眠れる森の美女、その舞台となった国は、いまや財政難。
こうなれば、呪いによって眠った王女を疑似的に再現し、たくさんのひとに訪れてもらおうと、十五歳のアラベルは百年ならぬ「十年の眠り」につくことに。
魔法使いの手によって、身体は休眠、意識は霊
体となって過ごしていたところ、妹姫に本当の「呪い」が発動して、さあ大変。いままでが嘘だったと知られると、国際問題に発展です。
「なら、私が妹の呪いを肩代わりするわ」
婚約中の妹の代わりになることを決めたアラベルは、次代が誕生するまで眠りを延長。
妹夫婦に娘が生まれたのは、アラベルがじつに40歳になったころでした。
のんびり屋の王女と、眠りを傍でサポートする幼馴染の魔法使いによる、気の長いおはなし。
※長岡更紗様主催「ワケアリ不惑女の新恋企画」に参加折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-09 21:11:29
11553文字
会話率:33%
「きつねのおきゃくさま」読むと今でも泣いてまうよ>挨拶
はい、う巻と申します。今回はSS風味で書いてみました。一体俺は何がやりたいんだろう…
題材は童話。赤ずきんちゃんと狼が延々話すだけです。「本当は怖いグリム童話」みたいにしたかったん
ですが、まぁ無理ですわな。
楽屋裏トーク的なよく分からないノリに仕上がりました。誰向けの小説なのか微妙ですが、宜しければどうぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-01 17:51:06
3280文字
会話率:96%
舞台は自然による鮮やかな色で溢れ返る、美しいエルビスという名の世界。
この世界で生きる博識な万緑の少女と力強い白銀の竜は、共に暮らし、共に考え、共に助け合い、そして共に戦う。
これは彼らの壮絶な運命を描いた、美しくも儚い童話系ファンタ
ジー!
彼らが見つけた答えとは――!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-03-22 07:26:35
585文字
会話率:0%