聖女フラフレは地下牢獄で長年聖なる力を搾取されてきた。
しかし、凄惨な扱いを受け続けてきたフラフレはついに聖なる力を失ってしまう。
国王に利用価値がないと判断されたフラフレは、民衆の罵倒を一身に受けながら国外追放された。
衰弱しき
っていたフラフレは荒野に捨てられ失意の中で目を閉じたが、隣国のフォルスト国王に間一髪で救われる。
目を覚ましたフラフレは、フォルスト王国で手厚い待遇を受ける。
その結果、聖なる力を取り戻すが本人は気がつかない。
無自覚に聖なる力を解放しまくって国が救われていく。
一方、追放した国はフラフレの聖なる力を失ってしまうが貴族にも聖女がいるため、フラフレの代わりを任せる。
だが、フラフレの規格外の聖なる力にかなうはずもなく、国はどんどん衰退していくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 17:30:00
193997文字
会話率:50%
赤獅子と呼ばれ、長年の戦争を終わらせた若年の英雄イスマイール・イスカンダル。
その後も赤獅子隊を率いて、異民族3つを平定し、従属させた民を搾取することなく宗教の自由・自由自治の形式を中央に認めさせた英雄。
しかし、大司教の殺害未遂で悪魔
に魂を売った異端として、火あぶりの刑に処された。
赤獅子はこの事件により、帝国の歴史から削除され箝口令が敷かれたが、民衆の記憶や兵士たちの記憶からは消えない。赤獅子の幻影を追い求める者も数多く存在した。
しかし、英雄の死後直ぐに、辺境のガラパゴス村にフィリッポスという人物が山から降りてきた。
イスカンダルの特徴である赤い瞳に黒い髪色をもった少年。
彼は私塾を開き、子供から大人にまで文字の読み書きを教え、商人との交渉術・作物の育て方、冬の過ごし方、人をもてなすときの作法やマナー、自衛のための戦い方まで
そのおかげで、この村は辺境では珍しく発展を遂げ始めていた。
しかし、かつて赤獅子が平定した異民族が大勢を率いて村へやってきた。
それが後世に伝わる「赤獅子伝説」の始まりだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 16:08:11
11115文字
会話率:31%
ダンジョン探索者としてセカンドライフを歩んでいた本宝治洋一は気がつけば見知らぬ森の中にいた。
一緒に行動していたはずの仲間の姿も見当たらず、途方にくれる洋一。
仲間を探す目的を掲げながら洋一は魔獣が跋扈する森の中を彷徨った。
一方で人類圏
の中で『禁忌』とされる森に侵入する一団の姿があった。
学者と騎士の一団だ。何か薬草のようなものを探しており、その捜索中に強すぎる魔獣の群れに襲われた。
囮役として魔獣の気を引くために残された騎士ヨルダは、偶然居合わせた洋一と出会い、一命を取り留めた。
食事をしながらの会話中、ヨルダは迫害されてきた過去を語る。
洋一はヨルダに過去の自分を重ねながら、弟子入りを志願するヨルダを受け入れて一緒に暮らすことにした。
これは最強ながらも人間不信気味な師匠と、搾取され続けた弟子が田舎で心の安寧を取り戻すための物語である。
その一方で絶賛行方不明中である仲間は、とある家出少女と誤認されていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 07:10:00
44129文字
会話率:37%
【前のあらすじがかつてないほど不評だったので変更しました】
異世界に転生した元警備員のトモは、軽い気持ちで冒険者になってみた。
しかしそこは魔王城のすぐ傍にある『終盤の街』で、周囲のモンスターは総じて最強クラス。心が折れたトモは初日で辞め
ることを決意する。
他人のステータスを自由に調整できるチートスキルを所持していたものの、新参者な上に転生者なので素性が明かせず、しかも即日退職したこともあって、街での信頼はゼロ。そんなトモに、素直にステータスを弄らせてくれる者はいないという。
そこでトモは前世の経歴を生かし、暗黒系の武器を専門に扱うヤバい武器屋で警備員として一からコツコツ働き、信頼を得ようと試みる。でも終盤の街はいろいろ規格外で、メスガキの怪盗が大暴れし、ヒーラーが回復料を搾取し、商業ギルドがカチコミにやってくるなど毎日が修羅場。
それでも、大学デビューに失敗し虚無の14年を過ごしてきたトモにとっては毎日が充実しているようで、変な人達と大好物のパンに囲まれ、割と楽しく過ごしているようです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 20:44:58
2381954文字
会話率:46%
クソ憎っくき糞ゴブリンのくそスキル【性欲常態化】! なんとかならん?
