子爵令嬢のジュスティーナは、裕福な伯爵家の令息ルドヴィクの婚約者。しかし、ルドヴィクはいつもジュスティーナではなく、彼女の妹のフェリーチェに会いに来る。
自分に対する態度とは全く違う優しい態度でフェリーチェに接するルドヴィクを見て傷つくジ
ュスティーナだが、自分は妹のように愛らしくないし、魔法の能力も中途半端だからと諦めていた。
そんなある日、ルドヴィクが妹に婚約者の証の契約石に見立てた石を渡し、「君の方が婚約者だったらよかったのに」と言っているのを聞いてしまう。
さらに婚約解消が出来ないのは自分が嫌がっているせいだという嘘まで吐かれ、我慢の限界が来たジュスティーナは、ルドヴィクとの婚約を破棄することを決意するが……。
◆アルファポリスにも掲載中です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-29 21:11:57
122039文字
会話率:40%
製本が、出来上がる。
辰也の【本】も、仕上がる。
製本作業を進めて行くに連れ、薫は、確信するようになる。
これは、ウチの先代と茂さんの企み、やな。
二人でグルして、謀りごと、巡らしよったな。
茂と潤の【本】について、製本作業諸々を、秘
密にしていた。
『辰也は、実在人物なのかどうか』、の謎がある。
そして、茂の、非協力な態度。
先代(父)と茂が、『解けるもんやったら、解いてみい』と、どや顔している場面が、眼に浮かぶ。
先代(父)と茂の、高笑いが、耳に響く。
薫は、状況を、整理する。
茂さんと潤さんのことを、先代が秘密にしていたのも、
『辰也さんのことを、謎にしておく為』、やろう。
と云うことは、辰也さんの正体(実在人物かどうかも含め)を明らかにすることが、肝やろな。
そこで、辰也について、整理する。
薫が思い付く、現在の辰也の可能性は、次の三つ。
一.潤さんの兄(行方不明?)
二.辰也 = 薫
三.既に、死亡。(十三歳くらいまでに?)
よしんば、三の【既に、死亡。】パターンなら、潤さんが辰也さんのことを持ち出した時、茂さんは、あんな顔をしなかったはす。
『勝手にせい』の顔を、しなかったはす。
する必要も無かった、はす。
安心して、『しょうがないな』と云う顔で、潤の話を、見守っていたはす。
[若くして、死亡。]と云う答えが、万人に受け入れられることが、分かっているから。
が、あの顔をしたと云うことは ‥
そこらへんを突っ込まれると、『具合が悪い』、と云うこと。
よって、三の[既に、死亡。]は、除外してええやろう。
茂さんは、明らかに、突っ込まれるのを嫌がっているから、一か二である可能性が高い。
薫は、改めて、自分の【薫 十一~二十歳】の【本】と、辰也の【本】の十一歳以降の記載事項を、見比べる。
お互いの記載事項を、見比べる。
当然のことだが、重なっている記載事項もあるし、重なっていない記載事項もある。
が、薫が眼を付けたのは、他のこと。
辰也の【本】の十一歳以降と、【薫 十一~二十歳】の【本】の記載事項の充実度が、反比例している。
辰也の【本】の十一歳以降がカバーしている年齢分については、【薫 十一~二十歳】の記載事項は、薄い。
逆に言えば、それ以後の【薫 十一~二十歳】については、それまでに比べて、記載事項が濃い。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-16 09:36:36
21573文字
会話率:23%
2092年の日本。19年前に法律が改正されて、銃殺公開即時通信法が誕生した。犯罪者を射殺している瞬間をテレビで生中継していいようになったのだ。これがゲームやアクション映画に飽きた日本人に大変受けた。生中継がやっている番組は例外なく高視聴率
を記録した。狙撃主達はまるでアイドルのように人気を得た。
海道は、とある東京の警察署に所属する狙撃主。今まで何十人も犯罪者達を射殺している。彼の実力と容姿の為か、日本で最も有名な狙撃主だった。毎回、彼の狙撃する所にはマスコミだけでなく、彼のファンが大勢詰め寄せる。海道本人は嫌がっている様子だし、時には怒鳴り散らすのだが、その数は減らない。
そんな中、ある事件が発生する。その事件とは・・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-20 18:43:10
58203文字
会話率:47%
グイグイ私に近寄って来る、この男は私が嫌がっているのが分からないのか?
