リナは実家で家を不幸に貶めた元凶とした厄介者扱いされ、母親の手によって侯爵家に売られた。彼女はそんな自分を妻として受け入れてくれた旦那様を支えることを誓い、彼に「美しい」と褒められる日々に幸せを感じていた。しかし、それは所詮、仮初めの幻想で
しかなかったことに彼女は気がついてしまう。
それは国随一誇り高き身分の王太子殿下が侯爵邸にご滞在されることが決まったときだった。夫の企みに気がついたものの、リナはそれを拒絶することもできず夫の思惑通りに事を運んでしまう。
その末で、彼女は思い知る。自分は決して、幸せにはなれないのだと。
家族にも夫にも、決して愛されることはないのだと。
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バットエンドです。
色々ぼかしたので分かりづらいところもあるかもしれませんが、書いてるのが辛くなったのでお許しください。
いや、読む方によっては読了後に主人公の幸せな未来を夢見てもらって構いません。独自解釈結構!
(人任せですみません。バットエンド書くの色々な意味で怖いから)
R15で合ってるのかはわかりません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-29 18:00:00
6642文字
会話率:23%
暗闇に降りしきる雨、雷鳴がこだまする中、刃をぶつけ合う二人の忍び。決闘は今まさにクライマックス。相手の練り上げられた策略にはまり、追い詰められた一方の忍びはもはや為す術無し。死を覚悟した時、脳裏に浮かぶ幼馴染の言葉。その時! 起死回生の忍術
が炸裂する!!
※「なろうラジオ大賞4」参加作品です。1000文字です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-09 19:09:17
1000文字
会話率:7%