SOGIESC(ソジエスク)とは、前向きな感情、自分を変えたいと強く思う気持ちがあれば誰でもなれる、"悪夢ん"と戦う存在。
"悪夢ん"とは、人間のマイナスの感情から発生する正体不明の物体で、人間を襲い殺すもの。
"悪夢ん"と戦うSOGI
ESC(ソジエスク)達。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-16 00:28:04
50378文字
会話率:53%
22世紀。
車は空を飛んでいるか? → ごく一部では、Yes。
人々は体にチップを入れ、デバイス化しているか? → ごく一部を除き、No。
テクノロジーの発展と人間の許容に格差が生まれ、先進国であればあるほど自然への回帰傾向が強い時代と
なっている。
各国の自然が「世界資源遺産」となり、木製品のような自然の恵みへの憧れが強く、手仕事が再評価される時代だ。
ジェンダーは、どうだろう?
多様化の波はますます世界に広がり、それにまつわる犯罪や不正も増加した。
その結果、今や多くの国ではジェンダーの確定と公開を余儀なくされている。
所属によってはセクシュアリティ(SOGI)の身分証明示を義務付ける国も多い。
南半球に位置するゼィロビークは、南アメリカ大陸の共同体国家。各国の文化・言語を維持しつつも、経済的・法秩序的に統一し、大統領制を敷く。
その統一初期には、統一の立役者となったヴィクトワール家を象徴王家に戴いていた。
フランス出身のルイ・ヴィクトワールは全土に熱狂的な支持者が存在した。そのためか、当人がそう望んでいたわけではないのに王にと担がれ、半ば強制的な戴冠となったのだ。
だが、その経緯はごく一部の者しか知らない。
ゼィロビークでは各地の言語がそのまま話されているが、官公庁の公用語はフランス語にポルトガル語が混在する「ポルト・フランセーズ」である。
現大統領は、国祖ルイの孫であり王太子であったゴードン・アルード・ヴィクトワールだ。
彼はかつて自ら象徴王家の廃止を訴え、大統領選に出馬し、見事当選を果たしたのだ。当選後は国力が増大し、今や先進国入りを果たしていることもあって、絶大な支持を得ている。
しかしその私生活は不幸だ。
バイセクシュアルのゴードンには悲しく苦い過去があり、現在は不遇の結婚生活を送っている。
一方、冷淡さと頭の良さで有名な美貌の青年、エドワード・カオル・カガは、ゼィロビーク空軍所属の情報士官、少尉である。孤独なこの青年の過去は、深い謎に包まれている。
この物語は、22世紀という、そう遠くではない未来を生きる、ゴードンとエドワードという二人の男の運命を描いて行く。
※この作品はPixivに掲載中のものを推敲した加筆修正版です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-05 13:15:25
26978文字
会話率:27%
多様性と表されるセクシャリティ。自身のセクシャリティの在り方に十人十色な悩みを抱える高校生達。
数々のジレンマや現実の壁と直面し、闘い挫けながらも学生生活や恋愛を通して自分達の存在意義や将来を模索する。
夢見る未来は数あれど、手にする未来は
ただ一つ。
その選択を後悔しないようにと彼ら彼女らは日々を懸命に生きる。
SOGIを軸に複数の視点から物語を紡ぐオムニバス作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-27 16:07:15
94237文字
会話率:44%
どこかの時代のどこかの東のくに。
そこでは、一人ひとりが生まれた時の性別にとらわれることなく、それぞれが自分の生きていく性別を決めて暮らしている人々がいました。
15歳になった春、自分自身で「男」か「女」どちらかを選択して社会に出ていく、
社会の中ではその選択した性別で扱われる、そんな男女選択制度なるものが存在する世界のお話ーーーーーーー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-14 18:52:42
1153文字
会話率:61%