西暦1249年。聖地エルサレム奪還を目指すフランス王ルイ九世は、その障害となるアイユーブ朝を叩くべく、エジプトに侵攻。
しかし、迎え撃つアイユーブ朝では、スルタン・アル=サーリフが病に倒れた。
残されたスルタン妃・真珠の木(シャジャル・アッ
=ドゥッル)は、スルタンの死を隠し通すことが出来るのか? 彼女の孤独な戦いが始まる――。
拙作『フリードリヒ二世の手紙』のスピンオフで、女王様シリーズ第六弾です。
※本作はカクヨムの短編賞創作フェスお題「秘密」向けに書き下ろしたものの転載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-21 20:00:00
3256文字
会話率:20%
タイトルの通りです。
最終更新:2023-10-21 19:57:12
343文字
会話率:0%
モンゴルの王チンギス・ハーンにローマ教皇から密書が届けられた。
「大ハーンよ、あなたは永遠の命を得られる。共に永遠の命を得よう。世界は二人の偉大な王が君臨するには十分な広さがある。私は西方の王になり、大ハーンは東方の王になる」
この密書をき
っかけに、チンギス・ハーンは西方遠征を決意する。
天山山脈を越えたモンゴル騎馬軍勢は、パミール高原の麓にひっそりと暮らす古(いにしえ)の一族の村を制圧する。目的は永遠の命の源である始祖の玉、そして始祖の玉を司るシャーマンの確保だった。
ところが、村を襲った悪魔との戦いの中、始祖の玉は失われてしまう。
同じ頃、西方のヨーロッパとイスラムの間では聖地エルサレムをめぐる戦乱が激しさを増し、東方の日本では朝廷と武士が対立する未曽有の国難が発生していた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-14 16:00:00
916033文字
会話率:23%
何故、聖地問題が発生したのか?
イスラム教、キリスト教、ユダヤ教の背景を解説
学校では決して習わない宗教についての内容です。
聖地エルサレム問題については、ややこしく複雑な様々な歴史的背景があり理解するのが難しいと思います。
そこで数年
前に私がまとめたものを公開いたします。
GHQ占領政策のため、日本人は潜在的に宗教と聞いて腰が引けると思いますが、是非お読みください。
最後は、レオナルド・ダ・ヴィンチなどの絵画についても触れています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-16 22:00:00
7613文字
会話率:7%
北フランスの少年エティエンヌは、「神の手紙」を神から手渡され聖地回復をするようお告げがあったと説いて回り、それに感化された少年少女らが多数集まった。
そしてマルセイユへと出発した彼らの前にイタリア商人を名乗る男が現れ、聖地エルサレムへと
向かう船を無償で提供すると申し出てくれたのだが…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-11 16:34:37
4437文字
会話率:39%
舞台は、怪物が出没し、奇跡が起こる、異暦12世紀の聖地エルサレムを中心とした十字軍国家群。テンプル騎士団に所属する主人公レードは、かつて呪いにより心臓をその身から失ってしまっています。この物語ではレードが、彼に仕える盾持ちコーディスと共に
テンプル騎士団の一員として、数々の怪事件を解決したり、聖地を防衛する戦いに参加する中で、自らの、そして聖地の真実を目の当たりにします。
1話約1000字
カクヨム、アルファポリスにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-12 22:40:20
82629文字
会話率:60%
日本人であった主人公の男、田村は気がついたら金髪のシスターになっていた。どうやらモチを喉に詰まらせて死んだ彼女に異世界の神様が憑依させたようだ。しかもここは中世ヨーロッパ風異世界である。さっぱり歴史にも詳しくない主人公は天の声に従って聖地エ
ルサレムを目指すことにする。時代は11世紀後半、第一回十字軍の頃を様々に変わりつつも再現されている異世界。スキルや加護を所得し持ち前の陽気さと順応力で中世風異世界を生き抜く主人公と、それにツッコミと解説を入れる天の声コンビの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-16 07:42:21
122301文字
会話率:50%