今は昔、高野の姫帝が陵に葬られし後、平城の都を遠く離れた陸奥国にて起こりしことがらなり。
この頃、陸奥国にて、怪しきこと多くありなむと語り伝えたるとや。
この物語は、奈良時代末期~平安時代初期に起こった東北38年戦争を題材とした幻想歴史空
想小説です。
戦争ものでもあり、R-15指定です。
時代の関係で、Shift-JISでは表記できない漢字が多く含まれているため、この小説はUTF-8で書かれています。
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登場人物についてまとめてみました。
http://ncode.syosetu.com/n1944ba/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-22 16:22:34
388306文字
会話率:18%
六月の登場人物の名鑑です。
最終更新:2012-01-04 22:15:53
3616文字
会話率:0%
鬼ヶ島に封印された『悪路王』を封じる一族、朝日家、十六夜家、青海家。
そのうちの一つ、朝日家の当主の息子として生まれた男、朝日・辰巳は、かつて才能も無く、努力が何一つ報われない剣士として、周囲の人間から見下されて育つ。
そんな中、自分と
同様に才能も無く結口先だけは大きく結果も出ないが、それでも人一倍努力だけは重ねて生きる剣士、海堂・甚甚兵衛と出会い、人生観を一変させる。
しかし、そんな甚兵衛が鬼ヶ島の剣士に見捨てられて死亡した事で、辰巳は鬼ヶ島を出奔する事を決意し、成人の儀に敗北する事で、鬼ヶ島を追放される形で出奔する。
その後、ある事件を機に今までの迷いを断ち切り、強くなる事を決意する。
「俺は生きる。生きる為に戦う。それを邪魔する奴は殺す」
一方、魔導蒸気文明が発達し、列強諸国が勢力を伸ばす中に在って、多数の勢力が更なる力を求めて鬼ヶ島へと手を伸ばしつつあった。
そんな列強諸国に対して、朝日家の次期当主となった辰巳の弟であるドラコは強く反発する。
「我らの為すべきは、五千年よりも前よりこの封印を守ることである。その使命を邪魔せんとする者は、身命を賭して戦うのみ!」
そんなドラコの信念が世界を揺るがし、その信念に巻き込まれる形で辰巳はドラコと再会する。
「使命を捨てた俗物は、我が手によって処断する!」
「生きるのを邪魔するなら、殺すだけだ」
これは、一人の男が剣士として生き、己の生きざまを貫く物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-01 06:00:00
11654文字
会話率:22%
時は平安、八幡神の加護を受けた盲目の少女武者源頼義と、彼女に付き従う鬼狩りの大男坂田金平の二人が繰り広げる「鬼狩り紅蓮隊シリーズ」第三弾!
常陸国を舞台に不死の鬼、その影に見える「悪路王」を名乗る東北の覇者との壮絶な戦い。不死の鬼の正体と
は、そして各地に残された「徐福」のメッセージとは!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-30 19:57:25
182550文字
会話率:53%
三重と滋賀の県境にある鈴鹿山(鈴鹿峠)。その麓に、一軒の屋敷があった。
その屋敷の主の名は、『鈴鹿』。かの田村麻呂伝説にて『鈴鹿御前』や『立烏帽子』と語られる、その人である。
九月のある日。彼女のもとに、一通の手紙が届けられる。
そ
れは、妖怪退治の依頼。しかし、そこに書かれていた討伐対象の名に、彼女は疑問を持つ。なぜならば、その名を持つ者は、大昔に討伐され、すでにこの世にはいないはずなのだ。
その者の名は、『悪路王』。
かつて、強大な力を振るい、鬼と怖れられた者の名である。
真偽を確かめるため、彼女は、その依頼を受けるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-28 21:05:16
56518文字
会話率:46%