は? スライムのコレもクソだったの?! 勘弁してくれ!! っていうお話……。
~あらすじ~
『いいかい? アンタには【スキル】が無いから、五歳で出ていってもらうよ』
生
まれてすぐに捨てられた少年は、五歳で孤児院を追い出されて路上で物乞いをせざるをえなかった。
少年は、親からも孤児院からも名前を付けてもらえなかった。
その後、裏組織に引き込まれ粗末な寝床と僅かな食べ物を与えられるが、組織の奴隷のような生活を送ることになる。
そこで出会ったのは、少年よりも年下の男の子マリク。マリクは少年の世界に“色”を付けてくれた。そして、名前も『レオ』と名付けてくれた。
『銅貨やスキル、お恵みください』
レオとマリクは、スキルの無いもの同士兄弟のように助け合って、これまでと同じように道端で物乞いをさせられたり、組織の仕事の後始末もさせられたりの地獄のような生活を耐え抜く。
そんな中、とある出来事によって、マリクの過去と秘密が明らかになる。
レオはそんなマリクのことを何が何でも守ると誓うが、大きな事件が二人を襲うことに。
マリクが組織のボスの手に掛かりそうになったのだ。
なんとしてでもマリクを守りたいレオは、ボスやその手下どもにやられてしまうが、禁忌とされる行為によってその場を切り抜け、ボスを倒してマリクを救った。
魔物のスキルを取り込んだのだった!
そして組織を壊滅させたレオは、マリクを連れて町に行き、冒険者になることにする。
※カクヨム様、アルファポリス様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 20:23:35
295127文字
会話率:30%
ものごころついた頃から母親の虐待を受けてきた少年。
家事をしても、勉強を頑張っても決して認められることはなく、中学生でありながら働かされ、理不尽な暴力を受けながら搾取され続ける。進学の希望も聞き届けられることなく、ただ虐げられていた。
それでも周囲の優しい人達に助けられながらなんとか命を繋いでいた、そんな少年の前に、ある日弁護士を名乗る若く美しい女性が訪ねてくる。
その日から少年の生活は一変していく。
ようやく会えた孫をどこまでも甘やかそうとする資産家の祖父。
幼く見える容姿に庇護欲をかき立てられて全力で甘えさせようとする使用人達。
やがて念願叶って入学できた高校でも同級生の女の子が、黒髪清楚な先輩が、同性の御曹司が、どこまでも優しく、時に甘やかし、時に溺愛し、時に堕落させようと奮闘する中、健気に、ひたむきに、一生懸命頑張る少年。
それを見て、より一層甘やかそうとする周囲の人々。
誰よりも辛い思いをしてきた少年が、180度変わった生活の中で過保護すぎる周囲に振り回されながらも幸せになっていく。
そんな学園ドタバタコメディをどうぞお楽しみください。
このお話は『カクヨム』『アルファポリス』『エブリスタ』にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 16:00:00
784208文字
会話率:35%
実緒(みお)は親の同意が得られず、大学受験に合格したのに入学することが出来なかった。
親から働いて、家に給料の三分の二を入れろと言われた彼女は、あることに気づく。
「入学後のお金の問題があるから、大学に入るのには親の同意がいるけど……逆に
言えばお金があれば、自分の好きなことが出来るんだ」
親に搾取されそうになった主人公が、家を出て幸せになる話(ざまぁはほぼなし)。
※重複投稿作品※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 22:22:31
14139文字
会話率:35%
作家デビューを果たし、多忙ながらも順調にキャリアを積上げる
田町レン。
たちまち人気作家となった彼は旅先で就労支援サービスで働く
