ロボットオタクの白河光樹が現在夢中になっているのは、ファンタジー系ロボットシミュレーションRPG『竜機大戦ヴァンフレア』。
このゲームは装機兵と呼ばれる西洋甲冑を模した巨大人型ロボットを操り、敵対勢力と戦うというものである。一時期話題に
なったが、様々な理由で低評価を受けた所謂クソゲーであった。
その後、開発陣は追加のデータを無料ダウンロードで配布するという対応を行う。
この追加ダウンロードで特に注目されたのはフリーシナリオで、プレイヤーが作成したアバターをひたすら強化していくという育成の楽しみができた。さらに様々な装機兵を購入しアバターを乗せることが可能。
だが、ここで新たな問題が発生する。何とこのフリーシナリオでは肝心の竜機兵には乗れないというのだ。
竜機兵とは、この作品のタイトルにもなっている四機の強力な装機兵のことだ。その圧倒的な性能、他の機体とは一線を画する優美なデザインから高い評価を受けている。
フリーシナリオが導入された時は皆、自分の育て上げたアバターをいつか竜機兵に乗せて活躍させることを夢見ていた。だが、ここに来てアバターは竜機兵に乗れないという事実が発覚したのだ。
そして二ヶ月後、再び追加ダウンロードが行われる。その内容は、アバターでも搭乗可能な五体目の竜機兵<サイフィード>の導入というものであった。
四機の竜機兵にも劣らない、純白の美しくも雄々しい機体デザインはプレイヤーの心を鷲掴み。しかも、今回の追加内容はこれだけではなかった。今まで、フリーシナリオでしか使用できなかったアバターがストーリーモードで使用できるというのだ。おまけに<サイフィード>もストーリーモードで使えるという神展開。
そして、このダウンロードを終えてゲームスタートというところで彼の意識は途絶えてしまう。次に目が覚めたのは、とてもリアルな感覚のゲーム内の世界だった。
目覚めた彼の目の前には『竜機大戦』の世界に自分が転生し、元の世界には帰れないというメッセージがあった。
これにより、彼は自分で育て上げたアバター、ハルト・シュガーバインとなり竜機兵<サイフィード>を駆り戦いに身を投じる。
だが彼はまだ知らない。この世界が彼の知るゲーム世界とは既に別ものになっていることを――。
この作品は、カクヨム様でも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 18:00:00
891686文字
会話率:41%
断崖大陸アーマンに浮かぶ天空島のひとつであるヴァーミア天領にひとりの少年がいた。
少年の名はルッタ・レゾン。
彼は『この世界のものではない記憶を持つ』という特異性を有してはいたが、地位も名誉もない、魔力も一般人並みにしかないただの子供
であった。けれどもハンタークラン『風の機師団』のメンバーのひとりであるリリ・テスタメント、そしてアーマーダイバーと呼ばれるロボットの量産機である『ブルーバレット』と出会うことで彼の運命は変わっていく。
敵対するのは悪徳ハンターの専用機や敵軍のエース機、アーマーダイバーのオリジナルたるオリジンダイバー、或いは遺跡から発掘された決戦兵器、そして最強の魔獣たるドラゴン等等。
対して人並みの魔力しかないルッタが乗れるのは量産機のみだが、前世の記憶を元にした圧倒的なプレイヤースキルによって愛機ブルーバレットとともに次々と大物喰らい(ジャイアントキリング)を実行し、やがて大陸全土にその名を轟かせていくこととなる。
量産機こそが至高のマスプロダクションロボットファンタジーがここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 22:00:00
397115文字
会話率:50%
Alternative・World・Online――通称AWO (エーワラオー)、それは世界初のフルダイブ型VRMMORPG。
専用機器をかぶり、スイッチ一つ押すだけで、眠るような感覚で入り、夢のような世界を際限なく遊べるものだ。
当初はネット上で様々な憶測が飛び交っていたが、安全安心のゲームシステム、リアリティのありすぎる世界に人々は魅了されていった。
その熱はゲーマーだけでは飽き足らず、主婦から多忙な重鎮まで幅広く広がっていった。そのリアリティなどから、教育プログラムや医療分野にも活用しようという取り組みも考えられ始める。
そんな頃、サービス開始から僅か1ヶ月、第四陣の参入が開始される。
そして、一人の少女が専用機器を頭に装着する。少女の名は椙江(すぎえ) 翠(みどり)。
数年前、事故に遭い、下半身麻痺というハンデを背負うことになった、物腰柔らかな高校三年生だ。
