彼女は「オキナワとハワイって似ているね」と言って笑った。
ある日、比嘉の許に大学時代に世話になった恩師の訃報が届く。
葬儀参列の件で旧友との電話で話したあと、比嘉は故郷の沖縄から東京に出てきた1990年代の学生時代を思い返す。
東京のスピ
ードや迫力に圧倒されていた頃の自分。
そして同じ大学へハワイから留学してきた彼女のこと。
気恥ずかしくも懐かしい、スマホもネットも無かったあの頃、あの夏の思い出。
※作者名「雅あつ」は大塚雅先生と、くりはしみずきの共同作品時のペンネームです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 23:20:00
5174文字
会話率:46%
これは筆者が若い頃に興じたTRPGについて、思い出にふけりながら書き留めたエッセイです。
元々別のWEB小説サイトで掲載後、noteの方で改訂版を展開していました。
現在はどちらも削除されていますが、更に加筆修正を行ったうえで、三度
目の掲載をすることといたしました。
お話の時代は、主に昭和末期から平成初期の話となります。西暦ですと、1980年代半ばから1990年代半ばくらいです。
令和とは大きく異なる時代の中、TRPGやライトノベル(当時はファンタジー小説)黎明期を経験した筆者の話を、現在のTRPGしか知らない若い世代の方々に読んでいただければと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 07:37:32
160061文字
会話率:0%
【我が青春のバイブルは、ドラゴンマガジンと空想系サブカルチャーでした。】
若かりし頃を過ごした1990年代、『ドラゴンマガジン』は私にとって青春のバイブルそのものでした。
同時にゲームブックやTRPG、刊行が始まったばかりのファンタ
ジー小説(現在のライトノベルの原型)など、空想系サブカルチャーの産物は、私の思考回路を組み立ててくれました。
時は流れ、いつの間にか遠く離れてしまったものの、当時手に入れたそれらは全て、今も本棚に整然と並んでいます。
人生五十年が近付いた今、再びそれらの資料を引っ張り出し、当時のことを思い返しながら、回顧録として出来る限りのことを書き残そうと思います。
(このエッセイは『カクヨム』でも、そっくり同じものを公開しています。著者名は『@shi_shi』となっております)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 08:27:12
87333文字
会話率:1%
・このような超能力者たちが現実にいたら世界はどう対応するのかを想定した世界観
・時事ネタ(2016年~)・ローカルネタ(埼玉県上尾市)・レトロネタ(1980年代~)・ネットネタ(2ch・なんJなど)などが満載
・巻を追うごとにパワーインフレ
・バトルものなのに女性キャラたくさん
・1990年代のライトノベルや黄金期少年ジャンプのようなノリ(特に2巻)
こんな感じ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-11 23:19:26
520950文字
会話率:40%
ノストラダムスの大予言の1999年が、数年後にせまる1990年代後半。
ソビエト連邦の崩壊により、世界は新しい平和な時代を迎えると、多くの人々は信じて疑わなかった・・・
しかし、古い混沌の終焉は、新しい混沌の始まりでもあった。
そんな時代、警察庁と防衛庁(当時)が共同で組織し、誕生した秘密機関。
警察庁国家治安維持局。
治安部と防衛部に分かれ、その存在を知る者は、限られた極一部しかいない。
その、国家治安維持局のさらに外部局である外部班。
0から4班で構成され、人知れず日本と日本国民を守るため、非正規な活動に従事する影の組織である。
外部局長により、外部0班に配属される事になる1人の少女。
表向きの素性は、日本の大企業グループの会長に養女として迎えられ、帰化した日系アメリカ人であり、一児の母でもある女子高生だが、彼女には、ある秘密がある。
日本と日本国民を守るために、非合法な任務を熟す事になる彼女。
果たして、彼女は任務と学生生活、子育てを両立させ、外部0班の中でのし上がっていく事が出来るのだろうか・・・
※1990年代の後半の出来事から、多少ずれている部分が、あるかもしれません。そのため、それらのご指摘及び感想、意見は受け付けますが・・・それ以外の時代の感想、指摘などには返信出来かねますので、予めご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-06 08:20:00
9157文字
会話率:50%
社交界の前座であるガーデンパーティーに参加していた天宮唯は、己が1990年代で話題となった乙女ゲーム界の異端児である『マイ♡シュガー』の最後の恋の砦(悪役令嬢)になってしまったことを思い出す。父が公共建築事業で談合したり、労働基準法に引っか
かったりして警察にしょっぴかれる未来を見通してしまった唯は、先ずはガタガタな我が家から立て直そうと画策するも───隔離されている弟の育児環境の改善や父のストーカーと真正面からやり合うことになったりと問題は次から次へと湧いてくる。
