伝統的な美しい街並みと豊かな自然に囲まれた小さな国・サラドック公国の公女イシルミーアが16歳になった頃、新興国のヴァシュニル国の国王ベレガディアが突如としてサラドックに訪れた。
人外の存在である彼はサラドックの大公に、ヴァシュニルの属国とな
るか、イシルミーアを妻として差し出すかを迫る。
イシルミーアは国と国民のため、ひとりヴァシュニルに嫁ぐことを決意したのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-06 22:00:00
21244文字
会話率:21%
生まれ育ったシルバート大陸を離れたユイナ達は、新天地を探して船旅を続けていた。だが、皆が寝静まる真夜中に『魔眼』と呼ばれる海賊から襲撃を受けた。
紅い瞳を光らせ、暗闇から襲いくる強敵。銀狼のアレスや船乗り達の活躍でどうにか撃退したものの
、多数の負傷者が出てしまった。
それから数日後、ロートニア王国の港町へとたどり着いたユイナ達は、休養と船の修理をかねてしばらく滞在する事となった。恵まれた自然、美しい街並み、どれも豊かで平和な景色だった。
ところが、そんな平和な街も『魔眼』と呼ばれる海賊に襲われていた。子供が攫われ、他の人間は殺されたという。それを聞いたアレスは、メリル王女と討伐の旅に出かけてしまう。
音信もなく待ち続ける日々はつらい。
眠れないユイナは、彼の無事を祈り、月夜に舞った。
帰ってきたら、恋心を打ち明けよう。
ところが、アレスに想いを寄せているのはユイナだけではなくて……
これは、恋に揺れる少女たちの葛藤と決意の物語。
【幕間<シルバート編>】
第一侯爵となり名実ともに国軍最高司令官となったラインハルトは、遠くない未来にシルバート大陸が沈没する事を予言した。シルバート王国の民を救うためには別大陸への侵略しかない。狙うはパッフェル大陸の強国ウィンスター。しかし、正面切ってウィンスターと戦うには同盟国のシラ=エン王国とネフェタリカ王国が邪魔だった。それを打開するためにラインハルトが考えた計画とは――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-25 14:29:23
378329文字
会話率:47%
大富豪メディリアス家のお嬢様であるユラシェは、心臓発作を起こして昏睡状態となった。
目覚めたのは一年後。
愛情深い家族、思いやりある友人、美しい街並み。
なにも変わらないように思えていたけれど、たった一つだけ変わったものがあった。
それは—
—頼りになる優しい婚約者。
ユラシェは知らない。
実は婚約者が別人であることに!!
婚約者であったヨルン王太子は、ユラシェが寝ている間に結婚してしまった。
穏便な婚約解消ができるよう、恋愛経験のない魔法使いリオンハールがヨルン王太子に変身しているのだ。
そのことを知らないユラシェは、偽者ヨルンに困惑しながらもときめいてしまう。
心優しいお嬢様と天然魔法使いの恋の行方は?
キュートで可笑しさ満載の、ピュアラブファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-22 09:00:00
106066文字
会話率:47%
異世界で最も美しい街、ローゼス。
その街の盟主の息子、レオンは結婚すべき年齢でありながら、未だに相手を見つけられなかった。彼は12歳の時、初めて下町に出た日に出会った、花屋の少女___初恋の相手を、忘れられなかったからだ。そんなある時、平民
の花屋とお見合いをすることになる。その女性はアンナ、といい、美しい人だった。暫く話しているうちに、レオンは、アンナが初恋の女の子だった事に気づき、結婚を前提に付き合うことになる。そんな彼らの、身分差を乗り越えた異世界の恋物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-02 16:58:19
1707文字
会話率:0%
(旧約シリーズは改稿前。)
≪旅系日常ファンタジー≫ノアの旅人は、時々シリアスに仄々するような、探検家達の冒険譚です。御一読の末、適当に鼻で笑ってください。
(浅かったり深かったりする冒険短編が連続します!!)