カオリという名の女性と偶然出会う。
突如姿を消した元恋人・ナオミと酷似したその容姿に心惹かれた
彼は取
材と称し彼女との接触に成功。
だが彼女の不当に搾取され続ける劣悪な環境に同情し、彼は
突発的に施設の許可なく彼女を連れ去ってしまう。
人気作家から誘拐犯となった田町レン。
全てを失った彼に待ち構える厳しい現実、そして隠された真実
と共に迎える衝撃のラストは彼の想像を遥かに超えていた。
*飲酒していても、いやかなりの泥酔状態でもサクサク読めちゃう
劇場型長篇ファンタジー第2弾【劇作家・田町レン パート2】
をぜひお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 15:35:08
106201文字
会話率:47%
国に死ぬまで搾取される聖女になるのが嫌で実力を隠していたアイリスは、周囲から無能だと虐げられてきた。
どれだけ酷い目に遭おうが強い精神力で乗り越えてきたアイリスの安らぎの時間は、冷酷無慈悲と恐れられる若き公爵のセピアが神殿に訪れた時だっ
た。
そんなある日、セピアが敵と対峙した時にたまたま近くにいたアイリスは、巻き込まれて怪我を負ってしまう。
「どうか怪我を負わせた責任をとって君と結婚させてほしい」
額に傷痕が残ってしまったということでセピアに求婚されたが、結婚の重圧から逃れるための口実だと勘違いしたアイリスは、『一年の婚約期間を経て互いの考えが変わらなければ結婚する』ことを了承する。
愛のない結婚だとしても良きパートナーになれたら……と思っていたアイリスだったが、婚約後、セピアが豹変し甘く迫られる溺愛生活が始まって⁉︎
「ずっと、どうやってこの神殿から君を攫おうかと考えていた」
麗しの公爵様は、今日も聖女にしか見せない笑顔を浮かべる──
※アルファポリス様にも掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 11:46:13
154902文字
会話率:43%
『欠けている王女』と蔑まれ、辺境に幽閉されていた6歳の王女クラウディアは、その日すべてを思い出した。
自分の前世が伝説の魔女であり、数多の魔術師を従えていたこと。けれども今世では継母に追い出され、冷遇・搾取されていたが……。
「私の塔が
汚れているわ。少し『お掃除』が必要かしら」
邪魔者を一掃し、かつて世界を揺るがした魔法の実力で、悠々自適な生活を送り始めたクラウディア。
黒髪の美少年だが不愛想な従僕・ノアと共に、高度な魔法で住環境を作り変えていく。
「謝るから王都に戻ってこい? 王位継承権を与えてやる? 自分の魔法でいくらでも贅沢が出来るのだから、全然興味が湧かないわ。ふわあ、むにゃむにゃ……」
「おい。どうして俺の膝で寝るんだ」
使いまくった魔法の反動で眠たいクラウディアは、不本意そうな従僕に抱っこされ、今日もくうくうと寝息を立てるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 06:00:00
507616文字
会話率:49%
マッドサイエンティスト困野(こんの)が作り出したAIが完全に管理するシュミレーションシステムは『何が正解で何が間違いか』を判断する事が難しい国の政策を様々な人の観点から見て修正・削除を行えるものである。
シュミレーションだけでは生の意見が得
られないと考えた困野は無作為に集めた人達にその世界を体感させる事にした。
このシステムによる今回のシュミレーションは『時給生活』と呼ばれる、「人の行動をもとにその人の時給を決める」ものである。
人の役に立つ人間は金持ちになり、人の害になる人間は貧乏になる。
努力している人間が報われ他者から搾取していた人間が飢えていく。
完全監視社会の中で、人の役に立とうと行動することは善なのか?それとも偽善か?
あなたはどう思いますか?
