婚約者にフラれた夜、役子は浴槽で謎の光に包まれる。
目覚めた場所は、禍々しい気配が立ち込める魔界だった。
魔界の王女の姿になった役子は、いきなりお見合いをさせられることになり――
最終更新:2024-05-19 12:10:23
416542文字
会話率:41%
男爵令嬢エリーゼは、婚活のかたわら領主の館でメイドとして働いていた。
しかし一時的に滞在している領主の兄ギデオンから、なぜか蛇蝎のごとく嫌われる。
「君のようなとんでもない悪女を弟に近づけるわけにはいかない」
どうやら彼は、社交界で流れ
ているエリーゼの悪評を鵜呑みにしているようだ。
それならそれで結構。いくらお金持ちでも、こんな堅物で無礼な男性には興味がない。
互いに第一印象は最悪ながらも、毎日顔を合わせている内に互いの良さを知り、徐々に歩み寄っていく二人。
しかしひょんなことから、信じられない事実が発覚。
「わたしが、赤ちゃんの頃行方不明になった王女さま……!?」
エリーゼは王女としてふさわしい作法を身に着けるべく、ギデオンに手ほどきを受けることになるのだが――。
田舎育ちの令嬢と堅物公爵の淑女教育ラブコメ。
※カクヨムさんにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 19:04:27
102903文字
会話率:37%
『あの、なんのことでしょうか。』の番外編『シェリルとノエルの子どものお話』の番外編になります(笑)
こちら単体でも読めなくはないかと思いますが、本編と番外編を読んでから読むことをお勧めいたします。
胃弱王妃シェリルと腹黒国王ノエルの間に生
まれた三兄弟の長女アリエルは、ひょんなことから自らを溺愛する父に自分が愛する人がバレてしまった。もちろん、娘を嫁に出す気が一切ない父は娘の愛する人を辺境の地へ左遷する。だがしかし、兄弟の中で最も平凡なアリエルは、そんなことでは全くもってへこたれないのだった———。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-07 00:18:26
5324文字
会話率:40%
古代ヨーロッパの南あたりがイメージのおはなしです。後編に続きます。
pixivにも公開しています。
最終更新:2024-01-03 20:12:08
9348文字
会話率:47%
同じとしの婚約者、レオ王子が気に入らないジル王女(9さい)は、いつも 『こんやくはき』 をしたがっています。
あるとき、眠り病にかかった王妃をたすけるために、ふたりは夢のなかに行くことになりました。ジル王女は国王に、王妃をたすけられたらレオ
王子との婚約を考えなおすようにお願いします。
ちょっとツンデレな王女さまと、のんびりやの王子さま。ふたりの婚約のゆくえは……?
冬童話2024 『夢のなか』 参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-29 20:31:35
12806文字
会話率:36%
幼い頃の友達との会話の中で、自分は恐ろしい魔女になってしまうのではないか、と思い込んでしまった第三王女ジャクリーヌ。そんな未来を恐れたジャクリーヌは、魔法から遠ざかろうと口を閉ざし、剣術の訓練に励むようになる。しかし、長引く隣国との戦争の
なかで、剣術の才能を開花させていた彼女は『死神』と呼ばれるようになってしまう。
ただ『魔女になりたくない』『生きる標が欲しい』だけだった王女さまが、その後、聖女と言われるまでのお話。
※ピンクの髪の毛を書こうと思い、書き始めるとこうなりました。
※時代考証など一切していないフィクションの世界ですので、今回は『貴族』ではなく『華族』としています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-10 22:08:55
13183文字
会話率:23%
魔王を倒した勇者ライナスは、わたしの幼馴染みだ。
共に将来を誓い合った仲でもある。
確かにそのはずだった、のだけれど────。
二年近くに及ぶ魔王討伐から凱旋してきたライナスは、私の知っている彼とはまったくの別人になってしまっていた。
魔王討伐に聖女として参加していらした王女さまと旅の間に仲を深め、この度めでたく結婚することになったのだと言う。
本人の口から聞いたので、間違いない。
こんなことになるのじゃないかと思って、前から少しずつ準備しておいてよかった。
急がなくちゃ。旅支度を。
────これは、最後の勇者ライナスと私による本当の魔王討伐の物語。
※序盤のヒーローはかなり情けないやつですが、それなりに成長するので見捨てないでやってください。
※アルファポリスにも重複投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-06 18:00:00
254304文字
会話率:34%
F1レース、それは世界で最も熱く最も危険なモータースポーツ。
そんな最速の記録を持つ天才レーサー「マックス」は10時間耐久レースというハーフのレースに参加していた。余裕で一位を勝ち取りかけるも嫉妬に溢れていた参加レーサーに妨害行為を受け、最
速のスピードを出したまま事故に遭ってしまう。そしてマックスは死んでしまう………
一方、ある世界では危機にさらされていた。そこは大量の破壊兵器と巨大兵器の出現…そして人間ではないなにかの化物。そんな危機から救おうとひとりの女が車にのってやってくる。その女はヒーローが相手をすると言う。その女の名はベローネ。彼女こそ、マックスの転生した真の姿…いま、世界をかけたマックスの二度目の人生、リベンジが始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-30 19:57:55
22888文字
会話率:60%
夜の王城(祈りの間)で出会った騎士候補生と王女さま。宝物をいつも姉に取り上げられる王女は母の形見の手鏡を「持っていってほしい」と騎士候補生に預ける。
ざまあはありません。
最終更新:2023-05-07 10:00:00
13817文字
会話率:37%
初めての商談成功の帰り道、私は小学生の男の子を庇って命を落としたーーー
目覚めた先は、知らない世界に私を姫と呼ぶ人たち。よく見ると、見覚えのある景色にキャラクター、ここは死ぬ前日までプレイしていた乙女ゲームの世界?
