――祇園悠人はプロの手で殺された。
祇園悠人、大学一年生は裏金取引を目撃し、口封じのために殺されるが、異世界の神によってタロットカードの力と強化された格闘術で蘇生する。新たな命を得た悠人には、悪徳政治家たちの魂を宿した者を討伐する使命が課せ
られた。
異世界で目覚めた悠人は、他人の魔力を強化する語る猫「死神」リリスと出会い、共に旅をする。彼らは「異世界階段」というダンジョンを探索しながら、力を増強し、新たな技術とタロットカードの力を手に入れていく。途中、魔法学者である兄を探す魔法使いアイラが仲間に加わる。
悪徳政治家たちの背後には「十一人の勇者」と「悪徳たる女神」が存在し、異世界の均衡を破壊しようとしている。悠人は知恵と力を駆使して強敵に立ち向かい、使命を果たすために力と技術を高めていく。
――全ての答えは、階段を下りた先に。悠人と仲間たちの運命が、いま動き出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 13:22:21
31785文字
会話率:8%
甲斐田 篤は、現代日本で背後から拳銃で撃たれ命を落とす。そんな彼の魂を気に入った異世界の神様から、私の世界で過ごしてみないか、と誘われるのだった。
最終更新:2024-05-16 03:00:00
104651文字
会話率:58%
人違いで殺された航が、異世界転生し冒険者として、貴族のしがらみや国の諸々に巻き込まれながらモンク(無手)の格闘術で、冒険する物語です。以前書いていた、「殴るだけの簡単な職業です。」をもう一度真面目に書き直す為に、新たに書き始めた作品です。
通常の小説と書き方が異なります、基本ネットスラング等を使って、物語を簡単に書いています。
情景を長ったらしく書くのが嫌いなので、簡単に誰でも読める感じに書いてます。自己満足で書いている為、感想や誹謗中傷はご遠慮下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 00:59:06
28772文字
会話率:33%
僕の名前はロレミュリア=ガストンブルク。
自分の名前で噛みそうだからロイって呼んでほしい。
ガザニア帝国建国時から代々国に仕える侯爵一家の長男として産まれ、幼少の頃から侯爵家の次期当主として教養と立ち振舞い、魔法の教育・様々な武器の
扱いに格闘術、処世術等の様々な教育を受けてきた。
しかし、僕には誰にも言ってない秘密がある。
それは……………………。
「元々日本人だったんだよなぁ……」
階段から落ちて異世界に転生した彼の次の人生は、成り上がり主人公でもチート主人公でもなく、超絶エリート貴族の長男だった。
前世の記憶を持ちながら、異世界で貴族として振る舞わなければならず、その葛藤に常に苛まれるロイ。
「本当は皆平等が一番だと思ってるんだよ!」
そんな貴族らしくない彼が貴族として頑張るお話。
2024/1/8より、毎週月曜朝9時に更新。
1/8更新はまとめて数話更新予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 09:00:00
71415文字
会話率:46%
深宇宙を旅する〈ハンザ艦隊〉所属の〈探査艦ベルゲン〉は、突如として謎の勢力〈見えざる者〉からの襲撃を受ける。
格闘術に長けた新人警備員メランは、〈見えざる者〉との戦闘で瀕死の重傷を負いつつも辛くも生還。
敵が所持していた〈謎のデバイス〉の
奪取にも成功し、逃走を図るメランであったが、孤立した艦内の端で遂に意識を失ってしまう。
一方、商業区画では、他の艦から体験学習ツアーで訪れていた子供たち十五人が取り残されていた。
彼ら彼女らは崩壊寸前のベルゲンから脱出を果たすことができるのか?
さらに彼らのもとには、メランを捜索しに現れた〈見えざる者〉の工作員と見られる謎の少年の姿が……。
ワープ航法技術が確立した遥かな未来。多数の異星系種族(エイリアン)たちが寄り添い暮らす〈探査船団社会〉を舞台に繰り広げられるアクションサスペンス劇。
メランと子供たちの命運や如何に⁉ 謎の敵〈見えざる者〉の正体や狙いは?
それぞれの運命は見えざる渦を巻いて、やがて全宇宙へと広がっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 23:20:00
288315文字
会話率:30%
「魔術師やめた! 向いてないもの! 」
ぶん殴る!
