世界の極東日ノ本に禁忌と称された男がいた。
神の末裔にして妖術使い、名を神崎三郎。
「俺はただ強いやつと戦いたい」
強者との戦いを好み、日ノ本中を旅して妖怪や荒ぶる神々の討伐で名を上げる。
そんな戦いの日々を送る中、三郎は伝説の海の妖怪の討
伐に名乗りを上げた。激闘を繰り広げ、その妖怪を打ち破るも突如として不思議な光に包まれ三郎は意識を失ってしまう。
そして目を覚ますとそこは日ノ本から海を隔てた異国の地
アトラニアだった。
「俺はただ強いやつと戦いたい」
見知らぬ異国の地だろうが関係ない。強者との戦いを求める神崎三郎の冒険譚が始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 19:12:10
8386文字
会話率:33%
「今日から、この子はお前の妹だ」
背中に大きな翼を持つ鳥人族の少年、ハヤブサ。長く里を離れていた彼の父、鳥人の族長が拾ってきたのは人の子。森でさまよっていたとかで、ボッロボロのガッリガリの幼い女の子。
「人の子が、ボクの妹!?」
「この子の世話は、お前にまかせた」
父親に、無理やり人の子を押し付けられたハヤブサ。
「なんで、ボクがお世話しなくちゃいけないんだ!」
それも、よりにもよって、人の子なんて!
鳥人と人は仲が悪い。森は鳥人のもの。野は人のもの。そう太古の昔に神々が定めたのに。人は自分たちを神の末裔だとか言って、世界を自分たちのものへと作り替えていく。鳥人の森を奪っていく。
そんな、憎くて、大っきらいな人の子の世話。
イヤでイヤでしょうがないのに、人の子はハヤブサにとっても懐いて……?
「……少しだけだからな。ちゃんとお世話しないと、父さんに怒られるからな」
しぶしぶ、人の子の世話をするハヤブサ。
鳥人の兄と人の子の妹。どんだけ嫌っても、ずっと自分を慕って懐いてくる人の子。ハヤブサたちに出会う前、心を砕かれ声を失うような目に遭った人族の少女。
「メドリは、ちょっと翼をなくしただけの女の子だ」
少女に「メドリ」と名付けたハヤブサ。彼と、彼の仲間、そして他の鳥人たちも、メドリを受け入れ始めた。――けれど。
彼女が手にする薄桃色の勾玉。森に突き立てられた剣。彼女を求める人の皇子。
メドリには、なにか秘密があるようで――!?
はるか昔、神々の時代が終わり、人の時代が始まる少し前の世界の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 16:00:00
38993文字
会話率:37%
雨の女神の末裔、フォルターナ王家に生まれたエレノアは、幼い頃からとても勘のよい姫だった。
そのため家族に反対されることなく、晴れて神官見習いとなり、修行に励んでいたある日。エレノアは、神殿の"異端審問"に出席することにな
る。
異端審問とは"悪鬼"の血を引く者を断罪する場。しかしその対象は──傷だらけの幼い少女だった。
さらに、少女を助けに現れたのは、深い怒りと悲しみを湛えた"鬼人"の男だった。
※シリアス寄り。最後はハピエン。
※ヒロインはわりとお気楽な性格。
※全十話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-14 20:10:21
33069文字
会話率:28%
特徴的な欠陥を抱えて生まれたため、家の奥で隠されて育ったイリス。人並の結婚も諦めていたのだが、貴族女性の入学が義務とされる女学院で出会った後輩のエリカに神の末裔である神公家の公子とのお見合いを勧められ……。
これは少し特殊な四柱の神々を主神
とする王国の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-25 18:00:00
16042文字
会話率:67%
大陸随一の歴史を持つカスタリア王国は、世界神話に語られる原初の女神の末裔が王族として治める美しい小国である。絶対不可侵の聖地に待ち受けていたのは好戦国による突然の侵略だった。救援の隣国により助け出された王女ディオーネだが、先祖由来の神力が
なぜか媚薬効果のある香りとして他国の男性に発動してしまう!
