僕の実家は王国の侯爵家。
三男なので適度なスキルで気ままに暮らす予定だ。
そんな僕が10歳の開化の儀で|能力板《スキルボード》を授かったら、クラスが『大盗賊』だって。さすがに父ちゃんも激怒して家を追い出されたとさ。
たどり着いた街でパーテ
ィに誘われるも戦力外でさようなら。
スキルも覚えず能力値もオール1の僕ができるのは薬草採取だけ。
採取中でも魔物に襲われボロボロになり、店先で落ちてる果物を手にすると、冤罪で捕まって牢屋で迂闊だったと反省する。
次の日には「もう来るんじゃないぞ!」と送り出されたけど…
大盗賊ってなんだろね?
そんな侘しさを抱えた僕の冒険譚。
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4/8、9は16時、18時、20時の3話づつ更新。
10、11、12は16時更新。
13、14も16時、18時、20時の3話づつ更新。
以後、毎日16時更新、土日は16時、18時の2話づつ更新。
ストック状況によっては追加更新あるかもなのでブックマークいただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-20 16:00:00
215074文字
会話率:34%
【毎日13時投稿】
「異世界から元の世界に戻るとレベルはリセットされる」⋯⋯そう女神に告げられるも「それでも元の世界で自分の人生を取り戻したい」と言って一から出直すつもりで元の世界に戻った結城タケル。
死ぬ前の時間軸——5年前の高校2年
生の、あの事故現場に戻ったタケル。そこはダンジョンのある現代。タケルはダンジョン|探索者《シーカー》になるべくダンジョン養成講座を受け、初心者養成ダンジョンに入る。
レベル1ではスライム1匹にさえ苦戦するという貧弱さであるにも関わらず、最悪なことに2匹のゴブリンに遭遇するタケル。
絶望の中、タケルは「どうにかしなければ⋯⋯」と必死の中、ステータスをおもむろに開く。それはただの悪あがきのようなものだったが、
「え?、何だ⋯⋯これ?」
これは、異世界に転移し魔王を倒した勇者が、ダンジョンのある現代に戻っていろいろとやらかしていく物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-20 13:10:00
65549文字
会話率:49%
学校では陰キャ気味の高校生、|水無月《みなづき》 |真人《まさと》は、ネットにてラブコメ小説を書いていた。
誰にも気付かれず2年生に進級したが、ある後輩との出会いから彼の人生は大きく変わることになる。
※カクヨム様、ハーメルン様でも投稿
させていただいております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-20 12:40:00
31168文字
会話率:52%
無窮の塔バベル――天高くそびえるその塔の中には何百という「塔」への入口があり、日々塔の攻略を目指すべく「挑戦者」たちがしのぎを削っていた。
迎え討つは「塔主」。魔物を召喚し、罠を配置し、自分だけの塔を創り上げて「侵入者」を退ける。
塔主に選
ばれた者も、塔を攻略した者も、英雄として名を馳せる。それがこの世界だ。
第500期の「塔主」に内定したシャルロットは田舎街の娘だった。「塔主」になるのも嫌々だった。
しかし内定式にて神から与えられたのは「女帝の塔」。
それは|二十神秘《アルカナ》と呼ばれる名高い一塔だった。
しかも同時に与えられた|神賜《ギフト》は|神定英雄《サンクリオ》と呼ばれる過去の偉人・英雄の召喚だったのだ。
力を持たない娘に「女帝の塔」と「|神定英雄《サンクリオ》」が与えられた。
分不相応だと驚くシャルロットとは逆に周りは騒然となる。
なぜなら、召喚して現れたのは「メイド」だったのだ。英雄とは程遠い。
しかもそのメイドは――この世界の誰も知らない「四本腕のメイド」だった。
※主人公は現地人ですが異世界転移タグをつけています。
※ダンジョンではないですがダンジョンマスタータグをつけています。ご了承下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-20 09:00:00
1787819文字
会話率:22%
誰も信じない古代創世記に、こんなことが記してある。
世界には6人の魔王がおり魔王は各大陸を統べていた。