剣と魔法の世界フーケで、白魔術師ロン・チェイニーは魔法をかなぐり捨て、己の拳一つで世界を渡り歩く事を決めた。
万年、中級下位いわゆる “中の下” の白魔術師ロンは、効果の薄い回復魔
法を使うのをやめる事にした。なんと言ったって才能が無い。
なにより、眼前にいる今まさに飛び掛からんとしている魔物共を倒さなくてはならない。
武器も無い。魔法の才能も無い。
あるのは己の身体ひとつだけ。
だから、ぶん殴る!
この物語は、剣と魔法の神秘の世界フーケにおいて、世界初の徒手格闘術を編み出し「拳法家」となったロン・チェイニーが、すぐに失禁するポンコツ黒魔導師や、肝心な時に失神している戦士に過保護なエルフなど、おかしな人々と共に歩み、成長していく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 19:46:49
536094文字
会話率:36%
俺は屋上から飛び降りた。いつからか始まった、凄惨たるイジメの被害者だったから。
天国でゆっくり休もう。そう思って飛び降りたのだが──
気がつくと、雨降る森の中。
そう、俺は捨てられた赤子に転生した。そしてとあるお爺さんに拾われるの
だった。
──数年後
自由に動けるようになった俺に対して、お爺さんは『指導』を行うようになる。
指導といっても『教える』のではない。
おじいさんが直接、魔法や格闘術を駆使して俺を『ボコボコにする』だけの時間だ。
それは過酷で、辛くて、もしかしたらイジメられていた頃の方が楽だったかもと思ってしまうくらい。
だけど、俺は強くなりたかった。
イジメられて、それに負けて自殺した自分を変えたかった。だから死にたくなっても踏ん張った。
俺は次第に、拾ってくれたおじいさんのことを『師匠』と呼ぶようになり、厳しい指導に喰らいつけるようになっていく。
「このおいぼれに負けるようじゃあ、外の世界では生きてゆけんぞ?」
師匠は俺をボコした後、倒れている俺に向かっていつもそう言った。
この言葉ももう、何度聞いたか分からない。
──更に数年後
師匠は死んだ。
寿命だった。
結局俺は、師匠が生きているうちに、師匠に勝つことができなかった。
「このおいぼれに負けるようじゃあ、外の世界では生きてゆけんぞ?」
師匠は死ぬ直前にも、この言葉を吐いた。
しかし、最後に一言だけ付け加えて。
「──外の世界には、ワシより強い奴がうじゃうじゃいる。どれ、ワシが居なくなっても、お前はまだまだ強くなれるぞ」
俺はその言葉を聞いて、外の世界へ出る決意を固めた。
※この作品はカクヨムとアルファポリスにも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 23:08:46
72782文字
会話率:34%
「ドラゴンが踏んでも壊れない」と異名を持つ辺境伯令嬢クラウディア。
彼女は、王家主催の晩さん会にて突然に第三王子から婚約破棄を宣言される。
「僕は、真の愛を見つけたんだ」
王子を寝取られた上に「ゴリラ娘な悪役令嬢」と平民の娘ルシアか
ら罵声を受けたクラウディアは、前世記憶を思い出す。
やられたままでは終われないクラウディアは、幼馴染で可愛い従者マーティンを仲間に、前世のゲーム知識と己が身に着けた格闘術を使い逆襲を開始する。
新次元、格闘悪役令嬢モノ。
これにて開幕です。
なお。この作品は「サイと」さんの企画。
「なろう系チャレンジシップ」参加作品です。
https://twitter.com/sait3110c/status/1780159697514901572折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-30 18:10:00
13958文字
会話率:31%
主人公リアム、ユウ16歳 オリジナル デイモン、アワー
体術、格闘術、剣術、全属性を体術、剣術に合わせて使用できる。