しかも、ゲームの中の攻略対象者は開発陣(主にディレクター)のせいで、後漢末期と戦国時代の偉人を攻略対象者のモチーフにしているため、どいつもこいつも一筋縄ではいかない人格と波乱万丈な人生を持っている。だが、唯自身も自分の身を守るため、攻略対象者から距離を取ろうとするものの、ちょっと迂闊で不用心な彼女は否が応でも彼らの深刻な事情に巻き込まれていく。
これは───明るい頭脳派ヤンデレを筆頭に、ツンデレ俺様御曹司、ヤのつく家の漢気次男坊、振り回され気質な不憫眼鏡、腹黒人たらしなニューウェーブ先輩、トラウマダウナー教師と聞いただけでも胃もたれしそうなライナンップでお送りする少女漫画風恋愛小説。
※設定上のゲームのCEROが15歳以上なため、残酷な表現、砂糖たっぷり表現、事件に巻き込まれる表現があります。
※当作品はフィクションであり、実在する人物、企業、団体、事柄とは一切関係ございませんので、ご了承ください。
※逆ハー小説ですが、メインヒーロー(オチ)は決まってます。(決まってますが推しがいたら、こそっと教えてください)
※誤字脱字がもしある場合も、そっと教えていただけると嬉しいです。
※無断転載、無断翻訳は遠慮頂けますようお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-21 21:47:26
93524文字
会話率:20%
2010年代後半から2020年代の大衆文化にみられる「弱さ」の表象が社会を再構築していく上で重要な価値をもっているのではないか、と思っていました。
そこで、1990年代からミュージシャンのナナヲアカリさんの作品とココナッツ野山先生の小説『ギ
スギスオンライン』に至るまでの間に「弱さ」がどのように扱われているかを整理してみました。
※以前別のところで書いたものを改稿しただけとはいえ、一晩で大幅に改稿したので、誤字脱字や文法誤りの山。その上、引用にあたって著作権を侵害しないために必要な情報を入れているのですが、そのために非常に読みにくいです。ポツポツと本文を修正します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-11 04:44:01
12082文字
会話率:0%
「※※※※・ドール」という都市伝説を知っていますか?
大学時代の友人から「相談がある」と言って呼び出された「私」は、
いつの間にか、非現実的な事件に巻き込まれていました。
もしかしたら、私を含めた関係者全員が、正気でないのかもしれない。
そうでありますように。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-18 04:37:26
10550文字
会話率:18%
私たちを地獄で裁くこと
RPGやファンタジーの形に落とし込んでますが、テーマは戦争反対。悪の帝王ゴルゴロスを倒した勇者シェスターが、地獄で裁かれるというものです。勇者シェスターは真実の裏側を見る。そこにはもう一つの正義がありました。
【筆
者より】
自分が大人になったら、第二次世界大戦のような悲惨で愚かな争いごとはなくなっているもんだと思っていた。高校生(1990年代)あたりから、まもなく成人だというのに、紛争はどこかとあることが常になってきた。そして、次第に無関心で何も思わなくなってきた。
誰かと誰かが争うことは、誰かと誰かが憎しみのバトンリレーをするようなものだ。それにゴールがあればいいが、ゴールはない。
僕みたいな人生の落ちこぼれは、せめて、子どもたちに伝わるように、いろんな媒体で勝手に物語を書いて、タトゥにしていきたいのです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-09 16:53:25
4432文字
会話率:42%
1990年代から2000年頃にかけての、ワーキングガール(OLさん)のお話です。当時を思い出したり、調べたりしながら書きました。残酷な描写はないですがユーレイと死体は出ます。
最終更新:2024-02-09 16:13:50
32095文字
会話率:46%
霊能力の強い女が生まれる一族・水無瀬。
水無瀬 玄舟(みなせ げんしゅう)を頂点とする水無瀬一族は、『ひとつの国家を掌握する』という野望を抱いている。
一介の拝み屋だったのが、政治・経済界から頼られることが多くなり、時代の流れとともに宗教色
を強めた一族だ。
ある日、当主の水無瀬 知世(みなせ ちせ)が早々に亡くなり、新たな当主が選ばれた。
新たな当主となったのは、14歳の少女、礼夏(れいか)だった。
他の投稿先・・アルファポリス折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-18 20:12:30
28412文字
会話率:43%
めんどくさいめんどくさい。
最終更新:2024-01-17 04:48:05
1116文字
会話率:0%
二度の世界大戦とその後に訪れた近代化の大波は、世界中に存在していた様々な慣習を洗い流した。
たとえば『ここに入ってはいけない』という山。
たとえば『神様が宿っているから切ってはいけない』という木。
たとえば『罰が当たるから壊してはいけない
』という社。
たとえば『悪いモノを封じているのだから移動させてはいけない』という大岩。