魔王は互いに干渉はしないが島々の権利をめぐる小競り合いは絶えなかった。
2000年前に世界最大の魔王が行方知れずになっ
た。
岩堀|雪水《ゆきみ》は高3のJK。父がなくなってボーリング会社を引き継いだが、高齢の社員は引退。ひとり残った若手を連れて週末だけ仕事をうけてるがいつ倒産してもおかしくない。その社員も辞職を願い出ていた。
そんなとき妙な石を掘り当てる。石は中学男子の姿になって、大陸の魔王『ソイルジーオ』と名乗った。
2000年前。直近の東島を従わせようと乗り込んだのだが、魔王の魔力が絶大なのは自ら納める大陸のみということ忘れて、手痛い反撃を受けた。身体は7つに分割されて封印された。|雪水《ゆきみ》が掘り当てたのは、メインの部分だった。
「地中に埋まった身体【宝玉】をみつけて復活したい。褒美はこの島の半分をやろう」
戦国武将のような空手形な褒美に興味はないが、|雪水《ゆきみ》は手伝うことを約束する。魔王をこき使って会社を立て直すついでに……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-20 08:00:00
18389文字
会話率:46%
これは、バラバラになった世界を旅する二人の物語である。
世界は分断された。
閉ざされ交流がなくなった人々は己の国に生きていく。
国は深い大地の下にあるという。それが本当なのかなぜそうなのか。わからない。
ススキに似た背の高い麦
が生える荒涼とした大地。
平地と丘と低い山。どこかに流れていく細い川。
いつ誰が築いたのか知れない道。
道をゆけばときおり出現する|祠《ほこら》は国へ入口。
旅人だけが行き来できる、たったひとつの交流チャンネル。
「ねぇピコ。次の国はなにかな」
「知らない。いけばわかるだろ」
「つまんねーヤツ」
「詰まんない? ガオの20㎜砲よりもか?」
「オレの20㎜は詰まんなくない。そこに直れ! 証拠をみせてやる」
少女のピコバール、軽戦車のガオ。
ふたりは、きょうもなかよく麦の道をゆくのであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-26 08:00:00
94290文字
会話率:61%
隕石。
空気のない世界から重力に惹かれ、運よく地上までたどり着いた落下物のこと。
アメリカのアリゾナ州フェニックス。数日にわたって隕石が落下した。狭い地域に密集した隕石群は|軽量隕石《ライトテイア》と名付けられ、これを堺に、地球
上のあらゆる地域に一定期間、降り注ぐようになった。
|軽量隕石《ライトテイア》に見舞われたエリアは、終末的な破壊力で、復興不可能なまでに壊滅つくされる。いっぽう、落下した物体には非常な価値があった。世界各国は禍と利益を天秤にかける。自国に発生することを忌避しつつも願った。
どの国にも来るべき災害に備えた組織が創設されていく。
16年が過ぎた。
北海道札幌市。日本に2度目となる|軽量隕石《ライトテイア》が発生。
日本の隕石対応部隊「|対人外生物異物《ホスクラド》|対処班《フリート》」が出動。札幌に仮拠点をつくり、事態の鎮静を待つことになったのだが……。
「聞いてくださいよ。くそっすよ! くそっす。どーこがカリスマ美青年販売員ッスか。修正アプリ活用で元顔ゼロっすよゼロ。イケメン度90までは望んでなかったスよ。けどせめて80%くらいはいって欲しかったス。思わず逮捕するとこだったスよ。時間損したっす。くそっス。くそ。はいソフトクリームっ!」
巨大変身ヒーロー(?)モノです。
暗い話なのですが、はっちゃけたキャラで弾き飛ばす予定。
(筆の進み遅いです)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-01 12:44:09
167201文字
会話率:52%
《殺し奪うだけの才の果てたる百の魂の一つに告げる。
汝らの魂に刻まれた【武器】を取れ、七匹の【ドラゴン】を殺せ》
超存在からの一方的な通知から急転直下、目覚めればそこはどことも知れぬ山の中。
【ドラゴン】殺しの報酬は【望み】。百
の魂に与えられたのは僅かな情報と【武器】を呼び出す力のみ。
神なき世界に満ちるのは残酷と混迷。欺瞞と恐怖、欲望と殺意、そして血泥の混沌であった。
過酷なサバイバル・古今東西武器バトルロイヤルの幕開けである。
諸君の前に立つのは二人の主人公。
一人は自称身長150センチ、正確には寸足らずの少年|管金(すがね)。彼は学校に行きたくなくなかった!
