「俺はモナリザを造る。そしてモナリザと添い遂げるんだ」
イロハは生粋のモナリザ推しのオタクである。
モナリザの美しさに惚れ、モナリザに憧れているものの彼女は絵の中の存在であり実在しない。決して出会うことのできない初恋の相手。
悶々とした気
持ちを抱きながらも、少しでも彼女を理解するためにイロハは絵に打ち込む日々を送る。
そんなある日、画材の買い過ぎで金欠になったイロハは金になりそうな物を求めて亡き養父のアトリエへ入る。
一度も入ったことのなかった養父のアトリエの中には錬金術に関する本が置いてあった。
錬金術……その未知の技術に、イロハはとある可能性を見出す。『錬金術ならモナリザを造ることができるのではないか?』――と。
イロハは画家として培ったイメージ力、手先の繊細さ、知識、そして生まれながらに持つ特殊能力――常人より絵を細かく見切ることができる“色彩能力”を活かして錬金術に傾倒する。すべては愛しの彼女、モナリザに出会うために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-30 00:01:16
64608文字
会話率:48%
「素材の品質は色で分かる」
イロハは錬金術とは一切関わりのない画家だ。
生まれつき常人よりも色を細かく見分けられる“色彩能力者”であり、その能力を活かして絵を描いていたが、どれだけ絵を描いてもどこか満たされなかった。
そんなある日、イロ
ハは金になりそうな物を求めて亡き養父のアトリエへ入る。
一度も入ったことのなかった養父のアトリエの中には錬金術に関する本が置いてあった。
本を読み、錬金術に興味を持ったイロハは持ち前の色彩識別能力を活かし、養父の手記にレシピが記されたあらゆる色を出せるという“虹の筆”の錬成に挑む。
これは色で錬金術を操る少年の物語。
【錬金術モノの定番である“鑑定スキル”は出てきません】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-23 21:01:26
161446文字
会話率:49%
高校生漫画家の荒神は多くの新人賞に漫画を送るも全て落選していた。
長い時間をかけた作品も審査員から酷評され、荒神は自分の作品の方向性について悩む。そんな時、彼の前に魔神が現れた。魔神は言う、
「われの名はヤミヤミ! 100年に1度現れ、願
いを3つ叶える魔神である!! 『願いを増やす』以外の願いなら大抵のことは叶えてやるぞ」
願いを三つ叶えると言う魔神ヤミヤミ。
荒神が一つ目の願いとして口にしたことは『億万長者になりたい』とか『モテモテになりたい』などというありきたりな願いではなかった。
荒神が一つ目の願いとして言ったのは……、
「俺をファンタジーの世界に連れて行ってくれ!」
荒神はスランプを脱出するため、摩訶不思議な冒険が待っている異世界への取材旅行を決意したのだった。
荒神は取材をしながら漫画という文化を異世界に広めていく。
※漫画を作って成り上がり、漫画を通して仲間を作り、冒険する異世界ファンタジーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-30 18:18:48
87883文字
会話率:54%
「――レイン」
名を呼ばれ、傍に居ることの幸せを噛みしめる。
***
王宮の森の奥深く、孤独な少女が暮らしていた。
ある日、偶然森に迷い込んだ美貌の騎士と少女は出会った。
少女は画家を、騎士は信念の実現を夢見ていた。
ひとり森に引きこ
もっていた少女は生きる術を求め、勇気を振り絞り街へと降りた。
そこで再び騎士と出会う。
同年代の騎士と打ち解け合い、交流を持ち始めた。
その矢先だった。
戦争が始まり、騎士は出兵を余儀なくされた。
少女は彼の無事の帰還を祈りながら、移りゆく日々を慎ましく送っていた。
しかし、待ち望んでいた騎士の帰還は……。
“視える”女流画家 × 選択ミス英雄
【切なあったかラブファンタジー】
※以前書いた同小説の改訂版です。全面書き直しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 22:33:16
6552文字
会話率:12%
薄い本好きな喪オタ男子が妖精さんにTS転生。
チートっぽい察知と逃げ足と自己治癒で、この先生きのこる!
魔獣に襲われたり変態貴族に捕まったり酷い目に遭うけど、ケモノ100%獣人少女との出会いがボクの今生を方向付ける。
三百年前に世界を救った
伝説の妖精さん(ボク!?)のおかげで、色んな意味でボクの身を狙う奴らが数知れず。
妖精さんはお薬でも食べ物でも○×△でもないからね!
妖精オタクの画家さんにマンガを「発明」してもらって世論操作、妖精だって生きているんだ友だちなんだ!
ちょっとそこ行くお姫さん、妖精さんにも人権を!ボクは普通に冒険したいだけなんだ!