最終更新:2023-03-26 03:00:00
2004文字
会話率:53%
キャルライン・バーニーことキャルは、皇女セシリアから婚約破棄を言い渡された。
彼は王に請われセシリアと婚約したものの、彼女との婚約に反対する者たちの誹謗中傷を受けたり、彼が王家や家柄に迷惑をかけるのを嫌がっているのを知り、わざと決闘も申し込
んだりする者たちさえいた。
セシリアさえもキャルに心を開こうとせず、彼は彼女との関係を諦めて婚約破棄を承諾する。
キャルを馬鹿にする者たちは喜ぶのだが、婚約破棄されたことで事態は一変する。
キャルが、決闘を受けることにしたのだ。
焦るのは、決闘を申し込んだ者たち。
実はキャルはとんでもなく強い騎士だったのだ。
これは一人の青年騎士を貶めた者たちがざまぁされる物語です。
男女関係なくざまぁされます。
恋愛要素もあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-11 10:00:00
139216文字
会話率:30%
貴族御用達の王立学園の卒業パーティー。
伯爵家の次男であるギルベルトは、親友の公爵令嬢のミーシャが泣きながら嫌がっているのに耐えられず、しつこく言いよるメイル王国の第一王子ロリド殿下を殴ってしまう。
「貴様! 何をしたのかわかってい
るのか! 斬首だぞ!」
顔をパンパンに腫らして、泣き叫ぶロリドにギルベルトは自分が犯してしまった罪の重さを知る。慌てて逃亡準備に取り掛かったギルベルト。
(ヤバい! ヤバい! ヤバい!!)
昔ながらの不幸体質に斬首は決定した物として、両親に謝罪文を残し即座に逃亡に入ったが、実はそれほど大事にはなっておらず、むしろ王子を正してくれた学友として、王国指名手配を受ける事になる。
そんな事とはつゆしらず、神から与えられたギフト【未来視】を駆使して華麗に逃亡を続けるギルベルト。
その後に続くのは1人の影。
「ご主人様。私もお供致します」
幼い頃から共に育った専属メイドのセリアであった。
ギルベルトを許すことの出来ないロリドは数々の刺客をギルベルトに送ることになるが……。
これは、勘違いから始まった逃亡生活の中で、専属メイドとの絆を深めながら、不幸体質のギルベルトが数多の苦難に巻き込まれながらも、それを救済し、念願のスローライフを手にするまでの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-31 20:00:00
193492文字
会話率:38%
ある日その少女は親の勧めで『勇者適正テスト』を受けさせられてしまう。だが彼女は魔王に恋している様で勇者になる事を嫌がっている様だが…………
最終更新:2022-07-06 16:45:48
347文字
会話率:100%
過去のトラブルによって人見知りを発症させた
主人公『天羽 冬也』。
冬也は人見知りを発症したせいで人と上手く喋ることができない。
例えば、家では良く喋るのに外では無口だったり、自分にその気がなくてもキツイ言葉を言って相手を傷つけてしま
ったりする。
それだけだったらまだよかったが問題は、冬也が人と関わるのを嫌がっていることだ。
そんな冬也を更生させたい
ヒロイン『最上 夏美』。
夏美は、どんな人とでも器用に仲良くなれる。
そんな夏美は、冬也が人と関わるのを嫌がる理由を知っている。
冬也は、自分が関わることによって他の人が傷つくのではないかと思い人と関わるのを嫌がっている。
「全く、器用だな。」
「全く、不器用だね。」
人と関わるのを嫌がる不器用な少年『冬也』と
そんな冬也を更生させたい器用な少女『夏美』
二人がおくる高校生活。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-02 23:59:45
2715文字
会話率:51%
若い女が路地裏を歩いている。
男「よー、姉ちゃん、美人じゃねえか、
俺とちょっとエロい事しない?
俺、早漏だから10分でいいからさー」
男がさらに暗い路地裏に女を引き込もうとしている。
「やめろ!!」
全身黒ずくめのマスクを
した男が現れた。
「誰だ、おまえ!」
「俺は……、そう、グラフェンマン、
正義の味方だ! 嫌がっているその女性を放せ!」
「なんだ? おかしな奴だな。 とっとと失せろ」
「待て、ちょっと聞いていいか?
