成田秋史は珈琲豆専門店の店主。ある日閉店間際の店に男が訪ねてくる。イートインでコーヒーを一杯注文した彼は綺麗だとつぶやく。そのひと言から成田は過去の失恋を思い出す。成田は出会った瞬間から彼に惹かれていたが、過去の失恋囚われていた。
一方、店
を訪れた保科は以前からこの店の前で見かけた成田が気になっていた。彼と話をし、幼い頃傷付け、その後転校したきり会えなくなっていた相手だと確信する。
少しずつ距離を近づけていく、じんわりラブストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-08 11:00:00
22703文字
会話率:38%
お風呂はあったかくて気持ちいい。
誰にでも気持ちいい。さあお風呂に浸かってのんびり眠って朝を迎えよう
最終更新:2022-01-26 21:56:29
228文字
会話率:0%
カードキーを抜いて、ドアの前にへたり込んだ。
「あ、開かない……」
鍵を失くして家に入れない、それくらい誰しも一度はやらかしたことがあること。
でも、鍵はあるのに入れないなんて。
管理人に連絡しようにも、スマホは部屋に置きっぱ
なし。
スペアのカードキーも部屋の中にある。
財布の口を開けて、お札を数えた。
これだけあれば、近場のホテルで一泊するのに十分なだけ足りるだろう。
「あのっ、もしかしてお部屋に入れない……とか?」
文字通り「ふってきた」言葉にびっくりして、肩が大きく跳ねた。
そういえば、ここ、マンション共用の通路だっけ。
耳のはしがじんわり熱くなるのがわかる。
「お姉さん?」
見上げれば、彼女は高校生くらいにみえた。
人見知りするのか、彼女の声はうわずっている。
「そう、なりますね」
羞恥心のあまり立つことを忘れ、放心状態でうなずく。
「わたし、お隣に引っ越してきたばかりなもので、まだどなたともご挨拶していなかったんです。もしよろしければ、ご挨拶ついでに――ええと」
そこまで言うと、恥ずかしそうにマフラーをひっぱり、目元までかくした。
「一泊して行きませんか?」
頷けば、まもなくドアロックの外れる音がした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-24 06:00:00
2606文字
会話率:41%
年の瀬、特別な夜。本来なら交わることのなかった人生が、ささいな事件をキッカケに交差する。
最終更新:2021-12-07 19:44:10
4644文字
会話率:74%
これは訳あってあやかしになってしまった狐と、あやかしの感情を心に受け取ってしまう女の子が、古民家で共に生活をしながら出会いと別れを通して成長していくお話。
*
閲覧ありがとうございます!
掴みどころのない性格をしている狐のあやかし
となった冬霧と、冬霧に振り回されながらも大切にされている高校生の女の子うみをはじめ、まじめなのかふざけているのかわからない登場人物たちの日常とお付き合いいただけたら嬉しいです!
アルファポリスで先行公開しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-02 23:56:43
58174文字
会話率:39%
おこたに入った令嬢のほっこりラブストーリーです。
最終更新:2021-07-24 14:54:35
872文字
会話率:13%
本編 『婚約破棄したい婚約者が雇った別れさせ屋に、何故か本気で溺愛されていました』の番外編です。
【本編あらすじ】
「私、聞いてしまいました。」
__ヴィオレット・ブラシュール伯爵令嬢は、婚約者であるフェルナンド・ブルレック辺境伯令息
に嫌われている。
ヴィオレットがフェルナンドにどんなに嫌われても、たとえ妹のモニクと浮気をされたとしても、この婚姻は絶対で婚約破棄などできない。
それでもなんとかヴィオレット側の都合による婚約破棄に持ち込みたいフェルナンドは、『別れさせ屋』に依頼をする。
最近貴族の間で人気があるラングレー商会の若き会長は、整った顔立ちな上に紳士的で優しく、まさに『別れさせ屋』にはぴったりの人選だった。
絶対に婚約破棄をするつもりがない令嬢と、嫌いな令嬢との婚約を破棄したい令息、そして別れさせ屋のイケメンのお話。
*本編、番外編ともに「アルファポリス」様にも掲載しております。
「カクヨム」様には本編のみ掲載しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-23 08:12:04
4835文字
会話率:55%
『前りゃく、20年後の自分へ』
そう綴られた葉書に誘われ、僕は故郷へと足を運んだ。すでに廃校となって久しい学び舎に、懐かしい面影が集まったとき、それが始まった。
――もう、良いかい。
最終更新:2021-07-16 21:12:22
5142文字
会話率:55%
1時間で書く。
「天の川」「ロウソク」「りんご」の三題噺。
第11回空色ワンライの参加作品です。
執筆時間が短くて文字数が少ないため、さらりとお読みいただけます。
最終更新:2021-07-05 23:42:59
726文字
会話率:21%
「ごめん、まちがえた」