発動条件は目が合うこと。人目を避けるため、王国の復興まで隣国王の仮の側室として後宮に匿われることになるも、全く姿を見せない謎の側室の存在は周囲に波紋を広げていき……
これは愛らしい国王の仮側室と、少し不器用な王太子の恋愛物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-22 13:32:40
202167文字
会話率:49%
「キスすると強くなるなんて聞いてないっ!」
あやかし退治をする猫神様の末裔「紫苑」と神に力を与える神子の末裔、「京香」が織りなす恋とあやかし退治の物語。
幼い頃両親を事故で亡くした京香は、優しいおじさんと二人で暮らしていた。しかし経営して
いた工場が倒産!借金返済のためにおじさんはマグロ漁船に乗ることに!京香もまた住み込みで働き先を探すことになった。そんなとき、ひょんなことから人気美人作家の書生として住みこみで働けることに!でも実は先生は男で代々あやかし退治をする猫神の末裔だった!そのうえ私は神に力を与えることができる神子の末裔!?私が、猫神の花嫁ってどういうこと!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-29 22:55:13
16700文字
会話率:74%
古くから続く葛城家の長女ハナは、17歳となる日にある儀式へと向かった。
一言主神の末裔である葛城家に、百年に一人だけ生まれる女児。
それがハナだ。
ハナには一言主神がもつ霊力が宿っている。
しかし、その霊力を使うためには一言主神からの直接指
導が必要なのだ。
自由人である一言主神は、末裔であるハナを慈しみつつも揶揄って遊ぶ。
古来からの約束通り修行の日々を送るハナと一言主神のもとに、今日も神々が相談に来る。
八百万の神々にも可愛がられ、生まれ持つ霊力を開花させたハナは、今日も自然界のために呟くのだった。
他のサイトでも掲載しています。
15Rは保険的に設定しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-22 17:00:00
85257文字
会話率:49%
夜道を歩いていた主人公は通り魔に逢い、殺されてしまう。気が付いた時には異世界へ渡り、一国の王女であり、神の末裔と言われた「アストライア様」として転生していた。ヤンデレ近衛騎士のアイビー、侍女のステラと一緒にアストライアとして主人公は生き抜く
ことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-06 22:38:41
6640文字
会話率:51%
――後宮妃が殺されて池に浮かぶ姿は、大輪の花が咲いているかのようだった。
四妃のひとりが殺され、犯人と疑われたのは、唯一皇帝の寵愛を受けていない白鈴花(ハク・リンファ)だった。
鈴花は自分の無実を証明するため、時に女官に扮しながら後宮を探
り、真実を突き止めていく。
古き神の末裔である白家の姫・鈴花は、身体に宿る神鈴を振り、死者の無念と帝国の闇を晴らしていく。
そうしていくうちに、いままで関わりのなかった皇帝との関係も変化していき――?
【章毎の事件解決まで毎日更新】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-16 18:23:02
101373文字
会話率:31%
世界を造り出した”闇”。
”闇”は神とされその神が自ら産み出した一族。
彼らは世界に点在し、その国の王族、皇族と婚姻を結んで国を支え、平和のために奔走していた。
互いを信頼し、敬い、尊ぶことで良好な関係を築いていた。
だが、とある大国の王子
が、神の末裔を蔑ろにしたことでその絶対的な関係に大きな亀裂が走ることになる・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-12 21:14:08
1122文字
会話率:14%
行儀見習いの侍女になるはずが、その腕を見込まれてお針子として王宮で働くアマーリエ。彼女は大の犬嫌い。だからこそ犬を避けに避けて王都で働いていたけれど、ある日、その大嫌いな犬に窮地を救われてしまう。なんとも不思議なその子犬は、以来、アマーリエ
の帰り道をついて回るようになる。そんなある日のこと、お針子として、麗しの姫君のための衣装の担当に、アマーリエは抜擢される。同時に、我らが王国の姫君の守護者として慕われる、古き神の末裔である青年、エストレージャに出会い……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-24 14:14:20
89170文字
会話率:38%
日中戦争は泥沼化していたが太平洋戦争開戦はまだ誰も予想していなかった頃の満洲。
日本人武道家の山口と木村は、ひょんな事から、日本陸軍憲兵隊とナチスに追われる2人の謎の少女を日本まで連れて行く事になった。
だが、2人の少女の片方は謎の異能を持
ち、更に、少女達を追う者達の中にも似て非なる異能の持ち主が……。
果たして、ナチスが狙う「異能の血」とは? 日本陸軍が追う少女達の親の形見の正体は?
