〝男子校の姫〟……それは、男だらけのむさ苦しい学園生活に咲いた一輪の花として、周りに彩りと癒しを与えるアイドルのような存在。
その〝男子校の姫〟が役職として制度化された全寮制学園にて、不本意にも姫に選ばれてしまった主人公・日向 陽(ヒ
ナタ ハル)。
何とかして穏便に姫をやめさせてもらおうと男らしくなる努力をするものの、空回りばかり。
そんなある日、ひょんなことから眼鏡と前髪で顔を隠した陰キャ同級生・冬月 朔夜(フユツキ サクヤ)の素顔を見てしまう。
中性的で美しい容貌の彼に、陽は自分の代わりに姫にならないかと持ちかける。すると、朔夜は交換条件として、〝恋〟を教えて欲しいと提示してきて――!?
恋愛感情が分からないWeb小説家×平凡自認の無自覚可愛い受け
百合の造花で作った薔薇の花束、姫♂×姫♂学園ラブストーリー、ここに開幕!!
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7話までは1日1話毎日(朝8時半)更新。
以降は書け次第の気まぐれ不定期更新予定です。
カクヨムでも同時更新しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 09:21:54
28298文字
会話率:48%
とある高校があった。全校生徒が1000人を越す、男100%の男子校が。そのまさに荒野とも呼べる環境の中、今年から共学化という一筋の光と共に、神が舞い降りた。
男子校の姫、後に天地開闢の始神と呼ばれる存在が……。
はい、男子校だった
学校に女子生徒が一名入学してきた訳です。しかも圧倒的美少女で、高校生には似つかわしくない程のスタイルの持ち主が。
完全に天が間違って二物も三物も与えたような存在であり、周囲は大歓喜であったのだが、俺はそうでもなかったりする。
だって……その正体は親友の従妹なんだもん。顔見知りだもん……。
そんな姫は入学早々、春の陽気にやられてしまったのか、一人暮らしの男子高校生、つまり俺の家で同居をさせて欲しいと、ぶっ飛んだ事を伝えてきた。なにやら理由は、通学時間が随分とかかるとのことらしいのだが……。
これは名前の通り明るく賑やかな青年、和宮太陽(かずみやたいよう)と、どこか冷たく影のある美少女、安藤(あんどう)みゆが、一つ屋根の下で青春を謳歌するドタバタ青春ラブコメディ。
男子校の姫×ルームシェアの異色コラボ! 太陽の明日は東か西か、登るのか沈むのかどっちだ!? 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-08 12:25:34
109405文字
会話率:39%
秋津明日夏は、男子校に通う高校二年生。
昨秋の文化祭で行われた「ミスコン(男子校だけど)」に無理矢理出場させられ優勝してしまった実績があるけど、れっきとした男子だ。
だがある日から、明日夏は「女子生徒」として学校生活を送ることになってしま
う。来年度からの共学化を目指している学校側が、校内の生徒たちに「女子生徒のいる生活」を浸透させるため、明日夏に目を付けたのだ。
面白半分で引き受けた明日夏であったが、その日の帰り道。
ひょんなことから、謎の女性による謎の力によって、明日夏は本物の女の子へとさせてしまう。
※ ほぼ全編ギャグ・コメディです。シリアス要素はかなり薄め。性描写もありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-03 21:16:16
213531文字
会話率:49%
短いスカートをひらめかせ足元にはニーソックス。
サラサラの黒髪をなびかせてサイドにはぴょこんとハーフツイン。
何も無い所で転び、上目遣いが誰より似合う。
そう彼女は「オタサーの姫」
甘ったるい声に吸い寄せられる男。
高校だからサークルは無い
んじゃ……なんて細かいことは気にしない。
姫の周りにはいつも騎士のサークルが出来ているのだから(物理的な意味で)
そんな『お姫様』となんて縁は無いと思っていたし、なんなら無くても良かった。
しかし、男子校出身かつそこで妙な扱いを受けていた僕を彼女達は見過ごさなかった。
僕は姫じゃない!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-16 00:10:31
568文字
会話率:25%