「最終確認よし」
翠は、“事前情報”と大きく書かれたメモをベッドの傍らに置く。そして、寝そべったまま、最新機器の割になぜかアナログなスイッチに手を添える。
「スイッチ、ON!」
※本作はカクヨムにも掲載しています
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 21:00:00
1130886文字
会話率:48%
日本国内だけでの生産販売が行われた、専用機器を要するゲーム《〜Lost of Warid〜》通称「LoW」は爆発的な人気を博していた。その斬新なシステムや、やたらめったら長いジャンル名に国内の話題は持ちきりだった。
しかし、十周年を待たずし
て、ゲームはサービス終了を迎えてしまった。
そこで世界の変革が起こる。
突如として異世界へ飛ばされてしまった主人公は、その奇怪な見た目と異常な力で世界を生き抜ける。
「山羊の身体は伊達じゃない」
山羊が生き抜く、悪ナル神話。
はてさて、山羊さんはどうなるのでしょう……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-18 18:00:00
7341文字
会話率:20%
第四次世界大戦が勃発した。高校三年生の僕は、徴兵されてしまい、今、戦場の最前線にいる。
この時代の陸戦主力兵器は『ファランクス』と呼ばれる二足歩行の機甲兵器だ。全長は約3メール、長大な槍と強固な盾を装備していて、火器は、左肩に重機関銃
、右腰部に対人用の機関銃が付いている。
そのファランクスに搭乗して戦闘を経験した僕だが、敵の攻撃を受けて重傷を負ってしまう。結果、心臓、左肺、左腕が機械になってしまった。
機械の半身に防衛改造された僕は、ファランクスの『専用機』を用意され、さらなる過酷な激戦のなかに送り出される。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-17 19:16:55
10094文字
会話率:35%
僕はユーヤ タロー。軍人だ。今僕は巡洋艦に乗り込んで、防空任務についている。もうすぐ戦争が、終わるから、あとは真面目に仕事をやりきって、普通に老後を過ごすのさ。
モブオペレーターの軍人としての生きざまです。他の軍事関係者に対して不都合と
か、不快な部分がありましたらそれは作者の無知によるものです。
多目に見てください。
熊のプーさんはかわいいよね。従軍慰安婦の像はあまりかわいくないけど。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-20 09:00:00
16716文字
会話率:40%
身を焦がすのは一つの現実。
暗闇の世界で、少年は一人目を覚ます。
「なんで、まだ、生きている?」
散らしたはずの命を抱え、少年はただ事実を見つめて決意を表す――このままじゃ終われないという決意を。
魂が形を保つ死後の世界で。
今まで生
きてきた世界で。
一人の男は何を成すのか。
一人の男は何を見るのか。
往け、信念を越えて。
これはアフターファンタジー、終わった後の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-03 02:44:53
412943文字
会話率:35%
ある日のお昼ご飯の話
最終更新:2023-06-19 16:17:48
5323文字
会話率:65%
特に言うことはありません。
読め。
最終更新:2023-03-07 02:19:08
4297文字
会話率:40%
工事現場を駆ける青い重機。
最終更新:2023-10-11 07:00:00
245文字
会話率:0%
暗殺者は狙撃に成功すると呟く「チェックメイト」と。
なろうラジオ大賞4参加作品です。
最終更新:2022-12-09 13:00:00
1000文字
会話率:16%
2019年12月、天才エリート官僚の三好帝恆は、総理大臣の外遊に同行し搭乗していた政府専用機が墜落し、死亡した。
目を覚ますと、そこは絶対君主制国家の宮中。彼は巨大帝国の皇帝の一人息子として転生していた。
しかし転生後の彼の肉体は、どうし
ようもないくらい頭が悪かった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-11 04:25:57
7657文字
会話率:5%
世界中に『ダンジョン』と呼ばれる異空間への入口が現れてから数十年。ダンジョンに潜む脅威を狩るため、あるいはダンジョンに眠る資源を得るため、はたまたダンジョンに隠された謎を探るため、人類は遠隔脳波制御式人型異空間探査機『ダンジョン・マシンドー