転生者の生まれ変わりであるが、実際は想い人の記憶を元に造り出された神の贄、そして世界を滅ぼし世界を救う救済者、作られた
遺伝子上に刻印がない生命体。
オリジナルは世界平和の為に神「救済者を作る計画で選ばれた被験者の1人。
実際は侵略生体兵器を創造する目的。
謎のエネルギー体「近くにある星で発見された謎の物体」当時の最先端技術でも解析が困難な物体」に仮適合した。
謎のエネルギー体、人体細胞集合体「人をシンクロさせ侵略生体兵器を作る為選ばれた1人だった。
しかし、想い人の方が謎のエネルギー体、人体細胞集合体「別名侵略生体兵器」へのシンクロ率が高かった為選ばれなかった。
想い人を絶対に失いたくなかった彼は完全シンクロ実験前に彼女を助け逃そうと計画していたが、シンクロ実験計画を早めたかった上層部の意見より失敗
実験は日程よりも早く開始した。
しかし想い人は伝えたかった言葉を言えないままだった。
その内容が‥‥愛している。
‥‥貴方だけは
‥‥生きて
だった。
伝えられないままシンクロ実験失敗により侵略生体兵器に取り込まれた想い人は暴走を開始。
このままではまずいと考えた上層部は被験者達が以前から隠していたお互いの想いを利用する事にした。
転生者を想い人の前に呼んで想い人の乗っ取られかかっていた精神状態を少しでも戻そうとしたが暴走した侵略兵器が彼を攻撃し死亡。
朦朧とする意識の中彼を助けられなかった事を感じとってしまった彼女は絶望し完全に精神を取り込まれ完全に謎のエネルギー体、侵略兵器とシンクロし自分達の住んでいた星を破壊。
多くの生命体を取り込みはじめた。
人類は多くの兵器で抵抗したが星に住んでいた人は皆取り込まれた。
しかし人類の核兵器によって侵略兵器は大きく損傷し弱まったことで少し意識を取り戻した彼女は生きている彼にもう一度会いたいと願った。
そこで謎のエネルギー体が彼女の意思と完全シンクロしもう1人の彼女と記憶の中の彼を肉体に転移させ創造。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-25 22:56:01
19573文字
会話率:2%
入試当日に熱を出しA判定の受験を失敗した清水流総合格闘術の道場の娘、清水真琴(しみずまこと)18歳は、春先のある日、おばあちゃんの後を追って祠の中に入り、地下へと続く通路を見つけた。
地下のはずの通路を出ると青空があって、しかもその空の中で
何かが戦っていた。
魔物と魔法少女⁉︎
なぜか真琴も魔法少女に変身して一緒に戦う羽目に。
いや、無理です!魔法なんて使え・・・ました。
私、魔法使いだったのーっ⁉︎
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-17 00:00:00
199915文字
会話率:38%
会社の不正を暴いた為に、社長から駅のホームに突き落とされたサラリーマン。目が覚めると異世界に転生していた!
可憐な女性に転生した彼は、チートスキルである聖女を授かる。あまりの聖女っぷりに国王の妬みを買い、理不尽にも他国へ追放処分となる
。
しかし、生まれ持った合理的な性格と理屈っぽさにより大成長。魔物に教わったサバイバル格闘術と聖女スキルで無双しまくり。他国で大出世し、自国へ華麗なる復讐を遂げる。そして、ついでに世界を救う物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-29 17:13:40
16026文字
会話率:43%
オウリー伯爵家の当主リリーベル、彼女は日々忙しかった。オウリー家の財産と彼女目当ての求婚者たちを追い払うのに。
しかし、彼女は一人ではなかった。格闘術と隠密術に優れ、陰ながら彼女を守るじいやと、じいやに鍛え上げられた執事たち。そしてあり
とあらゆる薬を調合でき、彼女の敵を無力化してしまうばあや。さらにメイドたちも、家事のかたわら情報収集に余念がなかった。
