戦国時代きっての名将武田信玄。そんな彼の名と共に現代に語り継がれる最強の軍団”武田騎馬隊”。その始まりは、武田信玄と一人の流浪のケンタウロスの出会いであった。新しい視点から歴史の謎を解き明かす、その始まりのエピソード――。
最終更新:2021-06-09 12:02:14
4155文字
会話率:56%
時は戦国、所は甲斐の国。
飯富家の当主である兄から源四郎はとある相談を受けていた。「戦場において”飯富家ここにあり!”と目立つ工夫はないものだろうか?」と。
この言葉をきっかけとして、源四郎の迷走と苦悩が始まる。やがてその着想による苦
心作の数々は飯富家のみならず、他家にも影響を及ぼしていく。
~後の世に赤備えとして知られる精強無比の軍勢を作り上げた山県昌景の物語~折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-18 21:20:30
144300文字
会話率:42%