ル』を開発、運用していた。これにより生身の人間では危険かつ非効率であったダンジョンの探査は、安全かつ効率的なものに変化。社会はダンジョンから得られる未知の物質と技術によって、さらなる発展を遂げていた。
そんな中、いつか自分のマシンを持つことを夢見る高校生・萌葱蒔苗《もえぎまきな》は、亡くなった祖父が自分に1機のマシンドールを遺贈していることを知る。なぜ祖父がそんなものを遺していたのか。そして、なぜ自分が選ばれたのか……それはわからない。ただ、マシンを得たならばやることは1つ。ダンジョンに挑み、モンスターを倒し、手に入れた素材で自分だけの最強マシンを作り上げる! それが人を、世界を救うことに繋がっていくことを、蒔苗はまだ知らない。
※カクヨム様、アルファポリス様にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-23 00:26:55
415595文字
会話率:32%
完全仮想空間が現実のものとなり、色々なVRMMOが現れる。
ゲームで稼ぐのが当たり前となったこの時代に、それは突如として現れた。
『永続ログイン可能!もう一つの世界『ファンタジー・ワールド』の予約開始!』
永続ログインや今までより進化し
た世界を歌い文句に、一つのゲームが発表された。
現在無職の主人公「道満雷治」は、過去に稼いだ賞金で怠惰なニート生活を送っていた。
そんな中、幸運にも『ファンタジー・ワールド』のソフトと専用機器を手に入れる事が出来た雷治は、このゲームをやり込む事を決意する。
交通事故で家族を早くに亡くし、愛に飢えた捕食者は、もう一つの世界で愛を得る。
どんなモノだろうが喰らって進む。愉快、痛快、行進劇!
「どうぞ、ゲームを楽しんで行って下さいな」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-03 23:22:13
34322文字
会話率:40%
魔導王国アイリシアと機械帝国ヤルノスの4度目の戦争は、王国の女王と王子、帝国の皇帝の命を代償にして終結した。
それから6年後。
17歳の少年、カズト=コールの前に姿を現した白い巨大ロボット。
それはアイリシアの兵器、魔法と機械の混血児、魔導
騎士専用機「ウィザードアーマー」だった。
周囲の大人たちの思惑に翻弄されるままにカズトはウィザードアーマーに乗り込み、自分の中に眠る能力を目覚めさせる……。
※この作品はノベルアッププラスでも投稿しています。
※この作品は、かつて自分が制作し「GAIA BLADE」のタイトルで公開していた「SRC -Simulation RPG Construction-」向けのシナリオを小説としてリメイクしたものになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-16 22:13:07
29020文字
会話率:51%
VRゲームが普及し、VRMMOさえも一般的になった時代。
とある天才達が、完全没入《フルダイブ》型VRゲームを開発した。その名を『デモンズファンタジー』。
そこには、もう一つの世界とも呼べる物が誕生していた。一人一人が確たる自我を持ったNP
C。細部まで作りこまれたフィールド。さらに、体感時間圧縮装置まで備えていた。
そのゲームは大反響を呼び、あらゆるゲーマー達の注目をあびた。
ベータテスターの募集が行われたものの、3000人という枠がその日の内に埋まってしまう程。
そして正式オープンに設けられた席は、五万。
そんな正式オープンに応募し、みごと当選した主人公兎神海月。
当日、喜び勇んで会場に赴き完全没入専用機に入り、仮想現実へと旅立った。
最初のキャラクター設定はAIに完全に丸投げし、デモンズファンタジーの世界に降り立った海月…いやテルルに待ち受けていたのは、美少女の体だった!どうやら引き当てたレアなスキルのせいらしい。
しかし、本当の困難はこれからだった!統括管理AIの人類に対する反逆により、デモンズファンタジーはデスゲームと化してしまった。
死が現実となった仮想世界で、テルルはデスゲームにどう立ち向かうのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-06 00:00:00
13712文字
会話率:11%
マーズファクト。世界に闊歩する怪物、クリーチャーを相手にするために開発された人型決戦兵器の通称。
今日も今日とて、現れるクリーチャーを倒すために一国の姫であるマーシャは周りの制止を振り切って出撃する。