前日嫌なことがあったから、ぐずって道草食ってふて寝していたのである!
管金には身長という願望があった。あと30センチ、いや最低でも10センチは欲しい。女子も含めてクラスで一番背が低いのって悲しいよね? 本人切実なその願いのために、管金は魂に刻まれた【武器】、大鎌を手に戦う。全てはおっぱい……じゃなかった、身長のために。
もう一人はラクロス部所属のギャル、|後虎(アトラ)。
頭は空っぽ、考えなしの直情径行。
しかし誰にも言えない強い願いが、後虎を戦いに駆り立てる。
可愛いはサイキョー! 絶対【ドラゴン】ぶっ殺す!
思考回路は単純だが、やる気と殺意は本物だ。
二つの魂の苦難と激闘の屍山血河残酷邪悪血みどろアクション(ちょっとエッチな展開もあるよ)ここに開幕!
土曜日以外毎朝七時に投稿します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-20 07:00:00
90638文字
会話率:34%
「 青 春 」
それにひどく憧れ手を伸ばし、、拒まれそれでも前を向き進む
己を青春御道唯神とする男 |六和道《むつわどう》|神刃《かむら》
「俺の人生に『青春』がないのなら、俺自身が道を切り開く‼︎」
誰もが焦がれる青春物語が今始ま
る!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-20 06:00:00
116169文字
会話率:31%
ある日、剣と魔法の異世界へ転移した|霧山《きりやま》カズヤは、宇宙船の美少女ロボットであるステラに助けられる。
異世界転移で期待していたチート魔法や、武器・防具は何も持っていない。森をさまよっていたカズヤは、魔物に襲われていたアリシア姫を
助けようと奮闘したが、あえなく返り討ちにあっていた。
宇宙船は300年前に地上に墜落しており、ステラは人間の命令がないと宇宙船の外に出られない。カズヤは、ステラのマスターになることを引き受けた。
かくしてカズヤは、ステラからオーバーテクノロジーの武器を借りて、魔法が飛びかい、魔物が蠢く異世界へ飛び出していく。
ちょうどそのとき、アリシア姫に再び襲撃の手が忍び寄っていた。
※最終章・第8章(予定)までのプロット完成済み。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-20 04:10:00
339694文字
会話率:35%
死か断筆か、それが問題だ。
これは|懺悔《ざんげ》か、恋文か、道標か、遺言か。
あるいはただ書き散らしただけの駄文なのか。
展開も解釈も、二転三転するだろう。
私にとってそうであるように、君にとってもそうなるだろう。
この
|筆者《わたし》の七転八倒、|九度《くたび》起きればこともなし。
生きる意味なんて分からないし、書かない理由も思いつかない。
ただ、確かなことがひとつだけ。
生きることは、楽しすぎてしょうがない。
この作品は作者ブログ「君主Onlineラボラトリ(http://blog.livedoor.jp/kunshu_lab/)」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-20 00:00:00
89844文字
会話率:5%
がらんどうの駅構内。
現実発、|非日常《ファンタジー》行きの往復券を買った。
電車を降りると、世界は奇跡に満ちていて――。
この作品は作者ブログ「君主Onlineラボラトリ(http://blog.livedoor.jp/ku
nshu_lab/)」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-19 00:00:00
1576文字
会話率:0%
剣と魔法のファンタジー世界アモルトエリス。
その世界の唯一神エリスの友人に認められた者は地球から転移させられ、皆から聖女さまと呼ばれる。
容姿が女の子に見えることを理由に男女問わずにいじめられていた|天《そら》はある日、聖女として異
