建国の英雄の末裔アンデルは、男勝りな年上の幼馴染ハイリーに恋をしていた。しかし彼女は、将来を嘱望される兄・クラウシフの想い人。いずれ二人は結婚すると恋の成就は諦めていたのだが、祭りの夜、ハイリーがフラれるところに出くわしてしまう。
一
方、成人し軍人となったハイリーは自らの能力を活かし、魔族と血みどろの戦いを繰り広げていた。文通によりアンデルとの親交を深めつつ。
ある日、彼女のもとに、旧友クラウシフから手紙が届く。それは彼自身の死期を告げる手紙だった。
そして、宰相補佐に上り詰めたクラウシフは、望まぬままに祖国の暗い歴史に直面する。それは同時に、自身に流れる英雄の血のルーツを知ることでもあった。
◆
英雄の末裔三人が、謀略やら戦争やら過去のしがらみに絡め取られながらも、自分たちの答えを見つけようともがくお話。
R指定完結版はアルファポリス・ムーンライトノベルズにも掲載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-26 21:00:00
414773文字
会話率:32%
生きるのは辛い!!!
新卒で入った会社は決してブラックとは言い切れないが、きつい環境だった。そんな中、限界を迎えた俺はネットで調べた異世界転生方法を行う。
無事に異世界に転生できたはいいが、そこは俺が望んだチートやハーレムとは程遠い環境
であった。
あれ?そもそもこの姿は……。
デスマーチの果てに俺はこの世界でどう生きていくのだろうか。
作者twitter:@maskwell0415
小説の裏話なんか投稿折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-12 11:11:41
58882文字
会話率:20%