新型コロナワクチンは接種したか?」
グラフェンマンが尋ねる。
「おかしな事を聞くな。
もう2回接種済みだ。
ちなみにインフルエンザワクチンも接種済みだ。
わかったら失せろ!」
「そうか、わかった」
グラフェンマンは、おもむろに携帯電話を取り出した。
「ファイブG! 照射!」
男は急にバタッと倒れた。
「うっ、胸が、頭が……」
「おまわりさん、ここにレイプ犯が倒れてます。
すぐに駆け付けて逮捕してください」
女はあっけにとられていたが、我を取り戻す。
「ありがとうございます。 グラフェンマンさん?……」
「いや、当然の事をしたまでだ。さらばだ! トウ!」
グラフェンマンは、ワイヤーみたいなものをビルの壁に
ひっかけ、マントをなびかせて飛んで行った。
「なんだったの? あの変な人……」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-11 21:57:59
34100文字
会話率:14%
俺はゲーム会社に勤める、諸星レオ。ゲーム会社といっても、下請けの下請けみたいなしょぼいところだ。
半年前くらいから俺以外全員プログラマー辞めてんのになんで補充しないんだってずっとキレ続けてたんだが、この前最高の上司から「離職率が高すぎてハロ
ワ出禁になってるから募集かけれなかった」っていうことを聞かされてなるほどなと思った。ついに会社のプログラマーは俺一人となってしまった。
そんなブラック企業に勤めていた俺だったが、スマホゲーム開発の元請けのディレクターが散々だったことから、企画は大炎上。この会社にプログラマーは不要とされ、なんかもうデザイン会社みたいな低コストの会社になることを社長から明かされた。俺は、クビみたいだ。
そして、俺には5個下の彼女が居た。
クビだということを聞かせた翌晩………そいつは、居なくなっていた。同棲していたのだが、そいつの私物は、煙のように消えていた。
俺は癒やしを求めて、格ゲーに没頭する。相手の嫌がっている姿を見るのは、最高だ。特に、飛び道具で相手が何も出来ないところを眺めているときなど……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-12 14:42:32
20289文字
会話率:42%
リュイスが3歳の時に、父たちの親友一家が引っ越してきた。大きな家なので一緒に住む事になった。
リュイスは初めて同じ年頃の子どもと出会う。向こうは兄弟。兄クロルは2つ年上で、弟ルルドは1つ年下。
一方、兄弟と仲良くなるのを父は嫌がっている感じ
?
---
別作品を舞台にした3作目です。読まなくても大丈夫なようにしています。
(1作目は父母の恋愛。2作目はクロルの秘密の話)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-10 21:07:29
26255文字
会話率:44%
怖がりな僕を嫌がっているお化け屋敷に連れてきた。まぁ、半分はからかいもあっただろう。だけどそこであり得ないものを見てしまう。
それからおかしなことが起きて…。
アメブロ、FC2ブログ掲載
最終更新:2020-05-05 18:54:52
3444文字
会話率:26%
某コンテスト一次通過。少し改訂してます。
★☆★毎日20時更新を予定しています★☆★
エブリスタ→https://estar.jp/novels/25562775
NOVEL DAYS→https://novel.daysneo.com/
works/6bb18ad1f81b4a1d752d45468a38b499.html
こちらにも掲載しております。
あらすじ
大人しく、見た目が幼い高校生、ハジメのもとには唯奈、紅輝、麗という三人の不良女子高生が訪れていた。亡くなった姉、芳香を慕っていた三人は、ハジメのことを可愛がっているのだが、最近はいつも別々でやってくる。芳香が居た頃とは違い、彼女たち同士の距離は開いていた。ハジメは三人に仲直りしてもらいたいと思っていたが、上手くいっていなかった。
紅輝のことを慕って友人となった千愛莉と共に、ハジメは仲直りさせようと動き始めるのだが、三人の事情は思っていたよりも複雑なものだった。芳香の死から今までの彼女たちのことを知り、ハジメが思うことは――。
登場人物
・三木本一(みきもとはじめ)
幼く、女の子みたいなルックスの男子高校生。大人しいが、三人の不良娘にだけは強気で、時に彼女たちを説教する。三人を敬愛しているがツンデレなところがある。
・梅木唯奈(うめきゆいな)
ぼさっとした髪と短いスカート、眉間にしわを寄せながら歩く様はどう見ても小物な不良。一種の背伸び行為であり、子供っぽく見られることを嫌がっている。普通にしていると無邪気さとその童顔によってかなり可愛い。
