序列第五位ベルナール家の長女シェリィ・ベルナールは、なまじ優秀であったがために同年の聖女から嫌がらせを受けていた。
シェリィは身の潔白と聖女の悪事を訴えたものの、聖女ではなくシェリィが査問会に喚び出され、辺境への流刑を言い渡される。
辺境の孤児院で一生を終えると思われたシェリィであったが、彼女には誰にも話していない秘密があった。一つは転生者であること。そしてもう一つは【祝福】という女神から与えられたギフト。
さらに、ノアという一人の少年を助けたことで、彼女の運命は大きく変化する。
弱者に寄り添い、力を得ても驕らず、仲間とともに魔物から辺境を守るうちに、シェリィは市中の民から自然とある敬称で呼ばれ始める。
これは『傾国』そして『匡民』と呼ばれた、二人の聖女の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-19 23:21:50
51339文字
会話率:58%
※サブタイトル変更しました。
「くそったれーーー!」
アイリスは戦争中のアルバトリスタという国に住む少し口が悪い十六歳の女の子。
戦時中の最悪の環境でも一人でなんとか頑張る毎日。
ある日不思議な泉にたどり着いて、そこが元いた空間とは違う
ところだと気づき、普段は処罰が怖くて言えないような国への悪口を叫びまくるようになった。
「何がそんなに悲しいの?」
ところがそこへ突然この世の者とは思えない絶世の美男子が現れた。そこはなんと精霊王が棲む泉だったのだ。
最悪の出会いにも関わらず、優しい精霊王に惹かれていくアイリス。
そんなある日、ボロボロになって道端に倒れている少年を見つける。
連れ帰った少年、ルトと徐々に家族になっていったアイリス。
何年も精霊王への叶わない想いを募らせていたけれど、ある日成長したルトが徴兵で戦地へ連れていかれてしまう。
悲しむアイリスの力になろうと、精霊王は魔法の力を与えた。
あれ、この力があれば、私って何やっても安全なんじゃない?
よし、城に乗り込んで、国王に戦争を止めるよう直談判してやるわ!
これは、後にフェリアエーデンの初代女王となるアイリスと、精霊王と、とある少年の恋のお話である。
※連載中の「精霊と会話できる私は、どうやら初代女王の生まれ変わりのようです」の主人公ナディアの前世であるアイリスのお話です。このお話単体でも読めますが、上記作のネタバレを含みます。
※舞台が戦争中ということもあり少し重いお話だと思います。悲しい表現や残酷な表現が多いかもしれません。ご注意ください。
※悲恋注意。
※戦争や政治に関しては作者の知識が浅いのでおかしいところがあってもサラッと流して頂けるとありがたいです。
※魔法を覚えた後はアイリス無双です。
※全十八話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-22 19:09:30
46770文字
会話率:36%
世界の各地でダンジョンが発生する現代。職業としてプロのダンジョンプレイヤーを目指す高校三年生の岡本は、生まれ持った属性が闇属性というハズレだったことで、ダンジョンプレイヤーとして底辺の日々を過ごしていた。
そんなある日、岡本光はひょんなこ
とからクラスメイトの神崎とパーティーを組むことになる。ただ、神崎もまた、岡本と同じくダンジョンプレイヤーとしては致命的な傷を抱えていた。
これは、ハズレ属性である闇属性だった岡本が、呪い姫と呼ばれる神崎とパーティーを組み、互いのマイナスをプラスに変えて、ダンジョンプレイヤーとして初めてダンジョンを攻略していくストーリーです。
※この物語は、現実世界にダンジョンが発生するという現代ファンタジーとして書いてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-21 21:33:31
104423文字
会話率:41%
若くしてA級冒険者になったセシル・リベラールはある日、ギルド本部から指令が与えられた。それは大陸にたった10人しかいないS級冒険者のうちの1人、シークレットの監視役。国を滅ぼす程に強大な力を持つ彼らには監視役が必須なのだ。だが、彼にはある噂
が………折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-17 19:44:37
12022文字
会話率:46%
9歳の時に両親を殺され、それから半年以上親戚の家で虐待を受けて育った少女。そんな少女が愛する人を見つけて幸せになるまでの物語。
※この作品は「アルファポリス」様にも投稿してます。
最終更新:2020-04-04 09:46:38
54169文字
会話率:25%
『天照機関』という謎の機関に生まれた頃から孤児として育成された天照阿久斗。阿久斗は天照機関で誰よりも優れた才能を持っていた。
そんな彼は8歳の時に天照機関を潰して天照機関から離れることとなる。そして時は進み『帝条学園』へと入学することとな
る。
そこは富、容姿、武力、知能、のどれか1つ以上優れている人間しか入れない特殊な高校だった。
そこで阿久斗は人類の革命と呼ばれた力を止むを得ず発揮してしまうこととなる。
⚠︎この作品は作者の自己満要素が9割でできています。とてつもないフィクションと矛盾の多い部分も多々あるとは思いますがどうかご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-01 22:38:23