諸々の『神聖なモノ』は急速に失われていった。それも世界規模で。
その結果、現世と幽世と呼ばれる境界が揺らぐこととなった。
1990年代。オカルトだとか詐欺だと言われていた【霊的なモノ】が当たり前に現世に現れるようになった。
2000年代。それら【霊的なモノ】が異界と呼ばれる己の世界を構築することが当たり前と思われるようになった。
そして2020年代の今。人類は【霊的なモノ】を排除しなくてはならない存在ではなく、共存することができる存在として認識するようになっていた。
これはそんな時代に生まれた少年の物語。
題名は変更するかも。
タグも増える可能性有り。
不定期投稿になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-21 12:19:27
319960文字
会話率:28%
1990年代、或る片田舎の幹線道路沿いに奇妙なバッティンセンターがあった。
一番奥の打席に「勝負するなら自己責任!」と書かれた看板が掛かっており、ピッチングマシーンも異様な装飾で、一部の常連しか利用しないと言うのである。
好奇心だけ旺盛
だった学生時代の「私」は、ビーンボール寸前の荒れ球に翻弄されるが、直後に挑んだ巨漢は大健闘。
見守る「私」も手に汗握り、想定外の名勝負になっていく……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-10 18:24:33
1912文字
会話率:4%
ホルンに一生を捧げると誓った高校生 昌成桃湖。1990年代の地方都市・都美市を舞台に、桃湖の葛藤の恋愛人生を描いてゆく。全15話。定期的に更新。
最終更新:2023-09-02 23:21:39
934文字
会話率:12%
今宵は・・・1990年代を代表するアーティストのうち、『DEEN』の紹介です♪
キーワード:
最終更新:2023-05-09 20:14:15
1116文字
会話率:26%
2020年、コロナ禍。僕は、たまたま独身のおじさんに「あの頃」の話を聞いたのだった。誰にでも青春時代はあった。それは、この「冴えない」おじさんにも。1999年~2000年が舞台の「懐かしい」恋物語の結末とは。
最終更新:2023-03-22 09:00:00
60607文字
会話率:38%
1990年代から2000年初頭にかけて、爆発的に流行した
「ぱちんこや」というギャンブル。
その規模は、20兆円市場にまで膨れ上がった超巨大産業であり、通常の業界では有りえない売り上げ・粗利益を叩き出していた。出世・年収・男と女、そして巨大
利権に群がる公的組織や人間たち・・・・・
主人公が働く店舗で遭遇する、様々な人間関係・社内恋愛・出来事・事件。
これは、若い主人公が「男女平等・実力主義」の職場環境で成長する中で「現実」がどのようなものかを思い知る姿を描く、社会派ストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-26 02:03:33
12858文字
会話率:28%
1990年代の映画館での出会い、経験の物語、
最終更新:2023-02-03 03:16:24
211文字
会話率:0%
1970年代に「変身ヒーロー」ブームの魁(さきがけ)になったTV番組「鬼面ソルジャーズ」。
しかし、その主演俳優だった五十嵐武(いらがし たける)は、その後、映画やTVに出る事はなく、舞台を中心に活動をし続けていた。
その原因は……「鬼面ソ
ルジャーズ」の本来の主役で、五十嵐の親友だった金藤雄介の撮影中の事故死と、制作会社・TV局によるその隠蔽。
しかし、1990年代、金藤雄介の伯父である在日韓国人社会の大物から、ある驚くべき事実を知る。
「金藤雄介の国籍は日本でも韓国でもない」
「そして『鬼面ソルジャーズ』の必殺技の元になった金藤が得意とした蹴り技は、日本・韓国いずれの武道・武術の技でもない」
更に時は過ぎ、2020年代……かつて「正義の味方」だった男の心の時は意外な形で再び動き出す。
「なろう」「カクヨム」「アルファポリス」「Novel Days」「GALLERIA」「ノベルアップ+」に同じモノを投稿しています。(GALLERIAは掲載が後になります)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-21 19:47:22
35794文字
会話率:37%
神大路加奈は21歳の女子大生だが見た目は中学生で自分のことを「ボク」いう僕っ娘。色白で痩せてて、髪型は金髪ショートボブで女性というよりは、まるで美少年。その容姿から妖精というあだ名だったが高校時代に激しい虐めにあい、不登校になり留年して転
校した過去があった。
両親が創業した食肉加工工房を継ぐべく学業と部活に励んでいた彼女だったが、たまたま後輩が紹介してくれた2歳年下の里中裕人に夢中になる。裕人には付き合っている女性がいたが、彼女は無理を言って友達になってもらうことに成功する。スマホもSNSもなかった1990年代が舞台の加奈と裕人、そして、もう一人の僕っ娘、岩倉智子の物語。
この作品は「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-21 16:35:30
35360文字
会話率:24%