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「あらすじ」
魔法を失い無能力者として旅を始めたナナシ。彼の前に突如として現れた黒猫のエルノアは、自身の力を使い、魔法四輪駆動の特殊なキャラバンを動かしてナナシと共に旅を始める。
旅の動機はシーラと呼ばれる特殊地域群の探索調査、トレードによる収益、そして未だ見ぬ土地や国、文化への果てしない探求心であった。個性的な国々と様々なダンジョンに挑み行くナナシたち無能力キャラバン隊。立ちはだかる問題や不思議な人々、魔法を操る盗賊団や戦争の数々を横目に、魔法を使えない彼らの旅が和やかに始まる。
――『シリーズ最新章・短編【第10譚 獣人の国 編】完結。』――
次なる目的地は獣人の国。人間と獣人の共存を可能とした栄光ある国。ナナシたちを待ち受ける城下街は繁華を極め、一見すれば目を見張るほどに美しい街で有った。しかし、そんな獣人の国には良からぬ噂が流れていて……?
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※「禁書庫」の文章は"大事な禁書"なので、モラル的に読むべきではありませんが、読まれなくても本編ストーリーは楽しめます。
※その他、ストーリーの「あらすじ」は、活動報告欄に記載。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-18 10:07:11
318593文字
会話率:60%
世界は無数に枝分かれし、その様は一本の大樹に例えられている。
一つの世界は一つの葉の様に隣り合っており、
幹にはアエルと呼ばれる生命の源である力が流れ、循環し、生命を育んている。
神城 刀夜(かみしろ とうや)は亡くなった人物の体と記憶を
引き継ぐ事ができる『世界樹の旅人』である。
刀夜は幼馴染の少女の魂を追って様々な世界を旅している。
一つ目は美しい街並みと神秘的な神殿の建つ厳かな世界。
二つ目は魔法が使える不思議な学園のある世界。
そして三つめは見たこともない壮大な世界。
幼馴染の少女、葵の魂の光を親友と共に護るために刀夜は新たな世界に降り立った。
pixivでも連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-07 22:07:17
102903文字
会話率:50%
謎に包まれた都市国家【イレニア】。使節として派遣された魔法使いのアオイは、イレニアを象徴する【聖女】、政治を司る【聖議会】と会合する。だがその夜、聖議会のトップであるノクタヴィウスが殺害されてしまう。彼の死は、イレニアの美しい街並みに隠され
た暗部に繋がっていく。
全十四話完結です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-17 17:00:00
73969文字
会話率:42%
15年前の雪の夜に出会った女性を東北のある町に訪ねるところからドラマは始まる。あの夜の、幻のような記憶は、自分だけでなく、彼女もずっと抱えてきたものだった。再会した彼女が口にしたことは、意外な言葉だった。二度と会うはずではなかった二人が出会
い、東京で新しい生活をはじめることになる。彼女は、ショパンが好きで、季節と花を愛した。それは、別れた妻と同じだった。彼女に妻を重ねながら、息苦しいほどの充足に満ちた生活の中で、15年間にそれぞれが生きてきた世界を垣間見る。しかし、ある日彼女は、突然姿を消してしまう。彼女は、ある秘密を抱えていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-14 22:08:02
35504文字
会話率:41%
ゴシップ記事の編集者である主人公は、とある都市伝説の廃村についての情報を得る。
最初は疑心暗鬼だった主人公だったが、偶然にもその街に迷い込んでしまう。
主人公はそこで、過去自分が犯した罪を思い出した。
最終更新:2019-09-26 13:39:14
15105文字
会話率:29%
綺麗な街。美しい街。ほんの少し前、思い描いた未来?
