1562年
第二次月山富田城の戦いによって、
主人公の運命だけでなく、
毛利家の運命をも左右してしまう。
※各章末に登場人物一覧を追加しました。
※この作品は旧版です。
※2020/12/27 打ち切りました。
最終更新:2017-02-27 14:50:39
59175文字
会話率:46%
「大河ドラマでやってほしい人物シリーズ」
どこにでもいる、ごく平凡な、これといった取り柄のない男子中高生の西陣経康(仮名)が、ある日突然、応仁の乱の時代から戦国時代に入っていく頃の時代に転生することになった物語。
そして、後北条氏5
代の祖となる北条早雲に仕えるということになったという物語。
この物語はフィクションです。なお、歴史上の事件や人物に関する見解は、主人公である西陣経康の個人的な見解ということで…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-08 08:16:19
18025文字
会話率:24%
遠方に月山富田城が見える富田川を挟み、二人の男とそれを取り巻く各々の陣営の兵達が対峙している。四つ目結の旗の陣営を背負う武者は身の丈五尺あまり。白皙の美青年と言って差し支えない美貌の男だが、その眼光は猛獣のように鋭く、単なる色小姓紛いの軟
弱な若武者でない事が一目で見て取れる。年の頃こそ二十歳前後だが、その風格には歴戦の趣すら感じられた。
それに対する、一文字三ツ星や上り藤久の字といった旗を掲げる側の先頭に立つ六尺ばかりの偉丈夫は、若いながらも精悍そのものの荒武者と思しき風貌で、実に四尺に迫る自慢の大太刀を腰に引っ提げ、更にはこれまた自慢の大弓まで携えた大力無双の男だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-12 01:42:32
13263文字
会話率:36%