・竹原紅輝(たけはらこうき)
黒髪ショートで、中性的なほど整った顔立ちをしているが、喧嘩が強い一番の問題児。その凛とした美しさとは対照的に、過去には数々の暴力で問題を起こしている。普段は大人しく、ただの優しい年上の女性。ちょっと天然ボケ。
・松坂麗(まつざかれい)
ウェーブした髪で、上品そうな見た目をしている。背は唯奈よりも少し高いくらいだが、雰囲気から年上に見える。時に子供っぽくキーキー怒る。三人の中では一番の常識人。極道の娘ということを利用しつつも負い目を感じている。
・佐久間千愛莉(さくまちえり)
紅輝の子分を自称する元気っこ。同じく年下の兄弟の居る唯奈と気が合う。その純粋さは敵を作らず、三人の橋渡し役を買って出る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-26 20:00:00
97134文字
会話率:51%
悩むことは、悪いことじゃない。「人間は考える葦」なのだから。考えて考えて、もうわからん!そんな君へ
最終更新:2018-09-09 03:55:22
609文字
会話率:19%
ある日、妻がロボットに洗濯物の畳み方を教えていた。私は妻が家事を嫌がっているのかと不安になったのだが……
最終更新:2017-06-17 11:54:52
1521文字
会話率:20%
めんどくさがりなゴミクズ人間の園原滝(25)は、都内の矢吹高校で3年目の教職員。
趣味はパチンコとアダルトビデオ鑑賞。女子高生モノのAVが好きで、そんなシチュエーションに憧れて教師を目指したことはいまだに誰にも言っていない。
高校教師1日目
で女子高生というものに失望して、女子高生には一切欲情しなくなった。
何事も適当にやって1日分のエネルギーを40%に省エネすることがモットー。
同期である霧島かなみ先生とは一緒にいることが多く、生徒や教員にもよく付き合ってるのかと誤解を招くが、滝にはそういった気持ちは一切ない。
後輩である白石聖先生を滝はすごく気に入っており、可愛がっている。白石はそれを死ぬほど嫌がっているが、なんだかんだで滝を尊敬している。滝が可愛がりすぎているため、ホモだと間違えられることが多々ある。
学年が上がり、2年の担当となった滝たちは、先輩である鈴木金造先生に頼みごとをされる。
「クラスの不登校の佐藤晃を学校に来させてほしい」
滝の元担任の生徒だが、姿を見たことはない。
不登校なんて本人の問題で、滝には関係ないと思っていたから一年間まるまる放っておいた。
だが、佐藤晃は学校に来たこともないのに、なぜか進級でき、校長直々に成績を管理されている。
面倒事はまっぴらな滝だが、鈴木が実家にあるAVをくれると言うので、その話を引き受けることにした。
佐藤の自宅へと一人で向かうと、案の定オートロックの家を開けてくれはしなかったが、事故でなんとか佐藤のもとへ行くことができた。
そこで初めて見た衝撃の佐藤の姿が―。
説得させるつもりが、エネルギー40%のモットーを破り、膨大なエネルギーを使い、問題児である佐藤に本気でキレた。
泣かせてしまって若干の罪悪感を残すのだが、翌日佐藤は制服を着て滝の前に現れた。
学校に行くことができたのはよかったが、佐藤は緊張したときに出てしまう癖があって―。
めんどくさいことが嫌いな滝の毎日を狂わせる、佐藤をはじめキャラの濃い教職員たちによって繰り広げられる物語が開幕―!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-20 18:14:19
8074文字
会話率:65%
七ヶ月間のリアルな話です。
たまたま失恋したとき慰めてくれた彼は私の隣に並ぶことはありません。
七ヶ月間の片思いです。
いろいろなことがありました。
愛してくれていると勘違いし
自分を見てくれていると自惚れをし
相手が嫌がっている
のに愛し続けた、そんな私の話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-22 00:53:11
970文字
会話率:31%
※昔どこかに投稿したような気がするんだけど良く覚えていません。
大人を嫌っており、大人になるのを嫌がっている「僕」は、子供が大人に成るための儀式「立志式」の前日に、大人に成る前に死んだ親友薫の事を回想する。薫とその妹の百合子と一緒に登った
「お山」の怖い記憶。そして、今日「僕」と百合子は大人になる。立志式の夜、僕たちは大人になる。薫の嫌っていた大人に……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-03 11:19:48
16626文字
会話率:16%