最終更新:2019-04-23 20:43:58
398文字
会話率:0%
水と空の街、レアリア。
美しい街から少し離れた海辺と森の狭間に住むレオを中心に繰り広げられる、温かいお話。
最終更新:2018-12-16 21:31:00
2668文字
会話率:40%
市会議員を目指す会社員の私が通勤路で見かけるカッピカピのゲロ。美しい街を目指すため、嘔吐を繰り返すものに罰を与えることを考えるが、後輩に反論される。――酒に酔って嘔吐するものには、大人としてのモラルはないのか――。憤りを感じさせる、ゲロ甘く
ないヒューマンドラマ。皆様の街は綺麗ですか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-27 09:54:42
3858文字
会話率:30%
日本のラジオ局職員である佐々木七波は研修で訪れた外国でクーデターに遭遇する。
美しい街並みは廃墟と化し、東西に分かれ内戦状態となった国で七波は市民を慰めるための深夜ラジオを一人で始めるが、市民への影響力を持ちすぎたがために両軍に疎まれ、ある
日の放送中に殺害されてしまう。そして七波が次に意識を取り戻した時、彼は剣と魔法の異世界へと転生させられていた。
「この戦争を止めてほしい」七波をこの世界に召喚した女騎士はそう懇願する。七波は自らが抱えていた未練から女騎士の願いに共感し、彼女の目的を果たすためにラジオDJとしての才能を発揮していくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-20 01:26:04
39480文字
会話率:24%
日墨交換留学生の一員で、メリダのユカタン大学に留学している征木義彦は悩んでいた。同じ留学生の奥村志保美と付き合っていたが、最近、彼女の心が自分からどんどん離れていくのを感じていたのだ。傷心の義彦は旅に出た。アカプルコで数日過ごした後、バスに
乗ってタスコに向かった。タスコは情緒溢れた美しい街並みから、慕情の街という別名がある。義彦はそこで、斎藤和子に偶然出会った。和子は同じ日墨交換制度で日本の病院からメキシコシティの病院に派遣されていた看護婦であった。義彦より七歳上の和子は大人の魅力を備えた女性であった。タスコの街で数日、和子と散策する中で、義彦は徐々に和子に魅かれていった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-09 20:00:00
17561文字
会話率:46%
両親の転居によって、咲希は片田舎の海が美しい街へと転校することとなった。
新しい街、新しい学校、新しいクラスメイト。
少女らしい不安と期待に胸踊らせながら迎えた新生活。
彼女が「魔女」と出会ったのは、その初めての夜だった。
――誘う魔
女。知らない儀式。嗤う人々。ここは、雨を乞う小さな世界。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-03 21:10:57
12906文字
会話率:32%
とある夜に起きた不思議な出来事。父親の事故にやるせなさを募らせていた亜子は、いつもとは何かが違う街へと迷い込む。街の案内人、キネムに導かれ進むその懐かしくも美しい街で出会う人々、そして知る『大切な事』。この夜の終わりに亜子が得るものとは。
最終更新:2016-02-28 21:58:51
41098文字
会話率:40%
美しい石造りの街ベニーナに、うり二つの双子の少女が訪れた。
彼女たちの仕事は殺し。その手に全く似合うことのない絆という名の銃を握り、驚異的な運動能力を武器に殺戮を行っていた。
常に一心同体。二人は強い絆に結ばれ生きてきたのだが、ある日一人で
帰ってきた少女はうつろながらに言った。
もう一人が死んだと。
架空の美しい街を舞台に、双子の少女達とその周りの人々による、命と罪の物語。
※この物語は、私が20代前半のころ大会投稿用に書いた処女作を、その1年ほどあと同人即売会用として修正したものです(おそらく2009年頃)。
その後、数年間PCの中に眠っていた作品ですが、最近妙に懐かしくなり、このたび、このサイトにて投稿させていただきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-30 01:35:12
92670文字
会話率:28%
七年前、最愛の女性である詩音と巡ったドイツの地を、再び訪れることを決心した拓人。そこは以前とまるで何も変わらなかったように拓人を迎えるのだが、拓人自の心は大きく変容していた。
この旅は忘却のためのものなのか、あるいは贖罪の旅なのか。
詩音の
「声」を訊きたい一心で旅立った拓人の心に、何が押し寄せてくるのか。
余りにも純粋に愛を貫いた詩音と時が止まったままの拓人。ふたりは再び「出逢う」ことができるのであろうか?
詩音と拓人の哀しいまでの愛を、ドイツロマンチック街道の美しい街々を背景に過去と現在とを織り交ぜながら描いた純愛物語です。
どうか、ご愛読ください。
この作品は「小説サイト ベリーズカフェ」にも投稿させて頂いております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-29 12:40:52
58753文字
会話率:31%
ピースタウンとハーリングタウン…
美しい街だった。
俺はずっとずっと、愛する者たちと、幸せな日々をすごすものだと思っていた。
788年までは。
最終更新:2013-11-17 12:49:36
584文字
会話率:63%
美しい街、ヨンドルへと、帝都から偵察に来た、メゴス将軍ら。彼らが見たのは、見るも無残に破壊し尽くされた街だった。
物語は、この三か月前から始まる。
通商人・ストラーデがこの街へと着き、始め、発展し尽くした街に驚いていたが、教会のものも
のしい警備を目の当たりにし、不審がる。
その教会には、この街の栄華に関する秘密が隠されているのだが――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-07-13 11:00:00
29187文字
会話率:57%