世界に転移してしまう。
聖女さまは通例で聖女学園に通うものらしく……
「僕、男なんですけど……」
※不定期更新です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-20 00:00:00
1201164文字
会話率:52%
|中村《なかむら》 |誠一《せいいち》は中学三年の時に幼馴染の|暁《あかつき》 |紅羽《くれは》に告白をし、玉砕した。
玉砕した誠一はきっぱりと紅羽の事を諦めようとするが……。
最終更新:2024-05-19 22:45:54
197028文字
会話率:47%
死んで転生したのは異世界。 しかも人造人間として生まれ変わった俺は右も左もわからない場所で一人の女性と出会う。
魔法、錬金術、魔導機《アーティファクト》が存在する世界で生きる為に頑張ります。
頑張ってたら人造人間である俺の体に秘密があるよう
で、陰謀に巻き込まれました……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 16:30:00
201025文字
会話率:50%
俺の名は。〝天音アスト〟
現在はアルキオネの艦長を務めている。
あまり目立ちたくない性格のおかげか、参加した戦場から全てひっそりと無事に生還している。
未だ人類は、謎の宇宙怪獣を相手に防衛を強いる日々を送っているが、俺はなるべく目立たないよ
うに立ち回る事で何とか生きながらえてきたのだが……
次々に配属されるクルー達が有能すぎて、俺の戦艦はいつしか不沈艦と呼ばれるようになり、目立つようになってしまう。
美少女達クルーたちは何故か俺が凄い艦長だと思ってるみたいで……度々ちょっかいかけてくるんだが……
えっと……もしかしてまた活躍しちゃってる? 頼むからお前ら、そんなに頑張んないでくれ……
【あらすじ】
人類が宇宙に進出して幾数年が経過した遥か未来の地球。宇宙への希望を見出した人類は手を取り合い、平和に暮らしていた。
北暦108年、突如地球圏に襲来した謎の宇宙怪獣『|ENIM《エニム》』によって、宇宙コロニーを襲撃された。多大な犠牲を伴い、人類は辛くもその脅威を排除することに成功した。この敵に対応するため、人類は宇宙連合軍を創設。
北暦111年、宇宙連合軍は「太陽系全宙域防衛戦線」に基づき宇宙連合艦隊を引き連れて第2の地球としてケプラーを建造。ケプラーを中心に対ENIM侵攻阻止防衛ラインを強化した。
北暦179年、ENIMとの交戦が激化する中、1体のENIMを生きたまま捕縛することに成功する。生体データから人型兵器|Drive Doll《ドライヴドール》を開発。今まで宇宙艦隊での戦闘のみだった人類は、その圧倒的な性能により次々と数多くのENIMを撃墜し、ここから人類は反撃の糸口を見つけたかのように思えた。
そして現在、西暦290年、宇宙連合軍はDrive Dollを運用してもなお、戦死者は後を絶たなかった
どのような新機体、新造艦であっても無限に現れるENIMの脅威は変わらない。生還率はどんなに大きく見積もっても60%だ。
そんな中、天音アスト艦長率いるアルテミス級 DD専用強襲揚陸艦 5番艦 アルキオネは、今や旧式と言ってもいいのにも関わらず。この23年間沈むことなく帰還している。
彼の噂を聞いた者たちは、臆病者や卑怯者と呼ぶ者も居れば、英雄と呼ぶ者もいるが果たして――
これは、目立ちたくないおっさん艦長と彼を取り巻く美少女エリートクルー達のSFラブコメである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 14:26:19
99665文字
会話率:45%
【第21回 書き出し祭り参加作品 第三会場2位】
貴方も言ったことがあるかもしれない。
あるいは誰かが言っているのを聞いたことがあるかもしれない。
話の通じない人間を、言動が理解できない人物を
"宇宙人"と蔑称
するのを。
ここで問いたい。
その人物が本当に宇宙人だったらどうなるだろうか?
貴方の母星が侵略されてしまうしれない!?
