持ちに変化が訪れる。彼の復讐は成功するのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-10 23:01:03
12270文字
会話率:33%
ここは《四季島(しきしま)》。
季節の一定期間、真逆の現象が起こる変わった島。ここには音楽の才能を持つ少年、少女が集まる音楽学園《咲華学園》があった。そんな学園に五人の少年少女がいた。
天才だがある事件をきっかけに人前で演奏することをや
めたヴァイオリニスト、大半の事は器用にできるが天才に劣等感を持つギターリスト、生まれた時から片目を失いながらも自らの思いをひたすら叩き続けるドラマー、自分らしさを曲に出そうとして瞑想した作曲家ベーシスト、天性の才能を持つが幼馴染を失って以降やる気を無くしていたピアニスト。
その五人の前にとある少女がやってくる事で五人の物語が動き出す。
“季節外れの季節〟が起こる、不可思議な島から送る、音楽に熱をこめる少年少女達の、恋物語が今始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-13 00:00:00
18250文字
会話率:48%
元天才ヴァイオリニストと天才ピアニストの彼とばったり会ってしまうお話。
美形×平凡よりの綺麗
最終更新:2016-10-23 09:50:06
17129文字
会話率:54%
前野絵里は、陸上選手を目ざす中学一年生。
絵里は去年、右足を大ケガして夢をあきらめかけていたが、
「前のめりになって倒れそうになってでも夢をつかもうというポジティブさがあれば、人間は何だってできる」
と、父に励まされ、常にポジティブで
あろうと決心。以降、「何ごとも前向きに! 前のめっていきましょう!」が彼女のモットーとなる。
絵里は、両親が仕事で三年ほど日本を離れるため、姉のかぐやが暮らすおぼろ荘というアパートにやって来る。アパートの住人には、絵里が以前から憧れの人として慕っている、ヴァイオリニストを志す青葉光がいた。ただし、彼はとんでもない不幸体質の少年だった。
一方、おぼろ荘は「おんぼろ荘」と呼ばれるほどのボロボロのアパートで、住人も少なく、大家の日永静子と孫娘の椿は頭を悩ませていた……。
どんな時でもポジティブで前のめってでも突っ走る少女と超絶不幸体質なヴァイオリニストの少年、そして、おんぼろ荘の愉快な仲間たちが繰り広げるドタバタ劇の開幕です!
※カクヨムでも掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-11 19:17:11
81328文字
会話率:45%
老人ホームと児童施設を併せ持った自給自足型複合施設を紹介している両親との縁が薄く、
親の愛情を受けられない子供たちと老人たちのコミュニティーを育む施設で子供たちに、
人とは、命とは、死とは、生きるとは、の人生観を先人の知恵から学び、
子供たちの個性に応じた生き方を見出し、
高水準教育により、一つの特技を習得させることで自信をもって人生を送られる健全な人材を社会へ排出する施設であり、人生の集大成に子供たちと過すことで両者が愛しみ会える終の棲家と,旅立ちの家と、の複合型福祉施設を描いている。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-02 08:16:11
18716文字
会話率:5%
運命的な出会いをした役者とヴァイオリニスト。知らず知らずのうちに惹かれ合う二人を待ち受けていたものは・・・。生を越えた究極の愛とは?