13819文字
会話率:36%
『七英雄』が魔王を討ち滅ぼし、大陸に平和をもたらして三年。
かつての支配階級である魔族は奴隷へと堕ち、他の種族たちによって虐げられていた。
ある日、クライズという少年が、王都で奴隷の少女を買い付ける。
彼女の名前はエメ。
それは、
かつて人間と魔族が平和に共存していた辺境の村『テレサ』にて、ともに育った彼の幼馴染。ずっとずっと探していた、愛しい想い人だった。
クライズはエメを保護し、エメはクライズとの再会に涙する。
けれど。
離別していた七年の間に、ふたりには、かつては存在しなかった問題が発生していた。
それは、少女——エメが、大陸を鏖殺と暴虐で染めあげた魔王の娘であったこと。
そして少年——クライズが、その魔王を暗殺した『八人目の七英雄』であること。
凄惨な過去を踏みつけ、危うく脆い平和をかい潜り、それでもふたりは手を取り合う。
あたたかく優しい日々を、今度こそ守るために——。
======================
◎備考
・雰囲気はやや暗いかもしれませんが、基本的には主人公カップルをイチャコラさせていきたいです。
・ふたりには幸せな未来しか待っていません。たとえその道の半ばになにが起きようとも。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-30 22:07:31
115077文字
会話率:25%
僕には親友がいた。
それも女の子の親友。親からも、クラスメイトからも、教師からも嫌悪された僕にとって、生涯唯一の友だち。
たった三ヶ月でも、彼女と色んなことをした。多分人生で最も幸せな三ヶ月だったと思う。
でも、僕は死んでしまった。
彼女と
交わしたたった一つの約束も果たせないままに...。
で、異世界に転生したわけで。
それを幸運と思って今は元の世界への帰り道を探しているんだけど……ちょっとおかしい。
例え異世界だとしても、命の危機が多すぎる。
それこそ、ちょっとした気まぐれで世界を滅ぼしかねない頭おかしい奴らが連続して襲ってくる。
もうね、今すぐ、帰りたい。
《2018年12月24日 本編完結いたしました!》
《株式会社マッグガーデン様より書籍化いたします!》
《※挿絵あり》折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-18 18:20:17
1901368文字
会話率:42%
ある日突然、同じパーティメンバーのルイン達から追放される万能勇者であるカーライル。
勇者である自分がいなくてなにが勇者パーティか!? という叫びを飲み込み、国外へ出る事を決意する。
求人募集の情報を集めて、いざ魔王国へ……。
は!? なん
で魔王がブーメランパンツなんだ!?
部下として紹介された女魔族は、窓から入って来たりと、頭のネジが何本か抜けてるような奴だし……。
仕方なく仕事を始めたら、おかしな魔物もいて……どれだけ突っ込んでも突っ込み切れねぇ!
何でもできる万能勇者、カーライルが、おかしな魔族とおかしな仕事をするお話。
おかしな魔王達とギャグを交わしつつ、魔王国でお仕事をするお話です。
カーライルとは別視点のお話もあります。
1話1500文字前後で投稿致します。
※アルファポリス様、カクヨム様にも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-17 19:32:23
132937文字
会話率:54%
パールミルア伯爵令嬢は、ライアネットー公爵子息に婚約破棄された。
「愛してる」
この一言を言わなかった彼女。
「大好き」
では、足りないと言うライアネットー。そして「愛してる」と言う子爵令嬢に心変わり。それで婚約破棄をされてしまった
。それならば仕方ない、と婚約者の最後の願いである婚約破棄を受け入れたパールミルアのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-05 23:04:39
10168文字
会話率:47%
「婚約なんてイヤよ! そうするくらいなら家出するわ!」
その一言をきっかけに、領主の父親の元から飛び出したシェリー=アトワイト。彼女は家出をした先で、旅館の若旦那であるロロと出会う。父親が一方的に押し付けてきた婚約を破棄するために、ロロ
と先に婚約したと嘘をつく。旅館の跡取りともなれば父親も納得して縁談を取りやめるだろうと考えたが、その旅館は超がつくほど寂れたボロ旅館で――。
このままでは父親を納得させられず家に連れ戻されてしまうシェリーは、父親がやってくる半年後までにその旅館を立派な温泉宿として復興させることを目指す。
果たしてシェリーは寂れた旅館を栄えさせ、婚約を破棄することができるのか。
はたまた父親を認めさせられず、実家に連れ戻されてしまうのか。
片田舎の温泉旅館で巻き起こる、がけっぷち少女の温泉経営譚!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-01 15:00:00
133316文字
会話率:41%
王立学院の卒業式にて、突如第一王子ローラス・フェルグラントから婚約破棄を受けたティアラ・ローゼンブルグ。彼女は国家の存亡に関わるレベルの悪事を働いたとして、弾劾されそうになる。
しかし彼女はなぜだか妙に強気な態度で……?