ドラゴンであるわたしの身体は、少女の剣によって貫かれていた。少女は異世界から来た救世主だという。
もうじきあたしは死ぬ──。嫌だ、死にたくない。生きていたい。一度でいいから幸せになってみたい。
「お詫びとして、日本に
転生させてあげる。私の身代わりとして」
少女は驚きの提案をした。
「でもね、これだけは覚えておいて。幸せになれるかどうかは、あなた次第ということを」
まちがえて殺されたドラゴンのわたしは、こうして現代の日本に転生した。
少女の姿をもらった、元ドラゴンの女子高生として──。
これは不遇な運命にあった元ドラゴンが、現代日本に人間の少女として生まれ変わり、
幸せは何かを知っていく……かもしれない、ほっこり日常系ファンタジー。
転生ファンタジーですが、舞台は現代の日本です。
チートや異能力バトルなどはありません。
第一話のみ異世界設定で、話が少し暗めです。
2話目から現代に代わり、ほっこり系ファンタジーとなる予定です。
ノベルアップ+にも掲載しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-01 19:00:00
34929文字
会話率:54%
彼氏も仕事も失った琴音は、京都へ傷心旅行にきていた。
しかし、そこでもとことんついていない琴音は、散々な目にあう。
失意の底にあった琴音は、祇園の片隅にある、あやかしたちの料亭へと迷い込んだ。
そこでとある事情から仲居をすることになった琴
音とイケメン鬼店主、それにあやかしたちとのほっこりじんわりストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-30 17:30:08
131084文字
会話率:32%
毎週金曜日、午後7時に更新するです。
これは、ある1人の少女を救う物語、なのです。
平和に見える日常にも、「人外」とか言うものは存在するのです。吸血鬼、悪魔、サキュバス、人狼エトセトラ。一見人間に見える彼、彼女らは、いじめやら同調圧力
やらから逃れるため、日々をこっそりと生きているのです。
そんな世界で「人外」のひとりである私は、優しい部長と一緒にまあまあ満たされた学校生活を送っていたのです。文芸部の部長は優しいし、部長のためならこの身を捧げられると思ってしまうほど、それはそれは幸せな日常だったのです。
しかし、ある日、私たちの学校で殺人事件が起きました。犯人は「人外」と思わしきもの、平たく言えば人狼と思われるもの。その事件を受けて私たち文芸部は、なんだかんだで好奇心から事件の調査を始めてみることにしました。
事件の調査を始めてから数日後、私は偶然犯人に出くわし、ぐっちゃぐちゃにされました。それはそれは肉体が原型をとどめないほどに。そんな姿になった私を見つめて、犯人は泣いていました。
……その日から、私の日常は少しづつ狂いだしました。
自己犠牲の精神が強い少女が、仲間たちとともに1人の女の子の笑顔を取り戻すお話です。
事件だとかなんとか書いてありますがミステリー要素とかはほぼなくて、どちらかといえば犯人とか事件の原因になった人たちの心情とかの方が中心なのです。ミステリーのタグが入ってないのは多分そのためなのです。
心の闇とかでちょっと暗い部分はあるものの、あくまで登場人物たちの学校での日常が中心なので気軽に読めると思うです。
主人公が結構傷つくため、読んでてスカッとしたい人にはあまり勧められないですが、人間の優しさとかに触れて心をじんわりさせたい人にはお勧めだと思うですっ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-09 19:04:05
31480文字
会話率:67%
僕には動物と話せるという特技がある。この特技をいかして、猫カフェをオープンすることにした。というわけで、一緒に働いてくれる猫スタッフを募集すると、噂を聞きつけた猫たちが僕のもとにやってくる。僕はそんな猫たちからここへ来た経緯を聞くのだけれど
――
※アルファポリス様にも掲載させて頂いております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-09 17:00:00
108119文字
会話率:19%
なんとなく生きている僕は、なんとなく会社を辞めた。
僕にはわからない、僕の価値。僕の生きる意味。
そんな僕は、ひょんなことから子猫を飼うことになった。
やんちゃで甘えん坊な、アメリカンショートヘアの子猫。
そんな子猫を育てながら、僕は僕がど
うあるべきかを考える。
僕と子猫が共に生きて、幸せになって、でもいつかは終わる。
そんな、どこにでもある素朴なお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-10 08:00:00
48063文字
会話率:20%
パスタの美味しいレストランのオーナー、朝倉ジン。後輩のミュージシャンだった寺道ユウヤをシェフに据え、二店舗目を展開している。アルバイトの竹中君数名に加え、パートの伊藤アキを雇った。伊藤さんはとても仕事ができるので助かっているけれど、そんな時
に店の中でトラブルが、、、!