この作品は、以前『星空文庫』に投稿していたものを少し手直ししたものです。
最終更新:2016-06-11 23:52:30
21617文字
会話率:49%
売れないセロ弾きフレデリックは、ウィーンのある夏の日、日本からの留学生でヴァイオリニストの小夜子と出会った。冷たい中に熱い魂を感じる彼女に関心を捨てられずにいたが、やがてゴルフをきっかけに二人の距離が近づき始める。
最終更新:2016-06-02 21:23:41
4178文字
会話率:0%
人が悲鳴をあげて突然死する。そんな怪奇事件のおきる町で、ヴァイオリニストのディケンズはふと彼を思い出す。ディケンズの旧い友人、バッハの編曲作品であるG線上のアリアを異常なまでに愛していたアマチュアのヴァイオリニストのマッケイ。彼の偏執的な愛
がやがて何をもたらすのか・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-23 00:17:45
5424文字
会話率:51%
売れっ子作曲家は、変わったヴァイオリニストに恋をした。
自由なヴァイオリニストは、不器用な作曲家に恋をした。
出会った瞬間、予感があった。この出会いは何かを招く、と。
そして、虚しくもそれは的中した。
二人の恋が、始まる前に終わってしまう
、と言う形で。
二人の間に、たった一つの約束だけを残して……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-25 00:00:00
18351文字
会話率:27%
天才ヴァイオリニストを弟に持つ兄、藤崎翔(ふじさき しょう)、「天才の兄」というコンプレックスと、両親から全く期待されなかった少年時代を過ごし、無気力な青年の成長物語です。
最終更新:2015-12-17 12:51:05
12404文字
会話率:41%
閑静な住宅街に響く美しい音色。紡がれる音色に想いを乗せて、彼女は真実を求める。 ※R15は保険です。 ※コンサートなど音楽関連についての表記が出てきますが、作者はそう言ったことに触れた機会がない為全て作者の想像で書いております。その為、
事実とは異なる表記。ありえない表現が出てくる可能性があります。経験者、ご存知の方には違和感のあるものとなってしまうと思いますが。ド素人であるということを念頭においた上で、この世界、この話の中ではこういうものなのだろう。と思って頂けると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-14 23:59:19
26555文字
会話率:43%
pixivからの転載です
キーワード:
最終更新:2014-12-09 23:48:28
2534文字
会話率:69%
皐月町音楽学校――そこは世界中から音楽家志望の少年少女が集まる学校。だれもを魅了する天性の歌声を買われて音楽学校へ転入することになった箕形晴己は、美少女だけどわがままなヴァイオリニスト、人付き合いが苦手なピアニストなど、音楽を通して様々な
人間と出会う。そんななか、学校主催の音楽祭「皐月祭」に変則カルテットで出場することになったのはいいものの、問題は山積みで――果たして晴己は「楽しい音楽」を奏でることができるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-07-22 19:00:00
296702文字
会話率:36%
ごく普通の一般人と国際的なヴァイオリニストとのtwitterによるふっとしたきっかけのlove story。
キーワード:
最終更新:2013-02-17 13:43:55
1863文字
会話率:33%
あらあら、今日も眠れないと言うの?まったく仕様のない子どもたちですこと。
それじゃあお話してあげましょう。今夜のお話はあのやさしい星屑たちとは少しちがう、『双子星と森のヴァイオリニスト』のものですよ――。
最終更新:2013-01-17 23:46:52
3128文字
会話率:39%
少年、音無裕一は放課後の音楽室で天才ヴァイオリニストの沙耶に出会う
難聴により演奏者への道をあきらめざるをえなくなった沙夜は誰とも関わ らずに心を閉ざしていた
裕一は担任から、そんな沙耶の話し相手になるように言われ――
学園青春物
最終更新:2012-12-30 17:41:02
6431文字
会話率:48%
ヴァイオリニストとしてのデビューコンサートを間近に控えたアンジェリカは、練習もそっちのけでマルシェのイベントにとある素人バンドの演奏を聴きに行く。実はそのバンドのヴァイオリニストが、母親から死んだと聞かされていた父親だったからだ。
大人に不
信感を持ったアンジェリカは、両親へのちょっとした復讐のつもりでヴァイオリンを握る。
コバルト短編小説新人賞、もう一歩の作品。ただし、文章表現が変なところがあったので若干修正しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-11-22 20:32:37
8503文字
会話率:21%
寺島ナオト(女)はうだつの上がらない18歳の音楽校生。コンクールに落ちた帰り道、薄暗い楽器屋で見つけた古いヴァイオリン。薦められるままレンタルしてみれば、夜中現れたのは世にも稀なる美少年。は?あなた誰ですか?自称ヴァイオリンの妖精?!何でも
お願い事を聞いてくれるという夢のような展開。いやいや、待て待て。うまい話には裏がある。しかもこの美少年、どうやら何か秘密があるようで…?現代を生きる少女とヴァイオリンに宿る少年の交流を描く恋愛ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-09-06 22:02:07
19751文字
会話率:20%
病院の院長の息子の和羽は病院に入院している人と話すのが日課。
そんなある日、父親から同い年の少女の話を聞き、少女の病室へ行った。
少女は美しかった。そして記憶喪失だった。
プロヴァイオリニストが夢の少年と美しい記憶喪失の少女の純愛のハナシ
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折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-08 18:54:24
3099文字
会話率:50%