けれど転生していた体は
まさかの主人公の敵役、悪役王女さま。このままでは一年も経たずに火あぶりの運命を辿ってしまう。
なんとか死亡フラグを回避しようと奮闘しつつ、ゲームで出会ったキャラクターたちと淡い恋をしていく。そんな物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-09 21:50:13
33906文字
会話率:30%
「わたしはみにくいアヒルの子……」
事実を知った衝撃で、王女さまは床に崩れ落ちました。
最終更新:2023-04-08 14:00:00
1868文字
会話率:33%
――これはとある国の、とある王女さまのお話
3つの大陸のほぼ中央に位置するメリディエス王国は、世界の交易を支える海洋国家であった。大陸に保有する若干の領土と島々によって、多数の港を持つこの国は、3大陸を結ぶ重要な拠点でもあった。
そ
してこの国ではあることが重要な事業であった。
――“商売”だ。
この国の商人たちはこぞってその売り上げを競い、また国の保護にありつくことで富を得ることを求めた。
ある者は島を与えられ、ある者は宝物を与えられ、そしてある者は王族の親戚となった。
この国は「商売がすべて」と言われる、そんな国であった。
そして、現在、今上の王の一人娘、王女ゾーネ・アルタイール・メリディエスはこの国一番の商人であった。
これはそんな王女さまの波乱万丈な商人人生の物語――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-03 04:37:22
6447文字
会話率:43%
「わたしと仕事、どっちが大事?」「お前こそ俺と妃殿下のどっちが大事なんだ!」
ルチアには悩みがあった。
昔は就職の悩み。それは夫グスタフのお陰で解決した。
今の悩みはその『夫』
彼との婚約とか結婚とか、大切なことなのに疎かにした。
めん
どくさいこと全部すっ飛ばしたツケが巡り巡って夫婦喧嘩に発展。
どうしたらいいのか分からなくなったところに隣国からとんでもない王女がやってきた!
この異次元の存在に、ルチアは気に入られてしまったようで⁈
婚約とか結婚とか、ぜんぶすっ飛ばしたツケが夫婦喧嘩に発展しモンスター王女出現にてんやわんやの挙句雨降って地固まるか否か
※拙作『王子殿下がその婚約破棄を裁定しますが、ご自分の恋模様には四苦八苦しているようです』でちょっとだけ登場したルチアのお話です。
※時間軸は、拙作『異母妹にすべてを奪われ追い出されるように嫁いだ相手は変人の王太子殿下でした』で登場したあの王女さまがグランデヌエベ王国に来たときあたりです。
※ご都合主義、ゆるふわ設定。 生温かい目で見守ってくださいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-02 11:00:00
62705文字
会話率:27%
私の幼馴染は王宮で大人気の好青年。
私もずっと彼のことが好きだったけど、王女さまや名だたる令嬢たちが狙っているし、面と向かって釘を刺される状況。これはちょっと奇跡でも起こらないと彼とはうまくいきっこない。けど、そんな奇跡が起こるはずもなく…
…。
そんな折、ついに隣国のお爺様が業を煮やして私に「婚約者を見繕ってやる」と言い出した。これは私もきっぱりと幼馴染をあきらめる口実になる。私は隣国に行くことを了承する。そう、これでいい。聖夜の祝賀パーティが私の隣国社交界デビューの日。
でも願わなくはない……何か、奇跡が起こることを。
藤乃 澄乃様主催、『冬のキラキラ恋彩企画』参加作品です。
異世界恋愛物語。
よろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-13 04:00:00
9989文字
会話率:39%
オリバーは、サンタクロースになるための試験に受かったばかり。相棒のトナカイを探すために牧場にやってきた。そこで、気が強いけど面倒見のいいメスのトナカイと出会う。ふたりがコンビを組んで初めてのクリスマスの夜、塔の上に閉じ込められている少女を見
つけた。彼女はシルバー王国の王女様だった。
※8千文字くらいの短編。童話のようなファンタジー小説です。クリスマス向けのお話を探している方に楽しんでいただけたら嬉しいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-09 21:09:14
8311文字
会話率:56%
ソアリスは、お城に勤める22歳。
結婚したのは10年前。
とにかくお金が欲しい伯爵家と
名誉が欲しい成金の子爵家の契約結婚である。
結婚当時、夫のアレンディオは15歳の伯爵令息。ソアリスは12歳の子爵令嬢。
「なんで君なんだ」
「……
……そうですよね、私もそう思います」
会話は続かず、黙ってお茶を飲むこと数回。互いのこともよく知らぬまま、わずか3か月後にはアレンディオは騎士として戦地へ旅立った。