HOW DO YOU THINK?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-07 14:41:01
43553文字
会話率:26%
「彼が本当に貴方を愛してると思ったの?」
フリージアは、婚約者であるシルフェン家の長男、ヴュート=シルフェンの裏切りを『聖女』である義妹、カルミアに告げられる。
「彼が愛しているのは聖女である私よ。ヴュート様も貴方の『力』も、持っているもの
を全部もらう」とカルミアの策略によって命を落とした。
……はずなのに、何故か二年前に回帰したフリージア。
ソルト公爵家の長女として生まれたフリージアは、父も、義母も、祖母にすら愛されず、カルミアの都合のいいように扱われていた。そんな人生で、唯一の心の拠り所であったヴュートの裏切りを知ったフリージアは……二度目は自分の為だけの人生を歩むことを決める。
……が、いずれ妹と恋に落ちるはずの婚約者がなぜか私との婚約に固執して……。
話はシリアスめのスタートですが、勘違い、誤解、すれ違いの両片思いラブコメです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-02 22:37:33
188562文字
会話率:42%
転勤族の子だった津田くんの転生先は人族と魔族が争いを続ける異世界だった。しかも、捨て子で出生地不明、孤児院育ちという恵まれない境遇から第二の人生が幕を開けた。
転生時に与えられたスキルを活用し、あと一歩で勇者というところまで上り詰めたが、
一度手にした聖剣を奪われてしまう。
「こんな搾取される人生なら元の世界に帰りたい」
嘆く津田くんの心の隙を突くように甘い誘惑が囁かれる。
それは、元の世界への片道切符を得る代わりに、敵国でのスパイ活動をしないかというものだった。
正体がバレないよう、鬼人族だと身分を偽って孤軍奮闘する津田くん。
魔王国を滅ぼすため、逆転生チケットを得るため、あらゆる手段と覚悟で突き進むはずだったのに――「俺が魔王のお婿さん候補!?」
これは、生きる手段として勇者を夢見た少年が、血塗られた異世界から脱出を図る物語。
※カクヨムでも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-01 20:39:10
26585文字
会話率:27%
白磁のような肌にきらめく金髪、宝石のようなディープグリーンの瞳のシルヴィ・ウィレムス公爵令嬢。
きらびやかに彩られた学院の大広間で、別の女性をエスコートして現れたセドリック王太子殿下に婚約破棄を宣言された。
傍若無人なふるまい、大聖女だ
というのに仕事のほとんどを他の聖女に押し付け、王太子が心惹かれる男爵令嬢には嫌がらせをする。令嬢の有責で婚約破棄、国外追放、除籍…まさにその宣告が下されようとした瞬間。
「心当たりはありますが、本当にご理解いただけているか…答え合わせいたしません?」
令嬢との答え合わせに、青ざめ愕然としていく王太子、男爵令嬢、側近達など…
周りに搾取され続け、大事にされなかった令嬢の答え合わせにより、皆の終わりが始まる。
※R15は、保険。後半恋愛要素あり。ほのぼの系を書いていたので、気分転換にざまぁありの話を書き始めました。45話ほどで完結予定。
勉強不足、ご都合主義、誤字脱字は、どうか、温かい目でm(__)m
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-30 19:31:04
69259文字
会話率:48%
第一次世界大戦の或る日、彼は死んだ。そして……新たに訪れた世界で、彼はモルツと名乗る少女に導かれながら、その奇妙な世界を歩む事になる。
人が容易く死に、同じ種族同士でも搾取や差別がまかり通る過酷な世界で、主人公のリチャードは半端な能力しか
持たないモルフを幸せにする為、有らん限りの力を尽くす。それは、行って戻るだけの、簡単な仕事。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-15 13:41:13
130531文字
会話率:40%
辺境に領地を持つマリエ・オリオール伯爵令嬢は、貴族学院の食堂で婚約者であるジョルジュ・ミラボーから婚約破棄をつきつけられた。二人の仲は険悪で修復不可能だったこともあり、マリエは快諾すると学院を相対して婚約者の家に向かい、その日のうちに婚約
が破棄された。辺境=田舎者という風潮によって居心地が悪くなっていたため、これを機に学院を退学して領地に引き籠ることにした。