安心してほしい。
この宇宙人はただただ愛でるだけ。
愚かな|原生生物《人間》を愛でるだけだ。
取るに足らない原生生物達の日常も、価値観の異なる宇宙人から見れば
とても楽しい喜劇になる。これはそんなお話。
それでは成り行きを語ろう。
種としての合理性を追求し尽くして、進化の到達点に達した”とある宇宙人”は、手持ち無沙汰だった。
最早、繁栄も衰退もしない只々悠久に生き永らえる存在となり、永遠とも言える余暇を持て余していたのだ。
そこで思いつく。
進化の途上にある生物達を観察すれば、余暇が楽しく過ごせるのではないか。なんなら、自分達が導いてもいい。
そうして気まぐれで訪れた星で原生生物が進化の発展途上で無駄や不合理・不条理まみれながらも必死で生きる姿に感銘を受ける。
そして、その様子を表すであろう現地の共通語『Kawaii 』に心酔するのであった。
この星で余暇を過ごそう。そう決めた矢先に新進気鋭、才色兼備の若手女性実業家と出会いコンビニの雇われ店長となる。
誰に頼まれるでもなく発展途上の惑星の治安維持活動を行う異星人との一悶着があったり、厄介な客や物騒な事件に巻き込まれたりしながら、今日も彼はしみじみ思うのであった。
『この星の原生生物はとにかくKawaii』
■作者から伝達事項
・本作は連作短編です。各話は一万字程度の短編なのでサクッと読めます。基本は1話から読むのがおすすめですが、どこから読んでもそこそこ楽しめると思います。
・コメディ、ギャグなので各話の終わりはハッピーエンドかそれに近しいものです。ご安心ください。
・更新頻度は週次です。作者多忙だと不定期になる可能性はあります。
※この物語はフィクションです。
※この物語には犯罪行為や公序良俗に反すると思われる表現が若干出てきますが、そうした行為を推奨する意図はありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 13:10:00
15441文字
会話率:38%
人類の傲慢さが生み出した人殺しの獣、<メタル>により人類は地上を追われ、生き残るために空へと逃げ出した時代。
“貴族殺し”の罪を犯して故郷の“浮島”を追放された少年“ムジカ”は、3年間を共にした傭兵団長ラウルに謀られ、彼の娘共々“人質”扱
いで学園都市、“浮島セイリオス”へと入学させられた。
「俺が傭兵兼講師、お前とリムが、俺が裏切らないよう人質兼学生扱いでワンセットの契約だ。悪い取引じゃねえだろ?」
「ふざけろ。なんで俺が、今更学生やらされにゃならねえんだよ」
だが否定むなしく始まった、学生生活。
嫌々ながらに学生をする羽目になったムジカは、だがひょんなことから<メタル>と戦う義務を負った“|貴族《ノーブル》”の子供たちと出会い――
「教えてくれよ――お前たちの言う“ノーブル”ってなんだ?」
貴族としての、誇りと名誉。責務と権利。幼い頃の憧れと――命を捨ててでも戦う、覚悟。
卑しさと、高潔さと。これはその狭間で生きる少年の、“戦う理由”を探す物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 12:11:11
298318文字
会話率:41%
何も失わずに何かを得ようとするなんて烏滸がましい―。
木下真三郎は、ある日を境に自らの“能力”に目覚めた。
空っぽの自分を満たすものを求め、彼は剣をとった。
“能力”とは、生まれながらにして人間に与えられた“権能”のこと。
“操術系”
の能力は、各々に割り振られた事象を操る。
“変術系”の能力は、各々に割り振られた物質に、自らが変化することが許される。
無論、人ならざる権能を行使するには、並大抵の覚悟ではままならない。
―失いながら戦う、それが|能力者《彼ら》の生き様。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 11:20:10
99342文字
会話率:55%
2XXX年。地球規模の環境問題は日々進行していき、人類は危急存亡の状況に立たされた。
そんな中、科学者集団が、地球を揺るがすほどのエネルギー源の存在を示唆。
それはいつしか聖樹|“救世主”《メシア》と呼ばれ、人類の総力を以て‘それ’を探し求
める…。
所変わって、日本最大規模の学園である真桜学園に入学した松坂怜於は、慣れぬ名門校に時々躓きながらも、楽しい学校生活を送っていた。
だが、緊迫した世間は、怜於とそのクラスメイトたちを巻き込んで終末へと進んでいく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-17 11:43:31
136763文字
会話率:55%
とあるダンジョンで王子、王女とその学友達に出会った冒険者2人は、成り行きで王子、王女達を助ける。