「チィ!反応が悪い!わたくし用の専用
機さえあれば!」
そんなことを抜かす美しい姫の、世界を救う物語。
※兄が読みたいというので書いた話です。好評であれば「オンモフ」の間に投稿するかもしれません。
兄の要望。
可愛い子出して→外見美しければいいかな。性格は知らない。
女の子いっぱい→ロボものって言われたからそんなに女の子出せないな。男出そ。
身分高い子ヒロインにして→主人公にしてやろ。
被弾したら際どい格好→それパワードスーツ系では?ロボって言ってたし守らんとこ。
そんな感じです。二日で書いたんで、兄よ文句言うな。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-02 18:00:00
3968文字
会話率:35%
VRMMOゲーム、『魔戦機鋼ウィズライズ』。人間サイズのロボットを使って中世ファンタジーの世界を生きていくゲーム。古屋炉井はこのゲームで対戦ランキングナンバーワンの実力者だった。
ある日、いつものようにゴーグルをかぶりゲームにインすると、ゲ
ームの世界、ウィズライズの世界に飛ばされてしまう。やっていたゲームだけあって、その世界にすぐに慣れ冒険者として生活していたのだが、隣国が戦争を仕掛けてきたため住んでいた街から逃げることになってしまった。その際、ゲーム会社から貰った機動力に極振りの「専用機」を使えることがわかり一転、兵達を叩くことに。果たして彼は無事生き残ることが出来るのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-02 18:52:34
59365文字
会話率:73%
第一次地球防衛戦争が終結して100年。
その戦いで活躍したエースパイロットのみで構成された部隊の子孫たちは、同じ学校で切磋琢磨していた。
しかし彼らは突如はるか未来へと飛ばされてしまう。
そこで彼らが見たものは、突如襲いかってくる敵
の人形兵器とそれを殲滅する伝説の機体だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-26 15:56:33
21217文字
会話率:47%
ある日の休日に腹を空かせて
ラーメン屋へ寄ることに決めた男二人
と
その店の店員の珍喜劇を
ご覧あれ!
最終更新:2019-10-18 21:18:12
1873文字
会話率:89%
思春期真っ只中の少年とその担任の先生の迷走劇をご覧あれ!
最終更新:2019-09-21 23:26:55
1242文字
会話率:68%
客と店主の織り成すコメディをご覧あれ!
最終更新:2019-09-21 01:07:56
1130文字
会話率:100%
重度のゲームオタクでロボゲーの世界大会覇者でもある主人公、沢城悠人。
悠人はある日突然、ロボゲーの愛機と一緒に異世界転生してしまう。そこにはロボゲーのキャラがいて、ファンタジー世界のお姫様を救う任務を言い渡される。
主人公は、夢だと勘違いし
ながらも、お姫様を助け、ロボットの力のせいで大天使の化身と呼ばれるようになる。
「とりあえず、無双してみますか」相変わらず、夢だと思いながらゲーム感覚で異世界転移を無双する悠人の運命やいかに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-09 00:00:00
2254文字
会話率:13%
「君と一緒に、この世界を見て回りたいんだ」───ゲーム初心者の「私」は、最愛の人に誘われ半ば強引に新作VRMMOゲーム「アナザーアース・クロニクル」を一緒にプレイする約束をさせられる。しかし正式サービス直前に彼は交通事故で帰らぬ人となってし
まう。それから約1年後。ようやくショックから立ち直りつつあった「私」は部屋の隅で埃をかぶっていたVRゲーム用の専用機器を見つけ、彼との最後になってしまった約束を思い出す。彼が私と一緒に見たかった世界がどんなものか見るために、私は「アナザーアース・クロニクル」を始めてみる決心をする───これは、後に「竜姫」と呼ばれることになる「私」ことキャラクター名「ノエル」がVRMMO「アナザーアース・クロニクル」をプレイ中に体験したこと感じたことを日記っぽくまとめた物語。不定期更新になります(なるべく2日に1回の更新を心がけてはいます)。12/12 2章終了しました。12/14 3章更新中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-20 00:00:00
406345文字
会話率:25%