そして、アジア各地に伝わる「天神の末裔」の神話に潜む真実とは?
果たして、その者達は、進化した人類である「来たるべき種族」なのか? それとも、古き時代の遺物に過ぎない「滅びゆく民族」なのか?
「なろう」「カクヨム」「アルファポリス」「Novel Days」「GALLERIA」「ノベルアップ+」に同じモノを投稿しています。(GALLERIAは掲載が後になります)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-11 10:50:56
10723文字
会話率:47%
サン・マルタン王国の王子さま「オオタン」が国のために、闇の神の末裔ダークネスシヴァーノを討伐したあとの物語。
この小説に出てくる登場人物は、現実とは一切関係ありません。
最終更新:2023-06-26 13:56:01
2037文字
会話率:34%
「聖天海武のお導きがあらんことを」
この世界は三つに分けられる。
神の根城、天界。人の住処、下界。――――そして、神候補の神官が住まう間合いの浮遊島、天界。
さらに天界の浮遊島は、聖天と呼ばれ、それらが三つあることから三聖天とも
呼ばれる。
舞台は――――――海のある聖天。
神によって人間から神候補への転生を果たした少年、静客。
新しい神官に無茶をさせるのが大好きな神官の始祖である神官長、姿を隠した天帝、下界好きの太子、渓谷の美女にも劣らぬ法師、騒乱好きの龍神の末裔、神ですら叶わぬ不老不死を実現した魔女――――。
聖天に破滅をもたらすとされる、〈終焉の日〉によってくる帳軍勢。
そして、それに対抗できる唯一の戦力。
聖天海武。
それは、天界最強にして、唯一無二の海の武神に与えられる称号。
これは、聖天海武をめぐる少年たちの成長譚。
※ 毎週木曜日、更新。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-20 23:45:49
93411文字
会話率:40%
魔王は魔王として振るまい、魔王城で魔物達の王として生きる事に飽き飽きとしていた。冒険をし、仲間と共に苦楽を共にする勇者に憧れていた。
勇者は旅路の果て、魔王と最終決戦に、ほぼ同一の力を持った二人……そこで魔王は勇者に討伐され、滅ぶ事を選んだ
。死ぬ事で魔王としての宿命を決別……滅んだと思った魔王はその心の清らかさに、魔法研究の熱心さに……運命に神に選ばれ、新たなな人生を勧められる。
本来、一族の呪いで死ぬハズの女神の末裔の少女に……魔王としての知識と力でその呪いを解呪し、魔法の鍛錬、そして新魔法の作成。エルシファーとしての第二の人生を始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-18 00:00:00
133689文字
会話率:50%
神の末裔が治めるエルトリア王国の第二十九代国王の名はタルキウス。十一歳という幼さながら、全知全能の神の血を色濃く継ぐ彼は“黄金王”と呼ばれて絶対君主として君臨している。
だが、国内には黄金王の政策に反発する貴族達、国外には世界の覇権を懸けて
争う大国と敵ばかり。
それでも幼い王には微塵の不安もない。なぜなら傍らには常に最愛の女性、聖女リウィアがいるからだ。
「タルキウス様は最強ですから絶対、誰にも負けません!」
「リウィアが信じてくれる限り、俺は誰にも負けないよ!」
これは世界最強の少年王による政争と戦争の物語。
そして彼を甘やかしがちで過保護な聖女との甘々な物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-09 13:39:24
279834文字
会話率:41%
世界最大級の非営利団体ジャップ・ファム。その正体は”素質”を持つ者を集める機関だった。
”素質”を持つ者、すなわち”祈祷師”とは【災害】から人類を守る者のことを言う。
祈祷師は命を落とす可能性のある、危険な仕事である。