王子達を助けた|プラチナム《白金級》の冒険者、ドゥルーヴと相棒のハリアーは今後会う事も無いだろうと思っていたが、何故か深く関わる事になってし
まい……。
主人公であるドゥルーヴが、自身の|フライハイト《自由》を手に入れようと画策する話です。
ドゥルーヴは女性に関してはクズっぽい奴です。何でも出来るようでそうでない部分もあります。
舞台が中東(トルコ)っぽい所なので、そういったテイストの服装や食べ物が出てきます。あくまでも"風"なので深く突っ込まないでいていただけると、作者が胸を撫で下ろします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 06:00:00
795002文字
会話率:76%
生まれた時から難病で|白河《しらかわ》|脩《しゅう》は成人まで生きられないと医者に診断されていた。
その為、毎日を病院で本を読んで過ごしていた。病状が悪化しあっけなく死んでしまう。
気が付くと自分が赤ん坊になっており、更に自分が曹操の息
子の曹昂になった事に知る。
本を読んでいたので、自分が宛城の戦いで死ぬ事を知る。そんな未来を回避する為に前世の知識を活かして生き残る事を決める。
この話は三国志演義に準拠します。ノベルアップにも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 00:19:51
2070608文字
会話率:40%
高校生活1年目のある日の放課後
教室にて
鈴木 和真は目の前で起きている光景を見て、啞然としながら思う。
「一体、どうしてこうなった?」
俺は今、誰もいなくなった教室で同じクラスメイトである美少女に告白されるところだ。
だが、告白
と言っても皆が思う、一般的な告白とは違う。
なぜなら、それは美少女四人による、同時告白だったからだ…
「あのさ……和真君。」
「は、はい……」
「もし、良かったら、私と付き合ってくれませんか?……。」
そう頬を赤らめ告白してきたのは、|木嶋《きじま》 |唯《ゆい》
黒髪のショートヘアと綺麗な黒の瞳が特徴的なごく一般的な生徒。
性格は、ちょっぴりおとなしめだけど、とても努力家である。
「ちょっと待ちなさい! 和真!。唯なんかより……そ、その……わ、私と付き合いなさいよ!」
そう恥ずかしさ全開に告白をしてきたのは、|駒形《こまがた》 |花音《かのん》
甘栗色のロングヘヤーを肩まで伸ばした髪と緑の瞳が特徴。
性格は……まぁ、一言で言えばツンデレである。
「えぇー、こんな二人よりもー、私と付き合ってくださいよ~。」
そう軽々しい口調で告白をしてきたのは |清水《しみず》 |葵《あおい》
茶髪のショートヘアーと、なんと言っても男子が必ず、チラ見をしてしまうほどの巨乳が特徴。
だが、性格はわがままであり、自意識過剰なところがある。
「いいえ、この、三名よりもわたくしとのお付き合いしてくれませんか?和真殿」
最後に告白をしてきたのは俺たちクラスの学級委員を務め、あの西園寺財閥の一人娘である |西園寺《さいおんじ》 |彩華《いろは》
黒髪のロングヘヤーを一つでまとめている所といつも黒縁メガネをかけているのが特徴。
性格は、超が付くほど真面目であるが……
まぁ、この辺で話を戻そう
「そんな事、急に言われても……」
俺はいきなり過ぎる、四人同時告白にどうして良いのか分からない。
てか、そもそもこれは夢じゃないのか?……
そう、疑ってしまうほど、俺の前であり得ない現象が起きている。
俺は一度、彼女らから背を向け頬をつねる。
「いてっ!」
どうやら、この夢のような現象は現実だった。
それが、分かった瞬間、心の中で俺は叫んだ。
「一体、どうしたら、いいんだよー!」
これは、そんな俺と四人の美女の恋愛物語である!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 00:00:00
155822文字
会話率:40%
俺、竹中 隼人には昔から仲の良かった幼なじみがいる。
その名は|東雲《しののめ》 |夏希《なつき》。
東雲はあの有名財閥、東雲財閥のご令嬢である。
それ故、東雲はプライドが高く負けず嫌いであるため学校の成績は常にトップを維持していた。
俺から言わせれば天才幼馴染だった。
だがそんなある日・・・・・
俺は東雲にある秘密を握られて東雲のしもべとなった・・・・
そしてそれ以降は東雲の忠実なるしもべとして俺は生きたはずだった・・・・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-18 00:00:00
48137文字
会話率:41%
霊山のふもと、たった一人で生きてきた|白《ハク》。
そんな辺境に、不似合いな隊商が現れた。彼らは本当にただの商人なのか?
不思議に思う|白《ハク》の前に現れたのは。
最終更新:2024-05-18 23:00:00
260230文字
会話率:7%