つまりこのオウリー家の使用人たちは、最強だったのだ。彼らに支えられながら、リリーベルは当主としての仕事を全うしていた。
しかしあるパーティーで、リリーベルは公爵家の青年レオニスに求婚される。いつものように断ろうとした彼女だったが、じいやには何か考えがあるらしく、レオニスはしばらくオウリー家に滞在することになってしまったのだ。
求婚者たちにうんざりしていたリリーベルも、レオニスの真面目で誠実なところを好ましいと思うようになっていく。しかしそんなある日、到底見過ごせない事件が起こり、リリーベルは立ち上がることを決意した。
(※全12話のお話です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-12 12:13:22
43859文字
会話率:41%
【手に入れろ! 例え全てを失っても……】
生まれつき、少女は異世界の住人達と「闘う力」を持っていました。実は少女には、出生に重大な秘密があったんです。
少女の手に握りしモノ、それは……
最終更新:2023-03-13 12:00:00
7100文字
会話率:11%
【ワタシが女神になれる為の唯一の方法、それは人間を辞める事でした】
生まれつき、少女は異世界の住人達と「闘う力」を持っていました。実は少女には、出生に秘密があったんです。
少女が手に握りしモノ、それは……
最終更新:2022-11-30 12:00:00
100934文字
会話率:29%
強くなりたい。
そう願う一人の少年「八神宗一」
彼は謎の格闘術「柳流」の二代目後継者であった。
彼はまだ知らない。
自らが遭遇する見知らぬ強敵、柳流とは何か、師に隠された秘密とは。
現代ファンタジー格闘小説
最終更新:2022-12-28 17:59:58
9665文字
会話率:18%
バウンティー・ハンターのマリーは賞金首、つまり、犯罪者を狩ることを生業としていた。
しなやかな体から繰り出される格闘術は、武装したいかつい体躯の男も鮮やかなに組み伏せる。
マリーがキレた場合は誰も止められない。
あたり一面が血の海に変わるま
で、狂宴は続く。
ついたあだ名が「ブラッティー・マリー」
マリーは今夜も依頼人に会うために、カチゃコンパ・ストリートにある酒場「サッチモ・アル・デ・バカス」に向かっていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-15 09:00:00
12339文字
会話率:39%
帝国の公爵令嬢アシュレイは婚約者の祝賀会で婚約破棄を言い渡され、平民の娘にその座を奪われる。だが、それは絶望の始まりでしかなかった。一族を滅ぼされ、冒険者にまで身を堕としたアシュレイは修道院で身に着けた格闘術で陰謀の黒幕にひとり戦いを挑む。
しかし、それは蟷螂の斧に等しい行為だ。そんな彼女のピンチを救ったのは勇者を名乗る、見るからに怪しい不審者だった。NIPPONから転移した伝説の快男児蔵人の冒険が新たに始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-10 21:00:00
223987文字
会話率:43%
主人公ローレンスはレンブランド大学、文学部 歴史研究科の教授だ。しかし歴史学の教授にして、凄腕の格闘術に、諜報技術、盗みや変装もお手の物。そうした特殊技能を生かしてお国のために日夜暗躍する日々。
しかし彼の取り巻く環境は厳しい。迫り来る論
文作成への圧力。学生への講義。卒業生の実績。
そんな彼の評価は鰻登りとはいかない。
そんな折、レンブランド国王から国家を救う重大な任務を任される。
それは謎に包まれた秘宝、時を操るといわれる、
アルカヌムカンパニュラ(神秘の鐘)を手に入れる事だった。
助手のテレスや、殺し屋のアギュニュムと協力しながら、アルカヌムカンパニュラの秘密に迫っていく!