この物語は、ある
ことをきっかけに祈祷師となることを決意した少女、オオチ ミドリの物語である。
【祈祷師見習いと神の末裔】の総集編です。
↑こちらも見ていただけたら幸いです。
高評価、ブックマークの程よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-27 10:00:38
1925文字
会話率:13%
普通の人には見えない存在ーー精霊ーー
それを見ることができる者を祈祷師と呼ぶ。祈祷師は、迫り来る自然災害などから世界を守るため日々戦っていた。
幼い頃から精霊を見ることができた主人公ーーオオトリ タイヨウは大雨の日、祈祷師との出会いを果た
す。
その出会いから、タイヨウが祈祷師見習いとなり世界を救う物語。
初投稿となります。あえてテンプレ作品にしないことで差別化をはかろうと思っています。
文章は拙いかもしれませんが、結構しっかりプロットを練ってますので、ぜひご覧いただけると嬉しいです。
ブクマ、評価のほどよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-27 09:01:07
36655文字
会話率:37%
世界の創造主たる竜神の末裔、竜人(ドラゴノア)。この世界の支配者の椅子に座すことを許されるのは、竜人か、竜人に見初められ契りを交わし番(つがい)となった人間のみと古来より定められている。
人間は、満十五歳になると、竜人が定めた法によって
竜人が番として選ぶに相応しい『素質』を備えているかどうかを調べる『選定の儀』に参加することが義務付けられている。竜人たちは、そこで高い素質を備えていると選定された者の中から、自らに相応しいと眼鏡に叶った者を己の番として選ぶのだ。
だが──突如として儀式に割り込んできた一人の竜人の男はこう言い放った。「俺は此処にいるミラ・ユッタと契りを結び、生涯を捧げる剣であり盾となることを此処に宣言する」と。
竜人族で最も高い地位と権力を有する一族の嫡男セトに見初められた人間の娘ミラは、『素質なし』の烙印を押された平凡な庶民から、一夜にして次期王候補の花嫁へと成り上がってしまったのだった。そればかりでなく、セトの兄弟であり彼同様に次期王候補の一人でもある三人の男たちにも気に入られてしまい──
これは、何の変哲もない平凡な人間の娘と、彼女を一途に愛する若き次期王たる竜人の青年と、彼女を妹のように溺愛し親友のように接する兄弟たち、そしてそんな彼らの周囲を取り巻く人々と環境に翻弄され笑い涙する、そんな希望と絶望が織り成す小さな恋物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-15 21:11:57
80730文字
会話率:42%
風神の末裔母子は、火神の末裔の王に愛されます。
遠く互いの祖先で義兄弟の火神(姉神)と風神(弟神)、古の神々の時代から、引き合う2つの血統。
風神末裔親子、数代に渡る物語です。
陰謀蠢く伏魔殿の様な王宮で、生きていくには…
最終更新:2021-03-07 07:06:38
17330文字
会話率:25%
バイクの事故で死んだと思った櫛名 八雲は気づくと神の住まう場所、神域にいた。八雲はそこで天照大神から自分がただの人間ではなく、神の末裔であることを聞かされる。
さらに現世に戻ることができないと聞かされた八雲は異世界にて神様試験を受けることに
なる。
異世界に転移した八雲は天照大神からの大量の贈り物に戸惑いながらも異世界での生活を始める。
〜白き探索者を書き直したものです。正直、ほぼ別作品です。共通しているのは人名くらいかもしれません。できるだけ早く更新していきたいと思います。温かい目で見ていただけると幸いです〜折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-31 22:17:30
101336文字
会話率:59%