魔法契約によりオリオール伯爵家やフォートレル辺境伯家は国から離反できないが、関わり合いを最低限にして独自路線を歩むことに――。 ※アルファポリスにて公開予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-09 21:12:08
89421文字
会話率:35%
虐げられたヒーラーが現代知識チートを使ってのし上がった後に、ざまあをする話です。搾取してきたギルドは許しません。気が付かなった貴族も同様です。え?貴族はとばっちり?いいんですよ、逆恨みですから(笑)
最終更新:2024-04-07 11:45:16
12021文字
会話率:41%
異世界召喚で拉致された被害者が復讐する話です。一応長編ネタの短編版です。夏休みの暇つぶしになれば幸いです。なおクレクレではありません。どんなに人気が出ても長編版の投稿が早くなることはありません。いや書く暇がないだけなんですけどね(笑)。では
ご笑覧ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-04 06:00:00
3234文字
会話率:28%
神と呼ばれる者達は、遥か昔、水星に住んでいた。
太陽の肥大化によって大地は灼熱地獄と化し、住む場所は限定されていく。
そんな時、宇宙から救いの手が差し述べられる。
新たなる大地……地球への移住を条件に、水星の人々は体内で神器を造る実
験体となる事を約束させられた。
体内で精製された神器は、その者を殺さなければ取り出す事が出来ない。
宇宙人に神器を搾取され続ける日々……耐え兼ねた人々は反旗を翻し、ついに地球に残された宇宙人を全滅する事に成功する。
そして、長い年月が過ぎ……自らを神と名乗る水星人は、いずれやって来る宇宙人の反撃に対し、宇宙人の記憶を持って生まれてくるヨトゥンと呼ばれる者達の命を使って外壁を造り、世界を隔てたもう一つの世界を造る。
更に長い年月が過ぎ……そんな神々の行動に異を唱える者が現れた。
未来の為に今を犠牲にし、宇宙人に対抗する為の地盤を作ろうとするロキ。
一人一人の命を大切にしたい光の神バルドル……
バルドルの存在を邪魔に感じたロキは、その命を奪う。
しかしバルドルを慕う多くの人々の手によって、人として生まれ変わる。
その身体に、ヨトゥンの血を宿して……
再び激突するロキとバルドル!
その戦いは、バルドルが心を失う事で決着した。
それでも……心を失っても、バルドルを慕う者は後を絶たない。
心や記憶を失ったバルドルは、魔導師マーリンによってアーサーという名を与えられて、聖凰騎士団の団長となる。
その聖凰騎士団は、何故か人間の暮らす町に襲いかかった。
バルドルが人間に生まれ変わった後、義理の兄として共に生活していた義兄である航太は、人間に牙を剥く義弟を救うべきか戦うべきか悩む。
そんな中、航太が身を寄せるベルヘイム王国は、聖凰騎士団討伐軍を編成し始める。
人間の脅威になりつつある聖凰騎士団は、倒さなくてはいけない相手だと認識されていく。
だが……ベルヘイム王国に、もう一つの脅威……
ロキやクロウ・クルワッハの指揮するヨトゥン軍が、ベルヘイム王都に迫りつつあった……
赤き瞳が輝く時、世界が滅びる……
鳳凰の翼が羽ばたく時、世界は救われる……
命と世界……
人と神と化け者……
何を守り、何の為に戦うのか?
何が正義で、何が悪なのか?
未来を紡ぐ為の戦いの扉が開かれる……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-03 13:27:34
160914文字
会話率:42%
わたしたちを搾取する。あなたを終わらせない。
出張サービス二代目店主スーザちゃんが活躍するBy-eve(ビイベ)シリーズ第1作目。
元公安ムダくんが、通称対策課に島流しされた最初の夏。最初の事件。
「娘を捜してほしい。名はソウコ。有谷霜子
(ありたに・そうこ)」
性犯罪被害者施設イブン・シェルタ。少女は口々に言う。「天罰」と。
ちなみに架空の名古屋が舞台なので、地元の方はより情景が浮かびやすいかと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-01 12:47:16
59234文字
会話率:36%
「私は金魚が心底嫌いであった。」
強く、華麗に生きようとするあなたへ。
最終更新:2024-03-30 03:20:31
897文字
会話率:10%