「跡取りだからお金さえ払えば兵役を免除されるのに、そんなに私との結婚がイヤだったの……?」
そして10年間、形式的な手紙が半年に一回やってくるだけで、相変わらず互いのことは何も知らない。
成金だった実家の没落により、ソアリスはお城勤めを開始して22歳になっていた。
ところが、まさかのまさかで夫のアレンディオは大活躍し、将軍として数々の武功をあげる。
そして長らく続いた戦に勝利し、凱旋するという噂が。
結婚していることをふと思い出したソアリスは「これで離婚できる」とほっとする。
この10年、城で王女さまの金庫番として確固たる信頼を得た彼女は、
もうそろそろ自由になってもいいのではと思っていた。
「英雄になった彼には、もっとふさわしい相手がいるはず」
しかし現れた彼は、ソアリスに会うなり「早く結婚式を挙げよう」と言い出した。
握りしめていた離婚申立書を渡す暇もないままに、報奨金の一部だという巨大な邸へ連れ去られ、予想外の溺愛生活が始まる。
「君は10年前と変わらず可愛らしい」
「旦那様、戦で目をやられましたか」
立派になりすぎた夫と、どうにかして離婚したい妻の攻防録です。
★第7回アイリスNEOファンタジー大賞にて、金賞をいただきました!書籍化予定
★本編2020/11/15完結
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-04 00:00:00
565293文字
会話率:38%
カルダモン王国の第一王女グレディアは、サフラン王国の第一王子マレウスに恋をしています。
いつものように午後のティータイムを楽しんでいると、兄のシャルル第一王子がやってきてある事実を告げられ、グレディアはショックで泣き崩れてしまいます。
明日
はグレディアの16歳の誕生日。
シャルル第一王子はグレディアのためにプレゼントを用意したと言いますが、果たしてそれはーー?
初の本格(?)異世界恋愛作品ですので、お手柔らかにお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-30 22:11:23
2684文字
会話率:46%
記憶を失くし、ポテンというかコロンと道端に転がっていたのを助けられたわたし。“ミリア”という名前をつけ、面倒を見てくれたのは、“魔王”とあだ名される将軍、ヴィラード。その勇猛さもさることながら、何より顔が怖い!! つり上がった目から放たれ
る、鋭すぎる眼光は、まるで石化光線。
そんな将軍だけど、なんと、この国の後継者たる王女殿下の王配候補に選ばれて……!?
え!? 将軍なんか選んで大丈夫!? 王女さま、石化させられちゃうよ!?
もう一人の候補、アルディンさまのが数倍マシだよね!? お優しいし、身分も高いし、カッコいいし。なにより、怖くないし。
まあ、将軍自身も、自分が選ばれるとは露ほどにも思ってないみたいだけど。将軍にお仕えする、(唯一の)侍女としては、主の未来が気になるわけで。
――王女さま、本当に将軍を選ばないのかな。
怖いのはわかるけど。でも、優しいところもあるのにな……。
拾われ侍女の、魔王お仕えライフ。とりあえずの目標は、目を見て魔王と話すこと――です!?
※ この作品は、PIXIVさまにも投稿してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-17 16:18:33
71501文字
会話率:30%
前世の記憶を持っている侍女・アンナは、王女ヴィヴィアンの幸せを願って毎日お仕えする日々。でも、ここは乙女ゲームの世界で、ヴィヴィアンの想い人は、攻略対象に悪事を働いて幽閉されてしまうキャラクターのようで…。
前編・後編の二話完結です。
設定に穴があったり、ご都合主義的展開があるかもしれません。すみません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-13 22:06:15
17369文字
会話率:42%
昔々、遠い昔。
世界に疫病が広まりました。
その病の特効薬も治療法も見つからず、大切な人を見送るしかできない惨劇に嘆き悲しんだ人々は神に祈りました。
『 神様、たすけてください。どうか、この病をとめてください 』
その祈りに神さまはこた
え予言をのこしました。
『 聖女が祈りをささげれば、この病はとまるでしょう 』
神の予言により、人々は聖女を探しました。
そして悪い王さまにより囚われていた幼い姿ながらも神秘的で美しい聖女を救った英雄王。
聖女は民の願いを叶え、祈りを捧げ、疫病を終息させ世界を救ったのです。
これは人々に伝わる聖女の物語。
そして、聖女と呼ばれることとなった一国の王女さまの真実のお話でもある。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-06 13:34:46
15905文字
会話率:24%