僕からしたらでっかいモフモフ少女の胸(板)に埋もれて眠る至福の……あ、ちょっと、ペロペロはらめえええ……
※登場人物が痛い目(残虐表現)に遭ったりもするので、苦手な方はご注意ください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 22:29:12
61978文字
会話率:36%
画家はなぜ絵を描くのか……
画家の「私」は、夢である女性と再会する。中学生時代、私に絵の手ほどきをしてくれたかつての少女は、色の白い大人の女性だった。
少女との出会いは、中学生の私の人生に大きな変化をもたらした。
思春期の出会いがも
たらした男の経験とその後の画家の人生を描いた問題作的恋愛小説。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 22:16:45
22046文字
会話率:2%
国民的漫画雑誌『週刊少年アドバンス』で二度の打ち切りを経験した漫画家・渋谷翼は、三度目の連載で今度こそ漫画家として成功するために自らの全てを漫画に注いでいた。
しかし、そんな最中担当編集から連絡があり三度目の打ち切りが決定、その精神的ショッ
クと過労から死亡してしまう。
目を覚ました翼は、自分が週刊少年アドバンスで一番最初に連載し、あえなく打ち切られたバトル漫画『メルヘン・テール』で最も読者から嫌われた敵キャラ『アグネス・スタンフォード』に転生している事に気が付く。
このまま『メルヘン・テール』の世界で生きていては、アグネスがそれまでの悪行の報いから無惨な死を迎える事は愚か、最終回でこの世界その物が終焉する結末を知っている翼は、自らの手によって悲惨な運命を背負わせてしまった登場人物達を救済し世界の崩壊を回避するために、作者自ら原作と全く異なる展開へと導く事を決意する。
原作者自らが自分の作品を改変して行く異世界バトルファンタジー!(※序盤はバトル要素薄いです)
カクヨム様とアルファポリス様でも掲載させて頂いております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 15:40:16
53819文字
会話率:24%
私が知っていて作品を読んだことがある漫画家について
ツイッター上で書いた短評をまとめた、漫画家辞典第5集です
(最新作連載・鬼斬り剣士の異世界平定記執筆中です
読んで頂ければ励みになります)
最終更新:2024-04-29 14:41:02
972文字
会話率:0%
私が知っていて作品を読んだことがある漫画家について
ツイッター上で書いた短評をまとめた、漫画家辞典第4集です
広義の漫画家ということで
少々漫画家っぽくない人も入っていますが、大目に見て下さい
(最新作連載・鬼斬り剣士の異世界平定記執筆中
です
読んで頂ければ励みになります)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-04 08:40:40
971文字
会話率:0%
私が知っていて作品を読んだことがある漫画家について
ツイッター上で書いた短評をまとめた、漫画家辞典第3集です
広義の漫画家ということで
少々漫画家っぽくない人も入っていますが、大目に見て下さい
(最新作連載・鬼斬り剣士の異世界平定記執筆中
です
読んで頂ければ励みになります)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-26 05:25:49
963文字
会話率:0%
遺骸に咲き誇る紫の花。
年に一度しか現れる亡霊。
龍が絶滅した世界で龍を探す画家。
この世ならざる世界を、短い言葉で描きだすことに主眼を置いた、マイクロ本格ファンタジーを集めた掌編集。
最終更新:2024-04-29 08:27:44
713文字
会話率:12%
絵画としての価値がない絵を描く画家クレイ。
しかし彼の審美眼はすごかった。
鑑定士として真贋・古美術・絵画鑑定は確かだった。
物の価値が分からない伯爵令嬢に気に入られ、毎回査定を依頼され。
美術品を巡り事件を解決していく物語。
最終更新:2024-04-29 05:29:34
32697文字
会話率:31%
星野レイは、突然現れた流れ星に願ったために、目が覚めると異世界の森の中だった。
その地で、無一文、住むところもなし。
そして無職。
そこで出会ったドン底な画家の少年、サーザント・クリス。
共に魔物に襲われかけたところ、ドン底な剣士の青年、ネ
イチル・サンダリアンに助けられる。
彼もまた上手くいかない人生を嘆いていた。
だかそんな二人はレイと出会ったことで、悲観的だった人生に対して少しずつ前を向き始める。
そんなどん底3人の奇妙で奇怪な生活が今、始まる――!