レストランでの人間模様や、スタッフの織り成す人間関係を切り取った一コマ。
今までシリーズで出て来た登場人物たちがちらほらと出演します。
*「君への嘘を、僕への嘘を」「となりの窓の灯り」、「空白の7階、もっと空っぽなその上の階」「何様だって言ってやる」「真面目な警察官は、やっぱり真面目に恋をする」と同じ世界線のお話です。
今回のお話でシリーズ終了となります。続けて読んで頂きましてありがとうございました!
同じ時を生きているけれど、同じではない。それぞれの人生が少しずつ絡まっている様子をお楽しみください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-06 17:39:56
13670文字
会話率:63%
「劣化版勇者にもう用はない」
故郷を一緒に旅立って、苦楽を共にした親友にそう彼は吐き捨てられた。
勇者の傍には想いを寄せていた幼馴染が頬を染めながら勇者に肩を抱かれていた。
勇者と魔法剣士。
全ての能力が勇者よりも劣るバレンはいくら
努力しても勇者との差は開くばかりだった。
それでも、懸命に勇者の力になろうと頑張っていたが、どうにもならなかった。
バレンの心は砕け散った。
その心を繋ぎ合わせたのは“怨み”
彼は勇者に復讐するべく、血の滲む鍛錬の果てに力を手に入れた。
魔王を瞬殺するほどの力を。
彼は魔王の玉座に腰を降ろし、彼の者の到着を待っていた。
勇者の相手になるのは魔王では無く
自分だと・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-02 08:09:37
18214文字
会話率:26%
【笑って、泣いて、最後はじんわり温かい物語】
【美や善を、私は見つけた。あなたには解けますか?】
家出した二人の少女と一緒に過ごすことになってしまった。
※土日で読めるたった12日間の物語。※
リアルタイム風美少女本格謎解きにあなたも挑
戦してみませんか?
(全十二話)
ツイッターやってます。
https://twitter.com/k0ILTNmlAZd1x1J
きそくななつそ
@k0ILTNmlAZd1x1J
答えが分かった方はDMください。
なにかプレゼントします。
フォロー歓迎です。多分フォロバします。
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できれば感想、評価、
『読みました』だけでも結構です。ください。
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折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-26 20:20:16
1530919文字
会話率:59%
都会に出るのが夢だった。学校帰りにファーストフード店に寄ったり、カフェでお茶したりする映像を見るにつけて、ド田舎に住む僕は、自分だけが世界から取り残されているような気がしていた。羨ましくて、妬ましくて、都会の人間を呪った。だから僕は誓ったん
だ。田舎を脱出してやると! そして東京の大学に行く為に猛勉強をしている僕に、ある日魔の手が迫った。こともあろうか近所でも有名なヤンキー美少女が迫って来たのだ。何故、こんな冴えない僕に? 月日は経ち、ついに僕は東京へやって来た。いい大学を出て、いい仕事も得た。そして可愛くてオシャレで控えめで気が利く理想の彼女が出来た。彼女と結婚し、僕の人生、順風満帆だーっ! っと思っていたのは束の間で、可愛い妻は鬼嫁と化した。鬼嫁との生活に疲弊していた僕の前に、高校時代、僕に迫ってきたヤンキー美少女が現れた。思ってもみなかった姿で…。
本作は、前作「すみません、妻です」のスピンオフです。前作の主人公、長谷川瑞貴の司法書士友達の津田雅彦が今回の主役です。前作で二人が居酒屋で飲んでいるところに麗子と鉢合わせたシーンも出てきます。そして瑞貴と麗子の結婚式シーンも!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-22 16:42:05
47187文字
会話率:27%
唯一の理解者だった祖父を亡くし、人生に退屈していた主人公栗原透は高校でのある出会いをキッカケに、苦難を乗り越えながら変わっていく。
最終更新:2020-02-21 08:00:00
4378文字
会話率:20%
仕事がうまくいかず行き場のない気持ちをどうにもできず街中をあるいていると、薄暗い路地の方からじんわり光が浮かびあがった。ふわっと目の前をかすめたほのかな灯りにつられて顔をむけると地下へと続く階段。灯りに誘われるようについていくと真っ黒な扉が
。Bar 925と書かれた扉を開けるとそこには……。様々な悩みをもった人たちが招かれるBar925に招かれた伊織が見た世界とは。
この作品は、note(https://note.com/concha/n/nc251e8ff55a2)にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-16 21:04:17
1906文字
会話率:44%