背後には蠢めく国家同士の思惑、秘密結社の存在
最後に待つのは、世界の終わりか、始まりか
君の明日はどっちに転ぶ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-31 18:00:00
460484文字
会話率:32%
うちのお嬢はひどく変わっています。
令嬢なのに格闘術を学びたがり、
暇さえあれば市井に降りて、有能な人材を探して雇ったり、
あまつさえ、前世の知識なんてものも持っていると豪語する始末……。
とはいえ、相手はお嬢様。いくら変わって
いるとはいえ、守って差し上げるのが執事の務めですので。
他国の元帥令息をぶんなぐったお嬢と共に逃走し、
何やらお嬢を尾行する怪しげな影を捕まえ、
お嬢を嫌っている王子殿下との仲を取り持ち、
あげく襲ってきたモンスターをお嬢と共に討ち取り……。
これ執事の仕事じゃないよね? と、思う毎日。
とはいえ、そんなお嬢を見限れない私や旦那様も大概だとは思いますが……。
というわけで、私は今日も今日とてお嬢のお守。
お嬢を狙う不逞の輩は、たとえ誰であろうと許しませんとも。
え? 守る必要があるのか? というかほっといてもよくないって? それは言わないお約束ですよ……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-12 23:00:00
83366文字
会話率:54%
此処は剣と魔法と――《アクト》があふれる世界。
近年になって発達してきた『格闘技の型を保存し、自らの肉体でそれを再生できるようになる自動型再生魔法』=《アクト》は現在では多くの武芸者が所持する必須技能。あまりに早くあらゆる流派の技を会得
することができるそれは、現在人間を脅かしている五人の魔王に対する対抗策として、大いなる期待を寄せられていた。
そんな世界で生まれて育ったギャングの孫――エルンスト・ルキアーノは実家のギャング組織――ルキアーノファミリーを継ぐために日々努力を重ねていた。
大学に通って教養を身に着け、大学の帰り道には素人さんを泣かせる奴がいないかチェックし、悪友である新聞記者の卵から情報を仕入れ、ファミリーの仲間とも友好な関係を築く。
そんな風にそれなりに充実した毎日を送っていた彼だが、そんな彼に悪友の新聞記者の卵――レイファンから信じられない情報がもたらされた。
「うちの大学に貴族のご令嬢がやって来るらしいよ?」
その情報を聞いたエルンストはいろいろと粗忽な祖父が問題を起こしてやってくる貴族と揉めないかと心配になり、大学が終わるとともにルキアーノファミリーのアジトへ直帰する。
だが時同じくして、ルキアーノファミリーの道場に道場破りがやってきていて……しかもそれはめっぽう強い同い年くらいの女の子。
ぼこぼこにされるファミリーたちに呆れながら、このままでは示しがつかないと、ひとまず貴族の話は置いておいて、エルンストはその少女を叩きのめした。
だがその時、道場に顔を出した祖父――バラトーガ・ルキアーノからエルンストは信じられない話を聞いた。
いわく、今彼が叩きのめした少女こそが近々この町にやってくると噂されていた貴族のご令嬢だというのだ!
青ざめるエルンストに対し、叩きのめされた怒りに震える少女――プリッシラ・コッレンテ。通称プリスは引きつった顔のままエルンストに挨拶をすませるのだった。
こうして、エルンストとプリスの初対面は最悪の状態から幕を開ける。
その後、ともに大学に通いながらリベンジを誓うプリスに付き合い、下着泥棒を捕まえたり、毎日模擬戦を挑まれたりと……割と大変な毎日を送るエルンスト。
まさかそれが自分の家が全焼してしまうほどの事件の幕開けになるなど、この時のエルンストはまだ知らなかった……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-20 21:14:13
106712文字
会話率:46%
武藏(むさし)進七郎(しんしちろう)、15歳、男子高校生。
性格は至って真面目、礼儀正しく熱血漢。しかし少々常識が分からない所アリ。
そんな彼は高校の入学を目前にした4月1日、”武藏ボーン流格闘術道場”の経営難による借金苦によって父親に売ら
れてしまう。しかも主人に尽くす従者として。
しかし、圧倒的クソ親父の尻拭いをするのも息子の務めだと進七郎は思い、新たな主人に身を尽くして仕えることを決意する。
そうして主人と出会った進七郎だったが、何と主人は自分と同い年の少女。さらには、その少女は自分が幼い頃に毎日のように遊んでいた唯一の友達──円佳(まるか)であった。
円佳には友情を超えた感情、恋心を抱いていた進七郎。しかし今は主人と従者の関係、告白など出来るはずがなかった。
それでも、進七郎は貫く。
たとえ告白が出来なくとも、大好きな円佳を守る。己の全てを尽くして。
考え方、運の悪さ、円佳への想い、そして戦闘力。
全てが”常識外れ”の進七郎は、果たして円佳を守り抜き、己の想いを伝えることは出来るのか──。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-22 20:00:00
111750文字
会話率:50%
前世の記憶がないまま転生した主人公黒瀬涼真は記憶を取り戻し、元の世界に帰るため、ダンジョンの管理や魔道具の開発を主に行う魔導省に入り魔導士になることを決意する。しかし、魔術の師匠は魔術を教えず、格闘術ばかり教えてくる、魔導士になるための学校
に入学する年を間違えてしまうなど、出鼻をくじかれついにはドロップアウトしてしまうが……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-25 06:34:51
20331文字
会話率:19%