『異世界×アート』をテーマにしたハートフルコメディ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 10:28:50
32009文字
会話率:58%
人工知能によって全ての生産物が最適化された近未来。芸術もまた人工知能ミューズによって、インスタントに作成され消費されていた。
今や廃れた『画家』を志す青年ソラトは、自身の個展を開くという夢を叶えるため、ある命をかけた仕事で資金を稼いでいた。
その仕事とは『未開拓の絶景や不可思議な事象を調査し、そこで得た希少な感動をデータとしてミューズに食わせる事』。
バディである女性アオイと共に、ソラトは今日も調査に向かう。絵を通して表現したい唯一無二の感情と、それを材料にインスタントな芸術を作ろうとするミューズへの加担、相反する思いを抱えながら。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 08:07:59
23229文字
会話率:37%
俺の感動は、無価値なんかじゃない。
人工知能によって全ての生産物が最適化された近未来。芸術もまた人工知能ミューズによって、インスタントに作成され消費されていた。
今や廃れた『画家』を志す青年ソラトは、自身の個展を開くという夢を叶えるため、命
をかけた仕事で資金を稼いでいた。その仕事とは『危険地帯に赴き、自分が得た希少な感動をデータとしてミューズに食わせる事』。
バディであるアオイと共に、ソラトは今日も冒険に出る。絵を通して表現したい唯一無二の感情と、それを材料にインスタントな芸術を作ろうとするミューズへの加担、相反する感情を抱えながら。
※この小説は長編を想定していますが、試験的に第一話に当たる部分を短編として投稿してみます。読まれた方の反応や、自分自身の気付きによって、色々調整していこうと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-09 20:00:00
9084文字
会話率:34%
君に出逢ったその瞬間、新しい世界が動きだす___。
密かにアニメ作家を目指す15歳の少年、真幸と、絵本作家を目指す少女、美空。
海風吹き抜ける真夏の湘南、茅ヶ崎。夕陽が差し込む路線バスで出会ったふたりとその仲間たちが織り成す、日常
系メインのマルチメディア創作青春群像劇。
イラスト:くきは
※第148回からでも物語に入り込める仕様にしております。
※サブタイトル頭に◇がある第3回には挿絵を掲載しております。
※他小説サイト『カクヨム』でも掲載中。
※原則毎週土曜日更新。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 20:20:58
440701文字
会話率:37%
佐成真静は無自覚美人の高校生。彼女には心から崇拝する画家がいた。雲の上の存在とも言える彼の名は、暮坂颯人、新進気鋭の若手画家だ。そんな彼の作品展で、真静は青年、倉瀬要真に出逢った。二人は徐々に惹かれ合って(?)いくが、二人とも、関係を進める
にはあまりに面倒な問題を抱えていた。それは両者の家族に関わることで……。
この作品は、アルファポリス様メインで連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 22:00:00
6285文字
会話率:37%
画家である永世絵見は特殊な力があった。
感情を絵に込めること。霊が見えること。霊の感情を描けること。
舞い込んだ依頼を受けたり、絵を描いたりする彼女の日々のお話である。
最終更新:2024-04-26 21:07:48
15658文字
会話率:37%
恋愛に興味が無く三十路まであと二年と切ったこころはコスプレイベント会場で人気漫画家と出会い次第に恋をするようになる。
最終更新:2024-04-26 17:01:05
528文字
会話率:0%
中学3年生のセイラは、雨の日、通っていたメンタルクリニックで受けたテストで、自分が軽度知的障害をふくむ発達障害であると知り、ショックをうける。
イギリス生まれで義父の英二さんと、画家のママ、親友の玲夏。
7歳のときから好きだった空哉。
そ
して、セイラが産まれる前に亡くなったパパ。
たいせつな人たちに支えられながら、
セイラは、さまざまな不安をのりこえて成長していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-25 21:57:13
7715文字
会話率:46%
情報は受け手によって変質する、という話。
あと、脱税はアカンよねって話。
最終更新:2024-04-24 17:00:00
3013文字
会話率:0%
売れない漫画家田中リナです。
異世界召喚されたものの、その日のうちに役立たずだと追放されました。
ここは一度でも食べたことのある物を魔石で出せるというとても便利な世界なのですが、私の魔力はレベル1。パンすら出すことが出来ずに、駄菓子生活に突
入です。――え?駄菓子を食べたい?代わりにパンを食べさせてもらえますか?……って、まずいっ。この世界のパン、おいしくないですっ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-23 06:51:04
213248文字
会話率:33%
売れない画家である老女の元に悪魔がやってきて取引を持ち掛ける。
最終更新:2024-04-21 15:31:21
2304文字
会話率:35%
私は現在ぼっちの創作大好きな大学生二年生。
動画制作、イラストレーター、小説家、漫画家。
いろんなことに手を出しては諦めを繰り返して、現在とある夢へとのろのろと進んでいる人間だ。
そんな創作オタクの半生を見て学んだことを下を見て笑いたい
人、暇な人、人の人生を覗くのが好きな人、その他大勢の人に向けて語ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-21 10:49:30
6213文字
会話率:6%
作家と編集者、読者は、前世紀からずっと、奇妙な関係にある。
一応断っておくが、ここで謂う作家、というのは漫画家も小説家も、あるいは他の創作者も含む。話の上では同じことだからだ。
編集者や読者も、何かしらに置き換え得る。
(以上冒頭
)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-20 20:44:09
2578文字
会話率:0%