貴族の令嬢にも関わ
らず次々と王子の私兵を薙ぎ倒していく彼女の正体とは一体。
ショートショートなのですぐ完結します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-21 00:00:00
6247文字
会話率:33%
ターンマリ国の第一王女アリシアは十五歳。
見た目が傾国の美女とまで言われた祖母に似てしまい、妖艶で色気があり過ぎてとても十五歳には見えなかった。
周囲の者達には、男を籠絡して情事に耽っているなどと大変不名誉な勘違いをされていた。
そ
の為、年頃になっても寄せられる縁談は後妻や愛人の当てばかり。
アリシアは結婚するのを半ば諦めていた。
そんなある日、フンワーリ国から縁談が持ちかけられた。
相手は、珍しく結婚歴のない二十歳、健康で見目も麗しい男性。しかも、第二王子ときたもんだ。
ただし、この王子、過去に勘当されてもおかしくない程のことをやらかしていた……。
果たして、誇り高い妖艶王女と純情残念王子は幸せになれるのか?
※5/17にスピンオフ作品、「見た目妖婦な妹王女さまも残念王子に嫁ぎます。」を追加しました。
前作の主人公、アリシアの妹であるシャーロットとその婚約者の話です。
※6/27に、「見た目妖婦な公女さまも残念王子に嫁ぎます。」を追加しました。
アリシアの長女、アイリスとビューテ国の王太子、ナーシサスの話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-27 21:09:25
38996文字
会話率:51%
これは、人型の妖怪が多数暮らす、近未来の話。
心を読む妖怪サトリこと、佐鳥真吾は国選弁護人を生業としていた。
ある日、殺人を犯した天邪鬼の少女を弁護することになるが、その心を読むと、無実を訴えている。
“心はウソをつかない。彼女は犯人じ
ゃない!”
サトリは、少女の濡れ衣をはらすことを誓う。
しかしこの事件、誰が見ても有罪というシロモノだった。
検事から次々と出される、不利な証拠、厳しい証人。
当の少女が喋れば、自爆とも思える証言が飛び出す始末。
“それでも……決して諦めない!”
はたしてサトリは、少女を救えるのか!?
逆転に次ぐ逆転のローファンタジー、ここに開廷!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-30 14:03:50
58219文字
会話率:50%
ごく普通のしがない高校教師のオッサンだった俺は、何の因果か生徒達の異世界召喚に巻き込まれることに。どうやら召喚の際には凄い力が貰えるみたいで、生徒達は『勇者』と呼ばれるほどの力を得ていた。
そんな力をもって調子こいた生徒達や召喚主である帝国
の王女達からボコられいきなりピンチ。
いろいろあってちょっと特別な女子高生と逃げ出すことに成功したので、逃げた先で一緒にスローライフを送ることにしました。
あれ? 自称勇者と戦ったり、伝説の魔物が襲ってきたり、帝国からの刺客が来たりと全然スローライフが出来ていない気が……。それでもめげずにらぶらぶスローライフを目指します!
※タイトル変更しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-28 12:10:38
186266文字
会話率:34%
やれやれ系女子高生、「星ヶ咲 宵子(ほしがさき よいこ)」はふとした事故から異世界転生する。
女神から最強のチート能力ももらって、目指すはゆったりスローライフ!
……だが、そんな宵子の前にあらわれたのは、
美少女過激派テロリストシスター「
キャロル・アップルヤード」だった。
「もしかして……天使さまですか?」「……は?」
キャロルの壮絶な勘違いにより、
宵子は世界を支配する『帝国』を打ち砕く『聖戦』に巻き込まれてしまう。
はたして夢のスローライフを手に入れることはできるのか!?
――これは何も信じることのできなかった少女と、何かを信じるしかなかった少女が紡ぐ、絆の物語。
あれ……気づいたらどんどん信者が増えてるんだけど……。
だから私、天使じゃないんだってば!
※微百合要素あり(恋愛要素はなし)
※毎日更新はちょっと厳しかったです……。毎日~ちょくちょく隔日くらいのペースでゆっくり書きます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-14 03:42:41
33542文字
会話率:34%
よだれチート?ははは。なんでしょうね、それ。私がおいしいものが分かるのは、巫女の血が流れているから……痛い、ごめんなさい、頬っぺたひっぱらないで……。はい、ウイル(義弟)の言う通りです。ただの食いしん坊なだけです。立派なご先祖様(先代巫女)
に謝りますっ。料理コンテストへ出場?おいしいものいっぱい食べに行ってきま……。はい、分かりました。おいしい料理を作れる人を探すために行くのですね……。うぐぐ。神出鬼没な超絶美形、謎の美少年、大食い筋肉男、スウィーツイケメン、それからツンデレ美少女に、凄腕料理人姉御、頼りがいのある義弟と、食いしん坊仲間の宰相。たくさんの人に囲まれて、私がすることは一つ!今日もおいしいものをいただきま……あ、いや、なんだっけ?
*ざまぁ要素あり*書籍化しました*完結しました
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-16 12:00:00
145057文字
会話率:37%
婚約破棄された男の復讐もなんにもしないだけの復讐劇と傍観する友人と猫。
テンプレなのでさくっと始まってどさっと終わります。
この話はカクヨムにも掲載しています。(https://kakuyomu.jp/works/117735405488
2336481)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-04 23:19:44
4650文字
会話率:50%